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1543.喫驚
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女士官は冒険者ギルドまでの道すがらでも喫驚する。
「お、おい。あの娘は裸で歩いていて、だ、大丈夫なのか?」
いきなりその娘に直撃しないのは良心的だった。
「ダンジョンには刑法が及びませんから」
「いや、そうでなくてだな……、その、身の危険は無いのか?」
女士官は言い難そうにした。
「恐らくは。冒険者ギルドで売られている機能に『絶対防御』と言うものがあって、ダンジョン内での襲撃は完全に防げます」
「なんと!? 全兵士に装備させれば無敵ではないか」
「残念ながらダンジョン中でしか機能しません」
だから過信は禁物だ。外から来て裸で観光した女が外に戻った後で襲われる事件が無いでもない。
「そんなことが可能なのか!? ん、いや『絶対防御』とやらこそ正体不明か」
女士官が考え込むが、士官にしてみればこれ1つに驚いていたら身が保たないのだった。
「お、おい。あの娘は裸で歩いていて、だ、大丈夫なのか?」
いきなりその娘に直撃しないのは良心的だった。
「ダンジョンには刑法が及びませんから」
「いや、そうでなくてだな……、その、身の危険は無いのか?」
女士官は言い難そうにした。
「恐らくは。冒険者ギルドで売られている機能に『絶対防御』と言うものがあって、ダンジョン内での襲撃は完全に防げます」
「なんと!? 全兵士に装備させれば無敵ではないか」
「残念ながらダンジョン中でしか機能しません」
だから過信は禁物だ。外から来て裸で観光した女が外に戻った後で襲われる事件が無いでもない。
「そんなことが可能なのか!? ん、いや『絶対防御』とやらこそ正体不明か」
女士官が考え込むが、士官にしてみればこれ1つに驚いていたら身が保たないのだった。
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