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1824.そろそろ

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『オハーヨ ゴーザイマー』

 探索者達の日本語の会話はまだまだ覚束ないが、発音は少しマシになった。

『そろそろ実践してみるか?』
「?」
「ソロソロ ジッセン シテミルカ?」

 異世界人と話してみようと言う話だ。

「実践! 願ってもない!」

 探索者は答えた後ではたと気付く。

「あんたと話すのが実践にならないのか?」
「コチラノ コトバガ ワカラナイ アイテニ ツタエラレナケレバナ」
「そう言うもんか?」
「ソウイウモノダ。イマハ オラツラエムキガ イルカラ タメスノダ」
「判った。やってみる」

 探索者達はシェフに言われるまま比加礼太と真夜維人を訪ねた。
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