31 / 34
一般人A
しおりを挟む僕は神社から下を見つめる
俊は頭から血を流している。
「今すぐ動け」そう思っていてもどうすれば良いのか頭に纏まらない。
1番早く助けられる筈なのに、何故か身体が動かない。
海斗 俊‼︎
?1 えっと確かここら辺……
怪我人⁉︎
おい ソコの人一体何が有った⁉︎
誰かの声で金縛が解けたかの様に身体が動いた。
葵 お…
下の男の人は言葉を遮り質問をした
?1 近くに病院は有るか⁉︎
500メートル圏内にないなら救急車を呼んでくれ‼︎
葵 は… はい
彼は僕が落としたのかもと疑うよりも救助を優先した。
結衣 君誰?
?1 通りすがりの一般人Aだ
そう言うと自分の服の袖を破き早急に傷を防いだ
?1 良し
こんだけやれば大事には至らないだろう
ソッチはどう?
葵 見つかりませんでした
そう答えると俊さんを背負いながら軽やかに2歩で石段を上がり神社の中へ上がってきた信じられなかった
石段は目視でも50段はある
足に何か付いているのかと思った
そして又信じられない
事を聞いてきた
?1 そう
それじゃあ神社の中で寝てる人は大丈夫なのか?
葵 えっ…
何の事を言ってるのか分からなかった
しかし彼は話を続けた
?1 だから相当弱ってる人?
なのか分からないけど、一刻を争わない?
葵 何で…
そんな事分かるんですか?
?1 気配がしたからとしか言えない…
葵 恐らく無事です
翔太 おいお前‼︎
一大事とは言え能力はそう使うモンじゃねぇぞ‼︎
結衣 ちょっと翔太
?1 素だから気にすんな‼︎
ソレより君ら近くの病院を調べておいて‼︎
「素」身体能力の事を言ったのだろうけれども、そんな事できる人間なんていないとそう思っていた。
そして今もコレが素で有ることが信じられない
能力なのだとしたら隠すのが下手すぎる
もし仮に素の身体能力にしても高過ぎる
彼は何者なんだ
ココまでの人間が居るのなら耳に挟んだ事がある筈なのに
?1 とにかくお邪魔
って重傷…
でも結構ちゃんとしてる
ソレでもマズイ
ところでコレは君が治療したのか?
葵 いや
しゅーー 転倒した人だよ…
?1 この人も連れださ無いと
葵 待って
無理だって
?1 何が?
葵 その人ココから出られ無いんだ
?1 ?
どう言う事?
彼に理由を伝えていると誰か知らない人が来た
文 初めまして
文(ふみ)と言います
文と名乗る女性は息を荒らげて自己紹介と治療をしに来たと説明した
?1 宇津木から先にした方が良い
彼はそこまで傷は深く無いけど彼女は一刻を争う
文 分かりました
?1 はぁ…
まさかこんな事が起こってたなんて…
俊は頭から血を流している。
「今すぐ動け」そう思っていてもどうすれば良いのか頭に纏まらない。
1番早く助けられる筈なのに、何故か身体が動かない。
海斗 俊‼︎
?1 えっと確かここら辺……
怪我人⁉︎
おい ソコの人一体何が有った⁉︎
誰かの声で金縛が解けたかの様に身体が動いた。
葵 お…
下の男の人は言葉を遮り質問をした
?1 近くに病院は有るか⁉︎
500メートル圏内にないなら救急車を呼んでくれ‼︎
葵 は… はい
彼は僕が落としたのかもと疑うよりも救助を優先した。
結衣 君誰?
?1 通りすがりの一般人Aだ
そう言うと自分の服の袖を破き早急に傷を防いだ
?1 良し
こんだけやれば大事には至らないだろう
ソッチはどう?
葵 見つかりませんでした
そう答えると俊さんを背負いながら軽やかに2歩で石段を上がり神社の中へ上がってきた信じられなかった
石段は目視でも50段はある
足に何か付いているのかと思った
そして又信じられない
事を聞いてきた
?1 そう
それじゃあ神社の中で寝てる人は大丈夫なのか?
葵 えっ…
何の事を言ってるのか分からなかった
しかし彼は話を続けた
?1 だから相当弱ってる人?
なのか分からないけど、一刻を争わない?
葵 何で…
そんな事分かるんですか?
?1 気配がしたからとしか言えない…
葵 恐らく無事です
翔太 おいお前‼︎
一大事とは言え能力はそう使うモンじゃねぇぞ‼︎
結衣 ちょっと翔太
?1 素だから気にすんな‼︎
ソレより君ら近くの病院を調べておいて‼︎
「素」身体能力の事を言ったのだろうけれども、そんな事できる人間なんていないとそう思っていた。
そして今もコレが素で有ることが信じられない
能力なのだとしたら隠すのが下手すぎる
もし仮に素の身体能力にしても高過ぎる
彼は何者なんだ
ココまでの人間が居るのなら耳に挟んだ事がある筈なのに
?1 とにかくお邪魔
って重傷…
でも結構ちゃんとしてる
ソレでもマズイ
ところでコレは君が治療したのか?
葵 いや
しゅーー 転倒した人だよ…
?1 この人も連れださ無いと
葵 待って
無理だって
?1 何が?
葵 その人ココから出られ無いんだ
?1 ?
どう言う事?
彼に理由を伝えていると誰か知らない人が来た
文 初めまして
文(ふみ)と言います
文と名乗る女性は息を荒らげて自己紹介と治療をしに来たと説明した
?1 宇津木から先にした方が良い
彼はそこまで傷は深く無いけど彼女は一刻を争う
文 分かりました
?1 はぁ…
まさかこんな事が起こってたなんて…
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
絢と僕の留メ具の掛け違い・・
すんのはじめ
青春
幼馴染のありふれた物語ですが、真っ直ぐな恋です
絢とは小学校3年からの同級生で、席が隣同士が多い。だけど、5年生になると、成績順に席が決まって、彼女とはその時には離れる。頭が悪いわけではないんだが・・。ある日、なんでもっと頑張らないんだと聞いたら、勉強には興味ないって返ってきた。僕は、一緒に勉強するかと言ってしまった。 …
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる