上 下
1,282 / 1,636
10の扉 わたしの せかい

その 上で 私がやっていくこと

しおりを挟む

こっそりと 歩く 暗闇の中
 所々に ひかる 覗き穴

  さて?

 話に聞いた 「リュディアの部屋」は。

 どの辺り だった かな ? ?



なんだかんだ
色々 あれこれ ぐるぐる モニョモニョ
していた私が始めたことは
とりあえず「目的の一つの点」の「結婚式会場」に取り掛かる事だった。


あれから 暫く
静かにボーッと して。

 色々 歩き回ったり 眺めたり

  掃除したり 浄めたり

   遊んだり  読んだり 舞ったり

 気の 赴くままに 動き回って
「なかみ」は なにもしないで
からだセンサー」だけを働かせていて。


そうして落ち着いて みて 
改めて「上げた 目」で 見る 自分のなか

そう 「これ行動」は頭の中に直ぐに巣食う、「ごちゃごちゃ」を落とす為で。

 "なんとなく編み出した 私の新しい 方法"

 それごちゃごちゃを 「廻して 下に落とし」
     「あたま空間をスッキリさせ」
     「俯瞰できる様にする それ
     「視界をクリアにする」
     「遠くまで 見透せる様にする もの」。


そうして 見る 今 中にある大きな主題

 自分の 新しいカケラ 光
 レシフェの話   世界の こと
世界ぜんぶ」を 上げねばならぬこと
せかいすべて」の為に私が「やった方が良いと 思うもの」

この頃の諸々を加味して、「さて?」と
「自分ミキサー」を回転させ、残ったカケラを見ると
やはりあった残っていたのは これだけだった。


 結局 「せかいすべての為に 私ができること」
 それは 「自分の位置で あること」

   「どこであれ なにで あれ
     どこまで行っても 
     で ブレない ズレない こと」

 それしか ない。

「私が すべきこと」も「した方がいいこと」も
それは「自分のため」ならば ない事もないが
「世界の為」には「なんにもしなくていい」のだ。

 「ただ 私が 私で 存在する」
 「     そうであること創っていること

 「自覚」「瞬間」「精度を上げる」「極めていく」
 「わたしせかいに対して そうある示していること」。

 それが最善で 最適
 そうであるから そうなる

それはで、私がすべてせかいの為にできる 「最高の在り方」それなので ある。


「しかし、大分。 、なってきたな ?」

そう 「放置」「俯瞰」「捉え過ぎない」「固めない」、そんな新しい私の生み出した技は
「自分ミキサー」なるものに、出てくるカケラをどんどん投入して。

 「なるがままに 任せる」 それだけ

そうして残るカケラは 一つか二つ
 そう「わかりやすい」ので ある。


「それに多分。結局残る。 うん、なんか それが最適。」


それはきっと 
結局いつでもくるくるカケラを回してしまう私が自分せかい納得させる示す為に 編み出した方法

以前感じた
    "せかいと 私の 関係性"
 その 中で。

「一番高い私」が 認める私であること
 それを示す必要が あり
  せかいは それを 待っていて
 どの私光達も そうである私待ちということ

  成れば納得すれば
   自ずと 「そうなる光になる」と いうこと。


 「完全に 足を抜くこと」
 「在る 場を 切り替えること」
 「区別していくこと」
 「自覚すること」
 「ステイ現状維持ではなく」「上げて拡大してあること」
 「今 最大限で   あること」。
  
そう 「これまで通りではない 自分」を やるのだ。


そうして その様々な「同時展開」が 今 
自分の中を自由に渦巻き 踊る 中で 
それを「捉えよう」とするのは、やはり難しくて。
 それなら 「その中へ入れちゃえ」と
 編み出した 単純な私 ならではの方法

それに自分でクスクスと笑いながら とりあえずそれも放り投げて。

なにしろ「リュディアの部屋の穴」を探す。

 確か
 この あたり ?


灯り代わりに私が持ってきている杖は
「先っちょ」に星が付いた 「導きの杖」だ。

 星 と言っても 「私の 石」

 それを チョイとやって あのいつかの 金平糖の 様に。
ギザギザと光を表す棘がついた「私の星」で ある。

「  ふぅむ?」

慎重に 間違えない様 穴を窺いながら
 ついでに自分の「創造」の出来栄えを褒め
「やっぱり この材料でよかった」と一人静かにほくそ笑む。

 
 色々 「妥協せずに」「最高を選ぶ」
その「必要集め」、それは中々に時間と手間が掛かるものだけれども
そこなかみを 妥協したならば。

 それ創造は 本物ひかりには ならない
それなので ある。


「 やっぱり、この角度 う~ん ここの色も。流石だわ 。」

そうして自画自賛しながらも ふと「自分の魔女部屋」を反芻して気が付いた。

 うん?

   最近 なんか やっぱり。

      よね ? ?


あそこは。

元々、きっと「青の子の部屋」で それを私が再現した中 出来た副産物だ。

 だから すこし「借り物感」があった あそこ魔女部屋

それなりに「私の空間」ではあったけれど
 自分の「欲しいもの」が 絶妙に用意 されてはいたけれども。

「ふむ。 」
 
 それが徐々に「自分の創造」が 増えていく 中で。

 確実に 「になってきている」

  「出来てきている」

     「神域」 「現実物質

   「の ある 神域」


  「現実物質的に 存在する せかい」。


「       。」

そう 「私の創りたかった もの」、その「顕すこと」「もの」「場所」
それが 小さいけれども実現 してきて いて。

 なるほど?

それが「実感」として ので ある。



 この頃 出てきていた 「始まりの合図」

 「徐々に かたちになる なにか」

    「いい感じ」  「空気」

   「風」

      「速い ながれ」

         「色の変わった 光」

   「移動した 場」

     「越境」


   少しずつ   少しずつ 

   私に 近づいてきている 「新しい なにか」。


「  なんか。 「取り巻かれている」、いや「取り巻かれ始めた」? 「忍び寄ってきている」? いや、怪しくは ないんだけど。」

 そんな感じは して いたんだ。

この頃 特に
上下しながらも 「保ってきている 自分」
「わたしのせかい」な こと
「これまでとは 違う」こと
「それをせかいわたしに 見せていること」
「そうあること」
「それでいいこと」。


「       ふぅむ。」

それに 思うのだけど。

 「これ」は 「わたし」だ。

その「細かさ」
  「配色」
  「光」「輝き」
  「多色なこと」
  「流れていること」
  「デザイン」
  「一面ひとつでないこと」
  他にもきっと 色々あるけれども。

、か。 」

そう それ即ち
 「生み出したものと 生まれたものは 同じ同等

それはやはり「知っては いた」けれど。

 その 「精度」「クオリティ」「微細な部分」が
 「変わった」「上がった」
そうしてそれが 「わかるように なった」
 それがきっとこれまでとの 違いだ。

  
  なるほど やっぱり  ね ?


そうなんだ だから
      やはり「せかい」は「わたし」で。

 私は「せかい」から生まれた 小さな光

 それがまた「小さな光」を 生み出して。


「 また、せかいは 拡がって ゆく。 」

そういうこと なんだ。




「        ふぅむ。」

 ボーっと 立ち尽くす 天井裏の 闇の中

 しかし私の周りは「私の星」が 照らしているし
 慣れ親しんだ この「闇」は。

私を優しく包み 「ほら もうリュディアの部屋だよ」と 言っている。


「  そうね。 うん、とりあえず 行こう。」

そうして いつの間にかピッタリ「リュディアの部屋の色」の上に導いてくれた星に お礼を言って。

 さて
 今 いいかしら ?

と ノック代わりにピョンと飛び跳ねてみたので ある。






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話

ラララキヲ
恋愛
 長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。  初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。  しかし寝室に居た妻は……  希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──  一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……── <【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました> ◇テンプレ浮気クソ男女。 ◇軽い触れ合い表現があるのでR15に ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾は察して下さい… ◇なろうにも上げてます。 ※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません

abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。 後宮はいつでも女の戦いが絶えない。 安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。 「どうして、この人を愛していたのかしら?」 ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。 それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!? 「あの人に興味はありません。勝手になさい!」

記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。

せいめ
恋愛
 メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。  頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。   ご都合主義です。誤字脱字お許しください。

『別れても好きな人』 

設樂理沙
ライト文芸
 大好きな夫から好きな女性ができたから別れて欲しいと言われ、離婚した。  夫の想い人はとても美しく、自分など到底敵わないと思ったから。  ほんとうは別れたくなどなかった。  この先もずっと夫と一緒にいたかった……だけど世の中には  どうしようもないことがあるのだ。  自分で選択できないことがある。  悲しいけれど……。   ―――――――――――――――――――――――――――――――――  登場人物紹介 戸田貴理子   40才 戸田正義    44才 青木誠二    28才 嘉島優子    33才  小田聖也    35才 2024.4.11 ―― プロット作成日 💛イラストはAI生成自作画像

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

処理中です...