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10の扉 わたしの せかい
せかい
しおりを挟むくるくると脱線する
自分の思考を 一旦 戻して。
「ドン」と 真ん中に据える
「わたしのせかい」
それはきっと みんなの言う「宇宙」じゃないかと 思うのだけど。
「 ふむ。」
つい ずれがちな 自分の思考を回収して
光の虚空へ陣取り 「澱」が 紛れ込まない様にして。
「 さて。 ?」
と 広げて 観る「わたしのせかい」
それはみんなの言う所である「宇宙」、きっとそれじゃないかと最近 思う様になった。
いや 気が付いたのか。
なにしろ「裏が表」になり
「みんなが裏を置いてきている」事に気付いたからには
「そもそもの前提が違っていた」からして
「自分の辞書を置き換える」様なことが 必要かと思う。
なにか 「噛み合っていなかった 世界の言葉」
それはきっと 私の認識が「裏側」を含んでいたからで。
先ず そもそもの「地に足着いている感覚」
それが私にとっては「世界」じゃなくて「せかい」なのだ。
「うん? わかんなくなってきたぞ 。」
言葉にすると なんだかずれる、その微細な動きを修正し
光の中のみんなを 整列させ直して。
「さて。 はい、 それで?」
眺めて 観る 自分の中の 「図」
その 図の中で先ず
他人とは 「自分以外の人」という認識で
基本的にみんなは 場所が どこであろうと
「世界」という「表側のテンプレート」で遊んでいる光達の事だ。
その人達はみんな「裏側」を背中にくっ付けてあるが
「見ないで遊ぶルール」の中にいて。
その「見ない」の中にも「表も見ない」という光もあれば
「裏だけ見ない」という光もあり
その様相は様々だけれど
「表は見ている」光であれば、それは「地に足着いてある」という事で「生きる」には困らない、ということ
もっと言えば「自分のカケラを集めてある光」、それだ。
例え 意識 していなかったとしても
きっとその光は自分の「得手不得手」は知っている筈だし それが自分の「カケラ」である事は 言葉を変えれば理解できる筈だ。
だから そんな光はきっと 光の道を進むのも早いのだろう。
そうして 私の言う「せかい」とは
「裏側」「潜在意識」「宇宙」
言葉はなんでもいいが「見えない側」全般の事で
それは「場所」や 「区切れるもの」ではなく
「まるっとぜんぶ」のこと
そう 私達が見ない様にしていた
「自分の背中にくっ付けているもの」、それである。
「てか ぶっちゃけ「宇宙」も 見えない、しな。」
ここまで来るとわかるが、今「私達が宇宙だと思っているもの」、それが本当に「宇宙かどうか」それは わからないので ある。
人は ひとりひとり 「見えてあるもの」が違うし
ある意味それは 「イメージ」なのだ。
「こうであるもの」「こうですよ」
そう「示されてある」、「テンプレート」
それでしか ない。
それは
全部が全部 「間違い」「嘘」
そういう話ではなくて「絶対 それであるとは 言えない」そんな話だ。
だって
きっと
多分
今 「私が思うこと」
それは「私達のあたまのなか」が 宇宙だから
なんとなくだけど。
そう 感じるので ある。
「だって 「想像」は「エネルギー」で「チカラ」は「現実」を創り そしてそれが本当に世界を動かしてあるからして 」
そう 私達 一人一人が
「宇宙」を 持っていて
そこで「自由に想像」をし
「自分の現実」を創り そうして「世界」は出来ていて
それを「体験してある」、それは まごう事なき事実だ。
今 思う 「宇宙」は
「スペース」「空」「作業場」
「想像の場所」「かたちにする 場所」
そんな所で
それはどこか遥か彼方の見えない場所にあるのではなく
それどころか 「みんなの裏側に付随してある」、素敵な「スペース」なのだ。
しかし「見えないものを否定する 世界」によって
私達が 見失ってしまったもの
それでも あるけれども。
「まあ だがしかし 「見えれば 遊べない」、それに尽きる。」
そう
外を見ていて思うけれど「成功したい」とか
「あの人、私の事どう思ってるのかしら」とか
そんな楽しみ方ができるのは「見えないから」それでしかない。
どうすればいいのか
何が 誰が合うのか 合わないのか
それが「全部わかるせかい」、それを本当に求めている人は 限りなく少ないから。
だから 世界は 今日も荒廃して
「見かけ」は 普通に回っているけれども
渦巻くエネルギーは混沌とし
それを流そうと「せかい」は強い風を吹かせ
次々と「瞬間」は「選択」を採用し
沢山の「場」が出来始めている。
それぞれの 光が 「自分の選択」をし
小さな「世界」が 生まれる 世界
その中で「せかい」に触れる光はまだ少なく
それを「どうしてだろう」と思っていた私に やってきたのが「みんなこれから」という今回のカケラ
だから 圧倒的な その世界のエネルギーに
押されない様に。
高く 飛ぶ 必要があるし
自分を更にクリアにして
その「眼」を保つ必要が あるんだ。
「 そう 、あと 「スペース」ね。」
そう「眼だけじゃ 成らない」
これがこの頃 身に染みてわかってい私は。
更に 自分の「なかみ」を空にする
その「想像」を「光の虚空」に自分で創って。
再び
その「自己再生」能力を使い、それを目の前に「アイコン」としてポンと置いて。
流れの中を 今日も ゆるり
飛んでゆくので ある。
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