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13.ちょん切る

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 パァンッ!!

「う……!!」


 思いきりキースの頭を叩くと、キースはようやく私の乳首から口を離し苦しげに頭を押さえた。
 頭に巻かれた包帯からじわりと血がにじむ。

「きゃー! キース!! ごめんなさい!」

 私はあわててキースの頭を抱えておっぱいではさみ、癒しの力を流していく。
 キースは状況がつかめないようで、おっぱいに挟まれながらモゾモゾと身体を動かした。

「え? あれ? フウリ様!?」

「いま傷を治してるからじっとしてて!」

「はい……」

 キースは両手を下からおっぱいを支えるように添えながら、じっと傷が治るのを待っていた。
 傷が治ったのを感じて、私はゆっくりと身体を離した。
 おっぱいの間から顔を出したキースと目が合う。

「えぇと、これは夢……じゃない?」

「うん。……夢じゃないから離して?」

「あ、はい……」

 キースは名残惜しそうにおっぱいをひと揉みしてから手を離した。
 お互い身体を起こし、向かい合うようにしてベッドに座る。

「目を覚まさないから心配したんだよ、キース」

「すみません。あれ以来、あまり眠れていなかったので多分そのせいです」

「あれ以来……」

「はい」

 なんとも気まずい沈黙の中、薄いガウンを一枚羽織っただけのキースは足の間が布越しでもわかるほどガッツリと盛り上がっている。
 布を突き破るようにそびえ立つソレは、時折ピクピクと揺れて動く。
 私の目線に気づいたキースは、自分の股間の状態を見て一気に顔を青くした。

「フウリ様に嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした! ちょん切ります!!」

 キースはバサリとガウンを脱ぎ捨ててベッドの下に落とす。
 ガウンの下は素肌に包帯だけが巻かれた裸の姿で、足の間の赤黒い『太くて硬い』モノも丸出しになっている。
 キースは包帯を切るためにベッドサイドに置いてあったハサミを手に取ると、その刃を思いきりそびえ立った『太くて硬い』モノに当てた。

「うっ!!」

「え!? 待って、待って!!」

 私はあわてて手を伸ばし、キースの手からハサミを叩き落とした。
 カシャンと音を立てながら床に落ちたハサミは、刃に血がついているのが見える。
 急いでキースのモノを見ると根元にうっすらと血が滲んでいる。

「きゃー! やだ、血が出てる!」

 私はおっぱいをつかみ急いでキースの『太くて硬い』モノをムギュッと挟んだ。
 じんわりと癒しの力がキースのモノを治していく。

「ん……フウリ様……」

 キースがブルリと身体を震わせると、おっぱいの間にあったモノはムクムクと太く硬く勃ち上がっていった。
 おっぱいの間で『太くて硬い』モノが頭を出してピクピク揺れている。
 よく見ると先っぽが濡れていた。

「あ、元気そう……だね?」

「……おかげさまで」

 血が止まったようだったので、キースの『太くて硬い』モノをそっとおっぱいからはずす。
 キースは真っ赤な顔をしたまま、申し訳なさそうにうつむいた。
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