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藤宮穂乃果〜フェロモン発情レイプ編〜

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 お前は今日からマジカルチンポだ。
 そう言って仰々しい神が、俺の股間の息子を握って……

「うわああああああああああ!」
 かかっていた布団を跳ねのけて飛び上がる。夢だった。最悪な。

「どうしたのお兄ちゃん」

 びっくりしたように、妹がドアを開けて入ってくる。様子を見にきたようだった。

「はあ、いや、ちょっと悪い夢を見てな……」

 いや、本当に悪い夢だった。どういう精神状態ならあんな夢になるのか。知らず知らずのうちにストレスは溜まるというし、何かしら自分の体に異変でも起きているのだろうか。

「そ。朝ご飯できてるから、早く降りてきてね」

 そう告げて妹である美鈴はタタタッと一階に降りて行った。とりあえず、制服をハンガーから取り、寝巻きから着替えることにした。パンツが縮んだのか、若干股間部に違和感がある。夢といい最悪な目覚めだ。

「……ん?」

 ズボンを脱いで、パンツがもっこりとしている。いやそりゃあする時はするが、にしても何かでかい気がする。凄い違和感に、パンツの中を覗いた。

「な、なんじゃこりゃあああああああ!」

 そこにあったのは、黒人もびっくりのカリ高でかチンだった。いや何を言ってるんだ俺は。
 朝の夢を思い出した。マジカルちんぽとかクソみたいなことをほざいていた神のような何かの存在。股間にある昨日までの息子とは違う「ブツ」。まさか本当に、俺のちんこが。息子が。

「マジカルになっちまったァァァァァッ!」

 3度目の叫び声を上げて、その日から俺は「マジカルちんぽ」持ちになってしまったのだった。


 現状を整理しよう。俺の名前は斉田孝介。17歳。彼女いない歴=年齢。古い表現だが、冴えない男子高校生というやつだ。現在うるさいと妹に怒られた。どうやら、俺の股間の息子はモンスターになってしまったらしい。

「よく考えたら使う機会なかったわ。なんも変わらねえじゃねえか」

 結論が早急に出た。ただただでかくなっただけである。夢も魔法もマジカルもないもんだな、この世の中。
 制服に着替えて妹が作った目玉焼きとトーストを貪り、そのまま学校へ向かった。いつも通りのHRが始まった。俺のちんこがでかいこと以外に、何も変化がない。

「おはよーお前ら。元気かー?」

 雫先生が教室に入ってくる。若手でノリが良い女性で、主に男子からの人気が高い先生だ。

陽キャの男が元気でーす!!!と喧しく返事をし、雫先生はそうかそうかと軽く流す。今日の予定は~、連絡先は~、と簡単に連絡をしていく。

話は変わるが、男には、「暇立ち」なるものがあることを知っているだろうか。暇な時に稀に起こる、勃起のことをそう呼ぶのだが。

今現在の俺に、その現象が起きていた。しかも、今まではなんとか机や教科書で誤魔化せるレベルだったが、今は違う。もう明らかにテントが張っているのだ。めちゃくちゃ股間部が痛いし、立ち上がれたものではない。

俺の座っている位置は教室のほぼ真ん中。周りからも見つかりやすく、リスクが大きいが、どうするか……

「よーし……はあ……今日の連絡は以上……ふぅ……。お前ら、今日もッ……んっ……頑張れよ……ッ」

雫先生が肩で息をしている。教室に入ってきた時はそんな様子が見えなかったが、具合でも悪いのだろうか。だが、HRもほぼ終わり、あとは終わりの挨拶としてHR委員が号令をかけるだけだった。

ま……まずい!どうすれば……

「せ、先生!委員会からの連絡があって」

図書委員の男子がこの窮地を救ってくれた。少し時間を稼いでくれたようだ。それにしても、雫先生は少し汗ばんでいるようだ。

「そ、そうかッ……フーーーッ……ご、ごめん、先生ッちょっと具合悪いから、あッ、放課後にしてッ……」

そう言って足速に先生は教室から去っていった。図書委員の男子はぽかんとしていたが、周りを見回すと他にも少し具合が悪そうに俯いて、震えていたりする女子がいるようだ。流行り風邪か何かだろうか。
 なんとかその場で勃起は収まり、俺は1限に間に合うことができた。


