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8の扉 デヴァイ 再
啓示
しおりを挟むああ そうか 成る程。
私が 「せかい」と 同調するから
「合わさる」から
「混じる」「融ける」から。
「宇宙」と おなじに 拡大するから。
「神」と呼ばれるもの に なるんだ。
「神」という「言葉」に 着いた 澱
それは関係無い 燃やして 飛ばして。
「すべて」「せかい」「ぜんぶ」「宇宙」と
同調 すれば
「見えない もの」「スピリット達」「空気」に
融け込めば。
そう なるんだ。
成る程 わかった。
「環境は 調って いる
あとは 依るが 跳ぶだけ だ」
最後に齎されたメッセージは
誰からなのか 何処からなのか。
それとも 「私のうちの 誰か」か。
ぼんやりと 形を創る 「場」
きっとそれまで 「揺らぎ」でしかなかった 神域
その なかで。
目を醒ました 私は また。
「ああ 進んだんだ また 一歩」
そう思って 目が 覚めた。
ぅ ん?
ふわふわ フワリと 心地良い感触
柔らかいのか 少しハリのある なにか 。
「 ん」 ??
ぁ
しかし「それ」が流れる金の髪と 彼の指であることが わかった 私は。
「 えっ」
いや 駄目 まだ 朝
いや 時間とか じゃ ない けど ???
しかし「啓示」の「託宣」の色が濃いうちに
復習しておきたい私は、その手をそっと掴んで。
「 駄目。」
そう言って、その美しい金の瞳を見ない様に した。
「どう 在るか」「どう 生きるのか」
それぞれの道 私の 道
それを宣言 した様な 天空の祭祀
それをやって 降りてきた こと。
それは
「やる」と 私が 天に、向かって
「宣言」したならば。
それ 即ち 「なる」ということ
天は それを 聞かざるを得ないと いうこと
「すべて」を 受け入れ 「すべて」を 持つ
「天」だからこその 慈悲
「必ず 果たそう」という 大きな 愛。
その「こたえ」を 聞いた気がして。
やはり 「決めるのは 自分」
「なりたいものに なる」
そうなのだな、と。
わかったんだ。
「知る」と「わかる」の 違い
それぞれの 「その時」。
惑っても 戻り 真摯に進み
祈り 謳い 笑い 舞い踊って。
その時々の 「思う様に」動いて。
だからこそ わかる
知れる 本当
「自分だけの 真実」。
誰に 推してもらう訳でもない その「座」
自分だけの 「場所」。
でも それは 「覚悟」と同じで
「やる」と決めて 「やっていくもの」
「なってゆくもの」
自動的になるものでもなく
天から落ちてくるものでも、ない。
自分で 「そうしてゆく」ものである。
イストリアにも言われた
「自覚」を持つこと
「自信」でも「信じる」のでも なく
「自覚」を持つ ということ。
それはやはり 自分の立ち位置を
きちんと 曇りなき眼で 見て。
「そうしていく」「そうで 在る」ということ
みんなにもらった カケラ ひかり
ヒントや 愛 沢山の いろ。
それが きっとまた 合わさり
混じり 拗れ 編まれて。
私の前に 「ポン」と。
降りてきたのが、わかる。
「 ふむ。」
そう、気が付くと。
この頃 下ばかり見ていた 私
他の心配を する前に。
私が 上を 向かなきゃ。
「ってか、人の事なんて、なんにも。言えないって ことだよね………。」
ぐるぐると 回り始めた
鈍い色
それを見た 隣から。
「だから。それが、要らぬのだ。」
そう、また突っ込まれて。
「 ですよね…………。」
だから やっぱり 容赦なく
ぐるぐるの ポイポイっ て。
投げ 飛ばして 黎に ボワっと
やって もらって
ええ うん そうなの
そうよ
「それで、いいのよ。うん。」
「解ったならば、そう、すると良い。」
「うん。」
そうして 雲間に出てきて
思ったけど。
みんなが 私にそう 言ってくれるのは
私が「自覚を持つ」ことで
「良くなる」「発展する」「もっと 拓く」のが
解っているからなんだ。
信じて、いてくれるから。
空から見ていると、私もそう思うから
それがよく、解る。
みんなに そうして欲しい
私がそう、思う事をみんなも同じ様に、思ってくれている。
結局、そういう事なんだ。
「お互いの 発展を願う」
なんて、良い事なんだろうか。
「ああ、だからかな…………」
神社のお祭り、祭祀、祈りの儀式。
「神」と「みんな」、それは「同じ」で
やはり
今いる位置が 違うだけで。
お互いの発展、幸せ それが続くことを 願って。
「祈る」「舞う」 「謳う」 「奏でる」
それは なんでも良いのだけれど
みんなが それぞれ自分の 得意で 色んな いろで。
お互いに それを送り合って
励まし合って 光を。
響かせあって。
輝き 合う。
「 なん、か。」
色々、納得。
やはり。
私はここへ出てきて、正解なのだろう。
確かに「わからなかったことが わかる」頻度が増えたし
何より「みんなが」「想い合う」「お互いさま」それがよりよく、解る様に、なって。
「感謝 。」
それしか、ない。
だから。
やっぱり 全ては。
「うむ。」
雲間に広がる空、まだ白い場所
青が見える川 橙の煌めき 白い石の道。
そう わたしは 自分を
もっと もっと 拡げて。
せかいを もっと 深く 細かく 感じ
純度の高い ひかりを 見て。
「最上級の 美しさ」で。
「謳いたい」んだ。
パッと降りてきた この想い
美しいものを、見て。
ただ心を震わせ それを表現し 星屑 光の粒子を降らせて。
「私が」「満ちる」。
それ 即ち
「なかみ」も満ちて 「からだ」も満ちること
誰のためとか みんなのためとか
それも色々あるけれど きっと 本当のところは。
「私が 満ちる」し 「嬉しい」んだ。
「美しい 光に融けて」「せかいに 満ちる」
すべてに 私が 降り注ぎ 充満する
「私の せかい」「調和の せかい」。
それはきっと
「バランス」が取れていて。
とても気持ちがいいのだろう。
そうして結局 周りも ぜんぶ「すべて」が 満たされて。
きっとそれが 私の「喜び」。
「…………そうだよね…。」
あの、頃。
グロッシュラーで ただ何故だか満ちて
走って 謳って。
「なにか」を振り撒いていた
そんな 風に。
今はもう、あの燃える様な勢いでは、ないけれど
ただ静かに 安寧を祈って。
さらさらと 降る ひかり。
「また、ぐるぐるジタバタ、するんだろうけど。確実に、「静か」にはなってきてるもんなぁ………。」
私は なにに なって
どこへ。 ゆくのか。
なんとなくの道筋、高い光、自分の位置と場所、今はまだ ただ眩しい「それ」。
雲間から見た、それはとても眩しい光で
でもとてつもなく心地良くて、美しくて。
きっと、また昇れば 見える場所なのだろう。
「ふむ。」
上を見上げて、思うけど。
まだまだきっと、「天」は あって。
こうしてきっと 少しずつ わかって
解して 下ろして 軽くなり
舞い上がって 。
「えっ、結局?天国??天国って、あるかな???」
くるくると 導き出されるカケラ
キラリと光り 出てきたのは
「高い光」 「別の光」
「あの 扉」
そのカケラ。
「 。」
内心
「えっ 」「やっぱり」「そう なの?」
「てか そういやあの黒いやつ」「神の 扉」
薄々感じていた その予感
やっぱりという思いと そうだよね という思い。
口には出さなかったけど。
やっぱり「私」は 知っていて。
きっと、やはりあの最後の扉は「それ」的な
扉なんだろう。
でも きっと そもそも「神」って なに。
ここまで来て思う、「神と人」、「みんな光」、「純度の違い」。
それが明らかになって、私の中に「落ちて」。
「なんか、また、こう、ぐるっと何かがあってスッキリ、したら??行く、のかな………開く?のか…………?」
ふむ。
「ま、なにしろ。「今は」とりあえず大丈夫でしょう。私は自分の純度を、上げるのみよ。黎、ちょっとお願い。」
雲を切り、下を覗くのに使っていたナガをヒョイと振る。
するとパッと自分に、火が着いて。
「よっしゃ、行こう。」
火の玉状態になったまま、雲間を歩き自分自体を燃やすのだ。
「雑念」「澱」「モヤモヤ」全部ぜんぶ、こうして出る側から、いや
私の中までも 燃やし尽くして。
「ひたすら、燃えるのよ。うん。」
これはこれで、意外と気持ちがいい。
勿論、熱くはないし 視界が 白 青 紫
その時々揺らぎ変化して、中々これも美しいのだ。
そうして、私は 自分の中を 外を
ひたすらに浄めながら。
再びの雲間散歩と 洒落込むことにしたので ある。
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