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11の扉 神である ために
位置
しおりを挟む「時代の 転換点」
「青の少女が現れて」
「世界が 白になること」
「予言が 知れ渡ること」
「負の予言」 「正の予言」
その 「どちら」でも
「起点」は「青の少女」で
「それが 現れたから」
「起こり」
「滅びる」
「再生する」
多分 私が気になっているのは そこだ。
「水槽の中身」達は 所謂「テンプレート組」で
彼等に「餌」を与えたならば
それぞれが楽しいドラマを展開し
ストーリーを仕立て上げて。
"世界 の中で 私が「何役をやるか」"
それを 示してある。
「 ふぅむ。?」
そうなんだ
私が「今 ピタリときていない」のは
その「どれもが私の物語ではない」からで
確かに「体があるのなら 外に出てやるべき役割がある」のだろうが。
「そこには ない」
それを はっきりと 示しても いるのだ。
だから 「その ずれポイント」が
なんなのか どこなのか
はっきりとしてくるまで。
とりあえずは 再び ティーカップを持つことにしたので ある。
て
いうか
結局
「誰かが」 「きっかけで」
「なにか 起きて」
「滅びでも 再生でも いいけど」
「転機が来」
「世界が 変わる」。
それって
「これまでと おんなじ」 じゃん ?
「 ふぅむ。」
私は
その「最後の予言」、それが「必要だから 起こる」
それならば「なるべく軽いものにして欲しい」
そう 思っていたんだ
これまでなら きっと。
「 ふぅむ?」
そう「水槽の泡達」は 如実にそれを現していて
「私がなんとかしなければ」
「変える」
「動かす」
「働きかける」、その 方向を示していた。
だけど その「会話の中に出てきていた色」
「人によって違う」
それは正に そうで
実際 今ここで「青紫」に浸りあると
「必要が 起こる」
「みんなの「状態」が「結果」を 創る」
それが視えるから
「起こる事に対して どうするか」
それは問題ではないし 何もできない。
かと言って
「みんなの「状態」を導く」
「コントロールする」
「示唆する」
「私も予言する」
それをしたところで
「すべての光が受け取る色はそれぞれ」
「それぞれの「状態」に対しての 最善が起こる」
だからして
そう その「予言の書」の「持つ性質」と同じで
それは 「変わり得るもの」
「なにがが起きて 結果 そこから引き起こされるもの」
それ自体「万華鏡の様なもの」なのだ。
「 「もの」で 説明するのは難しいな ?」
その「変幻自在の粒子」「流れ」「渦」
それが私に「観せてある」のは
「人の数だけ 物語はある」こと
「その時 その状態 」
「そして 受け取る結果も違う」
「だから 世界は別れる」
その「事実」で
「そこが分岐点」なのは 絶対的に真実なのだけど
「そこからどこに進むのか」
それが「個々の選択」なのも 真理で
だからして その流れに関与するならば
「私が「その本に入る必要がある」こと」
それを表して ある。
「 確かに。 成る程。 まあ そう ね。」
そうなのだ
だから 結局 やはり。
「私の役目」
それもまた「変わらぬ真理」で「自分の位置で 在ること」で。
「 あー 、 でも。 そうか。」
ここまで来て 見えたけれど。
そう 「私の位置」と言えば
「光の創世神話」それで
「私はそれを創っていればいい」
そこなのだ。
「 うーむ。」
やはり あくまで「その先」、に 居る
在る
視る
それで
「一緒になって物語へ入り込むのではなく その先の新しいせかいを創る」のだ。
「 「創っておく」? それで? 「超えてきた光達」が、編み込まれてゆく の かな ??」
確かに。
なんとなくだけど そんな気がしてきた。
「 ふぅむ?」
精度は まだ いまひとつだけど
これまで泡達が話していた内容よりは 全然「はまり感」が 違う。
「 なにしろ。 その、「予言がどう」とかじゃなくて「必要が起こる」のはそうなんだから 私はそれを知って。」
そう いつもの通り
「すべての最善を知り」「その先を視る」
「そこに在る」
それでしか ない。
それなら 「補足の必要」は
追々 光達が送ってくれる筈だ。
それも わかるから。
なにしろ 一旦の解決を見せた
「予言の書問題」は。
それもまた 「光の創世神話」へ
織り込まれることと なったので ある。
「 まあ 確かに。「創世神話」だから、「始まり」から 描かなくちゃな。」
そう一人 呟きながらも
お茶のおかわりも 何杯目か。
私は しかし「この部屋が大分 仕上がってきた」ことにも気が付いていて
自分の「今の位置」を 俯瞰しようと 立ち上がった。
少しずつ 馴染んできた
その「位置」
それは確かにはっきりと「起点の光」
それを示していて
「光の創世神話を 創って 待つ」と 言うよりは。
「どの 物語の中の位置も重要でもあるが
「私の位置」は 「その先 光の創世神話」」
それを指している。
そう それは 「先」や「上」
そんな話ではなく 「まるっとぜんぶの 円」
その中での「位置」で。
その 「私の役割」が 「始点」「起点」
「死と再生の場所」「焔を継ぐ場所」
「必ず 還る場所」
だからして 「そこ」
それを示している。
「 また。 ふむ でも そうか。」
そう ここで また出てきた「ところ」
それをはっきりと示した「光」
その「いのち」のいろ
「生きること」そのものの いろ。
「 ふむ 」
その「奥深さ」「いろ」「何処迄も覗けそうな 空」
それを見ながら。
また それが 「ここで差し出されたこと」
それについて 沁み込ませて いた。
きっと 馴染めば。
また それが視える
そう それを待つ為に である。
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