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それからすぐ、俺は悠勝を伴ってまだ俺の家で開催されていた親達の話し合いの場に乱入した。
「そろそろ俺への補償金額は頭打ちした? それ、全部俺と悠勝の新居費用に回してね。大学から近い都内がいいな」
俺の台詞にその場の全員が目を丸くしていた。母すら驚かせられたのは、少し楽しい気分になった。
困惑する面々を前に、俺たちは番を結ぶ以前から両想いであった事、その証拠に番候補だっただろうと説明した。どうして発情期に相手をさせなかったのか、という父からの問いには「処女だと舐められると思って」と返して納得させた。
悠勝が強引に番契約を結んだのは俺が意地を張って彼へ気のないフリをし過ぎた為であり、悠勝はそれを後悔して病むほどだった。だからそもそも悪いのは俺なのだと言うと、俺の両親は渋々ながらも納得した素振りを見せ、悠勝の父は安堵したようだった。「母を早くに亡くしてしまったから、Ωへの愛情表現を学ばせてやれなかった」と肩を落とした姿を見て、悠勝は居心地悪そうにしていた。普通のΩへの態度は満点だったと思うけどな。相手が俺だったのが不運だったんだろう。
それから、その場で新居云々はまだ先として──何も俺も本気で言った訳では無かったし──高校を卒業した後の身の振り方や後回しになってしまったが番のお披露目会をどうするか、姓はどちらを継ぐのか、など細かい話し合いが為された。俺も悠勝もその辺りは拘りが無く、だからほとんど両親が話すのをウンウンと聞くだけだった。
悠勝は翌日から通学を再開したらしく、俺は抑制剤を使って三日の発情期をほとんど眠って過ごした。
週明けの月曜日、いつも通り車で登校すると昇降口の前で悠勝と長押と、それから奥田が待っていた。
「おはよ」
「……おはよう。君と普通に挨拶するの、初めてじゃないかい?」
なんだか違和感がある、と首を傾げると、悠勝の隣でニヤニヤしていた奥田が「予想と違う!」と騒ぎ出した。
「予想?」
「いや、だって先輩たち番になったんですよね? もっとこう、ラブラブな感じかと」
「ハッ」
思いきり鼻で笑うと、悠勝がそっぽを向いて「俺はそっちでも良いけど」なんて呟いて、継則が朗らかな作り笑顔で寄っていって彼の向こう脛を蹴り上げた。痛みに呻いて蹲る悠勝に、長押すら「ご自分のした事を考えましょうね」なんて言って冷めた目で見下ろしている。
「透……」
じと、と脛を押さえて蹲ったままの悠勝に見つめられて、仕方ないな、と手を差し出した。
「ほぅら、いいこだ。立ち上がって教室に行こうね、坊や」
「……違う……」
「痛いの痛いの飛んでけ、ってしてあげようか?」
「……それは少ししてほしい」
「……」
「……」
「……あの、透先輩。この人休んでる間何があったんです? 別人になってません?」
「少し精神を病んでしまってね……」
なんて遊んでいるうちに予鈴が鳴ってしまって、慌てて校舎へ入ったのだった。
昼休みには俺と悠勝と、それから悠勝の居ぬ間に何故か当たり前に居座るようになった奥田と、継則と長押の五人で、長机にぎゅうぎゅうになりながら昼食をとった。
「なんでお前、まだ透の周りウロついてんの」
「そんな怖い顔しないで下さいよ。昼くらいゆっくり食べたいだけで、もう透先輩狙ってなんていませんから」
「……」
「てゆーか、透先輩って先輩としては尊敬出来るけど恋人にはしたくないです。ずーっと上から物申してくる恋人とか疲れますもん」
「悪かったな上からで。奥田、俺の生姜の甘酢漬けいらないか」
「あ、じゃあ梅干しと交換でいいですか?」
「透! お前、番以外の男と箸を付けた食べ物の交換なんてっ」
「ごちゃごちゃうるさいなあ。じゃあ君が食べてくれよ」
奥田と話していると横から悠勝がいちいちうるさい。生姜を箸で摘んで彼の弁当箱に入れると、引くほど素早くそれを食べた。拗ねたように咀嚼する表情に、仕方ない構ってやるか、と彼へ雑談を振った。
「透先輩、今度俺にも数学教えて下さいよ。今習ってるとこ、イマイチ理解しきれてなくて」
悠勝がしばらく休んでいた間の勉強を昼食が終わってから教えてやろうか、なんて揶揄っていたら、奥田も混じってきた。話を邪魔されたと思ったのか、悠勝が軽く睨む。
「そういうのをΩに頼るのはどうなんだ?」
「Ωに、っていうか、透先輩に聞くのが安牌なだけで。教えてくれるんなら乾先輩でもいいですよ」
「……あ、そう」
初めは奥田にツンケンしていた悠勝も、β家庭育ちで同じαへの対抗意識なんて皆無の奥田と話しているうちに毒気が抜かれたようだった。
継則と長押も嫌いなおかずを交換し合っていて、いつの間に仲良くなっていたのかと悠勝が揶揄ったら継則の方が顔をほんのり赤くして否定した。長押は不思議そうな表情で「仕事の先輩ですから」なんて返して、内心でおい騙されてるぞ、とツッコミを入れる。
食後のお茶を飲みながら、「狭いし明日からは重箱に詰めてもらおうか」なんて呟いたら、全員一致で賛成されたのですぐ母にメッセージを送った。母も昼休憩中だったのか、即座に人数と予算の概算が返ってくる。一人一食二百五十円で誰も反対しなかったので、そのまま決定された。
昼休憩が終わって解散して、授業を挟んで、放課後。
教室を出ると、廊下で悠勝が待っていた。今後のことで話したいことがあるから家に寄ってくれ、と言われ、継則に彼の家の方へ車を回してもらうことにする。
何日かぶりに訪れた悠勝の部屋は、主が再び生活し始めたから、若干雑多な雰囲気になっていた。机の上に開きっぱなしになっていた参考書を覗き込んで、ここなら教えられるな、と確認する。
「で、話ってなんだい?」
「……とりあえず、こっち座れよ」
応接間ではなく自室に通された時点で「話がある」というのが口実に過ぎないことは察していて、だけれどさすがに、部屋に入った途端にベッドへ誘うというのはあからさま過ぎないか。
「話があるんだろう?」
「座ってゆっくり話したい。……つーか、分かってんだろ」
「まあ、そんなに緊張されたら、ねえ」
一見平然として見えるけれど、悠勝の踵はしきりに床の上をウロウロと彷徨い、落ち着きがない。先にベッドへ腰掛けた悠勝に縋るように見つめられて、仕方なくその隣へ腰を下ろした。
「悠……」
「透、好きだ」
「……それはもう、この間聞いたよ」
「たぶんこれから毎日言うから覚悟しとけ」
毎日は少し鬱陶しいかも、と呆れる俺の肩に悠勝の手が置かれて、顔が寄ってくる。もう少しで唇が触れる、というところで止まって、薄目を開けた彼が、「キスしていいか?」なんて馬鹿なことを聞く。
「毎度確認するつもりかい?」
「しろって言うなら」
強引に奪われるのは絶対に嫌だが、毎回聞かれても面倒だ。番契約の前例があるから慎重になっているのだろうが。
「悠勝。君には特別に許しをあげる」
「許し……?」
「俺に好きに触れていい」
許可は要らない、と。続けて呟こうとした唇に、彼の唇が重ねられていた。唇の感触を楽しむように優しく唇で甘噛みされて、舌で軽く表面を舐められてから、離れていく。
「嬉しい」
「……そう」
微かに気恥ずかしく、視線を逸らして素っ気なくそう返した。
「この部屋、隣に風呂があるんだ」
一緒に入ろう、と言われてしまって、少しずつ逃げ道を塞がれていくような気分だ。黙って頷いた俺を確認して、悠勝は俺の手を引いて部屋の隅にあったパーテーションの裏へ連れて行く。子供部屋から直通で浴室があるのは、αがΩを連れ込んだ時にΩに気を遣わせない為だろうか。
ギギィ、と鈍い音をさせて開いた扉に少しだけ悠勝が苦笑を溢して、「ずっと使ってなかったから」なんて言い訳をする。
「……そういえば、君、本当に童貞なの」
「悪かったな。お互い様だろ」
「そうだけれど。俺も初めてなんだ、痛くしないでおくれよ」
痛いのと怖いのは御免だ、と呟くと、リネンの入った棚と籐籠だけが置いてあるガランとした部屋の電気を点けた悠勝が、へなへなとその場に蹲み込んだ。
「悠勝?」
「まだそういうこと言うなって……。全然雰囲気作ってないうちから俺だけガン勃ちとか格好悪過ぎだろ」
「すまない……?」
一応俺に問うた癖に、そこから引き戸を挟んだ風呂場の浴槽にはもう湯が張られているらしく、中の電気を点けるともうもうと湯気がたっているのが窺えた。
お互いに視線を逸らしながら服を脱ぎ、裸になって風呂場へ入った。
「そろそろ俺への補償金額は頭打ちした? それ、全部俺と悠勝の新居費用に回してね。大学から近い都内がいいな」
俺の台詞にその場の全員が目を丸くしていた。母すら驚かせられたのは、少し楽しい気分になった。
困惑する面々を前に、俺たちは番を結ぶ以前から両想いであった事、その証拠に番候補だっただろうと説明した。どうして発情期に相手をさせなかったのか、という父からの問いには「処女だと舐められると思って」と返して納得させた。
悠勝が強引に番契約を結んだのは俺が意地を張って彼へ気のないフリをし過ぎた為であり、悠勝はそれを後悔して病むほどだった。だからそもそも悪いのは俺なのだと言うと、俺の両親は渋々ながらも納得した素振りを見せ、悠勝の父は安堵したようだった。「母を早くに亡くしてしまったから、Ωへの愛情表現を学ばせてやれなかった」と肩を落とした姿を見て、悠勝は居心地悪そうにしていた。普通のΩへの態度は満点だったと思うけどな。相手が俺だったのが不運だったんだろう。
それから、その場で新居云々はまだ先として──何も俺も本気で言った訳では無かったし──高校を卒業した後の身の振り方や後回しになってしまったが番のお披露目会をどうするか、姓はどちらを継ぐのか、など細かい話し合いが為された。俺も悠勝もその辺りは拘りが無く、だからほとんど両親が話すのをウンウンと聞くだけだった。
悠勝は翌日から通学を再開したらしく、俺は抑制剤を使って三日の発情期をほとんど眠って過ごした。
週明けの月曜日、いつも通り車で登校すると昇降口の前で悠勝と長押と、それから奥田が待っていた。
「おはよ」
「……おはよう。君と普通に挨拶するの、初めてじゃないかい?」
なんだか違和感がある、と首を傾げると、悠勝の隣でニヤニヤしていた奥田が「予想と違う!」と騒ぎ出した。
「予想?」
「いや、だって先輩たち番になったんですよね? もっとこう、ラブラブな感じかと」
「ハッ」
思いきり鼻で笑うと、悠勝がそっぽを向いて「俺はそっちでも良いけど」なんて呟いて、継則が朗らかな作り笑顔で寄っていって彼の向こう脛を蹴り上げた。痛みに呻いて蹲る悠勝に、長押すら「ご自分のした事を考えましょうね」なんて言って冷めた目で見下ろしている。
「透……」
じと、と脛を押さえて蹲ったままの悠勝に見つめられて、仕方ないな、と手を差し出した。
「ほぅら、いいこだ。立ち上がって教室に行こうね、坊や」
「……違う……」
「痛いの痛いの飛んでけ、ってしてあげようか?」
「……それは少ししてほしい」
「……」
「……」
「……あの、透先輩。この人休んでる間何があったんです? 別人になってません?」
「少し精神を病んでしまってね……」
なんて遊んでいるうちに予鈴が鳴ってしまって、慌てて校舎へ入ったのだった。
昼休みには俺と悠勝と、それから悠勝の居ぬ間に何故か当たり前に居座るようになった奥田と、継則と長押の五人で、長机にぎゅうぎゅうになりながら昼食をとった。
「なんでお前、まだ透の周りウロついてんの」
「そんな怖い顔しないで下さいよ。昼くらいゆっくり食べたいだけで、もう透先輩狙ってなんていませんから」
「……」
「てゆーか、透先輩って先輩としては尊敬出来るけど恋人にはしたくないです。ずーっと上から物申してくる恋人とか疲れますもん」
「悪かったな上からで。奥田、俺の生姜の甘酢漬けいらないか」
「あ、じゃあ梅干しと交換でいいですか?」
「透! お前、番以外の男と箸を付けた食べ物の交換なんてっ」
「ごちゃごちゃうるさいなあ。じゃあ君が食べてくれよ」
奥田と話していると横から悠勝がいちいちうるさい。生姜を箸で摘んで彼の弁当箱に入れると、引くほど素早くそれを食べた。拗ねたように咀嚼する表情に、仕方ない構ってやるか、と彼へ雑談を振った。
「透先輩、今度俺にも数学教えて下さいよ。今習ってるとこ、イマイチ理解しきれてなくて」
悠勝がしばらく休んでいた間の勉強を昼食が終わってから教えてやろうか、なんて揶揄っていたら、奥田も混じってきた。話を邪魔されたと思ったのか、悠勝が軽く睨む。
「そういうのをΩに頼るのはどうなんだ?」
「Ωに、っていうか、透先輩に聞くのが安牌なだけで。教えてくれるんなら乾先輩でもいいですよ」
「……あ、そう」
初めは奥田にツンケンしていた悠勝も、β家庭育ちで同じαへの対抗意識なんて皆無の奥田と話しているうちに毒気が抜かれたようだった。
継則と長押も嫌いなおかずを交換し合っていて、いつの間に仲良くなっていたのかと悠勝が揶揄ったら継則の方が顔をほんのり赤くして否定した。長押は不思議そうな表情で「仕事の先輩ですから」なんて返して、内心でおい騙されてるぞ、とツッコミを入れる。
食後のお茶を飲みながら、「狭いし明日からは重箱に詰めてもらおうか」なんて呟いたら、全員一致で賛成されたのですぐ母にメッセージを送った。母も昼休憩中だったのか、即座に人数と予算の概算が返ってくる。一人一食二百五十円で誰も反対しなかったので、そのまま決定された。
昼休憩が終わって解散して、授業を挟んで、放課後。
教室を出ると、廊下で悠勝が待っていた。今後のことで話したいことがあるから家に寄ってくれ、と言われ、継則に彼の家の方へ車を回してもらうことにする。
何日かぶりに訪れた悠勝の部屋は、主が再び生活し始めたから、若干雑多な雰囲気になっていた。机の上に開きっぱなしになっていた参考書を覗き込んで、ここなら教えられるな、と確認する。
「で、話ってなんだい?」
「……とりあえず、こっち座れよ」
応接間ではなく自室に通された時点で「話がある」というのが口実に過ぎないことは察していて、だけれどさすがに、部屋に入った途端にベッドへ誘うというのはあからさま過ぎないか。
「話があるんだろう?」
「座ってゆっくり話したい。……つーか、分かってんだろ」
「まあ、そんなに緊張されたら、ねえ」
一見平然として見えるけれど、悠勝の踵はしきりに床の上をウロウロと彷徨い、落ち着きがない。先にベッドへ腰掛けた悠勝に縋るように見つめられて、仕方なくその隣へ腰を下ろした。
「悠……」
「透、好きだ」
「……それはもう、この間聞いたよ」
「たぶんこれから毎日言うから覚悟しとけ」
毎日は少し鬱陶しいかも、と呆れる俺の肩に悠勝の手が置かれて、顔が寄ってくる。もう少しで唇が触れる、というところで止まって、薄目を開けた彼が、「キスしていいか?」なんて馬鹿なことを聞く。
「毎度確認するつもりかい?」
「しろって言うなら」
強引に奪われるのは絶対に嫌だが、毎回聞かれても面倒だ。番契約の前例があるから慎重になっているのだろうが。
「悠勝。君には特別に許しをあげる」
「許し……?」
「俺に好きに触れていい」
許可は要らない、と。続けて呟こうとした唇に、彼の唇が重ねられていた。唇の感触を楽しむように優しく唇で甘噛みされて、舌で軽く表面を舐められてから、離れていく。
「嬉しい」
「……そう」
微かに気恥ずかしく、視線を逸らして素っ気なくそう返した。
「この部屋、隣に風呂があるんだ」
一緒に入ろう、と言われてしまって、少しずつ逃げ道を塞がれていくような気分だ。黙って頷いた俺を確認して、悠勝は俺の手を引いて部屋の隅にあったパーテーションの裏へ連れて行く。子供部屋から直通で浴室があるのは、αがΩを連れ込んだ時にΩに気を遣わせない為だろうか。
ギギィ、と鈍い音をさせて開いた扉に少しだけ悠勝が苦笑を溢して、「ずっと使ってなかったから」なんて言い訳をする。
「……そういえば、君、本当に童貞なの」
「悪かったな。お互い様だろ」
「そうだけれど。俺も初めてなんだ、痛くしないでおくれよ」
痛いのと怖いのは御免だ、と呟くと、リネンの入った棚と籐籠だけが置いてあるガランとした部屋の電気を点けた悠勝が、へなへなとその場に蹲み込んだ。
「悠勝?」
「まだそういうこと言うなって……。全然雰囲気作ってないうちから俺だけガン勃ちとか格好悪過ぎだろ」
「すまない……?」
一応俺に問うた癖に、そこから引き戸を挟んだ風呂場の浴槽にはもう湯が張られているらしく、中の電気を点けるともうもうと湯気がたっているのが窺えた。
お互いに視線を逸らしながら服を脱ぎ、裸になって風呂場へ入った。
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