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第一三話 執着-2

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 王妃は平民出身だ。それも孤児院で今日の食事にも事欠く生活だった。
 幼かった頃、キラキラと輝いて見える表通りにかれた。だが、そこに行くのは怖い。いつも優しい孤児院長からも行かないように言われていたため、横路地の物陰からながめるだけだ。建物の合間から覗くだけの酷く狭い範囲でしかなかったが、時間が許す限り表通りを通る馬車や人々を見続けた。
 ある日、お姫様を見た。いつもの場所からちょうど見える位置に停まった馬車から彼女が降りるところをだ。今まで見た誰よりもキラキラと輝いて見える彼女に憧れた。いつかあんな風に成りたいとまで思ったものだった。
 それからはそのお姫様を、あるいは彼女の乗った馬車が通り掛かるのを期待しながら表通りを眺める日々を過ごす。彼女の姿を見られたとしても、いつも通り過ぎる馬車の窓から覗く横顔を一瞬だけ。それでもその日一日はウキウキした気分になれた。
 二年以上経ってから彼女の名前がエカテリーナ・ハイデルフトだと知った。そして自分とは住む世界が違うこともだ。それでもまだ憧れずにはいられなかった。

 一変したのは身体からだが大人になった頃のこと。最初に狂ったのは孤児院長だった。ある日の夜、これまで優しかった院長に襲われた。もてあそばれ、陵辱された。その目を血走らせたさまは、けだものにしか見えなかった。
 全てが終わってから院長は正気を取り戻したように泣いて懺悔したが、そんなことで傷付いた心と身体は癒えてくれない。
 翌日、悲鳴を上げる心を引き摺っていながら、それでも表通りを眺めた。今までにも増してまぶしく、そして近寄りがたく感じるその場所。そこにたまたま、きっとたまたまでしかない。馬車を降りて道端に立った彼女、エカテリーナ・ハイデルフトが涼やかに微笑んだことなんて。
 それでもだ。自分へと向けられたものではないのは判っていてもだ。惨めな自分との違いを見せ付けられるようで、あざけられているようで、あわれまれているようで、心がきしんだ。
 止めどもなく流れる涙。次から次へとあふれ出す。大海となって波を逆巻き、心をさらう。溺れる心。憧れが藻屑と消えた。残滓から生まれたのは嫉妬と憎しみだった。
 そう、王妃はエカテリーナに勝手に憧れ、そして勝手に憎んだのである。
 夜、一度は正気を取り戻していた孤児院長がまた狂う。そしてまた懺悔する。明くる日も、その次の日も同じ繰り返し。逃げ出したいと思い、逃げようともした。しかし直前で途方に暮れた。ここを出てもどこへ向かえば良いのか判らない。
 次に狂ったのは孤児院に出入りしていた商人だった。年長ともなれば孤児院長の代理で応対することもあるのだが、その都度商人の目付きが舐め回すように変わってゆき、幾度目かに襲われた。幾度となく孤児院長に嬲られた後だ。自棄やけにもなって為されるがままにし、達観もした。
 それでもうんざりはする。だからある晩、死ぬ覚悟で孤児院長への拒絶を試みた。するとどうだろう。孤児院長が狼狽うろたえて関係を懇願する。けだものでしかなかったものが飼い犬のようになったのだ。
 それから二人の関係が逆転した。
 次は出入りの商人。入り婿の彼は何か問題を起こせば離縁の上で放逐ほうちくされる立場らしいとのことで、脅迫した。不埒ふらちな振る舞いをする現場を孤児院長が押さえるだけの簡単な仕事だった。

 孤児院長や出入りの商人もただで扱き使える訳ではなく、対価としてご褒美が必要になる。つまり、抱かれてやらなければならない。彼らよりも優位に立ったことで余裕ができ、徐々に肉体的な快楽も感じるようになったとは言えど、肉体をむさぼられる一点だけを見たなら以前と状況が変わらない。
 だから対価が不要となるにはどうしたら良いのかを考えた。でも思い付かない。ならばと、どんな人ならそうできるかを考えた。思い出されるのはエカテリーナ・ハイデルフトだ。彼女のようなお姫様ならきっと対価無しに誰もが従ってくれる。そう、貴族。貴族に成れば良い。それも国一番ともなれば誰にも従う必要がない。
 でもどうしたら。
 孤児院長と出入りの商人に知恵を出させ、商人に伝手のある商売仲間が出入りしている男爵家に取り入ることにした。
 まずは商人に手引きさせ、その商売仲間を籠絡する。その商売仲間が男爵家に訪れる際に同行して男爵家の執事を、そして当主である男爵を籠絡する。男爵の妻になってしまっては元も子もないので養女として入り込んだ。
 王立学園に入学後、独りで居ることの多い学生を手始めにして手駒を増やしていった。好きでもない男に抱かれなくて済むようになるために好きでもない男に抱かれるのだから矛盾しているが、国一番の貴族になるまでのことだと矛盾のことは考えないようにした。
 そんな中、思わぬところをエカテリーナ・ハイデルフトに見られはしたが、彼女が動揺する姿が、そして彼女の視線が自分に向くのが快感だった。だからそれからは彼女の目に留まるように振る舞いもした。
 そうして王太子に近付いて行った。
 最終的な目標だった王太子こそ籠絡できなかったが、契約は結んだ。王太子妃の地位と引き替えに彼に協力すると言うものだ。
 別にそれで良い筈だった。望んだのは王太子ではなく地位だったのだから。
 だが、実際に国一番の貴族、王妃になったのに、していることが変わらない。隣国の使者への接待、国内の有力貴族や功労者への褒賞などを国王に言われるままに肉体を使って行わなければならない。そうしなければ王妃の座を失うのだ。
 そしてそんな有り様を侍女を始めとした皆が裏で嘲笑っていることなどとっくに知っている。

