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10の扉 わたしの せかい

圧倒的な 存在

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いろんな こと
     思い
     いろ
     出来事
     事実
     虚構
     真理
それが あるけれど

 結局「私の行きたいところ」それはひとつだ。


その ヒント「道標」となる
 今回のカケラ

それはきっと 大事なこれからの芯でもあるもので
 「すべてはまるっと」を実現する為に必要な「鍵」

その「縁」「線」「仕上がり」「キレ」
 全体の良し悪しを決めるもの
 左右するもの 
それの筈だ。


  ざっくりとした 「精神世界」

  「表と裏の関係」
         「見えるもの」「見えないもの」

その「理解」と「研究」「発展性のある 関わり方」
それが足りない所為で私達日本人の「そちら側裏側」に対する意識は 低い。


 「魔女」「魔法」「スピリット」

    「妖精」「まじない」

子供の頃からの身近には「妖怪」があったけれど
それもこの転換期に向かいどんどん追いやられる方向となって「怪異」や「不思議」は 昔より、「過去のもの」となった。

 なんだか 言い方としておかしいけれど

朝も言っていた様に。

 昔は 「もっと近かった」んだ。

  「すべてのもの」が 私達と密接に関わり
 私達は 助け合っていて

  「人」も「自然」も「物」も。

みんなみんな、お互いが それを わかっていて。

 私達は 上手く「循環」していた筈なんだ。


だけど この転換期を迎える為に
「終局」まで行きつかなければならなかった私達は
「裏側」を追いやり
その結果 「精神に異常をきたす」ところまで きた。


 それは そうなんだ
 
だって 「私達は表裏でひとつ」なのだから
「裏側はなきもの」とされて終えば。

     最終的に そう なる

それは 明白な事実だ。

ただ それ進行が だけで。

 確実に 蝕まれていたんだ
この 大きな流れの中の一部と して。



 だが    しかし。


勿論 まだ残る光も あって。


それは 「今 正に そう あるべき」形

 この世界に存在してあって
流れが反転したからにはその明確さは勢いを増し
 「各人がそれぞれの場所をやる」、最善の形が整ってあるのだ。


「   ふむ。  だから   して 私が  そこを。 うん。」

それを 踏まえて自分の位置を ピッと正して。


 ぐるり 眺めてみる  落ち着いたカケラ

  光の虚空の景色

  ぐっと深いところまで潜った私のせかいは
  結果 光の虚空へ繋がっても ある。


そう 結局「奥底の深い洞窟」も「光の虚空」も 表裏一体なのだ。

 だけど。

「言葉」にすると
「形」に すると なんだかちぐはくになり
矛盾し 迷子になりがちな「裏側のせかい」


「  本当は。 もっと 「明白」「確実」? はっきり 、しっかりした ものなのに。  ってか、「こっち」が 本当真実、なのにな?」


 そう

  「わたしは せかい」で
    「すべてと響き合い あること」

 自分が 「そうであるから」わかる、
   せかいもまた「そうであるわたしを待ってある」ということ

 
  同じ 場で 在り

 「その様に して」「そうで あり」
 なにをも見守る ものであること
   
   わたしたちは 「同じひとつ」であるということ。

 
結局「ここ真理」へ帰ってくるのは
それが 真実だからであり それでしかないからで
 だけど こんがらがって絡まっているから。

 「見えない」「本当のこと」。


「  でも。  そうね。」

私が「見せたいもの」「反射したい姿」は
結局 「本当のこと」で

 「本来の姿 で 存在してある 強さ」
 
  「圧倒的 チカラ」

 その「ある」というエネルギーと
 「繋がり」「降ろせる」
 「すべて」を「最善の為に 利用できる」、こと

その 「存在であること光であること」。

 それは「見えない」から「わかりにくい」けれど。

もっとずっと 
   
   "圧倒的に 事実"の筈なんだ。

 それがきちんと「為されて示されて」いた ならば。


「   うん。 成る程? だから?   その、「やる」に「キレ」?「精神」、 あ~「魂」と言っても いいな?」

それを 合わせて。

   私なりの 「かたちにする」

そういうことなんじゃ ないだろうか。


 「表の神と裏の神」
それやることで 私の現したい沢山の「意味」「意志」「意図」は 含むことが できる。

 「真ん中」「芯」「核」
 「ゼロの場で」
 「燈を燃やし続け」
 「落とし」
 「降ろし」
 「なにをも 純粋に映し出すこと」

 「勧請」
 「地の利を生かし」
 「地盤に光を通し」
 「繋ぎあること」
 「それは 上下天地も含み」
 「拡大すること」

 「翻訳すること」
 「鏡であること」
 「器であること」
 「浄めであること」
 「ただ そこに そうして存在すること」

そうしてきっと
 それを纏め上げ 全体を統括し
仕上げの美しさを決めるのが
 「私の持つDNA粒子」「そのキレ」
 「潔さ」「魂に刻まれた いろ」
 
言葉にするのは 澱が付いているから難しいけれど。
 「和の こころ」「日本人魂」「武士道」
 その 本来の姿であるところ
それだ。

沢山の流れのなかで ずれて行った その「道」の部分
 だがしかし 「必ずあった」筈の「名もなき光」
私はそれを継ぐもので その「魂」「精神」を現すもの

 それでから
 きっと 「今」「こう」なんだ。


 一貫した「精神性」「からだ」「振る舞い」

とてつもなく 薄く
 光り輝き 強く しなやかで 
  「なんでも切れる」、「刀」の 様な もの。


ただ ふわふわして 気持ち良くなり
 人々を救済してくれる神 ではなく
慈悲 だけでもなく
許し 癒し 受け入れるだけでもなくて

 「本当のこと」を知り
 「なにをも超えて」
  "その先"を 視れる もの。


私が「現すべき姿」は 正に それなんだろう。



「   ふむ。 それなら、ひとまず。 オッケー 」

 カケラは揃った。

後は それを 私がどう料理するかで

それはきっと「歩いていれば足に当たる」。


 ふむ。

「ならば。 なにか、美しいものでも 見に行こうか。」

そうして
 私の「その時」が 来るまで。

 ゆっくりと そのカケラいろ
 集めることに したのだ。


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