213 / 2,518
第213話 知りたくない事実
しおりを挟む
部屋にいる三十匹のミスリルゴーレムとドールを見ながらふと思う。さっきのBOSS戦で関節技が弱点だと気付かなければ、一階降りるだけでも相当な労力を支払うことになったのではないだろうか?
実際ミスリル系はタフだったのだ。七十階で発見した挟撃を使ってもこの部屋を殲滅するのに三十分はかかるだろう。
この階では、従魔のウルフ系とハクが特にやばかった。俺達の場合は、組む⇒転ばす⇒関節をキメるの三工程をふんで腕や足をもぐのだ。スキルがあってそれなりに柔術が使えるが、立ったまま関節をキメてもぎとる器用なまねはできない。
それに対してウルフ系とハクは噛みつく⇒デスロール(ワニが獲物にかみついてクルクル回る極悪な技)の二工程でもいでいくのだ。しかも俺達が組んで倒す前にはもぎとっているのだから凶悪この上ない。余計な知識を身に着けてしまったものだ。
俺も四肢のどこかにかみつかれれば勝てないな。最近、三幼女がかわいいせいか、俺をかまってくれなくて冷たくすることがあるけど。反乱を起こされる前に優しくしよう。シュウに召喚された従魔たちは精神支配されたとしても、召喚者であるシュウを襲う事はないのだがシュウはそれを知らない。
蹂躙劇をながめながらそんなことを考えていると、三十体のゴーレムたちがドロップに変わっていた。ちなみにゴーレムの討伐部位と呼ばれるものは無く、インゴットという形でドロップされる。
クレイやロックならその素材がドロップとなる。インゴットといってもサイズが違っており、大きくなればなるほどレアドロップという事になるそうだ。なので俺が倒すと十匹に一個は、最大のインゴットになるようだ。
しばらく探索して気づいたが、部屋のサイズで錯覚していたのだろう。明らかにこれまでの九十階までとは違う規模のダンジョンになっていた。簡単に言うとサイズが倍くらいになっているのだ。面積ではなく一辺がである。
という事は面積が四倍になっているという事だ。探索に時間がかかるじゃねえか! 探索だけで下手したら四倍時間がかかるってことだ。敵も多いから一階一階の探索に五から六時間は平気でかかることになる。頭が痛くなってきた。
一時間ほど進んだところで袋小路の部屋についたので、殲滅してから野営の準備をすることにした。
部屋のサイズを正確に把握しているネルにも話を聞くと俺と同じ結論にたどり着いていた。等倍縮尺の手書き地図をみて明らかに大きくなっているのがわかったのだ。一枚でおさめていたのがはみ出して複数枚の地図を繋げているから明らかだった。
「いや~明らかにデカくなってるね。関節技が有効だって気付かなかったら、悲惨な状況だったね。それでもこのサイズの階になると、一日に一から二階が限度だろうね。無理せずに進んでいくことにしよっか。今日のご飯は何かな。久々にカレーが食いたくなってきたな~」
俺のセリフを聞いた娘たちが、ガタッと立ち上がるとキッチンコンテナに入っていく。しばらくすると出てきた。しまったな。これは失言したかな。みんなの出してくれる料理は、なんでも美味いけどポロっと懐かしい味が食べたくなっちゃったんだよな。キッチンの娘たちごめんね。
食事ができたようでご飯が運ばれてくる。懐かしい香りもあるが、何か覚えのない香りも漂っている。何種類かカレーを作った様だ。他にもチキンティッカやタンドリーチキン、サラダのドレッシングにはインドやネパール風な味付けのされたものができた。
家の近くにあった美味しいカレー料理屋のカレーと似た味のするチキンカレーにナンもついていた。前にちょっと小話でそういったカレーもおいしかったって、一回いっただけなのに既に完成させてたのか。
しかも俺の好きなチーズ入りのナンを焼くあたり気合が入っているな。あれ? このナンどうやって焼いたんだ? 専用の窯で焼いたような形してるけど、誰かが持ち込んでいたってことか?