   ◆

 王妃は泣き疲れて眠りに就いた。
 身体からだを丸め、顔の前で痛む手にもう片方の手を添え、その指を吸うように咥えながら。

 エカテリーナはそんな王妃を冷然と見詰めていた。

   ◆

 深夜。眠りが浅く、夢現ゆめうつつはざま微睡まどろむ国王の顔を何かがくすぐる。
 さわさわ、さわさわ。
 まぶたこそ重く閉ざしたままなれど、感覚がうつつに傾いたことではっきりと感じる。
 さわさわ、さわさわ。
 なかば無意識に手で払うのだが、何かは尚もくすぐる。
 さわさわ、さわさわ。
 寝台の中、我慢できなくなった国王が目を開ける。眼前には短剣を振り上げたエカテリーナの姿が在った。
 エカテリーナが短剣を国王の顔へと振り下ろす。咄嗟に上体をよじって国王は避ける。髪の毛が数本散った。
 国王はかたわらの剣を取ってエカテリーナへと斬り掛かるが、短剣を弾き飛ばした以外の手応えが無い。踊るように動き回るエカテリーナを幾ら切っても素通りするだけだ。壁、床、テーブルなどに剣を叩き付けることになって次第に部屋が荒れてゆく。花台かだいに置かれた花瓶が落ちて割れ、一際激しい音が響く。ここに至って近衛兵らが駆け込んで来た。彼らは荒れ果てた部屋を目に一瞬だけ息を呑むが、直ぐに自らの役割を思い出したらしい。
「陛下! ご無事ですか!?」
 怒りに燃える国王は歯軋りをするのみで何も答えない。エカテリーナによる連夜の襲撃で怒り心頭に達しており、近衛兵の声も耳に入っていないのだ。

 近衛兵らは国王の返事が無くともその様子から無事であると推し量り、改めて部屋を見回す。壁や家具の無惨な傷跡は剣によるものと見られ、剣を国王が手にしていることから、彼のしでかしたことと判断できた。
 どうしてそんなことをしたのか。何が起きたのか。国王に問い掛けてみても何も答えが返らない。だから近衛兵らは侍女を呼んで片付けさせることしかできなかった。

 その後も夜ごとエカテリーナによる襲撃が続き、数日後には国王の疲労が頂点に達する。寝不足だ。無意識に襲撃に備えてか、どうしても神経が高ぶって寝付きが悪い。そこに持って来て、漸く寝付いた頃に襲撃を受ける。ごく短時間しか眠れていない。
 そこで国王は近衛兵に寝室での警護を申し付けた。
 近衛兵二名が見守る中で国王は就寝する。そしてその夜は数日ぶりの熟睡。近衛兵に寝首を掻かれる懸念が無い訳ではなかったが、それより睡魔の方が強かった。
 翌朝、目覚めた国王は血の臭いに気が付いた。
「誰か居ないか!?」
 臭いの理由を聞こうと、近衛兵を呼んだが返事が無い。繰り返し呼んでもやはり無い。仕方なく起き上がると、ベッドの横に首から血を流した近衛兵の骸が二つ転がっていた。
 次の夜は手練れを選んで警護させた。
 国王が寝付いた頃、宙を漂う短剣が近衛兵に迫り来るが、近衛兵はその短剣を容易に弾き飛ばす。
 すると今度はその短剣が浮き上がり、近衛兵を無視して国王に迫る。近衛兵はそれも弾き飛ばす。するとまた短剣が浮き上がってを繰り返す。近衛兵は決定打にならないと悟っていても弾き飛ばすことしかできない。延々と剣が打ち合わされる音が響く。
 国王とて眠れたものではない。目を開ければ迫る短剣とそれを叩き落とさんと振るわれる剣が見える。目の前を通り過ぎる剣尖と響き渡る剣同士の衝突音をひたすら堪え続けなければならなかった。
 次の夜からまた一般的な近衛兵に警護させた。三夜目までは熟睡と引き替えにして近衛兵の骸が二つ増えるだけだった。

 その次の夜、剣戟の音に国王は目を醒ました。何ごとかと見れば、同僚を叩き伏せた近衛兵が国王に向かって剣を振り上げている。殆ど無意識の内に国王は傍らの剣を抜いて近衛兵を斬り殺した。
 叩き伏せられていた近衛兵が目を覚ますのを待ち、国王は事の次第を問い質す。
「彼は『毎夜仲間を殺しているのは陛下に違いない。俺は殺される前に陛下を殺す』と申しておりました」
 その答えに「何を馬鹿な」と国王は吐き捨てたが、次の夜からは警護の近衛兵は置かなかった。
 そして、眠れぬ夜が続く。
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