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10の扉 わたしの せかい
終焉の鐘
しおりを挟む終わりの 鐘が 鳴って いる
終焉の鐘が
曲が おと が
音楽 が 交響曲 が 。
流れて あるんだ
せかい すべての なかに 。
「 なんなんだろう な これは。」
少し 寂しい ような
物悲しい ような
しかし 「還れば」「暖かい」「家が 待ってある」し
「ここは私の場所では ない」。
それは わかっているんだ
きっと 頭の何処か で。
「 だからなのか 。」
どう すれば
なにを すれば
「そう」「なる」のかは わからなくて
でも ひたすら「落とす」ことは 続けていて。
「もう 要らないものですよ」
「はい これです」
「おんなじ事してますよね」
「また ハマってる」
「はい、回してますよ 澱を」
「だから 世界を。降ろすんですよ」
そうやって。
容赦 なく
私に畳み掛けてくる みんな
しかし それも みんな「私」で
私はこの頃 「自分で創った 自分ループ」の 中で
ぐるぐると 回って いて。
些か辟易しなくも ないがしかし
「これを抜ければ超えられる」し
「抜けねば同じことの繰り返し」それも わかっているから。
めげずに やっていたんだ。
ある意味 「それしかやりたいことが なかった」から。
時折 挟む 休憩
目を開けると 見える「世界」
直ぐに戻る 感覚
「そうじゃない」という 声
しかし「無理してやることでもない」という 声
そのどちらも納得して受け入れ 融かし
また「流れ」を意識しては「自分の場所を 跳ぶ」。
「 くっ そ」
たまに出る 「汚い言葉」
それだって私の一部で 大切な「いろ」だ。
そう 別に 私は「完璧になりたい」訳じゃなくて。
ただ 「楽に存在したい」それだけなのだ。
だから 「品行方正」で なくとも良いし
「お行儀良く」なくとも いい
だがそれを「知って」あり
「なににも適応できる」。
それになれば いいので ある。
だから
ある意味「良い方法」は見つからないけれど
「これじゃない」、それが わかっている 私は。
また 超えれば次が来る
それも わかっていたから。
なにしろとりあえず、その「しつこい澱」をとことん掘り下げながら「その時」を 待っていたんだ。
「 そうなのよ。 それに。きっと、なんか。 次が来たら 忙しくなる。」
それはいつもそうだから わかる。
なんだ かんだと 新しいカケラ満載で
かたちを整える 整列させる
整理して 美しく彩る
その工程にまた右往左往して 新しいカケラに馴染み、慣れるのにも時間がかかるのだ。
「 でもな。 今度は いや、今は。10の扉だから ある意味それも スパッとわかっちゃうかも な? ?」
そんな ルンルン気分で
頭の中を「ポイポイ」と 捨てていた時に。
ん ?
あれ ?
なんか 怪し いや 怪しい
だよね?
やっぱり。 それって
関係ある よね ? ? ?
「 。でも。 わからない。」
今は。
しかし
それが なかなかのヒントで
多分 これまでとは全く やり方が違って いて
だからこそ わからない、その 方法
私が どう すれば
次の扉を開けれるのか
超えられるのか
そもそも 扉の前には 立っているのか 。
「 てか。 やっぱり そもそも論?」
いや 考えるのは辞めよう。
うん 無理かもだけど
でも。
「やる」必要は ある。
なんだ かんだで カケラを回してしまう 自分
「徹底的に 考えない」、それはチャレンジしては
いたけれど その途中で「ポン」と 次の色が来るから。
まだ 「徹底」は できていないのだ。
「だから やる価値 は、あるかも。」
そうしてとりあえず。
他に何も 思い付かないので それを実行することに したんだ。
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