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135.花が咲く…花が咲く…○○のような花が咲く…それぞれの18禁。前編

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「トーカ、お前を愛している。ハァ……」
『アァ……』
「もう誰にも渡さぬ!この身体も心も全て私だけのものだ。どれだけ、この日を待ったか…」
『ハァッ…もっと…アァ………んっ』
「本当に綺麗だな、お前の身体は…。かぶり付いてもこぼれる」

そう言って、ピンク色の乳輪ごと大きく口の中に含んだゲル。
大きく開いた口からこぼれた胸の膨らみは、優しく手で揉みあげる。その度にトーカの身体が厭らしくしなった。しなる裸体もオスを刺激した。

揉み上げる手とは逆の手で、足の付け根を押し開いて確認する。自分のオスはもう先程から先走り汁が滴っている状態だ。トーカはどうなのだとばかりに、割れ目の筋をなぞると花芽が指に当たり、ぷくりと固く主張していた。そして、指先にぬるっとした感触が伝わる。

「っつ、感じてくれているのだな…」

花芽をいたぶり乍ら、その先の沼地に指を沈める。ぬめりを帯びたそこは、自分の先走りの比ではなかった。

思わず歓喜した。

指を1本沼地に沈めるも、未だ開拓されてない沼地は指1本もやっとだ。

『んっ…うぅ……』

その指を抵抗されるような感覚と痛そうな声が上がって、トーカが処女であることにまた歓喜した。

沼地の前の花芽をあいてる指でこすり沼地の抵抗を緩めてやる。粘りのある粘膜が沼地からどろっと出て、指が奥に引き込まれた。それを何度も続けると、厭らしくそして、かわいらしい啼き声に変わって、思わずぶるっと身体が震えた。

この声も私のものだと言わんばかりにキスで口を塞ぐ。誰にも聞かせない。

指が2本から3本になった頃、我慢の限界が来た。沼地に自分の錨を打ち込む。2人の身体が外れないよう最奥まで錨を落とした。悲鳴のような声がトーカの口から出る。

"あぁ…、この悲鳴もなんて甘美なのだろう"

男は女のように、このような痛みはない。快楽のみ、征服欲のみ、そして…独占欲のみが支配する。

最奥まで落とした錨を抜き差しして、何度も何度も自分の匂いと種を最奥に残す。それは私の自己満足だ。だからお前には、快楽と絶頂をやろう。そうすれば、私も心置きなくお前の中に精を吐き出せる。


***


「はぁ…嬢ちゃんの中……あったけぇ…やみつきになりそうだわ」
『あぁ…いぃ、あっ、あっ、あっ…』
「ん?ここか?」


そう言って、嬢ちゃんが一層声が上がった場所を攻める。ぐちゅぐちゅと粘りのある厭らしい音が静かな空間で耳を犯す。

極めつけに、嬢ちゃんが女の声でよく啼いた。

いつもの悪態は出ず、訛りのしゃべりもでないぐらい、ただただ喘いでいる嬢ちゃんに自分のオスを打ち込む。この鍵穴は俺だけの鍵穴。なじませるように、覚え込ませるように自分の鍵を入れる。もう誰の鍵も合わないよう打ち込んだ。

『あぁー!』

パンパンわざと音を鳴らして、嬢ちゃんとの交わりを確かめる。

背中に噛みつく。
肩に噛みつく。
俺のものだ。俺の番。
俺の全て。

嬢ちゃんと一つになっても、止めどなく出る独占欲は、自分でも引くぐらいだった。

7人も番候補が居たんだ。漸く手に入った実感が欲しい。形を残したい…。その行動がこれかと噛み付いた所をなぞる。このまるで食う勢いの行動に、昔話に愛しすぎて半身を食ったという男の話を思い出す。

あの時は、自分の半身を食うってバカかと思ったが、それほどの愛を知った今ならわかる気がする。狂気が支配する愛もある。そこまでいかずに止まってる自分は、まだ冷静かと言いながら、組み敷いた嬢ちゃんに足りないと言って、むしゃぶり食らいついた。


***


「トーカ…この日をどんなに待ったか」


そう言ってキスをした。しかも余裕のないキスだ。
震えてるのは、歓喜のせい。せわしなく鳴る心臓音は、トーカの裸体のせい。

全裸でその温かさを味わう。健太に言われた"一番汚い"が引っ掛かり、出したオスを引き気味に抱き合ってキスしていた。

そんなオスをキスしながら触ってくるトーカ。引き気味にしていたオスを触りやすいように前に突き出した。自分の手もトーカの生えの薄い割れ目をなぞる。そして割れ目の中に隠れている性器を探る。

お互いが息を荒くして、弄る行動に耐えれなくなりトーカをぐっと抱きしめながら寝かした。誰も目にしてないだろう秘部を足を広げて見る。弄っおかげで花芽はぷっくりと固くなり強調されていた。

てらてらと濡れたひだ部分を指で広げる。綺麗なピンク色に嬉しさのあまり吸い付く。


『あぁっ・・・!』


刺激が強かったのか、しなる腰。

気をよくし、愛撫を続けるとその度にビクビクと身体が跳ねた。

ぬめりが強くなり、指を入れても大丈夫だろうと花芽に吸い付きながらぬぷっと指を突っ込む。ヒクヒクと中が動く。花芽をその度に舌で刺激すると『あっ、あっ、あっ、』と声が上がった。

早く指でなく本物を入れたいがために、花芽をいたぶるような愛撫になった。どろどろとぬめりが指に絡み手首まで伝う。我慢できずに1本入れたばかりのところに、無理やり2本入れた。出し入れして中を広げるように、ぬめりがもっと出るようにピストンを速める。受け入れ準備が出来たというように、じゅぶじゅぶという粘着質な音が大きくなる。

メスがオスの受け入れを催促するような『あっ、あん・・あ・・ぁん』と感じてる声が聞こえだし、もう余裕なく自分のオスを入れてしまう。

ミシミシと音が鳴るような感覚。誰も通ってない通路に自分のオスが突き進む。さっきの催促の声が、痛そうな声に変わるが止められない…。最奥が私の望む先。その先に、繋がった感触を味わう壁がある。その壁を突き破って、私のものになったという証を見せてくれ。

「あぁー!!」

痛さの為にトーカが声を上がる。

さぁ、繋がった。

下腹部を見ると、破瓜の印が股間を伝っていく。それでいい…。後は、私と一つになろう。ゆるゆると腰を揺らしてトーカに苦痛ではなく快楽を味わす。

私は、ひたすらお前を味わおう。そして、唯一無二のものになろう。そう思いながら、トーカの温かい中に精を何度も吐き出した。
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