135 / 2,518
第135話 突然の訪問者
しおりを挟む
奴隷も購入し一息ついていると、
ピンポーン
俺の部屋に取り付けたチャイムが鳴る。はて? 夕食には早いしおやつはもう終わったし、何かあったのかな?
扉を開けるとシュリが部屋の前にいた。また訪問者があったので俺を呼びに来たらしい。前回の事があるから追い返そうと思ったら、この街の領主、ジャルジャンという中立都市の支配者、国王みたいなものだろうか? いい予感がしないな。
領主が待っている部屋、ヒキガエルが汚した部屋だ。娘たちに掃除させるのは嫌だったので、綺麗に流した後にDPで同じもので作り替えたよ。
「お待たせしました。この家の主、シュウです」
「突然の訪問失礼するよ。このジャルジャンの街の領主フェピー・ジャルジャンだ。今日は話したいことがあって訪問させてもらった」
「はぁ、どういった内容でしょうか?」
「あ~、私をケールみたいなごみクズと一緒にしてくれるな。こっちとしては君がボコボコにしてくれたからすっきりしたよ。一応ライチェル王国の貴族だから私が出張って捕えると角が立つが、君が被害を報告して調べる形にしたから助かってるんだよ。あんなヒキガエルの事はどうでもいいんだ」
おっと? ヒキガエルとな、気が合いそうだな。
「今日は君に聞きたいことがあってここに来たんだ。ここのメイドのお嬢さんがとてつもなく強いと聞いてな、どうやって育てたのか、もしくは何をしてそこまで強くなったのか知りたくてな。十歳にも満たない子供が、鎧を着こんだ兵士を倒したのか知りたくてな」
この質問はこの質問でめんどくさいな。適当に誤魔化せばいっか。
「あ~シェリルの事ですね。それなりに『ダンジョンで』修行をさせましたが、やはり本人のやる気におけるところが大きいのではないでしょうか? あのヒキガエルに付いてきた兵士が弱すぎたのではないですか? 自分から見ても装備で威嚇するクズの様に見えましたので」
「ふむ、あの年でダンジョンか、末恐ろしいな。確かにあのごみクズに付いてきていた兵士はカスじゃったが、あの老執事はBランクの上位の冒険者に匹敵する実力があったはずだが、それでそれなりの修行というのか?」
「あ、その老執事はここにいるシュリが無力化しました。この娘は小さい頃から戦闘訓練や実戦をしていたのですが、ある事故で足が動かなくなってしまい奴隷にされてしまい、自分が買ってダンジョンで手に入れたポーションを使って治してあげたんですよ。
今では家族の様に思っているのですが、なかなか奴隷を解除させてもらえなくて困っています。首輪はつけていても家族なんですよ」
「なるほどなるほど……となると、譲ってもらう交渉はできないってことですな」
あん? 今、譲ってとか言ったか? 仕方がなく説明してやってるのに、俺が心を痛めて話してやってんのに、譲るじゃの譲らんじゃのそんな話をわざわざしに来たんか? ヒキガエルの件を知っているなら、それが地雷だと考えんのか?
「貴様! その殺気を抑えないと叩き切るぞ!」
フェピーの後ろに控えていた兵士二人が、すぐさま主人をかばう位置に移動した。シュリも兵士たちが剣を向けているので、俺の前ににある机を蹴とばしてかばう位置に来た。
「お前ら落ち着け、今のは私の配慮ミスだ。シュウ君はシュリ君を家族だと言ったのに、譲って等と言ってしまったのが悪い、剣を下ろしなさい」
「ですが! 非礼にも殺気をフェピー様にむけt『黙りなさい』」
「うちの兵士が失礼した、許してほしい。後、私の失言も許してもらえるとありがたい」
ん? 今までの貴族? とは違うタイプの人間か? てっきり同じかと思ってしまった。
「ご主人様、家族と思ってくださるのは大変うれしいですが、少し過敏すぎるかと思います。落ち着いてください」
「あ、あぁ。すまん。フェピー殿、過剰な反応をしてしまいすいませんでした。許していただきたい」
「こちらこそ、すまなかった。話を変える意味でも本題に入っていいかな?」
「本題? ですか」
「うむ、最近この街からビスマルク男爵の街へ行く間に、盗賊が出るようになったんです。ライチェル王国側で被害にあうため、ビスマルク男爵に盗賊討伐の依頼をしたら、『私達は被害にあっていないから緊急性があるとは思えない。したがって、私が兵士を派遣する必要は見いだせない』と返信が来たのです。
調べてみると、ビスマルク男爵の言っているようにこの街の商人たちだけが、被害にあっている状況だったのです。ただ、ライチェル王国内であるためこの街から兵士を派遣できないのです。だから、戦闘能力の高いあなたたちにお願いしたいと思いまして」
「冒険者ギルドに頼んで討伐してもらえばいいのでは?」
「それがメンドクサイ事に、ライチェル王国内にいる盗賊討伐をこの街のギルドに依頼しても受理してもらえないのです。もちろんビスマルク男爵の街の冒険者ギルドに依頼を出したのですが、向こうの冒険者たちが誰も受けてくれずどうにもならないのです」
「ふ~ん、その盗賊退治をしたとして、俺たちに何のメリットがあるのかな?」
「それ相応の対価を用意するつもりですな」
「見て分かると思いますが、お金には困っていませんね。わざわざみんなを危険にさらすつもりはないですね。よくわからない事に、あの国の国王から国家反逆罪と言われて、あの国から出てきてるのに戻る理由はないですね」
「やっぱりあの話は本当だったのか。まぁ、この街は中立だから王国の言い分を聞く必要はないしな。それに、君と話してて分かったがあの国家反逆罪の罪状は嘘なんだな。『国の大事な鉱山を廃坑にしかけた』なんてありえないだろう」
「あ~そういう話になってるんだ。落盤があったからって指名依頼が入って行ってみれば、国王直属の兵士に襲われるし、落盤は人為的に起こされた形跡があったから、はめられたと思って逃げてきたんだよな。落盤が俺たちのせいにされてるのか、あの国王やっぱりいつかボコる」
「はっはっは、まぁ金では動かないと思っていたがやっぱり動かんかったか。よほどの事じゃないと依頼は無理だよね。と思って、準備してきたものがあるんだ。あれを出してもらっていいかな」
後ろに控えなおした兵士が、収納系のアイテムからだろうか? 一つの木箱を取り出した。中から出てきたものは……
腕輪ではなく、籠手? アームガード? 手首から肘までを覆う防具の様なものを出してきた。それも気になるが、兵士の装備を見ても俺が召喚して出せる収納系アイテムに見えない。何だこれ、気になるな。
「という事で出してもらったが、これが何かわかるかな? って分かるような報酬じゃ君はひかれないと思ったので、珍しい物を出させてもらったよ。ん? せっかく珍しい物持ってきたのに、兵士の方を気にしてるね」
「私たちも収納のアイテムを数多く所持してますが、そちらの兵士は収納のアイテムを装備してないから気になりましてね」
「そういう事か、実はこのおっさんは以前冒険者をしてた際に、ダンジョンで収納の宝珠という物を手に入れてゲットしたそうですよ。珍しいスキルみたいだよ、容量も大きいみたいだし重宝してるよ。
で、それはいいとして今回準備したこれだけど、変身の腕輪に隠密効果がついたものだよ。私が他の街に行くために用意していた物の一つだよ。これがあれば便利だと思ってね。これと報酬で何とか退治に行ってもらえないかな?」
スキルにも収納があるのか、違うアイテムかと思って気になったのに残念な結果だ。それにしても変身系のアイテムか、そういえば装備品にもそういったものは無かった気がするけど。
あってもおかしくないよな? なんか条件があるのかな? それともDPで召喚することはできないのかな? これはありがたいな。でも……
「確かに変身できるのは、今の俺にとってはありがたいけど、街に出入りするのって身分証がね。冒険者カードはもう役に立たないしな。そこらへんも何とかならないかな?」
「そういうと思って、一つ手段を提案させていただだきます。冒険者がダメなら違うギルドで、偽名で登録すればどうでしょうか? 収納の腕輪も馬車もお持ちですので、商人ギルドで登録してはいかがですか?
偽名って言いましたがカード何て基本的には申告制の名前で、多数のギルドに登録する人もそれなりにいるので問題ないですよ。それに、国家反逆罪は真実の瞳では調べられませんからね。国が勝手に言っているだけで、シュウ君からすれば神の認めていない罪といったところでしょうか」
ほほ~両方とも単独で登録する感じか?まぁ悪くない手だな。商人としての顔があれば色んなもの購入しまわっても怪しまれないしありだろう。神の認めていない罪……ねえ。確かにその通りだけど、神があれじゃな……
『あれって何よ!』
うっさいわ、チビ神!
「そんな方法があるんですね、それなら問題なさそうですね。とりあえず、今回の件はお引き受けいたしましょうか。ヒキガエルの親は確実にクロでしょうし、その盗賊と思われる奴らを連れてきたほうがいいか?」
「話が早くて助かる、可能なら、盗賊全員の捕縛・リーダーの捕縛・生き残り無しの皆殺し、このどれかを達成していただきたいです。かなり厳しい条件になるので、最悪ビスマルク男爵が関与している、言質だけでもあると助かる」
「了解、じゃぁこっちからは商人に偽装するための商品を、適当に見繕ってもらっていいか? 馬車一台分程あると助かる」
「了解した。明日にでも出発できるようにこっちに運び込む。よろしく頼むよ」
他のギルドに登録するっていう考えはなかったな、いい情報をもらえてよかった。この位ならやってやるか。一応ライチェル王国との境目よりちょっと手前から掌握しておくか。
ピンポーン
俺の部屋に取り付けたチャイムが鳴る。はて? 夕食には早いしおやつはもう終わったし、何かあったのかな?
扉を開けるとシュリが部屋の前にいた。また訪問者があったので俺を呼びに来たらしい。前回の事があるから追い返そうと思ったら、この街の領主、ジャルジャンという中立都市の支配者、国王みたいなものだろうか? いい予感がしないな。
領主が待っている部屋、ヒキガエルが汚した部屋だ。娘たちに掃除させるのは嫌だったので、綺麗に流した後にDPで同じもので作り替えたよ。
「お待たせしました。この家の主、シュウです」
「突然の訪問失礼するよ。このジャルジャンの街の領主フェピー・ジャルジャンだ。今日は話したいことがあって訪問させてもらった」
「はぁ、どういった内容でしょうか?」
「あ~、私をケールみたいなごみクズと一緒にしてくれるな。こっちとしては君がボコボコにしてくれたからすっきりしたよ。一応ライチェル王国の貴族だから私が出張って捕えると角が立つが、君が被害を報告して調べる形にしたから助かってるんだよ。あんなヒキガエルの事はどうでもいいんだ」
おっと? ヒキガエルとな、気が合いそうだな。
「今日は君に聞きたいことがあってここに来たんだ。ここのメイドのお嬢さんがとてつもなく強いと聞いてな、どうやって育てたのか、もしくは何をしてそこまで強くなったのか知りたくてな。十歳にも満たない子供が、鎧を着こんだ兵士を倒したのか知りたくてな」
この質問はこの質問でめんどくさいな。適当に誤魔化せばいっか。
「あ~シェリルの事ですね。それなりに『ダンジョンで』修行をさせましたが、やはり本人のやる気におけるところが大きいのではないでしょうか? あのヒキガエルに付いてきた兵士が弱すぎたのではないですか? 自分から見ても装備で威嚇するクズの様に見えましたので」
「ふむ、あの年でダンジョンか、末恐ろしいな。確かにあのごみクズに付いてきていた兵士はカスじゃったが、あの老執事はBランクの上位の冒険者に匹敵する実力があったはずだが、それでそれなりの修行というのか?」
「あ、その老執事はここにいるシュリが無力化しました。この娘は小さい頃から戦闘訓練や実戦をしていたのですが、ある事故で足が動かなくなってしまい奴隷にされてしまい、自分が買ってダンジョンで手に入れたポーションを使って治してあげたんですよ。
今では家族の様に思っているのですが、なかなか奴隷を解除させてもらえなくて困っています。首輪はつけていても家族なんですよ」
「なるほどなるほど……となると、譲ってもらう交渉はできないってことですな」
あん? 今、譲ってとか言ったか? 仕方がなく説明してやってるのに、俺が心を痛めて話してやってんのに、譲るじゃの譲らんじゃのそんな話をわざわざしに来たんか? ヒキガエルの件を知っているなら、それが地雷だと考えんのか?
