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1章 そうだ、学園へ行こう!
皆で楽しく(?)入学準備 ≪大人編その1≫* inサーヤside
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◇
「……あの、エルさん。どうしてそのような恰好をしていらっしゃるのでしょうか?」
「ん?お前こそ、どうしてそのような所に立っているのだ?早くこっちへ来い」
「……」
あれから程なく会議(?)は終了し、あたしとエルは寝る準備をしつつ寝室へと向かった。
いつもなら寝てる時間だから熱いシャワーを浴びてる最中も少し眠くて、このままベッドに入ったら秒で眠ってしまうだろうなと思っていた。
エルの姿を見るまでは……
「ほら、明日も早いのだ。早く終わらせたいのなら、さっさと来い」
ナニを早く終わらせたいのか……だなんて、聞かなくてもわかる。
エルは今でも”おやすみ”の挨拶と同じように、最低1度はあたしを抱いてから眠るのが当たり前だから。
もちろんそれ自体に文句はないし、早く終わらせようにも決して魔王様は手を抜くわけじゃなく、その分短時間で自身もあたしも満足するよう激しく……――――ってそうじゃなくて!
なんでこれから寝るって時に、エルは白衣姿に眼鏡をかけてるの――――――――???!!!!
そう。目の前のエルは、寝着姿ではなくなぜか先ほどまでの私服を着たまま、白衣を羽織り眼鏡をかけているのだ。
「ふっ、心配するな。お前が風呂に入っている間にベッドと自分に洗浄魔法をかけておいたから問題はあるまい」
いや、心配はしてないし、問題はそこじゃないの。
清潔かどうかではなく、エルの格好が問題だと思うの。
「む?なんだ、この格好では不服か?」
いえ!エルの白衣姿も眼鏡姿もどっちも大好きです!!
むしろありがとうございますっ!!!
でも、これ以上近づくと直視できないので勘弁してください!!!
白衣姿だけでも破壊力抜群なのに、その上眼鏡までかけてたら相乗効果が凄いんですよっ!!
……あれ?でも、レオンやサクラが学園に通い始めたら、この姿のエルと一緒に保険医として働くってことだよね??
あたし、無理じゃない???
「ひゃっ?!」
ぐいっと引っ張られたかと思ったら、ボスンッという音と共に感じるほのかな重み。
言わずともがな、あたしの身体はエルに押し倒されるような体勢でベッドに沈んでいる。
「ぁ、あのっ、エル……んっ」
いきなりだけど、優しく重ねられる口唇。
あむあむと啄むようなキスは、”これからえっちするよ”という合図だ。
「目を開けろ、サーヤ。俺を見ろ」
「んっ…ゃ、むり……ひゃぅ、耳っ、やぁ……」
目の前にいるのは、結婚して子供ができた今も”女”としてあたしを求めてくれる、愛しい愛しい旦那様。
その旦那様が、あたしの大好きな白衣を着てるだけじゃなく、眼鏡まで着用してるのだ。
そのままでも充分すぎるほどカッコいいし、片方だけでも破壊力抜群なのに直視なんてできるかっ!!
エルのばかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
(くちゅ、つぷり)
「っあぁぁぁ、んむっ、んんっ」
あたしがエルを直視できない間に、シャツワンピースタイプの寝着の前ボタンをすべて外され、下着の中にエルの手が滑り込む。
指先が花芯に触れうっすら濡れていることを確認すると、エルは指を一本ナカへと挿入し、激しいキスで舌を絡めながら指を増やして円を描くように掻き混ぜたり、クリトリスを弾く。
気持ち良いトコロをすべて知り尽くされているこの身体は、あたしの意思に関係なくすぐにエルを受け入れる準備が出来上がる……というか、"早くちょうだい"と言わんばかりに蜜を溢れさせている。
「くくっ、ホントにお前は抱けば抱くほど感度が上がるのではないか?……淫乱」
「!!……っぁ?!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
反論しようと口を開いたと同時に、ずぶずぶっと一気に挿入ってくるエルのモノ。
激しいストロークではなく、ゆっくりと最奥まで挿入した後ぐちゅぐちゅと抉るように掻き混ぜるエル。
これはエルをそばに感じられるあたしの大好きな体位であり、動きこそ激しくないがエルの匙加減、もとい、腰加減一つであたしをすぐに落とすことも、じっくりゆっくりえっちを愉しむこともできる体位でもある。
優しく最奥をコツンっとノックされるたびに、返事をするかのように無意識にきゅうきゅうとエルのモノを締め付け、最奥をぐりぐりされながら蕩けるようなキスをされると、ビクンッと痙攣しながら軽く達してしまう。
エルが与えてくれる甘い快楽は、飽きるどころか毎日摂取したくなる麻薬のようだ。
「んっ……気持ち、良ぃ…」
「くくっ、目を開いたらもっと気持ち良いのではないか?」
「…っ、そ、れは……ムリ、んぁぁっ」
「ふっ、強情な奴め」
心の中では大好きなエルと見つめ合いながら一緒にイキたい。
だけど、白衣と眼鏡を装備している今のエルは、とても危険すぎる色香を放ってるに違いないのだ。
さっきだって直視できなかったのに、こんな至近距離で、しかもえっち真っただ中のお色気むんむんなエルの眼鏡+白衣姿なんて、見たらヤバいに決まってるもんっ!!
見たくないわけじゃないの。
見たくても見れないんだよ~~~~~~~~~っ!!
だがしかし、目の前の魔王様はどうやらご不満の様子。
見えてるわけじゃないけど、何となく雰囲気でそんな気がした。
「……ったく、この姿に慣れさせようと用意したが、これでは埒があかないではないか」
「うぅ…だってぇ……」
「はぁ……白衣も脱ぐし眼鏡も外すから、いい加減目を開けろ、サーヤ」
「……ぁんっ、ほ、んと?」
「あぁ。だが、学園に赴任するまでには慣れてもらうぞ」
「うぅ……頑張りマス」
エルの言葉に安心したあたしは、頑なに閉じていた目をゆっくりと開く。
そして、目を開いてからあたしは重大なことに気が付いた。
エルは確かに”白衣も脱ぐし、眼鏡も外す”とは言った。
だけど
”もう外した”とは一言も言っていない……――――――――
「??????!!!!!!」
「っ!!!!……っく、おいサーヤ、お前まさか見ただけで?!……ぐっ、くそ…出る……っ」
「~~~~~~~~~っ」
目を開いた瞬間飛び込んで来たのは、白衣の中に着ているシャツのボタンがほとんど外れて服が乱れ、ほんのり汗がにじむほど肌が上気した、艶っぽさ100培増しの破壊力抜群過ぎる眼鏡姿の魔王様だった。
そんな色気大爆発な魔王様ことエルを超至近距離で見たあたしは、当然のことながら正常でいられるわけもなく、沸騰しそうなほど顔も身体も熱くなりそのまま盛大に達してしまった。
その際ナカに挿入っていたエルのモノも盛大に締め付け、そろそろラストスパートをかけようとしていたエルにトドメを刺してしまったらしく、エルはあたしのナカで吐精。
ただでさえイっている最中のあたしは追い討ちをかけられ、疲労や眠気その他諸々が重なりそのまま意識を失った……らしい。
そして、目が覚めて超不機嫌なエルに一部始終を聞いたあたしは、当然のことながら魔王様による甘いお仕置きを受ける羽目になりました。
そして翌朝。
……というか、すでに陽が高く上ったテラスでの昼食中、エルは早速双子に学園入学を許可する旨を伝えた。
もちろん、レオンやサクラは嬉しそうに大はしゃぎ。
自分の事のように喜ぶリリアやムサシは「がんばって、敵をやっつけるの!」と謎の応援。
近くで聞き耳を立て見守っていた妖精さん達はフラワーシャワーで華やかにお祝いしてくれた。
あたしやエル、カルステッドさん達が教職員として影ながらフォローする話はいつするのかなと思ったけど、食事を終えてもエルが放す様子はなかった。
どうやら内緒にしておくらしい。二人を驚かせるつもりなのかな?
学園入学まで約1ヶ月。
レオンやサクラは今まで以上に勉強や鍛錬に励み、精霊王様達は二人に持たせる魔道具やお守りを作ったりと、それぞれが準備に勤しむバタバタな日が続く中、あたしだけは”眼鏡と白衣姿のエルに慣れる”という謎の特訓をひたすらさせられていたのでした。
……準備する内容、どう考えてもあたしだけおかしくない??
