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13の扉 創造

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 て  いうか

   「そもそも」。


 「死は 終わりではない」

 「私は ほんとうの意味では死なない」

それは「わかっていたこと」だけれど
 そう
いつもの様に。


「   てか。 やっぱり わかってなかった   んじゃなくて? 浅かった? いや、でも 」

 そう
 これは。


   "全く 全然 角度の違うはなし"

 それはわかる。



だって
そう
 「死ぬ」ということはある意味「祝福」であり
「次への扉」であって
なんら 「悲しむこと」でも「引き止めること抵抗すること」でもなくて

 は。

 「祈り」「祝福して」
 「送って」あり、
 「それが最高最善」で
 そうして私達はまた「すべてのために廻りあり」
 「すべてと共に 存在している」のだ。



「     ぇ 」

 そう
 だから
 「薬を得る」とか
 「死にそうな怪我を治す」とかでもなくて
 「終わり」ならば「それはそれでよくて最善で
そもそも
 それは「そうなる理の中」で あり

 「それを中断させる」ことは
  なんら。

     "意味のない こと"


 「助かってよかった」
 「まだもっと 一緒に過ごせる」そんなことではなく
それは「大きな視点」と「違う角度」から視れば
 「調和の大きな輪」の回転を止める行為で
 「流れに抵抗してあること」

そう
 それは「生きるということ」に対する執着なんだ。


「     ふぅ  む ?」

 「今 自分の最も高い視点」
そこから観るとわかる「しがみついている」ということ

 それは「以前の私」ならばわからなかったことで
「酷い」とか「可哀想」とか
ともすれば「人殺し」とも 思ってしまうような 「こと」なのだけど。


 「今」「この視点」で視ると
ありありとその「大いなる循環」が。

 はっきりと 流れ 動いているのだ。



「    なる  ほど。」

 そう
きっと「その時」も
その「流れを止めること」に対して「抵抗」した筈なんだ
 でも それは「縮小の流れ」にあったこれまでには止められなかったことで
 だが 
 しかし
 「
  「
  それもわかる。


 そう「戻れる」んだ
私達は その「大いなる 循環」の なかへ

 でも 「その抵抗を」だけど。



「     なるほど。  成る程?  なるほど なぁ。」

 それしか なにか 言葉が出ないけれど。


 ホントの
 本当に
やはり「儀式」や「伝統」「祈り」
 それには意味があって

 その「意図」の小さな綻びに 
「入り込んできた新しい光違う色」が「大いなる輪」に亀裂を入れ分裂してきただけで
 「きちんとその隙間あいだを認識できれば」
 それは「修復可能繋がりが戻る」で あり

それが「自分との繋がり」
   「世界との繋がり」で
   「世界現実の歩き方」を学んだら
   「せかい裏側」への旅が始まる。



「   ふむ。  して。 その、旅の? 始まり?「新しい生き方」?なのか? ?」

 でも。

 
  えっ

  それって  「いつ死んでもいい」って こと ??

 
 まあ

   でも

   
      「ある意味 」では ある

   けれども しかし

 ふむ?


 「光の創世神話」を やるまでは「死ねない」からして




  ん?



   て


      いう  か  。




「    そっか。 「私はそれをやるまで」って。 ことでも、ある な、 ??」


 それは確かに 「そう」なんだ。


多分だけど
きっと。


私の「生」は 「できている創ってある」。



「    ふぅむ?」


 え
 けど
 でも

 だから

   一体


   なに

       が  ? ? ???



そう、「せかいは私に「死」の新しいほんとうの概念」を 寄越してきたけれども
 「それが なにを示すのか」
それを私は まだ観ていない。

 でも きっと。

それも また遠からず「提示される現実に起こる」んだろうけど。


「 だから 「それを観て」。 また、判断しろってことか。」

 そう きっと
それ主題」が 「閃き」か「事件」か
 「現実目の前の出来事」なのか、
 「なにで来る」のかは わからないけど。

私が

 「わかるように できている」んだ。


「  だって 「せかいは天才」だもんな。」

 そう それなので ある。


だから とりあえず。


「  「死」  ねぇ。 」

 そんなことを「ポツリと呟いてしまう自分」を
ポイと 青い空へ放り投げて。


 いつの間にか立っていた 「崖っぷち」に
 くるりと背を向け

 白い 礼拝堂の壁を観ながら。

テクテクと 歩いて行ったので ある。







 
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