「貴様! その殺気を抑えないと叩き切るぞ!」
フェピーの後ろに控えていた兵士二人が、すぐさま主人をかばう位置に移動した。シュリも兵士たちが剣を向けているので、俺の前ににある机を蹴とばしてかばう位置に来た。
「お前ら落ち着け、今のは私の配慮ミスだ。シュウ君はシュリ君を家族だと言ったのに、譲って等と言ってしまったのが悪い、剣を下ろしなさい」
「ですが! 非礼にも殺気をフェピー様にむけt『黙りなさい』」
「うちの兵士が失礼した、許してほしい。後、私の失言も許してもらえるとありがたい」
ん? 今までの貴族? とは違うタイプの人間か? てっきり同じかと思ってしまった。
「ご主人様、家族と思ってくださるのは大変うれしいですが、少し過敏すぎるかと思います。落ち着いてください」
「あ、あぁ。すまん。フェピー殿、過剰な反応をしてしまいすいませんでした。許していただきたい」
「こちらこそ、すまなかった。話を変える意味でも本題に入っていいかな?」
「本題? ですか」
「うむ、最近この街からビスマルク男爵の街へ行く間に、盗賊が出るようになったんです。ライチェル王国側で被害にあうため、ビスマルク男爵に盗賊討伐の依頼をしたら、『私達は被害にあっていないから緊急性があるとは思えない。したがって、私が兵士を派遣する必要は見いだせない』と返信が来たのです。
調べてみると、ビスマルク男爵の言っているようにこの街の商人たちだけが、被害にあっている状況だったのです。ただ、ライチェル王国内であるためこの街から兵士を派遣できないのです。だから、戦闘能力の高いあなたたちにお願いしたいと思いまして」
「冒険者ギルドに頼んで討伐してもらえばいいのでは?」
「それがメンドクサイ事に、ライチェル王国内にいる盗賊討伐をこの街のギルドに依頼しても受理してもらえないのです。もちろんビスマルク男爵の街の冒険者ギルドに依頼を出したのですが、向こうの冒険者たちが誰も受けてくれずどうにもならないのです」
「ふ~ん、その盗賊退治をしたとして、俺たちに何のメリットがあるのかな?」
「それ相応の対価を用意するつもりですな」
「見て分かると思いますが、お金には困っていませんね。わざわざみんなを危険にさらすつもりはないですね。よくわからない事に、あの国の国王から国家反逆罪と言われて、あの国から出てきてるのに戻る理由はないですね」
「やっぱりあの話は本当だったのか。まぁ、この街は中立だから王国の言い分を聞く必要はないしな。それに、君と話してて分かったがあの国家反逆罪の罪状は嘘なんだな。『国の大事な鉱山を廃坑にしかけた』なんてありえないだろう」
「あ~そういう話になってるんだ。落盤があったからって指名依頼が入って行ってみれば、国王直属の兵士に襲われるし、落盤は人為的に起こされた形跡があったから、はめられたと思って逃げてきたんだよな。落盤が俺たちのせいにされてるのか、あの国王やっぱりいつかボコる」
「はっはっは、まぁ金では動かないと思っていたがやっぱり動かんかったか。よほどの事じゃないと依頼は無理だよね。と思って、準備してきたものがあるんだ。あれを出してもらっていいかな」
後ろに控えなおした兵士が、収納系のアイテムからだろうか? 一つの木箱を取り出した。中から出てきたものは……
腕輪ではなく、籠手? アームガード? 手首から肘までを覆う防具の様なものを出してきた。それも気になるが、兵士の装備を見ても俺が召喚して出せる収納系アイテムに見えない。何だこれ、気になるな。
「という事で出してもらったが、これが何かわかるかな? って分かるような報酬じゃ君はひかれないと思ったので、珍しい物を出させてもらったよ。ん? せっかく珍しい物持ってきたのに、兵士の方を気にしてるね」
「私たちも収納のアイテムを数多く所持してますが、そちらの兵士は収納のアイテムを装備してないから気になりましてね」
「そういう事か、実はこのおっさんは以前冒険者をしてた際に、ダンジョンで収納の宝珠という物を手に入れてゲットしたそうですよ。珍しいスキルみたいだよ、容量も大きいみたいだし重宝してるよ。
で、それはいいとして今回準備したこれだけど、変身の腕輪に隠密効果がついたものだよ。私が他の街に行くために用意していた物の一つだよ。これがあれば便利だと思ってね。これと報酬で何とか退治に行ってもらえないかな?」
スキルにも収納があるのか、違うアイテムかと思って気になったのに残念な結果だ。それにしても変身系のアイテムか、そういえば装備品にもそういったものは無かった気がするけど。
あってもおかしくないよな? なんか条件があるのかな? それともDPで召喚することはできないのかな? これはありがたいな。でも……
「確かに変身できるのは、今の俺にとってはありがたいけど、街に出入りするのって身分証がね。冒険者カードはもう役に立たないしな。そこらへんも何とかならないかな?」
「そういうと思って、一つ手段を提案させていただだきます。冒険者がダメなら違うギルドで、偽名で登録すればどうでしょうか? 収納の腕輪も馬車もお持ちですので、商人ギルドで登録してはいかがですか?
偽名って言いましたがカード何て基本的には申告制の名前で、多数のギルドに登録する人もそれなりにいるので問題ないですよ。それに、国家反逆罪は真実の瞳では調べられませんからね。国が勝手に言っているだけで、シュウ君からすれば神の認めていない罪といったところでしょうか」
ほほ~両方とも単独で登録する感じか?まぁ悪くない手だな。商人としての顔があれば色んなもの購入しまわっても怪しまれないしありだろう。神の認めていない罪……ねえ。確かにその通りだけど、神があれじゃな……
『あれって何よ!』
うっさいわ、チビ神!
「そんな方法があるんですね、それなら問題なさそうですね。とりあえず、今回の件はお引き受けいたしましょうか。ヒキガエルの親は確実にクロでしょうし、その盗賊と思われる奴らを連れてきたほうがいいか?」
「話が早くて助かる、可能なら、盗賊全員の捕縛・リーダーの捕縛・生き残り無しの皆殺し、このどれかを達成していただきたいです。かなり厳しい条件になるので、最悪ビスマルク男爵が関与している、言質だけでもあると助かる」
「了解、じゃぁこっちからは商人に偽装するための商品を、適当に見繕ってもらっていいか? 馬車一台分程あると助かる」
「了解した。明日にでも出発できるようにこっちに運び込む。よろしく頼むよ」
他のギルドに登録するっていう考えはなかったな、いい情報をもらえてよかった。この位ならやってやるか。一応ライチェル王国との境目よりちょっと手前から掌握しておくか。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる