216 / 2,518
第216話 戻ってきた日常
しおりを挟む
ヴローツマインのダンジョン攻略をしてから一週間が過ぎていた。今俺たちがいるのはディストピアだ。攻略してからヴローツマインで一泊してディストピアへ帰ってきている。ここまで長丁場の遠征は初めてだったのでだいぶ疲れた感じがして、三日ほど休息にあてていた。
休息が終わり自分たちがいなかった間に起こった変化を確認することにした。まずは魚人たちの様子を見に島へ向かった。
ダンジョンに潜っている間に少しずつ、紙の品質があがっていると聞いていたので少し楽しみだったのだ。特に削りカスから作る予定の量産和紙は、できる限り品質が高くなっているとこちらとしては助かるのだ。
商品として売りに出す予定なので品質がいいにこしたことはないのだ。作り方も広めるつもりはないので、量産といえど手作りなので数に限界が出てくるな。他の地方にいる魚人も引き込めないかな? いるのか?
島について魚人の奥さん方に誘導されながら和紙製造ダンジョンへ入っていく。ひんやりするが寒さに強いというより暑さに弱い魚人の方たちは、休憩時間や休みの日によく利用しているようだ。地下から各家庭に冷気とか送り出せたらいいな。ダンジョンクーラー! みたいな? 感じで魚人たちが喜びそうだ。
和紙が干されているところに向かうと、厚さに均一があまり見られなかった和紙が見た範囲では厚さに差があるように見えなかった。触ればなんとなくわかるがそれもこの世界の紙に比べれば誤差の範囲だ!
ダンジョン産の繊維やコウゾから作った和紙はどうしたのか聞くと、技術もないのに高級品を使って練習する必要はないってことで、品質が劣化しない部屋をノーマンに頼んで作ってもらったそうだ。いつでも漉ける様に準備しているらしい。
「そういえば、他の魚人の集落とかと付き合いってどうなんですか?」
「私たちは海の中でなら行動範囲が広いので、それなりに付き合いはありましたけど、今はここに来ているので付き合いはないですね。あんなことが無ければここへ来ようと考える人も少なかったでしょうし……」
「あ~あのオーク神官か、助けてやったのに剣を向けたんだもんな。魚人ももっと増えればと思いましたがそういうわけにはいかなそうですね」
「それなのですが、もし来たいという人がいれば連れてきてもいいですか? 嫁いで行ったり嫁がれてきた人たちの家族もいますので、ここの生活を知ったら来てもらいたいと思うようになった人が多くて、どうでしょうか?」
「きちんと報告してくれれば問題ないですよ。ただこの街のルールに従わなかった場合はそれなりの処罰があることはしっかりと言い含めてくださいね。俺たちは他の種族との懸け橋として存在しているので、公平にものを判断しますのでどこかを贔屓することは、無いとだけご理解いただければと思います」
「わかりました。今日の夜にでも長を含めて相談させてもらいます。しばらくすれば結論が出ますのでその時にまたお伝えしますね」
「了解です。和紙の量産の目途が立ったら試験的に、グレッグとヴローツマインで売りに出しますので、その時はよろしくお願いします」
うむうむ、和紙の量産は問題なさそうだな。レベルが上がってきて装備も充実してきているみたいだから、いい感じになってるね~レベルが上がったからって、反乱みたいなの起こされたらたまったもんじゃないけど、正直魚人達では俺達の相手にならないからいっか。
一応監視はしておこうか。新しい人が増えたらどうなるかわからないし。
次はっと、鬼人の方たちの様子を見にダンジョンへ向かう。これは街に開放している三つのダンジョンではなく、ダンジョンINダンジョンの方だ。あそこに訓練用のダンジョンを作成して、隠密のスキルを強化しているようだ。
もちろんダンジョンに潜ってレベルをあげたり装備を充実したりしている。装備作成はドワーフのジジイ共に協力してもらっているようだ。
そういえばドワーフのジジイが確か十人程だったはずなのに、いつの間にか四十人に増えていた。特に昔懐かしいドワーフは、分裂したのではと思うようなそっくりさんだったので、分身でも覚えたのかと思ったくらいだ。
まぁドワーフは基本仕事さえできれば他の事に執着しないというより、没頭するみたいで身の回りの事は気にしなくなるみたいだしな。特に来られて困る種族ではないのでむしろ歓迎なのだが、酒の消費量が増えた。
「お! リュウじゃないか。探したぞ。最近の様子はどうだい?」
「シュウ殿、お久しぶりです。この訓練施設を作ってもらったおかげで、スキルのLvが効率的にあげれるようになりましたね。そもそもスキルの概念がなかった自分たちには眉唾物でしたが、とても充実しています。
他には、何人か身ごもりました。安心して生活できる場所っていうのはそれだけで宝ですね。何年ぶりの子供でしょうか? 嬉しい限りです。以前お話を受けていたグレッグの件ですが、問題なさそうです。
拠点になる商会も領主館もあって、動きやすいようにいくつか家まで用意してもらえるみたいなので、私たちは情報収集ではなく、どちらかといえば暗部的な扱いだと理解していますので、今のところ人の街で情報を集めるのでなければ何の問題もなさそうです」
本当に人間が怖いんだな。おそらく自分たちの方が強くてもトラウマ的な精神に刻まれた傷には関係ないんだろうな。だからと言って、暗殺を任せるのもな……要人とかでなく、街の闇に巣くう悪を倒すって意味だけどね。
という話は何度もしたのだけど、自分たちの意思でそうすると決めたので、汚れ仕事は任せてほしいと言われている。それに善良な人を殺そうとは思わないが、悪人なら俺たちの捌け口になってもらう……という黒い感情も併せ持っていた。
人間に対する復讐に近い何かなのだろうか? 表の戦争は俺たちが引き受ければいいわけだしな。
というか、自分たちでダンジョンに潜ればそれなりに稼げるんだから、暗部なんてやる必要ないのにな。
「子供ができたんだ、この街で新たな命が生まれるのはいいことだな。グレッグの件は今すぐ何かをすることはないから、必要なときに声をかける形でいいかな?」
「了解です」
問題は何もなさそうだな。すこぶる順調。
次に、リンドが連れてきたダンジョン地下道の砦を守る人材の確認だな。
「お? 主殿。こいつらリンドが連れてきただけあってやはり有能だな。娘たちにはまだ及ばないが、中央に近い騎士団でも持ってこなければ、おそらく倒せんだろうくらいには強いぞ。
それに魔法もある程度使えるようになったし弓も問題ない。砦の形次第だが、破棄するにしても守るにしても死ぬ可能性は少なくなったと思うぞ」
あって早々にガルドから報告を受けた。守る事を中心としているようで、大盾と槍、弓、魔法と拠点防衛で有用な手札を中心にそろえているようだった。一応リビングアーマーも設置するし、魔法を使える魔物か広範囲殲滅兵器を考えるか?
「近いうちに砦を作る予定だからそしたら配備お願いね。シフトを組んで、ディストピアでの休息日は自由にしていいように伝えておいて。念願の鍛冶場も作るように爺様方に言っておくから。中の調整は自分たちでするようにって伝えておいて」
「了解した。そろそろ眷属の召喚でもしておきます」
うんうん、順調にいろいろ進んでいてうれしい限りだな。ジャルジャンの方もその内話をつけに言っておかないとな。あっちには貸しもあるしヴローツマインの竜騎士の件もあるから大丈夫だろう。
問題となるのは中立都市じゃなくて隣接している三大国だろうな~聖国の方はあの宗教をどうにかしなきゃいけないし、王国は国王をボコりたいしな。帝国は、攻めてこなければ特に何もないからいいか?
実力主義ってくらいだしな。ただグレックに攻め込まれないように隣町までの広域を掌握してるから発見してからの行動でも問題ないだろう。
うーむ、いつになったら俺が考えなくてもいい日が来るのだろうか? 各種族の繋ぎや名産の事等を自分でやっている限りはのんびりできる日が来ないと理解できていないシュウであった。
休息が終わり自分たちがいなかった間に起こった変化を確認することにした。まずは魚人たちの様子を見に島へ向かった。
ダンジョンに潜っている間に少しずつ、紙の品質があがっていると聞いていたので少し楽しみだったのだ。特に削りカスから作る予定の量産和紙は、できる限り品質が高くなっているとこちらとしては助かるのだ。
商品として売りに出す予定なので品質がいいにこしたことはないのだ。作り方も広めるつもりはないので、量産といえど手作りなので数に限界が出てくるな。他の地方にいる魚人も引き込めないかな? いるのか?
島について魚人の奥さん方に誘導されながら和紙製造ダンジョンへ入っていく。ひんやりするが寒さに強いというより暑さに弱い魚人の方たちは、休憩時間や休みの日によく利用しているようだ。地下から各家庭に冷気とか送り出せたらいいな。ダンジョンクーラー! みたいな? 感じで魚人たちが喜びそうだ。
和紙が干されているところに向かうと、厚さに均一があまり見られなかった和紙が見た範囲では厚さに差があるように見えなかった。触ればなんとなくわかるがそれもこの世界の紙に比べれば誤差の範囲だ!
ダンジョン産の繊維やコウゾから作った和紙はどうしたのか聞くと、技術もないのに高級品を使って練習する必要はないってことで、品質が劣化しない部屋をノーマンに頼んで作ってもらったそうだ。いつでも漉ける様に準備しているらしい。
「そういえば、他の魚人の集落とかと付き合いってどうなんですか?」
「私たちは海の中でなら行動範囲が広いので、それなりに付き合いはありましたけど、今はここに来ているので付き合いはないですね。あんなことが無ければここへ来ようと考える人も少なかったでしょうし……」
「あ~あのオーク神官か、助けてやったのに剣を向けたんだもんな。魚人ももっと増えればと思いましたがそういうわけにはいかなそうですね」
「それなのですが、もし来たいという人がいれば連れてきてもいいですか? 嫁いで行ったり嫁がれてきた人たちの家族もいますので、ここの生活を知ったら来てもらいたいと思うようになった人が多くて、どうでしょうか?」
「きちんと報告してくれれば問題ないですよ。ただこの街のルールに従わなかった場合はそれなりの処罰があることはしっかりと言い含めてくださいね。俺たちは他の種族との懸け橋として存在しているので、公平にものを判断しますのでどこかを贔屓することは、無いとだけご理解いただければと思います」
「わかりました。今日の夜にでも長を含めて相談させてもらいます。しばらくすれば結論が出ますのでその時にまたお伝えしますね」
「了解です。和紙の量産の目途が立ったら試験的に、グレッグとヴローツマインで売りに出しますので、その時はよろしくお願いします」
うむうむ、和紙の量産は問題なさそうだな。レベルが上がってきて装備も充実してきているみたいだから、いい感じになってるね~レベルが上がったからって、反乱みたいなの起こされたらたまったもんじゃないけど、正直魚人達では俺達の相手にならないからいっか。
一応監視はしておこうか。新しい人が増えたらどうなるかわからないし。
次はっと、鬼人の方たちの様子を見にダンジョンへ向かう。これは街に開放している三つのダンジョンではなく、ダンジョンINダンジョンの方だ。あそこに訓練用のダンジョンを作成して、隠密のスキルを強化しているようだ。
もちろんダンジョンに潜ってレベルをあげたり装備を充実したりしている。装備作成はドワーフのジジイ共に協力してもらっているようだ。
そういえばドワーフのジジイが確か十人程だったはずなのに、いつの間にか四十人に増えていた。特に昔懐かしいドワーフは、分裂したのではと思うようなそっくりさんだったので、分身でも覚えたのかと思ったくらいだ。