「……あの、エルさん。どうしてそのような恰好をしていらっしゃるのでしょうか?」
「ん?お前こそ、どうしてそのような所に立っているのだ?早くこっちへ来い」
「……」
あれから程なく会議(?)は終了し、あたしとエルは寝る準備をしつつ寝室へと向かった。
いつもなら寝てる時間だから熱いシャワーを浴びてる最中も少し眠くて、このままベッドに入ったら秒で眠ってしまうだろうなと思っていた。
エルの姿を見るまでは……
「ほら、明日も早いのだ。早く終わらせたいのなら、さっさと来い」
ナニを早く終わらせたいのか……だなんて、聞かなくてもわかる。
エルは今でも”おやすみ”の挨拶と同じように、最低1度はあたしを抱いてから眠るのが当たり前だから。
もちろんそれ自体に文句はないし、早く終わらせようにも決して魔王様は手を抜くわけじゃなく、その分短時間で自身もあたしも満足するよう激しく……――――ってそうじゃなくて!
なんでこれから寝るって時に、エルは白衣姿に眼鏡をかけてるの――――――――???!!!!
そう。目の前のエルは、寝着姿ではなくなぜか先ほどまでの私服を着たまま、白衣を羽織り眼鏡をかけているのだ。
「ふっ、心配するな。お前が風呂に入っている間にベッドと自分に洗浄魔法をかけておいたから問題はあるまい」
いや、心配はしてないし、問題はそこじゃないの。
清潔かどうかではなく、エルの格好が問題だと思うの。
「む?なんだ、この格好では不服か?」
いえ!エルの白衣姿も眼鏡姿もどっちも大好きです!!
むしろありがとうございますっ!!!
でも、これ以上近づくと直視できないので勘弁してください!!!
白衣姿だけでも破壊力抜群なのに、その上眼鏡までかけてたら相乗効果が凄いんですよっ!!
……あれ?でも、レオンやサクラが学園に通い始めたら、この姿のエルと一緒に保険医として働くってことだよね??
あたし、無理じゃない???
「ひゃっ?!」
ぐいっと引っ張られたかと思ったら、ボスンッという音と共に感じるほのかな重み。
言わずともがな、あたしの身体はエルに押し倒されるような体勢でベッドに沈んでいる。
「ぁ、あのっ、エル……んっ」
いきなりだけど、優しく重ねられる口唇。
あむあむと啄むようなキスは、”これからえっちするよ”という合図だ。
「目を開けろ、サーヤ。俺を見ろ」
「んっ…ゃ、むり……ひゃぅ、耳っ、やぁ……」
目の前にいるのは、結婚して子供ができた今も”女”としてあたしを求めてくれる、愛しい愛しい旦那様。
その旦那様が、あたしの大好きな白衣を着てるだけじゃなく、眼鏡まで着用してるのだ。
そのままでも充分すぎるほどカッコいいし、片方だけでも破壊力抜群なのに直視なんてできるかっ!!
エルのばかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
(くちゅ、つぷり)
「っあぁぁぁ、んむっ、んんっ」
あたしがエルを直視できない間に、シャツワンピースタイプの寝着の前ボタンをすべて外され、下着の中にエルの手が滑り込む。
指先が花芯に触れうっすら濡れていることを確認すると、エルは指を一本ナカへと挿入し、激しいキスで舌を絡めながら指を増やして円を描くように掻き混ぜたり、クリトリスを弾く。
気持ち良いトコロをすべて知り尽くされているこの身体は、あたしの意思に関係なくすぐにエルを受け入れる準備が出来上がる……というか、"早くちょうだい"と言わんばかりに蜜を溢れさせている。
「くくっ、ホントにお前は抱けば抱くほど感度が上がるのではないか?……淫乱」
「!!……っぁ?!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
反論しようと口を開いたと同時に、ずぶずぶっと一気に挿入ってくるエルのモノ。
激しいストロークではなく、ゆっくりと最奥まで挿入した後ぐちゅぐちゅと抉るように掻き混ぜるエル。
これはエルをそばに感じられるあたしの大好きな体位であり、動きこそ激しくないがエルの匙加減、もとい、腰加減一つであたしをすぐに落とすことも、じっくりゆっくりえっちを愉しむこともできる体位でもある。
優しく最奥をコツンっとノックされるたびに、返事をするかのように無意識にきゅうきゅうとエルのモノを締め付け、最奥をぐりぐりされながら蕩けるようなキスをされると、ビクンッと痙攣しながら軽く達してしまう。
エルが与えてくれる甘い快楽は、飽きるどころか毎日摂取したくなる麻薬のようだ。
「んっ……気持ち、良ぃ…」
「くくっ、目を開いたらもっと気持ち良いのではないか?」
「…っ、そ、れは……ムリ、んぁぁっ」
「ふっ、強情な奴め」
心の中では大好きなエルと見つめ合いながら一緒にイキたい。
だけど、白衣と眼鏡を装備している今のエルは、とても危険すぎる色香を放ってるに違いないのだ。
さっきだって直視できなかったのに、こんな至近距離で、しかもえっち真っただ中のお色気むんむんなエルの眼鏡+白衣姿なんて、見たらヤバいに決まってるもんっ!!
見たくないわけじゃないの。
見たくても見れないんだよ~~~~~~~~~っ!!
だがしかし、目の前の魔王様はどうやらご不満の様子。
見えてるわけじゃないけど、何となく雰囲気でそんな気がした。
「……ったく、この姿に慣れさせようと用意したが、これでは埒があかないではないか」
「うぅ…だってぇ……」
「はぁ……白衣も脱ぐし眼鏡も外すから、いい加減目を開けろ、サーヤ」
「……ぁんっ、ほ、んと?」
「あぁ。だが、学園に赴任するまでには慣れてもらうぞ」
「うぅ……頑張りマス」
エルの言葉に安心したあたしは、頑なに閉じていた目をゆっくりと開く。
そして、目を開いてからあたしは重大なことに気が付いた。
エルは確かに”白衣も脱ぐし、眼鏡も外す”とは言った。
だけど
”もう外した”とは一言も言っていない……――――――――
「??????!!!!!!」
「っ!!!!……っく、おいサーヤ、お前まさか見ただけで?!……ぐっ、くそ…出る……っ」
「~~~~~~~~~っ」
目を開いた瞬間飛び込んで来たのは、白衣の中に着ているシャツのボタンがほとんど外れて服が乱れ、ほんのり汗がにじむほど肌が上気した、艶っぽさ100培増しの破壊力抜群過ぎる眼鏡姿の魔王様だった。
そんな色気大爆発な魔王様ことエルを超至近距離で見たあたしは、当然のことながら正常でいられるわけもなく、沸騰しそうなほど顔も身体も熱くなりそのまま盛大に達してしまった。
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ただでさえイっている最中のあたしは追い討ちをかけられ、疲労や眠気その他諸々が重なりそのまま意識を失った……らしい。
そして、目が覚めて超不機嫌なエルに一部始終を聞いたあたしは、当然のことながら魔王様による甘いお仕置きを受ける羽目になりました。
そして翌朝。
……というか、すでに陽が高く上ったテラスでの昼食中、エルは早速双子に学園入学を許可する旨を伝えた。
もちろん、レオンやサクラは嬉しそうに大はしゃぎ。
自分の事のように喜ぶリリアやムサシは「がんばって、敵をやっつけるの!」と謎の応援。
近くで聞き耳を立て見守っていた妖精さん達はフラワーシャワーで華やかにお祝いしてくれた。
あたしやエル、カルステッドさん達が教職員として影ながらフォローする話はいつするのかなと思ったけど、食事を終えてもエルが放す様子はなかった。
どうやら内緒にしておくらしい。二人を驚かせるつもりなのかな?
学園入学まで約1ヶ月。
レオンやサクラは今まで以上に勉強や鍛錬に励み、精霊王様達は二人に持たせる魔道具やお守りを作ったりと、それぞれが準備に勤しむバタバタな日が続く中、あたしだけは”眼鏡と白衣姿のエルに慣れる”という謎の特訓をひたすらさせられていたのでした。
……準備する内容、どう考えてもあたしだけおかしくない??
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