カレーライスもインドカレーもナンもサラダも美味かった……満足じゃ。しかも飲み物もマンゴーラッシー(マンゴーとヨーグルト等をベースに作られる飲み物)まで準備していた。俺が好きだったメニューの組み合わせだ。ちょっと日本の事を思い出して涙が出そうになってきた。
「ご主人様!? 美味しくありませんでしたか?」
ピーチにすごい勢いで心配された。
「そうじゃないよ、昔にちょっと話したことを覚えてくれていて、しかも味を再現してくれたんだよね。多分シルキーたちが中心になって、俺好みの味に仕上げてくれたんだよね。それで昔の事思い出しちゃったらちょっとね」
そういうと娘たちやカエデ、ミリー、レイリーが悲痛な顔をした。みんなには俺がどういう存在で、どこから来たのかは話しているのでみんな思うとこがあるのだろう。
「でもね、今はこんなにいい仲間たち、違うな、家族といってもいいみんなと一緒にいられることが嬉しいよ。向こうにいたら体験できなかった事を、色々体験できてるしね。殺されかけたりもしたけどね。おっと、お前たちも家族だよ」
話をしていると頭の上にハク、両肩にコウとソウが来て耳を舐めだす。後ろからギンとクロのフスンっという鼻息がかかり、足元にはスライムたちが群がっていた。こういうときばっかごますってくるんだから……でもかわいいなお前たち! わしゃわしゃしちゃうぞ!
ハクやコウ、ソウは喜んでいるがクロとギンに手を伸ばすと、不意に離れて三幼女の方へ向かっていった。撫でてもらっているとこちらをちらりと見てフスンっと鼻を鳴らした。こいつら、今ばかにしたな!
「クロとギン、ちょっと話があるこちらに来なさい!」
「「「ご主人様! 虐めちゃダメなの!」」」
「え!? ごめん……」
三幼女に叱られて謝るとまたもフスンっと鼻を鳴らしやがった!
「こらクロとギンも怒るよ!」
ネルに怒られて二匹はしょんぼりしていた。目が合い、何かが通じた気がした。
時間は流れダンジョン十一日目。
現在九十五階……八・九・十日目で四階しかダンジョンを踏破できていないことになる。しかも質の悪い事に今までが逆ピラミッドだったのに対して九十一階からは、ピラミッド状に下に行けば行くほど面積が大きくなっていたのだ。
九十四階で九十一階より二倍ほど面積が広がっていた。敵の数も増えるし時間はかかる。おかげでミスリルはゲットし放題だけどな! もうね、使いたい放題ってくらいに手に入ってるからどう使うか困るな。
そろそろ俺もミスリルでなんか作ってみるかな。鍛冶とクリエイトゴーレムでなんかいいものができるかもしれないしな! ドワーフのジジイ共にも金属の打ち方習うか? 酒とつまみにミスリルにオリハルコン渡せば喜んで教えてくれそうだしな。
ジジイ共でもオリハルコンの武具はなかなか成功しないっていうから、楽しみだな。クリエイトゴーレムだと作る時にエンチャントすることができないからな。魔核使って付与というか代用はできるけど劣化品でしかないからな。
さて残り六階頑張っていこうか……
実際ミスリル系はタフだったのだ。七十階で発見した挟撃を使ってもこの部屋を殲滅するのに三十分はかかるだろう。
この階では、従魔のウルフ系とハクが特にやばかった。俺達の場合は、組む⇒転ばす⇒関節をキメるの三工程をふんで腕や足をもぐのだ。スキルがあってそれなりに柔術が使えるが、立ったまま関節をキメてもぎとる器用なまねはできない。
それに対してウルフ系とハクは噛みつく⇒デスロール(ワニが獲物にかみついてクルクル回る極悪な技)の二工程でもいでいくのだ。しかも俺達が組んで倒す前にはもぎとっているのだから凶悪この上ない。余計な知識を身に着けてしまったものだ。
俺も四肢のどこかにかみつかれれば勝てないな。最近、三幼女がかわいいせいか、俺をかまってくれなくて冷たくすることがあるけど。反乱を起こされる前に優しくしよう。シュウに召喚された従魔たちは精神支配されたとしても、召喚者であるシュウを襲う事はないのだがシュウはそれを知らない。
蹂躙劇をながめながらそんなことを考えていると、三十体のゴーレムたちがドロップに変わっていた。ちなみにゴーレムの討伐部位と呼ばれるものは無く、インゴットという形でドロップされる。
クレイやロックならその素材がドロップとなる。インゴットといってもサイズが違っており、大きくなればなるほどレアドロップという事になるそうだ。なので俺が倒すと十匹に一個は、最大のインゴットになるようだ。
しばらく探索して気づいたが、部屋のサイズで錯覚していたのだろう。明らかにこれまでの九十階までとは違う規模のダンジョンになっていた。簡単に言うとサイズが倍くらいになっているのだ。面積ではなく一辺がである。
という事は面積が四倍になっているという事だ。探索に時間がかかるじゃねえか! 探索だけで下手したら四倍時間がかかるってことだ。敵も多いから一階一階の探索に五から六時間は平気でかかることになる。頭が痛くなってきた。
