67 / 2,518
第67話 馬鹿はどこにでもいる
しおりを挟む
娘たちは連れていく予定はなかったが、ここまで準備していてヤル気に満ちているみんなを前にすると、やはり残ってくれとは言えなかった。
もし強引にでも残らせようとしたら、俺もこの屋敷から出られない可能性がある位、覚悟を決めている雰囲気をみんなが出していた。フェンリルを討伐してみんなの安全を確保するために、試作したゴーレムP90改めピースを持参するのだ。
集合時間まで後三十分ほどあるが、準備ができたので集合場所まで行って待機することにした。ウォーホースを馬車につないで出発する。三台の仕立てのいい馬車が並ぶと、街中ではちょっとした見世物のようになるようだった。
御者台や中に乗っているのが、メイド服を着た娘たちであれば更に興味がわいてくるのも頷けるが、よく見ると武装しているのがわかるので若干街の人たちがひいていた。
何で冒険者風の装備じゃなく、戦闘メイド服なのかは気になるところだが、安全を考えると冒険者風の装備より戦闘メイド服の方が防御力の面では、圧倒的に上だったりするからだろうか。
集合場所に到着すると、俺たち以外にも待機しているパーティーがいた。馬車を持っていないのか荷物が積まれていた。緊急クエストになるわけだから、そこらへんはギルドで準備するのかな? 俺たちは自分で管理できるから何の問題もないから気にする必要ないか。
馬車を収納のカバンに入れて持ち運びできるし、馬車をそのまま寝床としても使えるし三台を三角形に配置すれば、内側に待機したり調理したりするスペースだって問題なくできるから便利である。
今集まっている人たちは、シングルの冒険者三人・Aランクのパーティーが三組十五人の十八人だった。シングルの冒険者とAランクのパーティーが増えているのは、追加で王都から派遣された後発組らしい。
重傷を負った冒険者は、冒険者ギルドに保管されていたランクの高いポーションとヒーラーのおかげで、問題なく戦線に復帰できるほどに回復していた。
シングルの冒険者たちは全員、収納の腕輪持っているので身軽だが、Aランクのパーティーは持っていないので、馬車を持っていた俺たちに道中の荷物を運んでもらえないか交渉に来た。
収納のカバンを持っているので、ある程度の荷物は運べる事を伝えると値段の交渉をしてきた。
命令されて持っていくことになるかと思ったが、紳士的な態度で対応してくれたので、空いているスペースを使うのでお金はいらない事を話し、かわりに娘たちに気を配ってほしいとお願いすると喜んで引き受けてくれた。
Aランクの三パーティーは男女混合なので、何かトラブルがあった際に味方に付いてくれるだろう、という下心込みで荷物運搬を引き受けているので、何かあった際には頼むよと心の中でお願いしておく。
Aランクのパーティーも、もう少し荷物を持っていけることがわかると、近くの市場に食材を買いに走っていた。おそらく日持ちのする野菜あたりを買いに行っているのだろう。
ぶっちゃけ、周りから見れば可愛いメイドの奴隷たちがいれば、よからぬことを考える輩は絶対といっていいほどいるので、その保険でAランクパーティーを引き込んだようなものだ。
集合時間五分前になるとギルドマスターが馬車を何台か引き連れ、御者台や周りにはおそらくCランクパーティーの有志だろうか? 荷物運びを担当するポーターのような存在もちらほら見えた。
「まだ来ていないパーティーがあるが、先に話を進めておこう。今回のSランクの魔物討伐に参加するのは、シングルの3人・Aランクパーティーが3組15人が主力になる。
サポートとしてBランクが7組49人。その他Cランクパーティーが数チーム馬車の管理の為に獣道の森の入り口で待機する。ポーターとして収納系の魔道具を持っているAランク冒険者が2名近くの街から来てくれたので付き添う形になる」
遅れてきたパーティーが到着すると、一気に険悪な雰囲気になる。
「あーもう集まってた? 説明してただけだしいいよな? お? 別嬪さんもいるじゃねえか、これは楽しみだ」
何が楽しみなんだか、うちの娘たちに目を付けていた。手を出すようなら殺す!
「集合時間過ぎてるぞ、きちんと謝れ」
今回のリーダーに選ばれたシングルの一人の女性が注意すると
「女のくせに生意気だな、まぁ遅れたんだし謝ってはやるよ、すまんな」
全然気持ちのこもっていない謝罪に、あからさまにイライラした様子を見せるギルドマスターだった。
ギルドマスターは先ほど説明した内容を遅れてきたBランクパーティー四組に簡単に説明した。聞いてるのか聞いてないのか分からない様子で、うんうんと頷いている感じだった。
合同で借りている馬車に勝手に荷物を積み込み始めたりと、自分たち中心に動いていると思っている馬鹿どもみたいなやつらだった。
今回の討伐のリーダーは、リリスというシングルの冒険者だ。残りの二人のシングルも同じパーティーの一員らしい。王都で女性三人組のシングルパーティーといえば、誰もがピンッと来るほど有名とのことだ。
おそらく前衛のリリス、中衛の遊撃兼ヒーラーのマーニャ、後衛の魔法使いアントのバランスのとれたパーティーだ。
ギルドマスターの細かい説明が終わり、出発前の最終チェックを始める。俺は娘たちの安全を確保するためにギルドマスターに話を聞きに行った。
「ギルドマスター、今いいですか?」
何かを察したようで、苦虫をたくさん潰したような表情をして答えてくる。
「何も言わないでくれ。まさか、他の街から来ていたBランクのパーティーが四組た、あんなにマナーの悪いやつらだとは思わなかったよ。無駄に絡んでくるようならリーダーに言ってどうにかしてもらえ。間に合わないようだったら各自の判断で出来る限り穏便に済ませてほしい」
「何となく起こりそうなことは理解してるんですね? もし彼女たちに危害がでるなら手加減なしで殺しますんで、それで何かしらの罪に問われるなら、こちらも遠慮しないですよ? 拒否権のない招集に応じてきてるのに、出先でトラブルに巻き込まれる感じがあるのに対応してくれないわけですからね」
口調を強くしてギルドマスターに言い放った。
「できれば殺さないでほしい……こちらも色々と面倒になるから頼む」
「では、この招集に対しての拒否権をください」
「それはできない……わかってくれ」
「何かあったときには面倒事を引き受けてくださいね。リーダーにもこちらの対処については、はっきりと伝えておきますので」
「……」
先ほど交友を深めたAランクのパーティーとシングルの三名に対して、起こりうる可能性の話をする。苦い顔をしていたが全員が全員思い当たる所があるらしく、何かあったら加勢すると言ってくれた。
準備も終わり出発する段階になって、遅れてきたパーティーがマスターの持ってきた五台の内四台を占領しており、平等に利用できるようにリーダーに言われたが、「早い者勝ちだろ?」と言い放ち聞く耳を持たなかった。
全員が馬車に乗れるわけではないが、それでもランクの高い冒険者を優先するのがマナーなのだが、それは通じなかった。シングルの三人とAランクのパーティーは、俺たちの馬車と残りの一台に分けて乗ることになった。ちょっと狭いが半日程の距離なので我慢しよう。
分けて乗り込むと、マナーの悪いBランク共が「俺たちもそっちの馬車に乗せろや」と、娘たちの乗っている馬車へ来ようとしたが、リーダーに「あの馬車がお前らのだろ? 出発するからさっさと戻れ」と言われ青筋を立てて怒鳴っていたが聞く耳持たず出発する。
マナーの悪いBランク共は、下品な下ネタを娘たちにしていたが、きっぱり無視を決め込んだため不発に終わったことを悔しそうにしていた。
夜に何かあるのはもう確定だろう。一緒に乗っていたリーダーに声をかけると、早い段階で処理した方がSランク魔物討伐の為になると言いながら、殺意を込めて馬鹿どもを睨んでいた。最後に、聞き取りにくいほど小さな声で、
「殺るなら今夜だな……」
もし強引にでも残らせようとしたら、俺もこの屋敷から出られない可能性がある位、覚悟を決めている雰囲気をみんなが出していた。フェンリルを討伐してみんなの安全を確保するために、試作したゴーレムP90改めピースを持参するのだ。
集合時間まで後三十分ほどあるが、準備ができたので集合場所まで行って待機することにした。ウォーホースを馬車につないで出発する。三台の仕立てのいい馬車が並ぶと、街中ではちょっとした見世物のようになるようだった。
御者台や中に乗っているのが、メイド服を着た娘たちであれば更に興味がわいてくるのも頷けるが、よく見ると武装しているのがわかるので若干街の人たちがひいていた。
何で冒険者風の装備じゃなく、戦闘メイド服なのかは気になるところだが、安全を考えると冒険者風の装備より戦闘メイド服の方が防御力の面では、圧倒的に上だったりするからだろうか。
集合場所に到着すると、俺たち以外にも待機しているパーティーがいた。馬車を持っていないのか荷物が積まれていた。緊急クエストになるわけだから、そこらへんはギルドで準備するのかな? 俺たちは自分で管理できるから何の問題もないから気にする必要ないか。
馬車を収納のカバンに入れて持ち運びできるし、馬車をそのまま寝床としても使えるし三台を三角形に配置すれば、内側に待機したり調理したりするスペースだって問題なくできるから便利である。
今集まっている人たちは、シングルの冒険者三人・Aランクのパーティーが三組十五人の十八人だった。シングルの冒険者とAランクのパーティーが増えているのは、追加で王都から派遣された後発組らしい。
重傷を負った冒険者は、冒険者ギルドに保管されていたランクの高いポーションとヒーラーのおかげで、問題なく戦線に復帰できるほどに回復していた。
シングルの冒険者たちは全員、収納の腕輪持っているので身軽だが、Aランクのパーティーは持っていないので、馬車を持っていた俺たちに道中の荷物を運んでもらえないか交渉に来た。
収納のカバンを持っているので、ある程度の荷物は運べる事を伝えると値段の交渉をしてきた。
命令されて持っていくことになるかと思ったが、紳士的な態度で対応してくれたので、空いているスペースを使うのでお金はいらない事を話し、かわりに娘たちに気を配ってほしいとお願いすると喜んで引き受けてくれた。
Aランクの三パーティーは男女混合なので、何かトラブルがあった際に味方に付いてくれるだろう、という下心込みで荷物運搬を引き受けているので、何かあった際には頼むよと心の中でお願いしておく。
Aランクのパーティーも、もう少し荷物を持っていけることがわかると、近くの市場に食材を買いに走っていた。おそらく日持ちのする野菜あたりを買いに行っているのだろう。
ぶっちゃけ、周りから見れば可愛いメイドの奴隷たちがいれば、よからぬことを考える輩は絶対といっていいほどいるので、その保険でAランクパーティーを引き込んだようなものだ。
集合時間五分前になるとギルドマスターが馬車を何台か引き連れ、御者台や周りにはおそらくCランクパーティーの有志だろうか? 荷物運びを担当するポーターのような存在もちらほら見えた。
「まだ来ていないパーティーがあるが、先に話を進めておこう。今回のSランクの魔物討伐に参加するのは、シングルの3人・Aランクパーティーが3組15人が主力になる。
サポートとしてBランクが7組49人。その他Cランクパーティーが数チーム馬車の管理の為に獣道の森の入り口で待機する。ポーターとして収納系の魔道具を持っているAランク冒険者が2名近くの街から来てくれたので付き添う形になる」
遅れてきたパーティーが到着すると、一気に険悪な雰囲気になる。
「あーもう集まってた? 説明してただけだしいいよな? お? 別嬪さんもいるじゃねえか、これは楽しみだ」
何が楽しみなんだか、うちの娘たちに目を付けていた。手を出すようなら殺す!
「集合時間過ぎてるぞ、きちんと謝れ」
今回のリーダーに選ばれたシングルの一人の女性が注意すると
「女のくせに生意気だな、まぁ遅れたんだし謝ってはやるよ、すまんな」
全然気持ちのこもっていない謝罪に、あからさまにイライラした様子を見せるギルドマスターだった。
ギルドマスターは先ほど説明した内容を遅れてきたBランクパーティー四組に簡単に説明した。聞いてるのか聞いてないのか分からない様子で、うんうんと頷いている感じだった。
合同で借りている馬車に勝手に荷物を積み込み始めたりと、自分たち中心に動いていると思っている馬鹿どもみたいなやつらだった。
今回の討伐のリーダーは、リリスというシングルの冒険者だ。残りの二人のシングルも同じパーティーの一員らしい。王都で女性三人組のシングルパーティーといえば、誰もがピンッと来るほど有名とのことだ。
おそらく前衛のリリス、中衛の遊撃兼ヒーラーのマーニャ、後衛の魔法使いアントのバランスのとれたパーティーだ。
ギルドマスターの細かい説明が終わり、出発前の最終チェックを始める。俺は娘たちの安全を確保するためにギルドマスターに話を聞きに行った。
「ギルドマスター、今いいですか?」
何かを察したようで、苦虫をたくさん潰したような表情をして答えてくる。
「何も言わないでくれ。まさか、他の街から来ていたBランクのパーティーが四組た、あんなにマナーの悪いやつらだとは思わなかったよ。無駄に絡んでくるようならリーダーに言ってどうにかしてもらえ。間に合わないようだったら各自の判断で出来る限り穏便に済ませてほしい」
「何となく起こりそうなことは理解してるんですね? もし彼女たちに危害がでるなら手加減なしで殺しますんで、それで何かしらの罪に問われるなら、こちらも遠慮しないですよ? 拒否権のない招集に応じてきてるのに、出先でトラブルに巻き込まれる感じがあるのに対応してくれないわけですからね」
口調を強くしてギルドマスターに言い放った。
「できれば殺さないでほしい……こちらも色々と面倒になるから頼む」
「では、この招集に対しての拒否権をください」
「それはできない……わかってくれ」
「何かあったときには面倒事を引き受けてくださいね。リーダーにもこちらの対処については、はっきりと伝えておきますので」
「……」
先ほど交友を深めたAランクのパーティーとシングルの三名に対して、起こりうる可能性の話をする。苦い顔をしていたが全員が全員思い当たる所があるらしく、何かあったら加勢すると言ってくれた。
準備も終わり出発する段階になって、遅れてきたパーティーがマスターの持ってきた五台の内四台を占領しており、平等に利用できるようにリーダーに言われたが、「早い者勝ちだろ?」と言い放ち聞く耳を持たなかった。
全員が馬車に乗れるわけではないが、それでもランクの高い冒険者を優先するのがマナーなのだが、それは通じなかった。シングルの三人とAランクのパーティーは、俺たちの馬車と残りの一台に分けて乗ることになった。ちょっと狭いが半日程の距離なので我慢しよう。
分けて乗り込むと、マナーの悪いBランク共が「俺たちもそっちの馬車に乗せろや」と、娘たちの乗っている馬車へ来ようとしたが、リーダーに「あの馬車がお前らのだろ? 出発するからさっさと戻れ」と言われ青筋を立てて怒鳴っていたが聞く耳持たず出発する。
マナーの悪いBランク共は、下品な下ネタを娘たちにしていたが、きっぱり無視を決め込んだため不発に終わったことを悔しそうにしていた。
夜に何かあるのはもう確定だろう。一緒に乗っていたリーダーに声をかけると、早い段階で処理した方がSランク魔物討伐の為になると言いながら、殺意を込めて馬鹿どもを睨んでいた。最後に、聞き取りにくいほど小さな声で、
「殺るなら今夜だな……」
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる