「２人の青、金銀の護り」 それはあなたの行先を照らす ただ一つの光

８の扉 デヴァイ 再々

ゆめ

「私以外の結婚は全てなくして下さい。」

目の前の
男の人が　言う　その言葉

　その　「意味」は　わからないけど　
　わかる。


　？　なくす？

改めて頭の中に回る　その言葉

だけど「考える」でもなく「沁みてくる」それ
「本音」「本心」「本質」
　「その　意味している　ところ」。

それは全て　本当になくす
所謂「排除」「消す」「なかった事にする」
それを意味していることが　わかる。

夢の中は「繋がっている」からだ。

　「彼」が　
　本気でそう言っているのが　わかる。


「この人は　何をしようとしているのか」
「本筋はなんなのか」

くるくると考え始めると　ことばが降りて　来た。


　　「集団意識の　変革」

　？

暫し固まるけれど。

でも

　それが　そうなのだと　わかる。


頭の中に　舞っているカケラ

　　　「更新」　　　「真っ新」

　　「やり直す」　　
　　　　　　　　「挿げ替えること」

　　　「全ての破壊」

　　　　　　「ゼロからの再生」


　　　　　　　　　　「死と　再生」

　　　　「起こらなければ　わからない」

　「目の　前にしても　理解しない者は　しない」

　　「だが　受け入れるしか　ない」。


　そういうことなのだ。

　「大勢の意識をいっぺんに変える」という事は。



　「革命」「改革」

　過去　世界には　色んな事が　あって
　だからこそ　発展　変化　してきたし
　その時のそれは　「必要」だったのは　わかる。

　「センセーショナルな」
　「変化」
　「意識を変えるために　かたち外側を変える」
　「取り替える」
　「すげかえる」
　「全く違うものを　置く」

　「大義を掲げた　大量殺人」
でも　それは。

「派手」であるほど　良く
「鮮明」であるほど　心に刺さり
「鮮やかな色」ほど　高揚させ
「暴力的」であるほど　人を無意識に納得させる。

その色の受け取り方は　立場や位置によって
様々だろう。

でも。
「見てきたこと」は　刻まれる
「自分のかたち」に
深く
無意識下に
強く
鮮やかに　輝くのだ。

　それは　もう　「身体に刻まれた　しるし」の　様に。




なんとなく　「ああ　そうなんだ」
「そうだよね」
そう思って　目が　覚めて。

「こたえ」はわからなかったけど
「ポイント」なのは　わかるから。

とりあえず忘れない様　メモをして
再び　目を閉じたんだ。