一時間ほど進んだところで袋小路の部屋についたので、殲滅してから野営の準備をすることにした。
部屋のサイズを正確に把握しているネルにも話を聞くと俺と同じ結論にたどり着いていた。等倍縮尺の手書き地図をみて明らかに大きくなっているのがわかったのだ。一枚でおさめていたのがはみ出して複数枚の地図を繋げているから明らかだった。
「いや~明らかにデカくなってるね。関節技が有効だって気付かなかったら、悲惨な状況だったね。それでもこのサイズの階になると、一日に一から二階が限度だろうね。無理せずに進んでいくことにしよっか。今日のご飯は何かな。久々にカレーが食いたくなってきたな~」
俺のセリフを聞いた娘たちが、ガタッと立ち上がるとキッチンコンテナに入っていく。しばらくすると出てきた。しまったな。これは失言したかな。みんなの出してくれる料理は、なんでも美味いけどポロっと懐かしい味が食べたくなっちゃったんだよな。キッチンの娘たちごめんね。
食事ができたようでご飯が運ばれてくる。懐かしい香りもあるが、何か覚えのない香りも漂っている。何種類かカレーを作った様だ。他にもチキンティッカやタンドリーチキン、サラダのドレッシングにはインドやネパール風な味付けのされたものができた。
家の近くにあった美味しいカレー料理屋のカレーと似た味のするチキンカレーにナンもついていた。前にちょっと小話でそういったカレーもおいしかったって、一回いっただけなのに既に完成させてたのか。
しかも俺の好きなチーズ入りのナンを焼くあたり気合が入っているな。あれ? このナンどうやって焼いたんだ? 専用の窯で焼いたような形してるけど、誰かが持ち込んでいたってことか?
カレーライスもインドカレーもナンもサラダも美味かった……満足じゃ。しかも飲み物もマンゴーラッシー(マンゴーとヨーグルト等をベースに作られる飲み物)まで準備していた。俺が好きだったメニューの組み合わせだ。ちょっと日本の事を思い出して涙が出そうになってきた。
「ご主人様!? 美味しくありませんでしたか?」
ピーチにすごい勢いで心配された。
「そうじゃないよ、昔にちょっと話したことを覚えてくれていて、しかも味を再現してくれたんだよね。多分シルキーたちが中心になって、俺好みの味に仕上げてくれたんだよね。それで昔の事思い出しちゃったらちょっとね」
そういうと娘たちやカエデ、ミリー、レイリーが悲痛な顔をした。みんなには俺がどういう存在で、どこから来たのかは話しているのでみんな思うとこがあるのだろう。
「でもね、今はこんなにいい仲間たち、違うな、家族といってもいいみんなと一緒にいられることが嬉しいよ。向こうにいたら体験できなかった事を、色々体験できてるしね。殺されかけたりもしたけどね。おっと、お前たちも家族だよ」
話をしていると頭の上にハク、両肩にコウとソウが来て耳を舐めだす。後ろからギンとクロのフスンっという鼻息がかかり、足元にはスライムたちが群がっていた。こういうときばっかごますってくるんだから……でもかわいいなお前たち! わしゃわしゃしちゃうぞ!
ハクやコウ、ソウは喜んでいるがクロとギンに手を伸ばすと、不意に離れて三幼女の方へ向かっていった。撫でてもらっているとこちらをちらりと見てフスンっと鼻を鳴らした。こいつら、今ばかにしたな!
「クロとギン、ちょっと話があるこちらに来なさい!」
「「「ご主人様! 虐めちゃダメなの!」」」
「え!? ごめん……」
三幼女に叱られて謝るとまたもフスンっと鼻を鳴らしやがった!
「こらクロとギンも怒るよ!」
ネルに怒られて二匹はしょんぼりしていた。目が合い、何かが通じた気がした。
時間は流れダンジョン十一日目。
現在九十五階……八・九・十日目で四階しかダンジョンを踏破できていないことになる。しかも質の悪い事に今までが逆ピラミッドだったのに対して九十一階からは、ピラミッド状に下に行けば行くほど面積が大きくなっていたのだ。
九十四階で九十一階より二倍ほど面積が広がっていた。敵の数も増えるし時間はかかる。おかげでミスリルはゲットし放題だけどな! もうね、使いたい放題ってくらいに手に入ってるからどう使うか困るな。
そろそろ俺もミスリルでなんか作ってみるかな。鍛冶とクリエイトゴーレムでなんかいいものができるかもしれないしな! ドワーフのジジイ共にも金属の打ち方習うか? 酒とつまみにミスリルにオリハルコン渡せば喜んで教えてくれそうだしな。
ジジイ共でもオリハルコンの武具はなかなか成功しないっていうから、楽しみだな。クリエイトゴーレムだと作る時にエンチャントすることができないからな。魔核使って付与というか代用はできるけど劣化品でしかないからな。
さて残り六階頑張っていこうか……
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる