25 / 46
3章 うれしはずかし新生活
23 小さな間違いと大きな誤解*
しおりを挟む
◇
「ん……暑い…」
ミムルちゃんと一緒に眠り、夜中にふと暑くて目が覚めた。
人間の姿の時は、シングルサイズのベッドでミムルちゃんと二人で寝ていて、体温の高いミムルちゃんがあたしに抱きついているから、前回も朝起きた時は汗だくだったんだよね。
今も汗をかいてるけど、汗を流すなら明日だなと思い、とりあえずお手洗いに行ってからもうひと眠りしようとミムルちゃんを起こさないよう部屋を出る。
(時計がないからわからないけど、多分今って深夜かな……?)
寝ぼけまなこでお手洗いへ行き、そのままいつも眠る部屋に戻って再びあたしは眠りについた。
……つもりだった。
◇
なんだかくすぐったいような気持ち良いような、マッサージをされているような感じがする。
(……でも、マッサージにしては肩とか腰じゃないような……でも、気持ち良い…)
服の上から優しく胸に触れて、両手で揉まれているような……
あれ?でもこの触れ方って以前カインズさんにされた事に似てる……?
「ミカヅキ……」
「??!!」
カインズさんの事を考えてたら、声や姿まで夢に出てきてビックリした。
そして、夢の中のカインズさんは優しく微笑みながらあたしの着ていたシャツのボタンを外し、胸に直接触れてくる。
「……っ、ぁ…」
カインズさんの手が冷たいのか、あたしの身体が熱いのか、直接触れられたところがひんやりとして気持ち良い。
気持ち良いけど、どこかもどかしくて身体が疼く。
(あれ?なんであたしカインズさんにこんな事されて……夢、だよね??)
「ミカヅキ……好きだよ……」
「!!!!……んんっ」
カインズさんの急な告白にドキドキする間もなく重ねられる口唇。
舌を絡めながら、カインズさんの両手はあたしの胸を揉んだり、少しだけ主張し始めた乳首を摘まんだりと好き放題だ。
口唇が少し離れてはまた角度を変えて深く重ねられる、そんな食べられるようなキスから解放され口唇が離れると銀糸の糸が見え、”カインズさんはキスまでえっちだな…”と冷静なのか現実逃避なのかよくわからない事まで考えてしまった。
(夢は願望の現れって言うけど、あたし、カインズさんにえっちな事されたかったの……?)
目の前のカインズさんは、優しい顔から少しだけ意地悪そうな捕食者のような目つきに変わり、身体の位置を少し下に下げてから以前みたいにあたしの胸をパクっと咥え、敏感な先端を中心に舐めしゃぶる。
「……っ!!」
一瞬電気が走ったような快感が身体を襲い、その後も舐めたり吸ったりし続けるカインズさんの行動にピクンッ、ピクンッ、と身体が敏感に反応する。
「んっ、やぁっ、カインズさん……」
「ミカヅキ……可愛い。もっと感じて……」
「!!!……ぁ、そっちは…」
(夢の中でカインズさんに以前よりえっちなことされてるなんて、欲求不満なんだろうか?
それにしては感触があまりにも……――――――――)
自分の発する甘い声やエスカレートするカインズさんの行動に戸惑いながらも行為を受け入れていたら、カインズさんの手が太ももに触れた後スス――――っと上に上がり、下着越しに大事な場所に触れられた。
「……っ、ぁ、やぁ…それ以上は……ダメ…」
下着の上からゆっくりと指でなぞられ、気持ち良さと恥ずかしさでどうしていいかわからなくなる。
だけど、そんなあたしの気持ちは一切カインズさんに伝わらず、指は下着の隙間からスルっと入り、直に秘部に触れられた。
(嘘っ!待って待って!!いきなりこんな……また痛い思いを……って、あれ?痛くない??)
触れられた事よりも、気持ち良さを感じている自分に戸惑う。
初めての時もココを触られたけど、もっと乱暴で“イヤだ、怖い”って言ってもやめてくれなかった。
だけど、カインズさんの指は優しくあたしの様子を伺いながら撫でるように、気持ち良いトコロを触れてくる。
(なんで……?!夢なのにホントに気持ち良く感じる……ってゆーか、夢じゃないの?)
指の動きが少し変わり、何かを探るように動いた後、つぷっと指がナカへ挿入って来た。
そして、挿入ってきたと同時に胸の先端にかじりつくように吸い付かれ、今まで感じた事のない強烈な快感に思わず大きな声が出てしまった。
「あぁ!!んんっ、やぁっ……ぇ、あれ?…ひゃんっ、や、何これ……ぁんっ」
先程よりもリアルに感じる快感と、スッキリしている頭で把握したのは、夢の中と同様にカインズさんにえっちな事をされているという状況だった。
(なんで?!どうして??!!あたし、ミムルちゃんと一緒に寝たはずなのにっ!!!!)
「ミカヅキ、起きた?」
「んっ、やぁっ、カインズ、さ……やめっ、きゃぅっ、やぁっ、指、入って…?」
「ん、ちゅ……そうだよ、ミカヅキのココ、俺の指を美味しそうに咥えてるだろ?せっかくミカヅキからベッドに来てくれたんだ……いっぱい気持ち良くしてあげるよ」
(あたしからベッドに入った??!!そんなわけな……
あ!!!もしかして寝ぼけて、間違ってカインズさんの部屋に行っちゃったって事??!!)
完全に部屋を間違えたあたしのせいだけど、それはワンコの時にカインズさんの部屋で寝てたことが原因だ。
なんとかカインズさんにわかって欲しくて口を開こうとするけど、与えられる快感が強すぎてまともに喋れない。
そして、このまま終わりが見えなかった行為は、カインズさんの指がどんどん奥へと挿入った際の痛みで、あたしが恐怖と痛みしか感じなかった初めての時の事を思い出し、パニック状態になって泣き出してしまった事で強制的に終了した。
「やっ、痛っ……カインズさん、も、やだぁ……ヒック」
「……え?これってもしかして処女膜?でも、ミカヅキは初めてじゃないって……」
カインズさんは何かを呟いていたけど、そんな余裕のないあたしはただただ泣き続けた。
「痛い思いさせてごめんな」とか「今はミカヅキの嫌がることはしないから、な?」などと謝罪しながらあたしのナカから指を抜き、てきぱきと服を整えてからぎゅうっと優しく抱きしめてくれるカインズさんは、行動までイケメンだなぁと少し和んだ。
「ん……暑い…」
ミムルちゃんと一緒に眠り、夜中にふと暑くて目が覚めた。
人間の姿の時は、シングルサイズのベッドでミムルちゃんと二人で寝ていて、体温の高いミムルちゃんがあたしに抱きついているから、前回も朝起きた時は汗だくだったんだよね。
今も汗をかいてるけど、汗を流すなら明日だなと思い、とりあえずお手洗いに行ってからもうひと眠りしようとミムルちゃんを起こさないよう部屋を出る。
(時計がないからわからないけど、多分今って深夜かな……?)
寝ぼけまなこでお手洗いへ行き、そのままいつも眠る部屋に戻って再びあたしは眠りについた。
……つもりだった。
◇
なんだかくすぐったいような気持ち良いような、マッサージをされているような感じがする。
(……でも、マッサージにしては肩とか腰じゃないような……でも、気持ち良い…)
服の上から優しく胸に触れて、両手で揉まれているような……
あれ?でもこの触れ方って以前カインズさんにされた事に似てる……?
「ミカヅキ……」
「??!!」
カインズさんの事を考えてたら、声や姿まで夢に出てきてビックリした。
そして、夢の中のカインズさんは優しく微笑みながらあたしの着ていたシャツのボタンを外し、胸に直接触れてくる。
「……っ、ぁ…」
カインズさんの手が冷たいのか、あたしの身体が熱いのか、直接触れられたところがひんやりとして気持ち良い。
気持ち良いけど、どこかもどかしくて身体が疼く。
(あれ?なんであたしカインズさんにこんな事されて……夢、だよね??)
「ミカヅキ……好きだよ……」
「!!!!……んんっ」
カインズさんの急な告白にドキドキする間もなく重ねられる口唇。
舌を絡めながら、カインズさんの両手はあたしの胸を揉んだり、少しだけ主張し始めた乳首を摘まんだりと好き放題だ。
口唇が少し離れてはまた角度を変えて深く重ねられる、そんな食べられるようなキスから解放され口唇が離れると銀糸の糸が見え、”カインズさんはキスまでえっちだな…”と冷静なのか現実逃避なのかよくわからない事まで考えてしまった。
(夢は願望の現れって言うけど、あたし、カインズさんにえっちな事されたかったの……?)
目の前のカインズさんは、優しい顔から少しだけ意地悪そうな捕食者のような目つきに変わり、身体の位置を少し下に下げてから以前みたいにあたしの胸をパクっと咥え、敏感な先端を中心に舐めしゃぶる。
「……っ!!」
一瞬電気が走ったような快感が身体を襲い、その後も舐めたり吸ったりし続けるカインズさんの行動にピクンッ、ピクンッ、と身体が敏感に反応する。
「んっ、やぁっ、カインズさん……」
「ミカヅキ……可愛い。もっと感じて……」
「!!!……ぁ、そっちは…」
(夢の中でカインズさんに以前よりえっちなことされてるなんて、欲求不満なんだろうか?
それにしては感触があまりにも……――――――――)
自分の発する甘い声やエスカレートするカインズさんの行動に戸惑いながらも行為を受け入れていたら、カインズさんの手が太ももに触れた後スス――――っと上に上がり、下着越しに大事な場所に触れられた。
「……っ、ぁ、やぁ…それ以上は……ダメ…」
下着の上からゆっくりと指でなぞられ、気持ち良さと恥ずかしさでどうしていいかわからなくなる。
だけど、そんなあたしの気持ちは一切カインズさんに伝わらず、指は下着の隙間からスルっと入り、直に秘部に触れられた。
(嘘っ!待って待って!!いきなりこんな……また痛い思いを……って、あれ?痛くない??)
触れられた事よりも、気持ち良さを感じている自分に戸惑う。
初めての時もココを触られたけど、もっと乱暴で“イヤだ、怖い”って言ってもやめてくれなかった。
だけど、カインズさんの指は優しくあたしの様子を伺いながら撫でるように、気持ち良いトコロを触れてくる。
(なんで……?!夢なのにホントに気持ち良く感じる……ってゆーか、夢じゃないの?)
指の動きが少し変わり、何かを探るように動いた後、つぷっと指がナカへ挿入って来た。
そして、挿入ってきたと同時に胸の先端にかじりつくように吸い付かれ、今まで感じた事のない強烈な快感に思わず大きな声が出てしまった。
「あぁ!!んんっ、やぁっ……ぇ、あれ?…ひゃんっ、や、何これ……ぁんっ」
先程よりもリアルに感じる快感と、スッキリしている頭で把握したのは、夢の中と同様にカインズさんにえっちな事をされているという状況だった。
(なんで?!どうして??!!あたし、ミムルちゃんと一緒に寝たはずなのにっ!!!!)
「ミカヅキ、起きた?」
「んっ、やぁっ、カインズ、さ……やめっ、きゃぅっ、やぁっ、指、入って…?」
「ん、ちゅ……そうだよ、ミカヅキのココ、俺の指を美味しそうに咥えてるだろ?せっかくミカヅキからベッドに来てくれたんだ……いっぱい気持ち良くしてあげるよ」
(あたしからベッドに入った??!!そんなわけな……
あ!!!もしかして寝ぼけて、間違ってカインズさんの部屋に行っちゃったって事??!!)
完全に部屋を間違えたあたしのせいだけど、それはワンコの時にカインズさんの部屋で寝てたことが原因だ。
なんとかカインズさんにわかって欲しくて口を開こうとするけど、与えられる快感が強すぎてまともに喋れない。
そして、このまま終わりが見えなかった行為は、カインズさんの指がどんどん奥へと挿入った際の痛みで、あたしが恐怖と痛みしか感じなかった初めての時の事を思い出し、パニック状態になって泣き出してしまった事で強制的に終了した。
「やっ、痛っ……カインズさん、も、やだぁ……ヒック」
「……え?これってもしかして処女膜?でも、ミカヅキは初めてじゃないって……」
カインズさんは何かを呟いていたけど、そんな余裕のないあたしはただただ泣き続けた。
「痛い思いさせてごめんな」とか「今はミカヅキの嫌がることはしないから、な?」などと謝罪しながらあたしのナカから指を抜き、てきぱきと服を整えてからぎゅうっと優しく抱きしめてくれるカインズさんは、行動までイケメンだなぁと少し和んだ。
1
お気に入りに追加
270
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します
yui
恋愛
転んだことで異世界の記憶を得た主人公には、妻と娘がいた。可愛すぎる二人にメロメロになり、二人を溺愛しようと誓う主人公だったが、ある時
ふと気付いた。娘が前世の乙女ゲームの悪役令嬢であることにーーーデッドエンドしかない彼女を前に主人公は「そんな破滅を娘にさせるものか!」と誓い、全力で二人を愛でながら過酷な運命を変えるために行動する。
これは悪役令嬢の父親に転生した主人公が妻と娘を溺愛する物語(ただの溺愛物語、だだ甘な予定です)。
※なろうにて連載してたのを少しリメイクして書き直そうかと・・・お付き合いいただけると幸いですm(_ _)m
二度目の人生は異世界で溺愛されています
ノッポ
恋愛
私はブラック企業で働く彼氏ナシのおひとりさまアラフォー会社員だった。
ある日 信号で轢かれそうな男の子を助けたことがキッカケで異世界に行くことに。
加護とチート有りな上に超絶美少女にまでしてもらったけど……中身は今まで喪女の地味女だったので周りの環境変化にタジタジ。
おまけに女性が少ない世界のため
夫をたくさん持つことになりー……
周りに流されて愛されてつつ たまに前世の知識で少しだけ生活を改善しながら異世界で生きていくお話。
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
異世界転生先で溺愛されてます!
目玉焼きはソース
恋愛
異世界転生した18歳のエマが転生先で色々なタイプのイケメンたちから溺愛される話。
・男性のみ美醜逆転した世界
・一妻多夫制
・一応R指定にしてます
⚠️一部、差別的表現・暴力的表現が入るかもしれません
タグは追加していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる