27 / 414
一章 純愛…ルート
一人舞い上がっていた滑稽な僕
しおりを挟む
やっぱりライアンに避けられている。
こんなにも会わないなんておかしい。
何かしちゃったんだ。
何が悪かったのかな?
最後に会った時は何もなかったように感じたのに…。
決定的な事じゃなくて、小さな事の積み重ねかな?
今までずっと「我慢」してたのかな?
ライアン様は僕に気を使ってたの?
言ってくれたら…僕が公爵家だから…耐えてたの?
無理…させちゃってたんだ…。
ワガママになっちゃいけない。
そう思っていたのに、僕はだんだんライアン様にワガママになっていたのかもしれない…。
部屋の鍵の登録も、嫌そうだった…。
僕は浮かれてその時のライアン様に気付かなかった…。
だけど本当はちょっと気付いてたの、ライアン様が躊躇っているのを。
僕達は恋人じゃなく、ただのペア…。
期間限定の授業の相手でしかなかったのに…。
期間が終われば別の人とペアになるだけなのをちゃんと理解してなかった。
それだけの関係なのに、なにを勘違いしていたんだ…。
ライアン様も迷惑だったに違いない。
きっとライアン様はそんな僕に疲れちゃったんだ。
ごめんなさい。
その日から食堂や移動教室の際にライアン様を探すのは辞めた。
こんなにも会わないなんておかしい。
何かしちゃったんだ。
何が悪かったのかな?
最後に会った時は何もなかったように感じたのに…。
決定的な事じゃなくて、小さな事の積み重ねかな?
今までずっと「我慢」してたのかな?
ライアン様は僕に気を使ってたの?
言ってくれたら…僕が公爵家だから…耐えてたの?
無理…させちゃってたんだ…。
ワガママになっちゃいけない。
そう思っていたのに、僕はだんだんライアン様にワガママになっていたのかもしれない…。
部屋の鍵の登録も、嫌そうだった…。
僕は浮かれてその時のライアン様に気付かなかった…。
だけど本当はちょっと気付いてたの、ライアン様が躊躇っているのを。
僕達は恋人じゃなく、ただのペア…。
期間限定の授業の相手でしかなかったのに…。
期間が終われば別の人とペアになるだけなのをちゃんと理解してなかった。
それだけの関係なのに、なにを勘違いしていたんだ…。
ライアン様も迷惑だったに違いない。
きっとライアン様はそんな僕に疲れちゃったんだ。
ごめんなさい。
その日から食堂や移動教室の際にライアン様を探すのは辞めた。
42
お気に入りに追加
2,865
あなたにおすすめの小説
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
愛などもう求めない
白兪
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。
「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」
「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」
目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。
本当に自分を愛してくれる人と生きたい。
ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。
ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
神獣様の森にて。
しゅ
BL
どこ、ここ.......?
俺は橋本 俊。
残業終わり、会社のエレベーターに乗ったはずだった。
そう。そのはずである。
いつもの日常から、急に非日常になり、日常に変わる、そんなお話。
7話完結。完結後、別のペアの話を更新致します。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる