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26、ツリーのいろ、いろいろ説
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カフェに子連れの女性が入ってきた。何度か見たことがある客だったが、子供がいるとは知らなかった。ウェイトレスは注文を受けるため、席に着いた彼女の元へ向かう。
「ご注文は?」
「トーストセット、コーヒーで。あんたは?」
「あたしグラタンがいい。グラタンある?」
「ええ、ありますよ」
少女は六、七歳くらいだろうか。ウェイトレスは笑顔で注文を書きこんだ。
「あんたお子様ランチじゃなかったの」
「さっきグラタンが見えたの。そこの人の。おいしそうだからあたしもそれにする」
白いふわふわのコートを着たままの少女が、入口にいる客を指さした。
「大人用サイズでしょ。食べきれるの?」
「食べられるよ。おいしそうだもん」
「子供用サイズあります?」
「お子様ランチにならありますが」
「お子様ランチにあるって。それにしたら」
「やだ。あたしもあれがいい。今日はいっぱい食べるの」
また入口の客のテーブルを指さした。彼女は溜め息を吐きながらウェイトレスを見上げた。
「じゃあそれで」
「かしこまりました」
彼女がスマホをいじり始め、暇になったらしい子供はきょろきょろ辺りを見回している。
「ねえおばさん」
「何」
「あそこにクリスマスツリーがあるわ」
「そうね」
彼女はスマホに目線を向けたまま、おざなりに答える。彼女は母親ではなかったらしい。
「どうしてあのツリーは赤色なの?」
「知らないわよ。可愛いからじゃないの」
「この前あたし白いクリスマスツリーもみたの。あれはどうして白かったの?」
「キレイだからじゃない? 雪みたいな白はみんな好きなのよきっと」
「でも普通はだいたい緑よね。どうしてかしら」
「それが自然な色だからでしょ」
「どうして緑が自然な色なの?」
「癒されるからじゃないの。ツリーに聞いて」
「ツリーは答えてくれるかしら」
「答えてくれても人間の言葉ではないでしょうね。こっちが翻訳しないといけないから大変よ」
ウェイトレスは話し声が聞こえて笑いそうになった。おばらしき彼女はぞんざいな態度だが、しっかり受け答えをしてあげている。
「青いツリーもみたことあるわ。どうして青いツリーがあるの?」
「海とか空とか青いからよ。その方が解放的でしょ。みんなのためよ」
「黄色のツリーもみたことあるわ。ぜんぶ光ってるの」
「電飾でね。きらきらしてるとみんな明るくなるでしょ。夜も明るいのが好きなのよ」
適当な返事だが、よくあんなにぽんぽん出てくるものだ。周囲の客にも聞こえているらしく、ちらちらと彼女達の方を見ながら微笑んでいる。
「ねえ、おばさん。あたしピンクのツリーって見たことないわ。おばさんはある?」
「どうだったかしら。どこかにはあるかもね」
「もしかしたら本当はクリスマスツリーって全部ピンクかもしれないわ」
「あっそ」
「でもみんな緑に塗られてるのよ。そうじゃないとびっくりするから」
「そうなのね」
「それともピンクだと鳥さんが見えないのかも。鳥って見えない色とかあるのかしら」
「どうかしら」
「それとももしかしてツリーが何かを食べちゃったのかも。それでみんな緑色になっちゃったのかもしれないわ。土の中に緑の何かがいるのよ」
「そうかもね」
「だとしたら他のツリーの色にも理由があるのかも」
「そうね」
「青いツリーって、実は海に落ちちゃって染まっちゃったのかも」
「びしょ濡れね」
「それとも空を飛んでたら青色がついちゃったのかもしれないわ」
「木も飛ぶのね」
「あ、そうだわ。飛んでる時に白い雲にぶつかって、まっしろのツリーが出来たのかも」
「すぐ染まるのね」
「それともやっぱり雪の色かしら。雪遊びしてたら色がついちゃったのよ」
「だったら雪が降った日の木は全部まっしろになるわね」
「ちがうわ。白くなりたい子だけが白くなるの」
「あら便利」
「でしょ。緑でいたい子は緑のままなの」
目が合わないながらも即座に返ってくる軽快な相づちに、少女は楽しそうだ。
「じゃあ黄色のツリーはどうかしら。なんで黄色になるんだろう。黄色のものって何かある?」
「ライトで照らされてるだけでしょ」
「違うわ。ライトは白だったもん」
「じゃあそうね。あれよ、カレーのスパイスとか」
「カレー? ツリーってカレー好きだったの?」
「好きなツリーもいるんじゃないの。空飛んだり雪に染まったりするなら、カレーが好きな木だっているんじゃない」
「確かにそうかも」
少女はきゃらきゃらと笑った。
「サンタさんはカレー好きかしら」
「どうかしらね」
「トウモロコシも黄色よね」
「そうね」
「お月様も黄色のときあるわよね」
「そうね」
「あ、ひまわり。ひまわりかもしれないわ、黄色のひまわり。あの花びらと遊んでたら色がくっついたのかも」
「冬にひまわりはないんじゃない」
「じゃあ夏の間に遊んでて、冬になったときに色が出てくるの」
「時間差なのね」
「そう」
トーストセットが出来上がる。スクランブルエッグ付きの皿をウェイトレスが席に運んだ。
「グラタンはまだ?」
「トーストより時間かかるんでしょ。すぐ来るわよ」
彼女は漸くスマホから目を離す。
「サンタさんはどんな色のツリーが好きなのかしら。おばさん、どう思う?」
「知らないわよ」
「サンタさんは赤い服を着てるでしょ。サンタさんって赤い色がすきなのかも。だからツリーも赤いのが好きなのかもしれないわ」
「かもね」
「でも自分が赤だから緑のツリーの方が好きかしら。赤と緑の方がキレイよね」
「そうね」
「だからツリーは緑なのかもしれないわ。サンタさんの赤が目立つように」
「かもね」
「そういえば黒いツリーってないわよね。どうしてかしら」
「あるかもしれないわよ。見えないだけで。夜は大体黒いし、夜には色が変わるのかも」
「そうね、確かに。おばさんって鋭いのね」
「そりゃどうも」
グラタンが出来上がる。ウェイトレスが席に運ぶと、少女は暫くのあいだ静かになった。
「サンタさんってグラタンは好きかしら」
「さあね」
会話がまた始まった。今は互いに食事中なので目を合わせて話している。彼女は態度も言葉もそっけないが、一度も少女のおしゃべりを止めはしなかった。実は彼女の方もおしゃべり好きなのかもしれない。
少女たちの隣の席が空いたので、ウェイトレスは片付けてテーブルを拭いた。
「おばさん、グラタンの中身では何が好き?」
「きのこ」
「きのこなの? あたしえびが一番好き。きのこって美味しいかしら」
「美味しいわよ」
微笑ましい会話が続いている。彼女の返答は相変わらず迅速だ。
今までカフェに来るときは一人だったし、特に笑顔もなく静かにコーヒーを飲むか、偶に軽食を注文してもあまり目も合わないので愛想のない人と思っていたが、なんだか印象が変わってしまった。別に親しくしようとも思っていないが、今後彼女が来店した時には今日のことを思い出して頬が緩んでしまいそうだった。
店に金髪のポニーテールの女性が入ってくると、グラタンを食べていた少女が叫んだ。
「ママ!」
向かいに座っていた彼女も振り返る。
「姉さん、やっときたのね」
少女が手を振り、母親らしき女性が笑顔で娘の隣に座った。
「お待たせ」
「子供の相手は疲れるわ。この子ずっとしゃべってるのよ」
「あたしは楽しかったわ。おばさん、ツリーのこといっぱいいろいろ知ってるのよ」
やはり少女の方は楽しんでいて、彼女の方は少なからずの疲労を感じていたらしい。
「そう、二人が仲良くて良かったわ。今夜もこの子のことお願いできる?」
「どうしてよ」
「急な仕事が入っちゃったの」
「それを片付けに行ったんじゃなかったの」
「そうだけど、いろいろあるのよ。いいでしょう。この子もあなたのこと好きみたいだし」
「うん、大好きよおばさん」
母親に抱かれた少女ににっこり笑顔を向けられて、彼女はため息を吐きながらも受け入れた。
「わかったわ。でも大人しくしてなさいよ」
「はーい。一緒にクリスマスの飾りつけしようね、おばさん。あたしがいっぱいお話してあげる」
まったくもう、と彼女は小さくぼやいていたが、出ていくときには三人で手を繋いでいた。
常連客の非日常を垣間見たウェイトレスは、二人の大人の間でスキップしている少女をガラス越しに眺め、ふふ、と笑い声を漏らしていた。
「ご注文は?」
「トーストセット、コーヒーで。あんたは?」
「あたしグラタンがいい。グラタンある?」
「ええ、ありますよ」
少女は六、七歳くらいだろうか。ウェイトレスは笑顔で注文を書きこんだ。
「あんたお子様ランチじゃなかったの」
「さっきグラタンが見えたの。そこの人の。おいしそうだからあたしもそれにする」
白いふわふわのコートを着たままの少女が、入口にいる客を指さした。
「大人用サイズでしょ。食べきれるの?」
「食べられるよ。おいしそうだもん」
「子供用サイズあります?」
「お子様ランチにならありますが」
「お子様ランチにあるって。それにしたら」
「やだ。あたしもあれがいい。今日はいっぱい食べるの」
また入口の客のテーブルを指さした。彼女は溜め息を吐きながらウェイトレスを見上げた。
「じゃあそれで」
「かしこまりました」
彼女がスマホをいじり始め、暇になったらしい子供はきょろきょろ辺りを見回している。
「ねえおばさん」
「何」
「あそこにクリスマスツリーがあるわ」
「そうね」
彼女はスマホに目線を向けたまま、おざなりに答える。彼女は母親ではなかったらしい。
「どうしてあのツリーは赤色なの?」
「知らないわよ。可愛いからじゃないの」
「この前あたし白いクリスマスツリーもみたの。あれはどうして白かったの?」
「キレイだからじゃない? 雪みたいな白はみんな好きなのよきっと」
「でも普通はだいたい緑よね。どうしてかしら」
「それが自然な色だからでしょ」
「どうして緑が自然な色なの?」
「癒されるからじゃないの。ツリーに聞いて」
「ツリーは答えてくれるかしら」
「答えてくれても人間の言葉ではないでしょうね。こっちが翻訳しないといけないから大変よ」
ウェイトレスは話し声が聞こえて笑いそうになった。おばらしき彼女はぞんざいな態度だが、しっかり受け答えをしてあげている。
「青いツリーもみたことあるわ。どうして青いツリーがあるの?」
「海とか空とか青いからよ。その方が解放的でしょ。みんなのためよ」
「黄色のツリーもみたことあるわ。ぜんぶ光ってるの」
「電飾でね。きらきらしてるとみんな明るくなるでしょ。夜も明るいのが好きなのよ」
適当な返事だが、よくあんなにぽんぽん出てくるものだ。周囲の客にも聞こえているらしく、ちらちらと彼女達の方を見ながら微笑んでいる。
「ねえ、おばさん。あたしピンクのツリーって見たことないわ。おばさんはある?」
「どうだったかしら。どこかにはあるかもね」
「もしかしたら本当はクリスマスツリーって全部ピンクかもしれないわ」
「あっそ」
「でもみんな緑に塗られてるのよ。そうじゃないとびっくりするから」
「そうなのね」
「それともピンクだと鳥さんが見えないのかも。鳥って見えない色とかあるのかしら」
「どうかしら」
「それとももしかしてツリーが何かを食べちゃったのかも。それでみんな緑色になっちゃったのかもしれないわ。土の中に緑の何かがいるのよ」
「そうかもね」
「だとしたら他のツリーの色にも理由があるのかも」
「そうね」
「青いツリーって、実は海に落ちちゃって染まっちゃったのかも」
「びしょ濡れね」
「それとも空を飛んでたら青色がついちゃったのかもしれないわ」
「木も飛ぶのね」
「あ、そうだわ。飛んでる時に白い雲にぶつかって、まっしろのツリーが出来たのかも」
「すぐ染まるのね」
「それともやっぱり雪の色かしら。雪遊びしてたら色がついちゃったのよ」
「だったら雪が降った日の木は全部まっしろになるわね」
「ちがうわ。白くなりたい子だけが白くなるの」
「あら便利」
「でしょ。緑でいたい子は緑のままなの」
目が合わないながらも即座に返ってくる軽快な相づちに、少女は楽しそうだ。
「じゃあ黄色のツリーはどうかしら。なんで黄色になるんだろう。黄色のものって何かある?」
「ライトで照らされてるだけでしょ」
「違うわ。ライトは白だったもん」
「じゃあそうね。あれよ、カレーのスパイスとか」
「カレー? ツリーってカレー好きだったの?」
「好きなツリーもいるんじゃないの。空飛んだり雪に染まったりするなら、カレーが好きな木だっているんじゃない」
「確かにそうかも」
少女はきゃらきゃらと笑った。
「サンタさんはカレー好きかしら」
「どうかしらね」
「トウモロコシも黄色よね」
「そうね」
「お月様も黄色のときあるわよね」
「そうね」
「あ、ひまわり。ひまわりかもしれないわ、黄色のひまわり。あの花びらと遊んでたら色がくっついたのかも」
「冬にひまわりはないんじゃない」
「じゃあ夏の間に遊んでて、冬になったときに色が出てくるの」
「時間差なのね」
「そう」
トーストセットが出来上がる。スクランブルエッグ付きの皿をウェイトレスが席に運んだ。
「グラタンはまだ?」
「トーストより時間かかるんでしょ。すぐ来るわよ」
彼女は漸くスマホから目を離す。
「サンタさんはどんな色のツリーが好きなのかしら。おばさん、どう思う?」
「知らないわよ」
「サンタさんは赤い服を着てるでしょ。サンタさんって赤い色がすきなのかも。だからツリーも赤いのが好きなのかもしれないわ」
「かもね」
「でも自分が赤だから緑のツリーの方が好きかしら。赤と緑の方がキレイよね」
「そうね」
「だからツリーは緑なのかもしれないわ。サンタさんの赤が目立つように」
「かもね」
「そういえば黒いツリーってないわよね。どうしてかしら」
「あるかもしれないわよ。見えないだけで。夜は大体黒いし、夜には色が変わるのかも」
「そうね、確かに。おばさんって鋭いのね」
「そりゃどうも」
グラタンが出来上がる。ウェイトレスが席に運ぶと、少女は暫くのあいだ静かになった。
「サンタさんってグラタンは好きかしら」
「さあね」
会話がまた始まった。今は互いに食事中なので目を合わせて話している。彼女は態度も言葉もそっけないが、一度も少女のおしゃべりを止めはしなかった。実は彼女の方もおしゃべり好きなのかもしれない。
少女たちの隣の席が空いたので、ウェイトレスは片付けてテーブルを拭いた。
「おばさん、グラタンの中身では何が好き?」
「きのこ」
「きのこなの? あたしえびが一番好き。きのこって美味しいかしら」
「美味しいわよ」
微笑ましい会話が続いている。彼女の返答は相変わらず迅速だ。
今までカフェに来るときは一人だったし、特に笑顔もなく静かにコーヒーを飲むか、偶に軽食を注文してもあまり目も合わないので愛想のない人と思っていたが、なんだか印象が変わってしまった。別に親しくしようとも思っていないが、今後彼女が来店した時には今日のことを思い出して頬が緩んでしまいそうだった。
店に金髪のポニーテールの女性が入ってくると、グラタンを食べていた少女が叫んだ。
「ママ!」
向かいに座っていた彼女も振り返る。
「姉さん、やっときたのね」
少女が手を振り、母親らしき女性が笑顔で娘の隣に座った。
「お待たせ」
「子供の相手は疲れるわ。この子ずっとしゃべってるのよ」
「あたしは楽しかったわ。おばさん、ツリーのこといっぱいいろいろ知ってるのよ」
やはり少女の方は楽しんでいて、彼女の方は少なからずの疲労を感じていたらしい。
「そう、二人が仲良くて良かったわ。今夜もこの子のことお願いできる?」
「どうしてよ」
「急な仕事が入っちゃったの」
「それを片付けに行ったんじゃなかったの」
「そうだけど、いろいろあるのよ。いいでしょう。この子もあなたのこと好きみたいだし」
「うん、大好きよおばさん」
母親に抱かれた少女ににっこり笑顔を向けられて、彼女はため息を吐きながらも受け入れた。
「わかったわ。でも大人しくしてなさいよ」
「はーい。一緒にクリスマスの飾りつけしようね、おばさん。あたしがいっぱいお話してあげる」
まったくもう、と彼女は小さくぼやいていたが、出ていくときには三人で手を繋いでいた。
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