10 / 34
昼休み
しおりを挟む
霞 えっと 俊君ってどういう所行きそうだろう…
落ち込んだ時に行きそうなのは…
中庭だ!
中庭には園芸部が育てている花達や偶に紛れこんでくる猫や鳩を見て癒されながら弁当やパンを食べている人気スポットである
追記 カップルも多い
ーー
霞 うーん… それらしき影は無いなぁ…
風紀委員の友達に俊君見なかったか聞いてみようかな… でもなぁ…
この学校の風紀委員は変わっている
風紀委員は規律に厳しい 一定以上の数の規則を破ったり犯罪行為をしたりすると強制執行がある
そして風紀委員の強制執行は生徒の恐怖の象徴でもある
ある噂では風紀委員1人で不良グループを粛正して 不良グループを解体したとも言われている
そして少し変な噂もある
しかし普通に学園生活をしていれば何もしては来ない
朝と昼休みと放課後は校内を見回りをしている 俊は何度も遅刻して反省文と見回りをさせられたらしい
そして昨日は遅刻者や学校に来ていたとしても顔色が悪い者も多かった為俊も見逃されている
霞 でも俊君遅刻とかちょっと多いし顔は覚えられてる筈だから… 行くしか無いか…
ーー
霞 それでなんだけど… 俊君見なかった?
律(りつ) あの遅刻の多い人ですか
霞 (2ヶ月で3回は多い扱いだから強制執行は近そうだね俊君…)
律 知りませんね 見てはいません
霞 分かった
律 何か有ったら直ぐに言ってくださいね
霞 本当に何か有ったら言うよ りっちゃん
律 その呼び方はやめて下さい
それと何か有ってからでは遅いんですから
霞 うん 分かった
(本当に俊君何処行ったんだろ)
ーー
俊はこの時屋上に居た 見つかれば確実に強制執行モノである それでも屋上に居たのは理由が2つある 1つは凛と距離を置く為 もう1つは地図と地形がちゃんと有ってるかどうかの最終確認である
尚屋上に登ったのは時間停止を使った為
俊 うーん (地図と地形は同じだし コレ以前にも何か有って記憶をいじられるなら強制執行や能力バレなんか二の次だ しかしコレは…)
双眼鏡とか有ればなぁ…
(しかし風紀委員にも能力者がいる可能性も有るし 能力的には身体強化とかなんだろうけど) そろそろ戻らないと怪しまれるな 戻ろう
ーー
霞 いた… 全く何処に居たんですか?
ほら 皆さんで弁当を食べましょう
俊 ゴメン… もう食べた…
霞 (遅かった…)
霞は目に見える様にガッカリしていた
俊もまさか自分を探しているなんて思っていなかったから少し驚いてはいた
霞 なら明日一緒に食べましょう 凛ちゃんも含めて
俊 凛は僕の事嫌ってると思うんだけど
距離が近いからなのか普通に嫌になったのか…
霞 私の口からは何とも
ソレはもう本人から聞いて下さい
律 あぁ 居たんですか
俊 (風紀委員… いつの間に…)
律 その弁当と探しても見つから無かったということは便所飯ですか
その… めげずに頑張って下さい
俊 あっ うん… (バレて無かった けどちょっと刺さる…)
落ち込んだ時に行きそうなのは…
中庭だ!
中庭には園芸部が育てている花達や偶に紛れこんでくる猫や鳩を見て癒されながら弁当やパンを食べている人気スポットである
追記 カップルも多い
ーー
霞 うーん… それらしき影は無いなぁ…
風紀委員の友達に俊君見なかったか聞いてみようかな… でもなぁ…
この学校の風紀委員は変わっている
風紀委員は規律に厳しい 一定以上の数の規則を破ったり犯罪行為をしたりすると強制執行がある
そして風紀委員の強制執行は生徒の恐怖の象徴でもある
ある噂では風紀委員1人で不良グループを粛正して 不良グループを解体したとも言われている
そして少し変な噂もある
しかし普通に学園生活をしていれば何もしては来ない
朝と昼休みと放課後は校内を見回りをしている 俊は何度も遅刻して反省文と見回りをさせられたらしい
そして昨日は遅刻者や学校に来ていたとしても顔色が悪い者も多かった為俊も見逃されている
霞 でも俊君遅刻とかちょっと多いし顔は覚えられてる筈だから… 行くしか無いか…
ーー
霞 それでなんだけど… 俊君見なかった?
律(りつ) あの遅刻の多い人ですか
霞 (2ヶ月で3回は多い扱いだから強制執行は近そうだね俊君…)
律 知りませんね 見てはいません
霞 分かった
律 何か有ったら直ぐに言ってくださいね
霞 本当に何か有ったら言うよ りっちゃん
律 その呼び方はやめて下さい
それと何か有ってからでは遅いんですから
霞 うん 分かった
(本当に俊君何処行ったんだろ)
ーー
俊はこの時屋上に居た 見つかれば確実に強制執行モノである それでも屋上に居たのは理由が2つある 1つは凛と距離を置く為 もう1つは地図と地形がちゃんと有ってるかどうかの最終確認である
尚屋上に登ったのは時間停止を使った為
俊 うーん (地図と地形は同じだし コレ以前にも何か有って記憶をいじられるなら強制執行や能力バレなんか二の次だ しかしコレは…)
双眼鏡とか有ればなぁ…
(しかし風紀委員にも能力者がいる可能性も有るし 能力的には身体強化とかなんだろうけど) そろそろ戻らないと怪しまれるな 戻ろう
ーー
霞 いた… 全く何処に居たんですか?
ほら 皆さんで弁当を食べましょう
俊 ゴメン… もう食べた…
霞 (遅かった…)
霞は目に見える様にガッカリしていた
俊もまさか自分を探しているなんて思っていなかったから少し驚いてはいた
霞 なら明日一緒に食べましょう 凛ちゃんも含めて
俊 凛は僕の事嫌ってると思うんだけど
距離が近いからなのか普通に嫌になったのか…
霞 私の口からは何とも
ソレはもう本人から聞いて下さい
律 あぁ 居たんですか
俊 (風紀委員… いつの間に…)
律 その弁当と探しても見つから無かったということは便所飯ですか
その… めげずに頑張って下さい
俊 あっ うん… (バレて無かった けどちょっと刺さる…)
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
絢と僕の留メ具の掛け違い・・
すんのはじめ
青春
幼馴染のありふれた物語ですが、真っ直ぐな恋です
絢とは小学校3年からの同級生で、席が隣同士が多い。だけど、5年生になると、成績順に席が決まって、彼女とはその時には離れる。頭が悪いわけではないんだが・・。ある日、なんでもっと頑張らないんだと聞いたら、勉強には興味ないって返ってきた。僕は、一緒に勉強するかと言ってしまった。 …
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる