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第94話 もう戦争がおわた
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天幕が完成して、騎士団の方達を天幕の中へ誘導する。十二名いたうちの三名が俺と一緒に入ってきた。残りの九名は天幕の外で待機して、戦争の続きをさせないために監視をするとのことだった。
元の世界なら九名で武器・防具がないとはいえ一五〇〇人以上を相手にして勝てるわけないと思っていただろうが、みんなの蹂躙劇を見てしまえば、それが不可能でない事を嫌でも理解できる。俺だってできるしな。
今ここに来ている騎士団の人間は、全員レベルが一五〇を超えていて、装備もランクの高い物を装備しているので、雑兵が何人いようと関係ないだろう。
「お話するのはちょっとお待ちいただいていいですか? 飲み物を準備いたしますので、少しお待ちください」
俺の言葉を聞いて、ピーチが俺とカエデとレイリー、騎士団の三人がいるテーブルにお湯と紅茶の茶葉、砂糖、ミルクを持ってきた。目の前で慣れた手つきでピーチは紅茶を入れ始める。次第に紅茶のいい香りがしてくる。
騎士団の三人は初めて嗅いだ香りの為か少し困惑している様子だった。ピーチが紅茶を入れている間に他の娘たちは、軽食の準備を始めていた。
簡単に食べれるようにということでサンドイッチを準備しているようだ。オニギリでもいいのではと思ったけど、俺以外は食べ慣れていないから嫌がる可能性が高いので、サンドイッチになったようだ。
サンドイッチの具材は、ハムとレタスにマヨネーズソース、タマゴ、生ハムオンリーの沢山入っているもの、カツサンド等色々なタイプを用意していた。それが目の前に出てくると、騎士団の方達は目を丸くしていた。
「つかぬことをお聞きしますが、シュウ殿。あなたたちの食事は、野営の時でもこのような豪華なものを食べていらっしゃるのですか?」
「ん~これは軽食なので豪華かどうかと聞かれると普通ですかね」
娘たちの実力も見せつけているので、いまさら自重する必要もないと思いこういった発言をしている。
「我々と同等の強さを持っている娘たちが、メイドの真似事ですか……」
この言葉にピーチが反応してしまう。
「横からすいません。私たちはメイドの真似事ではありません。メイドが本職なのです。戦闘に関しては、メイドとしてご主人様をお守りするために身につけたにすぎません。そこらへんは誤解のないようにお願いいたします」
あれ? そうだったっけ? 護衛のために確か買ったはずだったんだけどな。メイドについてはついででよくて、戦闘についてこれない娘が専属になる予定だったんだけどな。俺の気のせいか?
「っ!! それだけの戦闘能力があるのにメイドが本職とは……君たちがよければ、奴隷という立場から解放してあげるから、私たちの騎士団に来ないか?」
娘たちを勧誘しようと発言した瞬間、全員の視線が集中して殺気が充満した。天幕の中にいる三名は冷や汗を流し、天幕の外にいた九名は慌てて天幕の中に武器を構えて突入してきた……が、全員が娘たちに抑えられていた。
そりゃそうだレベルでは同じくらいしかなく、娘たちの方が数も多く全員が体術・柔術・捕縛等のスキルが軒並みLv十なのだから相手になるわけがないのだ。でもこの状況は良くないな、
「みんな落ち着いて、殺気を抑えてくれないか? 後、騎士団の方たちを放してくれ」
俺の指示を受けると、騎士団の人たちを解放するが殺気は一向に収まる様子がなかった。俺が声を出そうとする前にピーチが先に口を開いていた。
「始めに言っておきますが、私たちは望んでご主人様の奴隷でいるのです。ご主人様はことあるごとに、私たちを解放すると言ってくださいますが、私たちがそれを拒否しているのです。ご主人様の奴隷でいる事に誇りを持っているのです。無粋な勘繰りで私たちの意思を、踏みにじらないでいただきたいです」
「……本当に申し訳なかった。この度の話は無かったことにしていただきたい。お前たちも外に戻っていい」
その発言を聞くと、今までの事が嘘だったかのように殺気が霧散した。みんなはいつもの素敵な笑みにもどり、外の騎士団の方たちにも軽食を準備し始めた。
「失礼いたしました。ですが、あの娘たちの事を想像で、勝手な判断をしないでいただきたい。今回は見なかったことにしますが、今度みんなが怒るような発言があった際には、私も容赦いたしませんのでご了承ください」
「君たちは、王国に弓をひくというのか? 流石に国を敵に回して無事にいられるわけないだろう?」
「それは、あなたたちの対応次第だと思いますよ。確かに国全体が敵になるなら、勝機は無いでしょうね? でもそれならこの国から逃げればいいだけですからね」
「確かにこの国から出て行けば、我々だって追う事はできないですからな。ですが、この発言は不敬ですぞ、さすがに撤回していただかないと、といっても私たちの発言がもとでしたね。そしてなかったことにしてくれとお願いしている以上、今回のこの話もなかったことにするべきですね。では、そろそろ本題に入ってもよろしいでしょうか?」
話を始めようとしたところに、天幕の外から大きな声が聞こえてきた。どうやら馬鹿貴族どもが解放しろと騒いでいるようだった。
「話を中断して済まない。対応をしてくるので少々お待ちいただけないだろうか?」
「俺たちが出ていくのはまずいか? 貴族たちの様子を自分も見てみたいと思うのだが?」
「今回の戦争の勝者なのですから、何の問題もありませんよ」
騎士団の人たちについて天幕を出ると、レイリーとカエデの他、ピーチと興味を示したシェリルとエレノアがついてきた。エレノアはピーチに言われて収納の腕輪から今回使った自分の武器を取り出していた。
威嚇のつもりだろうか? 一部の兵士たちがシェリルとエレノアの姿をみるなり、ガタガタと震えだした。さすがに蹂躙された相手が自分の娘でもおかしくない年齢の子なら、恐怖も倍増するのではないだろうか?