———この時の孝介は、今の教室で何が起きていたのかを理解していなかった。彼の何気ない暇立ちが、それによってとんでもない影響を女子に与えたのかを理解するのは、夜になることになるのだが。

〓〓〓〓〓

「はあ」

 なんとか放課後までやり過ごした。今まで日本人の平均的な大きさだったから、割と大きいブツへの憧れはあったが、実際にデカくても困ることしかない。使わない限り。

 あの後雫先生も体調が良くなったようで、帰りのHRは何事もなく終わった。やけにテカテカとしていた気がする。

「あ、孝介ー。今日俺用事あるから掃除代わってくれよ」

 とか、クラスメイトに言われて今日掃除を代わる羽目になったが、寛容な俺は許してやることにした。
 ミルクティーを貰ったけど、別に買収されたわけじゃないんだからねッ!

「あ、斉田くん、今日はよろしくね」

 箒を一つ手渡して、藤宮さんがそう話しかけてきた。黒いロングの髪が綺麗な、清楚系の美少女だ。男子からの人気も高い。

 今日はほんのりと顔が赤くて、なにかを恥ずかしがっているようだった。仕切りにスカートを伸ばしているし、どうかしたのだろうか。

「さっさと終わらせちゃいますか」

廊下を掃き出す。掃除といってもほぼ形骸化していて、簡単に廊下を掃くだけで良いし、楽な仕事である。

〓〓〓〓〓

私はとても困っていた。

今現在、絶体絶命のピンチなのだ。というのも、“履いてない”のだ。

 なんで、と聞かれてしまうと大変困るのだが、今日の朝は何かがおかしかった。私だけじゃなく、あの教室にいたすべての女が、同じように本能をくすぐられていた。

 その結果、濡れてしまったのだ。濡れたまま履くのも気持ちが悪く、今はバッグの奥に押し入れたのだが、朝から一日中スースーとする状況で過ごすのは心臓にも悪かった。

 もし見えてしまったどうしようと思うとスカートを気にしないといけないし、それのせいで注意散漫になっていたこともあったが。

「きゃっ」

そのせいで、彼———孝介君とぶつかってしまったのだ。そのまま後ろに倒れて尻餅をついてしまう。彼が驚いたようにこちらを見て、信じられないものを見るかのような顔をしていた。

その視点の先は……私の、スカートの中だった。

見られた見られた見られた見られた。

「あ、す、すまん……」

彼が恥ずかしそうに顔を逸らす。急いで隠すように立ち上がる。二人の間に静かな沈黙が訪れていた。

どくん。心臓が跳ねる。私の目は、自然と“ソレ”に吸い寄せられていく。

ズボンの上からでもわかるほど怒張しているソレは、私の知識にあるような大きさとは思えないほどの主張をしていた。

どくん。どくん。朝と似たような感覚が体に立ち昇る。“雌”としての本能を直接殴られるような、強烈な雄の存在を感じて、体が勝手に動いてしまう。

息が上がって、肩で息をしないと、まともに空気を吸い込むことができない。足がもつれて、彼の方にふらついて倒れ込んだ。
 側から見れば、立ちくらみのように見えるかもしれない。彼のが驚いたように、私を受け止める。“雄”に肩を掴まれて、私の体がびくりと震えた。

