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第38話 予想外過ぎ
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毎日、食堂で顔を合わせているが、2週間ぶりに訪れたダンジョンの訓練場では、いつもとは違う顔で訓練に取り組んでいた。厳しい訓練と食事の時間の顔が同じというのはおかしいだろうが、そういうことではなく纏っている雰囲気が違うのだ。
もっと驚いていることといえば、娘たち全員が役割別訓練だけではなく、体術と短剣術を訓練していた。もともと、双剣を訓練していたマリーとチェルシーが中心になって短剣術を教えており、体術に関してはレイリーに教わっていた。
予想以上にレイリーが万能でありがたい誤算であった。そのレイリーも、ダンジョンで娘たちの相手をしながら訓練しているため、自分自身もダンジョンの影響を受けて成長しているようだ。
とりあえず、役割別訓練をしてない事が気になったのでレイリーに尋ねてみた。
「シュウ様、娘達はシュウ様の身を守るために全員が索敵と体術、短剣術を使えるようになりたいと言われ、1週間前程から役割別訓練と半々程で訓練しています」
「俺の身を守るために? 索敵と体術と短剣術が関わってくるのか?」
「シュウ様、街中で弓や魔法はご法度ですよね? 大型の武器も振り回すわけにはいきません。それならとこの娘たちは、街中でもシュウ様をお守りできるよう体術と短剣術を学びたいと言われたのです」
「街中を想定した体術と短剣術なのか? そこまでして守ろうと思ってくれてるのか?」
「そうですぞ。娘たちは、シュウ様に本当に感謝しているのです。それこそ自分の身をなげうっても守りたいと。それに、私もシュウ様を守るためなら火の中でも飛び込みましょう」
「ただ普通の生活とはちょっと違うけど、人並みの生活をできるようにはしてはいると思う。苦しい訓練をしてもらってるのに、そこまで慕われる理由が思いつかないな」
「やはりシュウ様は、世間のことに疎い様子ですね。ここで買っていただいた娘たちは、見て分かる通り容姿は整っていて、可愛い綺麗と言ってもおかしくないですよね?
容姿の整った娘たちは、大体が貴族の慰み者にされてから飽きたら売られるか、部下や小間使いたちの慰み者になって捨てられることがほとんどなんです。
ですから、自分たちの意志を尊重してくれて、美味しいご飯や綺麗な服、寝床、戦闘するための技術を教えてくださるシュウ様は、神様のような存在なんです」
「よく分からんが、レイリーが言ってるならそうなんだろうな。でも、神様扱いだけはやめてくれな。神の気まぐれでここの近くに強制的に飛ばされてきて、無駄に苦労したから機会があったら殴ってやりたいと思うくらいにはムカついてるんだ」
「了解いたしました。神への暴言は神殿の信者などには聞かれない様にしてください。面倒なことに巻き込まれる可能性が一気に高まりますので注意してください。家の中でとか身内だけでの話であれば何の問題もありませんが」
「おふ、ここにも宗教がらみのめんどくさい事があるのか……触らないようにしないとな」
ここでもまたフラグを立ててしまったシュウである。
娘たちの訓練姿を眺めて目の保養をしたのち、ノームに預けていたニコとハクの様子を見にダンジョンの奥へと向かった。
「(ぽよんぽよん)」
「キュゥッ! グルゥゥ」
ニコはピョンピョン跳ねて、ハクは羽ばたいて近付いてきて鳴き声を上げている。
シュウの近くまで来たニコは足元をクルクル回った後にまとわりつくように引っ付いており、ハクはシュウの腕の中におさまり顔をこすりつけて撫でて撫でてと要求している。しばらく2匹を撫でていると満足したのか落ち着いていた。
「ノーマン、2匹の成長はどうかな? ダンマスの力の一部を使えるようにして頼んでみたけど、任せっきりになってたから様子を見に来たんだけど、大丈夫か?」
ちなみにノーマンはノームの事で、シルフはメイ、ウンディーネはアクアと名付けている。
「おぉ、主殿! ニコもハクも順調に育っていますぞ。スキルの宝珠を使って能力向上スキルを覚えているので、特に問題はありませんね。力押しにならない様に能力向上はDPで上げずに育てていましたが、2匹ともこの2週間でLv5まで上げてますね。自身のLvは、57まで上がっています」
「え? もう俺よりLv高いじゃん! ダンジョンでのLv上げがこんなに凄い効果があるなんて、娘たちもメキメキ実力をつけてるから、俺が一番弱くなる日も来るんじゃねえか?」
「それと気になることが一つあります。四大精霊と比べるのは酷ですが、ニコとハクのステータスが異様に高いと思われますので、見ていただけますか?」
「そんなに高いのか? ちょっと2匹のステータス見てみるか……なんだこれ?」
シュウは、ニコとハクのステータスを見て目が点になっている。
そこに映し出されていたのは、平均が1600を超える数字だった。数字だけを見れば明らかにAランクの魔物と一対一で戦えるのではないだろうか?
この世界でSランクの魔物がどの程度の強さか……冒険者でSランクというとAランクの魔物を10匹相手にしても1人で倒せるらしい。そんなシングルの冒険者でも一対一で倒せないらしい。
ニコとハクがSランクと同等の強さを手に入れられるのかわからないが、この世界に生み出されてまだ二週間程しか経ってないのに、Aランクに到達している2匹に末恐ろしいものを感じている。
多分、今2匹に襲われたらまず勝てないと思う。2匹が俺に懐いてくれて、ペット扱いで喜んでいることは本当にありがたいことだ。
ダンジョンを出てカエデのいる工房に向った。
「カエデ~いるか?」
「あれ? シュウじゃない。なに? やっとおそいに来てくれたの? って嘘だから頭つかむのはやめて、ここに来るのも久しぶりじゃない? 何か用事があるのかな?」
「ちょっと相談があってな、依頼してた戦闘メイド服はどんな感じだ?」
「そうね、一応全員分の原型と強化パーツは仕上がったわよ。後は細かい修正と強化パーツの取り付けで完成かな?」
「今から追加で、娘たち全員に手甲と短剣2本ずつ用意できるか? とりあえず数打ちでもいいから何とかならないかな?」
「数打ちと簡単なエンチャントなら、素材さえあれば問題なくできるわよ。だから素材だして、鉄100キログラムとCランク位の革をそれなり、エンチャントの素材があれば作れるよ」
「了解、適当に出しておいとくわ。あそこらへんに置いとくからよろしく。娘たちの装備品の調整が終わったら何か褒美をあげないといけないな、何かほしい物とかないか? 素材でもいいぞ、最近アダマンタイトが召喚できるようになったからそれでもいいぞ、っていってもコストがめっちゃ安いんだけどな」
「アダマンタイト? あんなものもらっても加工なんてできないよ。あれはどんなに熱しても叩いても形すら変えられないんだよ。ダンジョンや神が鍛えたと言われる魔剣以外に加工されたアダマンタイトは無いのよ」
「そういう理由でDPが安いのか、この世界の価値がそのまんまDPに影響されるだっけな。召喚できる様になったアダマンタイト製の武器防具は安い物でも、今まであった武器防具より二桁ほど高い物しかなかった。
素材としてあるんだから、きっと特殊な加工法とかがあるんだろうな。そのうちチビ神が書いた本とかに載ったりしねえかな?」
「ほしい物か、なんでもいいの? 価値はあるけど高い物じゃないから安心して、シュウの初めてがほしいかな……ジュヴ、いだいがらやべて、ギブギブ……ふ~、今回はいけると思ったのに駄目だったか」
「物で考えてくれ、毎回アイアンクローするのもめんどくさいからな」
「めんどくさいならしなければいいのに! 貴重なものもDPで出せるんだから、私の武器にエンチャントするための手に入りにくい触媒にしようかな。アクアマリンの変異種のレッドマリンかサファイヤの変異種のレッドサファイヤとかある?」
「ちょっと待って、それ以外の宝石も変異種が結構な数ありそうだな、見てみるか?」
「どれどれ、ブラッドダイヤモンドまであるの? シュウこれがほしいできれば2つ欲しいんだけどいい?」
「少し高いけど、今のところ使う予定ないし問題ないよ。ブラッドダイヤモンド2つどうぞ。気になったから聞くけどそれでつけられるエンチャントって何なの?」
「血の宝石って言われてるブラッドダイヤモンドは、ドレイン系のエンチャントがつけれるの。つけようと思ってるのは、MP吸収とスタミナ吸収ね。
シュウと冒険するようになって能力向上覚えさせてもらったじゃない? あれって魔力でブーストできるから、回復しながらブーストし続けられる戦闘中は、永久機関になれるって寸法ね」
「ふ~~ん、それは確かに使い勝手が良さそうだね。褒美もあげれたし、後は娘たちの装備よろしくね」
カエデに娘たちの装備を頼んで自分の部屋に戻る。
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「シュウ様、娘達はシュウ様の身を守るために全員が索敵と体術、短剣術を使えるようになりたいと言われ、1週間前程から役割別訓練と半々程で訓練しています」
「俺の身を守るために? 索敵と体術と短剣術が関わってくるのか?」
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「ただ普通の生活とはちょっと違うけど、人並みの生活をできるようにはしてはいると思う。苦しい訓練をしてもらってるのに、そこまで慕われる理由が思いつかないな」
「やはりシュウ様は、世間のことに疎い様子ですね。ここで買っていただいた娘たちは、見て分かる通り容姿は整っていて、可愛い綺麗と言ってもおかしくないですよね?
容姿の整った娘たちは、大体が貴族の慰み者にされてから飽きたら売られるか、部下や小間使いたちの慰み者になって捨てられることがほとんどなんです。
ですから、自分たちの意志を尊重してくれて、美味しいご飯や綺麗な服、寝床、戦闘するための技術を教えてくださるシュウ様は、神様のような存在なんです」
「よく分からんが、レイリーが言ってるならそうなんだろうな。でも、神様扱いだけはやめてくれな。神の気まぐれでここの近くに強制的に飛ばされてきて、無駄に苦労したから機会があったら殴ってやりたいと思うくらいにはムカついてるんだ」
「了解いたしました。神への暴言は神殿の信者などには聞かれない様にしてください。面倒なことに巻き込まれる可能性が一気に高まりますので注意してください。家の中でとか身内だけでの話であれば何の問題もありませんが」
「おふ、ここにも宗教がらみのめんどくさい事があるのか……触らないようにしないとな」
ここでもまたフラグを立ててしまったシュウである。
娘たちの訓練姿を眺めて目の保養をしたのち、ノームに預けていたニコとハクの様子を見にダンジョンの奥へと向かった。
「(ぽよんぽよん)」
「キュゥッ! グルゥゥ」
ニコはピョンピョン跳ねて、ハクは羽ばたいて近付いてきて鳴き声を上げている。
シュウの近くまで来たニコは足元をクルクル回った後にまとわりつくように引っ付いており、ハクはシュウの腕の中におさまり顔をこすりつけて撫でて撫でてと要求している。しばらく2匹を撫でていると満足したのか落ち着いていた。
「ノーマン、2匹の成長はどうかな? ダンマスの力の一部を使えるようにして頼んでみたけど、任せっきりになってたから様子を見に来たんだけど、大丈夫か?」
ちなみにノーマンはノームの事で、シルフはメイ、ウンディーネはアクアと名付けている。
「おぉ、主殿! ニコもハクも順調に育っていますぞ。スキルの宝珠を使って能力向上スキルを覚えているので、特に問題はありませんね。力押しにならない様に能力向上はDPで上げずに育てていましたが、2匹ともこの2週間でLv5まで上げてますね。自身のLvは、57まで上がっています」
「え? もう俺よりLv高いじゃん! ダンジョンでのLv上げがこんなに凄い効果があるなんて、娘たちもメキメキ実力をつけてるから、俺が一番弱くなる日も来るんじゃねえか?」
「それと気になることが一つあります。四大精霊と比べるのは酷ですが、ニコとハクのステータスが異様に高いと思われますので、見ていただけますか?」
「そんなに高いのか? ちょっと2匹のステータス見てみるか……なんだこれ?」
シュウは、ニコとハクのステータスを見て目が点になっている。
そこに映し出されていたのは、平均が1600を超える数字だった。数字だけを見れば明らかにAランクの魔物と一対一で戦えるのではないだろうか?
この世界でSランクの魔物がどの程度の強さか……冒険者でSランクというとAランクの魔物を10匹相手にしても1人で倒せるらしい。そんなシングルの冒険者でも一対一で倒せないらしい。
ニコとハクがSランクと同等の強さを手に入れられるのかわからないが、この世界に生み出されてまだ二週間程しか経ってないのに、Aランクに到達している2匹に末恐ろしいものを感じている。
多分、今2匹に襲われたらまず勝てないと思う。2匹が俺に懐いてくれて、ペット扱いで喜んでいることは本当にありがたいことだ。
ダンジョンを出てカエデのいる工房に向った。
「カエデ~いるか?」
「あれ? シュウじゃない。なに? やっとおそいに来てくれたの? って嘘だから頭つかむのはやめて、ここに来るのも久しぶりじゃない? 何か用事があるのかな?」
「ちょっと相談があってな、依頼してた戦闘メイド服はどんな感じだ?」
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「アダマンタイト? あんなものもらっても加工なんてできないよ。あれはどんなに熱しても叩いても形すら変えられないんだよ。ダンジョンや神が鍛えたと言われる魔剣以外に加工されたアダマンタイトは無いのよ」
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シュウと冒険するようになって能力向上覚えさせてもらったじゃない? あれって魔力でブーストできるから、回復しながらブーストし続けられる戦闘中は、永久機関になれるって寸法ね」
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