まぁドワーフは基本仕事さえできれば他の事に執着しないというより、没頭するみたいで身の回りの事は気にしなくなるみたいだしな。特に来られて困る種族ではないのでむしろ歓迎なのだが、酒の消費量が増えた。
「お! リュウじゃないか。探したぞ。最近の様子はどうだい?」
「シュウ殿、お久しぶりです。この訓練施設を作ってもらったおかげで、スキルのLvが効率的にあげれるようになりましたね。そもそもスキルの概念がなかった自分たちには眉唾物でしたが、とても充実しています。
他には、何人か身ごもりました。安心して生活できる場所っていうのはそれだけで宝ですね。何年ぶりの子供でしょうか? 嬉しい限りです。以前お話を受けていたグレッグの件ですが、問題なさそうです。
拠点になる商会も領主館もあって、動きやすいようにいくつか家まで用意してもらえるみたいなので、私たちは情報収集ではなく、どちらかといえば暗部的な扱いだと理解していますので、今のところ人の街で情報を集めるのでなければ何の問題もなさそうです」
本当に人間が怖いんだな。おそらく自分たちの方が強くてもトラウマ的な精神に刻まれた傷には関係ないんだろうな。だからと言って、暗殺を任せるのもな……要人とかでなく、街の闇に巣くう悪を倒すって意味だけどね。
という話は何度もしたのだけど、自分たちの意思でそうすると決めたので、汚れ仕事は任せてほしいと言われている。それに善良な人を殺そうとは思わないが、悪人なら俺たちの捌け口になってもらう……という黒い感情も併せ持っていた。
人間に対する復讐に近い何かなのだろうか? 表の戦争は俺たちが引き受ければいいわけだしな。
というか、自分たちでダンジョンに潜ればそれなりに稼げるんだから、暗部なんてやる必要ないのにな。
「子供ができたんだ、この街で新たな命が生まれるのはいいことだな。グレッグの件は今すぐ何かをすることはないから、必要なときに声をかける形でいいかな?」
「了解です」
問題は何もなさそうだな。すこぶる順調。
次に、リンドが連れてきたダンジョン地下道の砦を守る人材の確認だな。
「お? 主殿。こいつらリンドが連れてきただけあってやはり有能だな。娘たちにはまだ及ばないが、中央に近い騎士団でも持ってこなければ、おそらく倒せんだろうくらいには強いぞ。
それに魔法もある程度使えるようになったし弓も問題ない。砦の形次第だが、破棄するにしても守るにしても死ぬ可能性は少なくなったと思うぞ」
あって早々にガルドから報告を受けた。守る事を中心としているようで、大盾と槍、弓、魔法と拠点防衛で有用な手札を中心にそろえているようだった。一応リビングアーマーも設置するし、魔法を使える魔物か広範囲殲滅兵器を考えるか?
「近いうちに砦を作る予定だからそしたら配備お願いね。シフトを組んで、ディストピアでの休息日は自由にしていいように伝えておいて。念願の鍛冶場も作るように爺様方に言っておくから。中の調整は自分たちでするようにって伝えておいて」
「了解した。そろそろ眷属の召喚でもしておきます」
うんうん、順調にいろいろ進んでいてうれしい限りだな。ジャルジャンの方もその内話をつけに言っておかないとな。あっちには貸しもあるしヴローツマインの竜騎士の件もあるから大丈夫だろう。
問題となるのは中立都市じゃなくて隣接している三大国だろうな~聖国の方はあの宗教をどうにかしなきゃいけないし、王国は国王をボコりたいしな。帝国は、攻めてこなければ特に何もないからいいか?
実力主義ってくらいだしな。ただグレックに攻め込まれないように隣町までの広域を掌握してるから発見してからの行動でも問題ないだろう。
うーむ、いつになったら俺が考えなくてもいい日が来るのだろうか? 各種族の繋ぎや名産の事等を自分でやっている限りはのんびりできる日が来ないと理解できていないシュウであった。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる