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1412.図らずも
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ダンジョン第3階層でも女神教が立ち上がった。
当然ながらコピー世界とは教祖が別人だが、図らずも同じ教団名。
祀るのも同じくオリエだ。
「どうしてあたしが!?」
魔王から話を振られたオリエは思わず叫んだ。
「お前がのこのこと上に行ったからであろう」
「魔王が行ってみろって言ったんじゃない」
「よもや何の対策も無く出向くとは思わぬ。言ったであろう? 見る者が見ればお前は崇められるのだ」
「……」
「甘んじて崇められるが良い」
人々の奇妙な行動は女神にも思える存在を目にした畏怖だったらしい。
尤も違う意味の女神に見た者も居たようである。
「ぐぬぬ……」
オリエは魔王に反論できず、仮に反論できても取り返しが付かないのは一緒であった。
当然ながらコピー世界とは教祖が別人だが、図らずも同じ教団名。
祀るのも同じくオリエだ。
「どうしてあたしが!?」
魔王から話を振られたオリエは思わず叫んだ。
「お前がのこのこと上に行ったからであろう」
「魔王が行ってみろって言ったんじゃない」
「よもや何の対策も無く出向くとは思わぬ。言ったであろう? 見る者が見ればお前は崇められるのだ」
「……」
「甘んじて崇められるが良い」
人々の奇妙な行動は女神にも思える存在を目にした畏怖だったらしい。
尤も違う意味の女神に見た者も居たようである。
「ぐぬぬ……」
オリエは魔王に反論できず、仮に反論できても取り返しが付かないのは一緒であった。
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