「「きさま早くこの縄をほどけ! でないと戦争に負けてしまうではないか!」」
おっと、貴族どもは自分たちがまけたことにまだ気付いていないのか?
「もう戦争は終わっています。今回の勝者はシュウ殿です。あなた方は負けたのです。これ以上無様をさらすのはやめてください。自分たちがさらに不利になるだけですよ」
「「貴様! 貴族である俺(自分)を侮辱するのか! 叩き切ってやるぞ!」」
こいつらよくシンクロするな。仲いいんじゃねえのか?
「発言を控えろ! 我々は、真紅の騎士団であるぞ。貴様ら貴族が後始末団と揶揄する騎士団だが、我々の権限は貴様らの既得権益とは違い、王から直に受けているものだ。権限を行使するのには制限はあるが、問題が無ければ公爵ですら裁く権利があるのだ。
簡易判決を行えるように隊長格を含む十二人以上で動いている我らに、楯突くことは死を意味することを理解されよ。理解したら口をつぐめ」
へ~この騎士団って予想よりすごいんだな。マップ先生で調べた時に王都に、レベル一五〇~二五〇位の人間が集まっているエリアがあったけど、この騎士団がいたのかな。少なくともこの場所では俺たちを害することは無いだろう。
死の宣告を突き付けられた貴族は、顔を青くしてブルブル震えていた。そういえば、装備が赤いわけじゃないのに何で真紅の騎士団なんだろう? 後で時間があったら聞いてみよう。
元の世界なら九名で武器・防具がないとはいえ一五〇〇人以上を相手にして勝てるわけないと思っていただろうが、みんなの蹂躙劇を見てしまえば、それが不可能でない事を嫌でも理解できる。俺だってできるしな。
今ここに来ている騎士団の人間は、全員レベルが一五〇を超えていて、装備もランクの高い物を装備しているので、雑兵が何人いようと関係ないだろう。
「お話するのはちょっとお待ちいただいていいですか? 飲み物を準備いたしますので、少しお待ちください」
俺の言葉を聞いて、ピーチが俺とカエデとレイリー、騎士団の三人がいるテーブルにお湯と紅茶の茶葉、砂糖、ミルクを持ってきた。目の前で慣れた手つきでピーチは紅茶を入れ始める。次第に紅茶のいい香りがしてくる。
騎士団の三人は初めて嗅いだ香りの為か少し困惑している様子だった。ピーチが紅茶を入れている間に他の娘たちは、軽食の準備を始めていた。
簡単に食べれるようにということでサンドイッチを準備しているようだ。オニギリでもいいのではと思ったけど、俺以外は食べ慣れていないから嫌がる可能性が高いので、サンドイッチになったようだ。
サンドイッチの具材は、ハムとレタスにマヨネーズソース、タマゴ、生ハムオンリーの沢山入っているもの、カツサンド等色々なタイプを用意していた。それが目の前に出てくると、騎士団の方達は目を丸くしていた。
「つかぬことをお聞きしますが、シュウ殿。あなたたちの食事は、野営の時でもこのような豪華なものを食べていらっしゃるのですか?」
「ん~これは軽食なので豪華かどうかと聞かれると普通ですかね」
娘たちの実力も見せつけているので、いまさら自重する必要もないと思いこういった発言をしている。
「我々と同等の強さを持っている娘たちが、メイドの真似事ですか……」
この言葉にピーチが反応してしまう。
「横からすいません。私たちはメイドの真似事ではありません。メイドが本職なのです。戦闘に関しては、メイドとしてご主人様をお守りするために身につけたにすぎません。そこらへんは誤解のないようにお願いいたします」
あれ? そうだったっけ? 護衛のために確か買ったはずだったんだけどな。メイドについてはついででよくて、戦闘についてこれない娘が専属になる予定だったんだけどな。俺の気のせいか?
「っ!! それだけの戦闘能力があるのにメイドが本職とは……君たちがよければ、奴隷という立場から解放してあげるから、私たちの騎士団に来ないか?」
娘たちを勧誘しようと発言した瞬間、全員の視線が集中して殺気が充満した。天幕の中にいる三名は冷や汗を流し、天幕の外にいた九名は慌てて天幕の中に武器を構えて突入してきた……が、全員が娘たちに抑えられていた。
そりゃそうだレベルでは同じくらいしかなく、娘たちの方が数も多く全員が体術・柔術・捕縛等のスキルが軒並みLv十なのだから相手になるわけがないのだ。でもこの状況は良くないな、
「みんな落ち着いて、殺気を抑えてくれないか? 後、騎士団の方たちを放してくれ」
俺の指示を受けると、騎士団の人たちを解放するが殺気は一向に収まる様子がなかった。俺が声を出そうとする前にピーチが先に口を開いていた。
「始めに言っておきますが、私たちは望んでご主人様の奴隷でいるのです。ご主人様はことあるごとに、私たちを解放すると言ってくださいますが、私たちがそれを拒否しているのです。ご主人様の奴隷でいる事に誇りを持っているのです。無粋な勘繰りで私たちの意思を、踏みにじらないでいただきたいです」
「……本当に申し訳なかった。この度の話は無かったことにしていただきたい。お前たちも外に戻っていい」
その発言を聞くと、今までの事が嘘だったかのように殺気が霧散した。みんなはいつもの素敵な笑みにもどり、外の騎士団の方たちにも軽食を準備し始めた。
「失礼いたしました。ですが、あの娘たちの事を想像で、勝手な判断をしないでいただきたい。今回は見なかったことにしますが、今度みんなが怒るような発言があった際には、私も容赦いたしませんのでご了承ください」
「君たちは、王国に弓をひくというのか? 流石に国を敵に回して無事にいられるわけないだろう?」
「それは、あなたたちの対応次第だと思いますよ。確かに国全体が敵になるなら、勝機は無いでしょうね? でもそれならこの国から逃げればいいだけですからね」
「確かにこの国から出て行けば、我々だって追う事はできないですからな。ですが、この発言は不敬ですぞ、さすがに撤回していただかないと、といっても私たちの発言がもとでしたね。そしてなかったことにしてくれとお願いしている以上、今回のこの話もなかったことにするべきですね。では、そろそろ本題に入ってもよろしいでしょうか?」
話を始めようとしたところに、天幕の外から大きな声が聞こえてきた。どうやら馬鹿貴族どもが解放しろと騒いでいるようだった。
「話を中断して済まない。対応をしてくるので少々お待ちいただけないだろうか?」
「俺たちが出ていくのはまずいか? 貴族たちの様子を自分も見てみたいと思うのだが?」
「今回の戦争の勝者なのですから、何の問題もありませんよ」
騎士団の人たちについて天幕を出ると、レイリーとカエデの他、ピーチと興味を示したシェリルとエレノアがついてきた。エレノアはピーチに言われて収納の腕輪から今回使った自分の武器を取り出していた。
威嚇のつもりだろうか? 一部の兵士たちがシェリルとエレノアの姿をみるなり、ガタガタと震えだした。さすがに蹂躙された相手が自分の娘でもおかしくない年齢の子なら、恐怖も倍増するのではないだろうか?
「「きさま早くこの縄をほどけ! でないと戦争に負けてしまうではないか!」」
おっと、貴族どもは自分たちがまけたことにまだ気付いていないのか?
「もう戦争は終わっています。今回の勝者はシュウ殿です。あなた方は負けたのです。これ以上無様をさらすのはやめてください。自分たちがさらに不利になるだけですよ」
「「貴様! 貴族である俺(自分)を侮辱するのか! 叩き切ってやるぞ!」」
こいつらよくシンクロするな。仲いいんじゃねえのか?
「発言を控えろ! 我々は、真紅の騎士団であるぞ。貴様ら貴族が後始末団と揶揄する騎士団だが、我々の権限は貴様らの既得権益とは違い、王から直に受けているものだ。権限を行使するのには制限はあるが、問題が無ければ公爵ですら裁く権利があるのだ。
簡易判決を行えるように隊長格を含む十二人以上で動いている我らに、楯突くことは死を意味することを理解されよ。理解したら口をつぐめ」
へ~この騎士団って予想よりすごいんだな。マップ先生で調べた時に王都に、レベル一五〇~二五〇位の人間が集まっているエリアがあったけど、この騎士団がいたのかな。少なくともこの場所では俺たちを害することは無いだろう。
死の宣告を突き付けられた貴族は、顔を青くしてブルブル震えていた。そういえば、装備が赤いわけじゃないのに何で真紅の騎士団なんだろう? 後で時間があったら聞いてみよう。
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