「藤宮さん…………?」

彼が心の底から心配している、というような顔を作って名前を呼んでくる。その行為だけで私の体が喜んでしまう。彼に名前を呼ばれた、ただそれだけなのに。

ああ、白々しい。股間のソレは今にも私を犯したいというように未だ主張しているのに、彼はそれを臆面にも出さずに私を心配するのだ。

「んッ……ちょっと、具合悪いかも……」

足に力が入らず、またふらつく。倒れそうになる私の腰を、彼が抱き寄せた。

「んひゅッ♡」

私の口から出たとは思えないほど、甘ったるい声が漏れた。自分でも、自分の顔が真っ赤になっているのがわかる。

「ご、ごめん!保健室行ってくるね!」

その場を離れようと、私は駆け足で保健室に逃げた。

〓〓〓〓〓

藤宮さん、大丈夫だろうか。様子がおかしかったし……

なんでノーパンだったのかはわからないが、汚れてしまったりなにかしらの要因があったのかもしれない。

保健室に行くといっていたし、様子を見に行こう。

そう思いながら俺は現在廊下の隅でしゃがんでいた。 

立てない。たってるせいで。

……

5分ほどして、なんとか収まった。先生に藤宮さんの様子を見に行く旨を伝えて、歩いていく。

 ガラガラと音を立てて保健室の戸を開けると、藤宮さんと保健の先生がいた。

「あ、斉田クン。いいところに来たね。彼女、見たところ熱とか異常はないから、まあ心配なら君が送っていきたまえよ」

保健の先生がそうあっけらかんと言ってのける。藤宮さんは少し赤らめた顔で慌てていた。

「まあ立ってるだけでふらつくくらいだし、一人で変えるのは心配だし、藤宮さんがいいなら………」

藤宮さんが少し考え込む。少し言い方として断り辛い形にしてしまっただろうか。嫌なら嫌って言ってくれ、と追加で伝えようとした時、

「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えます……」

と返事を頂いた。正直、とんでもない役得である。あの学校内でも指折りの美少女である藤宮さんを送っていけるのだ。

「はいはい、それじゃあとは若い者同士で頑張りたまえよ~」

そうして保健室を半ば追い出される形で退室して、帰宅することになった。自転車通学の俺とは違い、藤宮さんは家が近いようで徒歩通学らしい。自転車置き場まで自転車を取りに行って、カゴに藤宮さんのカバンを入れて、隣を歩く。
 
「さっきのこと、皆には秘密にしてくれますか……?」

藤宮さんがそう言う。さっきのこと、と聞いて、咄嗟に先ほどの情景を思い出した。
藤宮さんは顔を真っ赤に染めていて、恥ずかしげに俯いていた。

「多分何かしらの事情があったんだと思いますし、誰にも言いませんよ」

そもそも言えるような仲の奴がそんなにいないと言うのは言ってはいけない。その言葉を聞いて、藤宮さんはほっと胸を撫で下ろしたようだった。

そこから5分ほど歩くだけで、藤宮さんの家にはあっさりとついた。

「ここです。今日は本当に迷惑かけてすみませんでした。……あの、よかったら、上がっていきますか?」

どくん、と心臓が跳ねる音がした。少し恥ずかしそうにしながら、彼女はそう告げてくる。どくん、どくん。心臓の音が煩い。

「……家族の方に迷惑じゃないですか?」

 なんとか言葉を振り絞る。阿呆、なんで断る方向に進めようとしてるんだ。ありがたく受け取っておけばいいのに。

「私は、一人暮らししてるから……その……」

尻すぼみに声が小さくなっていく。どくん、どくん。声と反比例するように心臓の音が大きくなっていく。

「それじゃあ、お言葉に甘えて……」

藤宮宅にお邪魔させていただくことになった。心臓が張り裂けるようにどくんどくんと鳴り響いていた。

〓〓〓〓〓

なぜその時、私が彼を招き入れたのか、と聞かれたら、その時の私は、迷惑をかけた分もてなそうと思ったから、と答えるだろう。

けれど、それは本心だろうか。そう問われたら、私は自信を持って肯定できない。

「んひっ♡だめっだめだめだめ♡」

 彼の手が、私の胸を制服の上から覆うように置かれた。ただそれだけで、私の体は、普段の何倍も敏感に反応してしまう。

どうしてこうなっているんだっけ。初めは、ただ彼を家に上げて、お茶を出して……

体が熱くて、汗をかき始めたから、ブレザーを脱いで、ハタハタとシャツを仰いでいたんだっけ。そしたら、それを彼が見つめていて。

それで……彼が私のそばに寄ってきて……

「やだっ♡レイプだよッ♡」

甘ったるい声で、そう彼に言う。理性の檻からはみ出た本能のまま、私と言う雌を貪ろうとする彼の抱き方は強引で、乱暴に胸を揉まれているのに、体には快楽以外の信号が送られて来ない。

「フーッッッ♡フーッ♡」

まるで獣みたいに呼吸しながら、私の体は貪られていく。服の上から触られているだけなのに、狂ってしまうほど、気持ちがいい。


孝介の性技は、褒められたようなものではない。藤宮穂乃果がこんなふうに快楽に身を捩らせているのは、彼の股間についた一物のせいだった。

マジカルチンポ。入れただけで女の子を雌に落としてしまうまさに魔法のようなブツは、勃起時に女を発情させるフェロモンを強く発生するという副作用のようなものがあった。

今、言ってしまえば、穂乃果の体は今、料理前の下準備を着々と進められていたようなものなのだ。朝、そして放課後、彼のフェロモンを浴び続けた彼女の体は、すっかり雌として出来上がっていた。

「あ゛っ♡んっ……」

ぷち、ぷち、ぷち。

ソファーに倒れ込んだ穂乃果の、シャツのボタンが一つずつ、孝介の手によって外されていく。穂乃果は抵抗するつもりで彼の手を止めようとするが、全く力が入っていないその手は、意志とは反して愛おしそうに彼の両腕を撫でただけだった。

そして、彼女の下着姿が露わになる。服の上からでは分かりにくいが、彼女はスタイルも超一品だった。

「でっか……」

思わず孝介がそう漏らしてしまうのも仕方がない。ブラによって無理やり押さえつけられているたわわな二つの果実は、高校生にしてFを超えるほどの大きさがあった。

「やめてっ♡みないでっ♡私のおっぱい♡」

ふるふると顔を揺らして逃げようとしても、ただぶるんと胸を揺らして男を誘っているようにしか見えない。

欲情した孝介が、その果実を強く揉みしだく。ただの男子高校生の、無理やりな愛撫が、出来上がっている彼女の体にとってはどんな男の丁寧な前戯よりも至上の快楽として感じているのだった。

「んぎっ♡ダメダメダメダメあっ♡……あああああああああああああッッッ♡」

情けなく、穂乃果はただ胸を一揉みされただけで絶頂してしまった。腰をガクガクと震えさせ、愛液でスカートを汚しながら、彼女の顔は恍惚に耽っていた。

「ああ……んっ……ひゃッ♡ねえッ♡いまイッたからッ!ねえダメッイくッ♡イッ……ふぅぅぅんッ♡♡」

しかし、そんな彼女の事情など、孝介にとってみればどうでも良いことだった。絶頂している彼女に関係なく、さらに乱暴に胸を揉みしだく。

結局、ただ胸を揉まれた段階で、彼女は三回絶頂を迎えた。

「はッッ♡♡はーッッッ♡」

息も絶え絶えと言うふうに、だらしなく舌を突き出して快楽の海に浸かる穂乃果。

ジー、と、チャックを下ろす音がした。
それがなんの音かを理解するのに、彼女は数秒を要した。正確には、認識「させられた」。

ぼろん、と言う擬音がまさに合う、巨大な肉棒がお腹をぺちんと叩いた。それによって、彼女は孝介がちんぽを出したことを認識する。

「ひっ♡違っ♡ねえダメッ♡」

ただ、お腹を一度ちんぽによって叩かれただけ。軽く触れられただけだった。

それなのに、無様にも穂乃果の体は雄に犯してもらえるのだと勘違いして愛液を分泌し、子宮を下ろし始める。

そして、いままでズボン越しだから耐えられていた、強烈なフェロモンに当てられた穂乃果は。

「ひっ♡ひゅっ……んひゅうううう♡」

半ば過呼吸になりながら、それだけで絶頂してしまった。震えが治らない腰。そこに彼の両手が添えられて、スカートが脱がされてしまう。
ブラジャーだけをつけている、少し異様な状態に、彼女は剥かれてしまった。


孝介は、強い興奮状態にありながら、ある程度の冷静さを保っていた。

「なあ、藤宮……いや、穂乃果。」

名前を呼ぶと、それだけでぴくんと穂乃果の体が跳ねる。

「だめっ♡ちんぽはだめッ♡レイプッ、レイプだよッ♡」

彼女のわずかに残った理性が、なんとか彼へ反抗しようと言葉を紡ぐ。もし今挿入すれば、彼女は簡単に陥落すると孝介は理解していた。しかし、彼の嗜虐的な部分が、彼女自身から請わせたい、と思い始めていた。

「なあ、本当にダメか?」

孝介は、子宮のある部分に目掛けて、ぐりぐりとちんぽを上から押し付けた。

「ふう゛ぅ゛ッ♡だ、ダメッ♡ダメだもん♡」

彼女の理性は敗北必至の戦とわかっていながらも、必死に抵抗する。もし彼に犯されてしまったら、もう自分は彼以外の女になることができないだろうと、本能的に理解していたからだ。

 彼専用の雌として体が作り替えられる恐怖と快楽から逃れようと、彼女が身をよじろうとしたその時。

「へっ……あッ」

ちんぽが、顔の上にずしん、と乗った。

「あッ♡ダメッ♡ねえズルいッ♡こんなのズルいッ♡」

鼻腔に雄の匂いが広がる。頭が真っ白になって、急激な多幸感に体が支配される。

「んくぅぅぅぅぅ♡ふっ♡ふっ♡」

それでも彼女はなんとか耐える。とうに限界はきているはずなのに。体は完全に屈服しているのにも関わらず、彼女は意志だけでなんとか自分の本能に勝利していた。

「ヤダッ♡ダメだもんッ♡」

思っていたよりも粘られて、孝介も少し悩む。どうしたものか。と。

穂乃果は、なんとかなった、と起きあがろうと、一度うつ伏せにひっくり返った。

「まあいいか。」

そんな声が聞こえた。穂乃果は一瞬、彼が何を言っているのか分からなかった。彼女の中には、彼は私が望みさえしなければ無理やりはしないだろう、という油断があった。それが、あっさりと崩される。

ばちゅん!とまるで鉄を打つかの如く、彼の槍は彼女の体を貫いた。

「………ッッッッ♡イぎゅッ♡イギゅイギゅイぐッ♡♡♡♡ひッ♡まだイッてる♡深ッ♡♡これダメ♡ダメになっちゃう♡馬鹿になる♡雌にされるッ♡パパッ、ママッ助けッイグイグイグ♡っあッ……」

一瞬、世界が停止する。何が起きたのかを、段々と穂乃果の体全体が理解していく。とんでもない快楽の波が襲ってきて、一度のピストンで、彼女は完全に雌にされた。ぱちん、と意識が飛んで、だらしない顔のまま体だけがぴくぴくと快楽の波に痙攣している。

彼はそれでも容赦なく、もう一度、彼女の体に自らのちんぽを打ち付ける。

ずちゅん!

「ひッ♡ぐッぅぅぅう♡♡」

歯を噛み締めて、耐えようとしても、どんなに抵抗しようとしても、乱雑に打ちつけられるその肉棒に、体が屈してしまっている。電流が走ってショートしてしまったかのように思考がまとまらず、畜生のようにただ与えられる快楽のままに穂乃果は絶頂していた。

一突きごとに、彼女は意識をオンオフされる。膨大な快楽から逃れようと意識を失っても、同じ量の快楽によって無理やり体は覚醒してしまう。

「ぐぅッ、締め付けがッ……」

一方で、孝介もまた、童貞卒業したばかりの男子高校生である。彼女のぐずぐすのとろとろになった膣は最高級のオナホールのようなものであり、精液がどくどくと込み上げてきていた。

「やッ♡ダメッ、中はッ♡赤ちゃんできちゃう♡ダメ!絶対孕む♡孕むからダメ♡」

いわばそれは、完全なる敗北宣言。私の体は負けました、今出されたら絶対に孕もうとしてしまいますと、宣言しているのだ。

しかし、孝介はそれを「まだ残っている理性の反抗」だと捉えた。

「ダメなのか?」

先ほどまでの荒々しいピストンとは変わり、子宮口をぐりぐりと虐める動きに変える。

彼女の子宮は、この雄に射精してもらおうと必死に媚びて、亀頭に吸い付いている。

「それヤダッ♡へんな癖つくッ♡イグッあ゛あ゛ッ♡お゛っ♡」

 実を言えば、もう彼女の体は完全に負け癖にイキ癖に、完全に作り替えられてしまっているのだが、彼女はまだ必死に耐えようとしている。

「中で出したら気持ちいいだろうなあ、もし合意えっちにしてくれるなら中に出してあげるけどなあ」

その囁きで、穂乃果は想像してしまう。自分が孕む快楽を。ドクンドクンドクンドクン。心臓が、期待によって心拍を速める。
それでも、彼女が否定の言葉を口にしようとしたその時。

ぷく。

擬音で表すのならば、その程度。たった少量の先走り汁。それが、彼女の子宮口にぴとん、とついた。


ただそれだけだったと言うのに。

「ひぎゅッッッ♡♡」

潰された蛙のような声をあげて、彼女は絶頂する。それだけじゃない。彼女の子宮は、その少しだけのカウパーを、まるで砂漠にあるオアシスかのように必死に飲み干した。飲み干してしまったのだ。

本来の精液をものすごく希釈したような、薄いカウパーを吸っただけで。

「お゛ッ♡お゛ッ♡お゛う゛ゥ♡んぎッ♡」

すり……すり。初めは、そんな控えめな動きから始まった。

「ヤダ、なんでッ♡勝手に♡腰がッヤダヤダヤダ!♡」

次第に、ぱちゅん、ぱちゅんと、腰がグラインドする。卑猥な動きで、精液を搾り取ろうと彼女の体が動いてしまうのだ。

「ぐぅ……出るッ!」

ビュルッ!ビュルルルッ!ビュルルルルルルッ!

勢いを何で表現するべきか。それはまさしく滝と言うべき勢いで、彼女の中を白く染め上げていく。

「ひっ!ねっ♡ズルいッ♡事後承諾和姦レイプズルいッ♡イギゅ♡イッてる♡ダメッひぐッ♡イッた♡イッたのにまたイグッ!イくイグイぎゅいぎゅッ!!♡♡♡」

溢れ出た精液が二人の結合部をぐちゃぐちゃにした。今なおイキ続ける穂乃果と、射精の余韻に浸る孝介。穂乃果は、自分の足を孝介の体に巻き付けていることすら気づいていないのだった。




「ふーっ♡ふーっ♡ヒドいッ……ズルいよッ♡こんなイケメンちんぽでぐちゃぐちゃにされたら女の子は拒否できないもんッ♡」

頬を膨らませながら、穂乃果はそう言う。しかし、表情は明らかに喜んでいる。

「ね、早く抜いて、汚しちゃったから片付けないと……あ………アレ……?」

そこで、穂乃果が違和感に気づく。自らを貫いているでかちんぽが、一ミリも萎えていないことに。

そうして、改めて穂乃果が孝介の顔を見る。男には賢者タイムがあるという知識前提で考えていた穂乃果にとって、マジカルちんぽの精力は想定外にも程があった。
 もう一度したい。と、チンポが訴えてくる。

「ねえ無理ッ、もう耐えられないッ、女の子の体なんだと思ってお゛っ♡イギゅッ♡」

必死に抵抗しようとするも、快楽にずぶずぶに浸かった体で抵抗できるはずもない。
一突きで絶頂すると、そのままオナホのようにちんぽを打ち付けられるのだった。

〓〓〓〓〓


結局、その後五発抜かずで発射した結果、
穂乃果はボテッとしたお腹に精液まみれで、焦点の合わない目をして舌を突きだすことになるのだった。






















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