12 / 2,518
第12話 ランクが上がった
しおりを挟む
しばらく見つめ合った後、声をかける。
「なぁ、普通のパーティーって男女で一緒の部屋には泊らないだろ? どうして『えっ?』なんて言っているんだ?」
「私はいつでも受け入れる覚悟はできてるんだし、一緒に泊れば夜這いもできるし、反対に襲ってくれてもかまわないわよ?」
「かまわないわよ? ってかまうわバカ! 俺だって男なんだから少しは気を使ってほしいんだが」
「それはたまっちゃうってこと? 気にしなくても私で解消できるわよ?」
「何言っても無駄そうだな。お前さん、ちょっとずつ性格変わってないか? 何か時間が経つ毎にグイグイ来る気がするんだが」
「私も意外に思ってるわ。シュウに尽くせるなら何でもできる気がするわね。私も知らなかったけど、これが本当の私なのかもしれないわ」
「色々とおかしいだろ。とりあえず、パーティーは組むけど部屋は別々だぞ。俺は冒険者になって間もないし、田舎から出てきたばかりで常識に疎いところが多いから、色々勉強しながらお金や経験値を稼いでるところさ」
「え? 冒険者なり立てなのにあんなに強いの? てっきり私と同じで中級者位だと思ってたのに……冒険者になる前から強かっただけかな」
カエデが不思議なことを言っている。俺のレベルは今回のコロニー殲滅で26まで上がってるが、お前さんのレベル64だろ? どこに同じくらいの実力があるんだ。
「実力的には初心者ではないけど、強さなんてDランクいくかいかないかくらいだって聞いたぞ。冒険者ギルドの人にそのくらいだと思うって言われたし、そんなもんじゃないのか?」
「あの練度で付与を使える人間がEランクでも詐欺だと思うわ。付与自体使える人が少ないのに雷魔法をあの練度で付与したんだから、少なくともCランクはあるじゃないの?」
「ま、まぁ、付与術は俺の得意技みたいなもんだしな。それにあれを使わなければ、Dランクの実力もないから、詐欺はいいすぎだろ」
「あの付与は、本当にすごかったわね。普通なら武器のみとか体の一部とかにしか付与できないのに、シュウは全身に付与してゴブリンを蹂躙してたよね。私のために怒ってくれたシュウはカッコよかったわ」
ゴブリンたちのドロップを拾い、街へと帰る。その間にカエデといろんな話をして分かったことがあった。
やはり俺のドロップ運は異常らしい。ゴブリンの睾丸は、100匹に1セット位の確率でしかでないらしい。ちなみに今回倒したゴブリン、ジェネラル4匹・強化種22匹・通常種138匹の合計164匹を討伐した。
ゴブリンの睾丸だがジェネラルが1、強化種が4、通常種が18だった。それに加え、ジェネラルがDランク魔石を2つ・強化種がFランク魔石を7つドロップしていた。カエデ曰くおかしいとのこと。
レベルが上がるとステータスが高くなるが、それが絶対的な強さにつながるわけではない。鍛錬をしてステータスの値をすべて活かすことができるようになって一流、戦闘経験を積んでステータス以上の力を引き出せて超一流と呼ばれる。
この世界には、レベルだけ高いボンボンの貴族がレベル差にものを言わせて、弱い者いじめをすることも少なくないらしい。どこの世界でもゲスはゲスなんだろう。
色々話をしていると、いつの間にかフレデリクの街についていた。俺はカエデと一緒に冒険者ギルドに向かう。換金のために行く予定だったが、コロニーの殲滅は報告した方がいいと言われたので、一緒にすることにした。
ちなみに、ドロップアイテムはカエデの持っていた収納の腕輪という、亜空間に収納できるマジックアイテムに入れてもらっている。
「ミリーさん、戻りました。ちょっと報告があるんですがいいですか?」
「シュウ君、今日は早いのね。報告はどんな内容かしら? 後ろの女性はどちら様?」
最後の言葉には、強い感情のようなものが込められていた気がした。
「えっと、亜人の森でゴブリンのコロニーを見つけました。森の入り口から2キロメートル位の位置だったと思いまs『それは大変、結構街道に近い位置じゃないの早く討伐隊を編制しないと』」
「ちょっと落ち着いてください。そのコロニーにジェネラルが4匹、強化種22匹、通常種138匹いました」
「中規模クラスのコロニーね、危険がないようにするには、Dランク以上で15人以上はほしいわね。どうやってゴブリンの数確認したのかしら?」
「最後まで聞いてくださいよ。とりあえずコロニーは潰しましたので討伐隊はいらないです。後ろの女性ですが、連れ帰られているところを助けました」
「シュウには危ないところを助けてもらった。空腹だったところに50匹ほどのゴブリンに襲われて途中で力尽きてしまって、本当に危ないところだった。恩義を感じてシュウに尽くすといったのになかなか受け入れてもらえなくて、一緒にパーティーを組んでから色々知ってもらおうと思っています」
「あなたの気持ちは解らなくもないわね。私もゴブリンに連れて帰られるところをシュウ君に助けられたなら、一生尽くすって考えてもおかしくないわね。あなた、将来有望なシュウ君を手玉に取ろうとしていないわよね」
ミリー眼光が急に鋭くなりカエデを見据えていた。
「将来有望なのは認めるわ、でも打算はない。それに私、一応Bランク冒険者だからね。もし打算があるなら、ランクの高い殿方を狙うわよ。シュウへの気持ちは、助けてもらったところからきている偽りのない物。精霊の血に誓って嘘は言っていない」
「え? Bランクで精霊に誓うってことは、刀匠のカエデさんですか?」
「名乗ってなかったね、私の名前はカエデであっている」
「失礼しました。シュウ君は世間知らずで悪い女性に騙されないか心配していたのでつい熱くなってしまいました」
「気にしておらん、それにかしこまる必要もない。私はただの冒険者だ」
なんでカエデってわかったんだろう? ハーフドワーフって見た目がドワーフに似ているのかな? どう見ても、人族にしか見えないしな。精霊の血に誓うって言葉で、精霊の血が流れてるか分かるだろうけど、嘘を言っていないとどうやって判断したんだ? 何か理由があるのだろうか?
カエデとミリーが何かを話しているときに俺はそんなことを考えていた。
ミリーに換金を依頼して、ドロップアイテムをカエデに出してもらう。
「シュウ君、これ本当に160匹位のコロニーでドロップしたものなの? どう見ても1000匹以上倒したんじゃないかって思うほどの量よ」
ミリーは、ドロップアイテムの数を確認して絶句していた。
「私も驚いたよ。Bになるまでに色々討伐もしてきたけど、ここまでレアドロップが出たことなんて見たことも聞いたこともなかったわ」
ミリーは絶句しながらも、しっかりと鑑定してくれた。コロニーの件でマスターに相談してくるとのことでしばらく時間が空いた。隣に併設されてる酒場で簡単な食事を食べた。昼をカエデにあげたのでかなりお腹が減っていたのだ。
「シュウ君お待たせ、買取とコロニー殲滅の報酬を合わせて60万フランになります。買取が40万弱で、今回のコロニー殲滅に20万の報酬で合わせて60万弱だったので、繰り上げて60万をお支払いすることになりました。合わせて、Eランクへの昇格が決まりました」
「おぉ~かなりの大金だな、腰が引ける。それに、2ランクアップってやりすぎじゃないですか? 1つくらい上がるかもとは思ってたけど、2つも上がるとね」
「本来ならそうあることではないのですが、今回のコロニーに関してはジェネラル4匹、強化種22匹で規模に対して上位のゴブリンが多かったこともあり、依頼として出すのであればBランク相当の依頼になる上に、ほぼ単独で壊滅したことを考慮して、特例でEに上がってもらうことになりました」
「Eになったことで受けられる依頼が増える以外はなんもないし別にいいのかな?」
買取のお金と報酬を受け取り、満腹亭に戻っていく。一応今後のことについて少しは話しておかないといけないよな。ダンマスの事は話せないしどうしたものだかな、俺の癒し空間作成が遠のいていく気がする。
「なぁ、普通のパーティーって男女で一緒の部屋には泊らないだろ? どうして『えっ?』なんて言っているんだ?」
「私はいつでも受け入れる覚悟はできてるんだし、一緒に泊れば夜這いもできるし、反対に襲ってくれてもかまわないわよ?」
「かまわないわよ? ってかまうわバカ! 俺だって男なんだから少しは気を使ってほしいんだが」
「それはたまっちゃうってこと? 気にしなくても私で解消できるわよ?」
「何言っても無駄そうだな。お前さん、ちょっとずつ性格変わってないか? 何か時間が経つ毎にグイグイ来る気がするんだが」
「私も意外に思ってるわ。シュウに尽くせるなら何でもできる気がするわね。私も知らなかったけど、これが本当の私なのかもしれないわ」
「色々とおかしいだろ。とりあえず、パーティーは組むけど部屋は別々だぞ。俺は冒険者になって間もないし、田舎から出てきたばかりで常識に疎いところが多いから、色々勉強しながらお金や経験値を稼いでるところさ」
「え? 冒険者なり立てなのにあんなに強いの? てっきり私と同じで中級者位だと思ってたのに……冒険者になる前から強かっただけかな」
カエデが不思議なことを言っている。俺のレベルは今回のコロニー殲滅で26まで上がってるが、お前さんのレベル64だろ? どこに同じくらいの実力があるんだ。
「実力的には初心者ではないけど、強さなんてDランクいくかいかないかくらいだって聞いたぞ。冒険者ギルドの人にそのくらいだと思うって言われたし、そんなもんじゃないのか?」
「あの練度で付与を使える人間がEランクでも詐欺だと思うわ。付与自体使える人が少ないのに雷魔法をあの練度で付与したんだから、少なくともCランクはあるじゃないの?」
「ま、まぁ、付与術は俺の得意技みたいなもんだしな。それにあれを使わなければ、Dランクの実力もないから、詐欺はいいすぎだろ」
「あの付与は、本当にすごかったわね。普通なら武器のみとか体の一部とかにしか付与できないのに、シュウは全身に付与してゴブリンを蹂躙してたよね。私のために怒ってくれたシュウはカッコよかったわ」
ゴブリンたちのドロップを拾い、街へと帰る。その間にカエデといろんな話をして分かったことがあった。
やはり俺のドロップ運は異常らしい。ゴブリンの睾丸は、100匹に1セット位の確率でしかでないらしい。ちなみに今回倒したゴブリン、ジェネラル4匹・強化種22匹・通常種138匹の合計164匹を討伐した。
ゴブリンの睾丸だがジェネラルが1、強化種が4、通常種が18だった。それに加え、ジェネラルがDランク魔石を2つ・強化種がFランク魔石を7つドロップしていた。カエデ曰くおかしいとのこと。
レベルが上がるとステータスが高くなるが、それが絶対的な強さにつながるわけではない。鍛錬をしてステータスの値をすべて活かすことができるようになって一流、戦闘経験を積んでステータス以上の力を引き出せて超一流と呼ばれる。
この世界には、レベルだけ高いボンボンの貴族がレベル差にものを言わせて、弱い者いじめをすることも少なくないらしい。どこの世界でもゲスはゲスなんだろう。
色々話をしていると、いつの間にかフレデリクの街についていた。俺はカエデと一緒に冒険者ギルドに向かう。換金のために行く予定だったが、コロニーの殲滅は報告した方がいいと言われたので、一緒にすることにした。
ちなみに、ドロップアイテムはカエデの持っていた収納の腕輪という、亜空間に収納できるマジックアイテムに入れてもらっている。
「ミリーさん、戻りました。ちょっと報告があるんですがいいですか?」
「シュウ君、今日は早いのね。報告はどんな内容かしら? 後ろの女性はどちら様?」
最後の言葉には、強い感情のようなものが込められていた気がした。
「えっと、亜人の森でゴブリンのコロニーを見つけました。森の入り口から2キロメートル位の位置だったと思いまs『それは大変、結構街道に近い位置じゃないの早く討伐隊を編制しないと』」
「ちょっと落ち着いてください。そのコロニーにジェネラルが4匹、強化種22匹、通常種138匹いました」
「中規模クラスのコロニーね、危険がないようにするには、Dランク以上で15人以上はほしいわね。どうやってゴブリンの数確認したのかしら?」
「最後まで聞いてくださいよ。とりあえずコロニーは潰しましたので討伐隊はいらないです。後ろの女性ですが、連れ帰られているところを助けました」
「シュウには危ないところを助けてもらった。空腹だったところに50匹ほどのゴブリンに襲われて途中で力尽きてしまって、本当に危ないところだった。恩義を感じてシュウに尽くすといったのになかなか受け入れてもらえなくて、一緒にパーティーを組んでから色々知ってもらおうと思っています」
「あなたの気持ちは解らなくもないわね。私もゴブリンに連れて帰られるところをシュウ君に助けられたなら、一生尽くすって考えてもおかしくないわね。あなた、将来有望なシュウ君を手玉に取ろうとしていないわよね」
ミリー眼光が急に鋭くなりカエデを見据えていた。
「将来有望なのは認めるわ、でも打算はない。それに私、一応Bランク冒険者だからね。もし打算があるなら、ランクの高い殿方を狙うわよ。シュウへの気持ちは、助けてもらったところからきている偽りのない物。精霊の血に誓って嘘は言っていない」
「え? Bランクで精霊に誓うってことは、刀匠のカエデさんですか?」
「名乗ってなかったね、私の名前はカエデであっている」
「失礼しました。シュウ君は世間知らずで悪い女性に騙されないか心配していたのでつい熱くなってしまいました」
「気にしておらん、それにかしこまる必要もない。私はただの冒険者だ」
なんでカエデってわかったんだろう? ハーフドワーフって見た目がドワーフに似ているのかな? どう見ても、人族にしか見えないしな。精霊の血に誓うって言葉で、精霊の血が流れてるか分かるだろうけど、嘘を言っていないとどうやって判断したんだ? 何か理由があるのだろうか?
カエデとミリーが何かを話しているときに俺はそんなことを考えていた。
ミリーに換金を依頼して、ドロップアイテムをカエデに出してもらう。
「シュウ君、これ本当に160匹位のコロニーでドロップしたものなの? どう見ても1000匹以上倒したんじゃないかって思うほどの量よ」
ミリーは、ドロップアイテムの数を確認して絶句していた。
「私も驚いたよ。Bになるまでに色々討伐もしてきたけど、ここまでレアドロップが出たことなんて見たことも聞いたこともなかったわ」
ミリーは絶句しながらも、しっかりと鑑定してくれた。コロニーの件でマスターに相談してくるとのことでしばらく時間が空いた。隣に併設されてる酒場で簡単な食事を食べた。昼をカエデにあげたのでかなりお腹が減っていたのだ。
「シュウ君お待たせ、買取とコロニー殲滅の報酬を合わせて60万フランになります。買取が40万弱で、今回のコロニー殲滅に20万の報酬で合わせて60万弱だったので、繰り上げて60万をお支払いすることになりました。合わせて、Eランクへの昇格が決まりました」
「おぉ~かなりの大金だな、腰が引ける。それに、2ランクアップってやりすぎじゃないですか? 1つくらい上がるかもとは思ってたけど、2つも上がるとね」
「本来ならそうあることではないのですが、今回のコロニーに関してはジェネラル4匹、強化種22匹で規模に対して上位のゴブリンが多かったこともあり、依頼として出すのであればBランク相当の依頼になる上に、ほぼ単独で壊滅したことを考慮して、特例でEに上がってもらうことになりました」
「Eになったことで受けられる依頼が増える以外はなんもないし別にいいのかな?」
買取のお金と報酬を受け取り、満腹亭に戻っていく。一応今後のことについて少しは話しておかないといけないよな。ダンマスの事は話せないしどうしたものだかな、俺の癒し空間作成が遠のいていく気がする。
1
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる