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568.ねっ
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『今回からあたしが魔物の解説をするわ』
画面の中の魔法使いは左手で右肘を掴み、立てた右人差し指を小さく振りながら言った。顔も少し斜に構えている。
こんな映像を撮るのは魔法使いが悶える映像ばかりでは早晩飽きられると言う魔王とシェフの意見を採り入れた結果だ。
『今回は豚よ。
深い階層にしか現れないから殆どの人は見る機会が無いと思うけど、知識は有って損じゃないわ』
映像は豚の魔物に切り替わる。暫く映したらまた魔法使いの映像に戻る。
『見ての通りに今のは二本足よ。
豚は四本足と二本足の2種類がいるけど、二本足の方が強いから注意してね。
だけど二本足は明確な急所が見える所にあるわ。
それがこ、こ』
魔法使いは両手で左右のおっぱいを寄せて擦り合わせる。
『ねっ?』
この瞬間、動画の購入者の一種の暴発は留まることを知らなかった。
画面の中の魔法使いは左手で右肘を掴み、立てた右人差し指を小さく振りながら言った。顔も少し斜に構えている。
こんな映像を撮るのは魔法使いが悶える映像ばかりでは早晩飽きられると言う魔王とシェフの意見を採り入れた結果だ。
『今回は豚よ。
深い階層にしか現れないから殆どの人は見る機会が無いと思うけど、知識は有って損じゃないわ』
映像は豚の魔物に切り替わる。暫く映したらまた魔法使いの映像に戻る。
『見ての通りに今のは二本足よ。
豚は四本足と二本足の2種類がいるけど、二本足の方が強いから注意してね。
だけど二本足は明確な急所が見える所にあるわ。
それがこ、こ』
魔法使いは両手で左右のおっぱいを寄せて擦り合わせる。
『ねっ?』
この瞬間、動画の購入者の一種の暴発は留まることを知らなかった。
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