上 下
50 / 51

おまけ:本編最終話直前の身体測定の結果(覚え書き)

しおりを挟む
計測日:1498年6月末日。
※モストロ・メッゾサングエは体重が重め。

カプリコルノ国一同↓

・カプリコルノ・カンクロ両国国王フラヴィオ・マストランジェロ(満41歳)

 別名は『力の王』・『酒池肉林王』。
 愛称は『フラビー』。
 第一夫人は9番目の天使ルフィーナ。
 第二夫人は7番目の天使ベル。
 子供は9人(六男三女)。
 身長182cm・体重92kg。
 
・大公フェデリコ・マストランジェロ(満40歳)

 別名は『力の王弟』。
 愛称は『フェーデ』・『リコたん』。
 オルキデーア軍の元帥。
 妻は2番目の天使アリーチェ。
 子供は6人(四男二女)。
 身長183cm・体重92kg。

・クエルチア侯アドルフォ・ガリバルディ(満41歳)

 別名は『人間卒業生』。
 愛称は『ドルフ』・『アドぽん』。
 プリームラ軍の元帥。
 妻は1番目の天使ベラドンナ。
 子供は息子が2人。
 身長198cm・体重185kg。

・王太子オルランド・マストランジェロ(満22歳)

 フラヴィオの第一子で、故・王妃ヴィットーリアの子。
 愛称は『ランド』。
 妻は8番目の天使アヤメ。
 子供は息子が1人。
 身長181cm・体重72kg

・第四王子ティート・マストランジェロ(満14歳)

 フラヴィオの第五子で、故・王妃ヴィットーリアの子。
 身長175cm・体重68kg

・第五王子兼、カンクロ国王太子サルヴァトーレ・マストランジェロ(満6歳)

 フラヴィオの第六子で、ベルの第一子。
 愛称は『トーレ』
 身長116cm・体重20kg。

・第六王子アレッサンドロ・マストランジェロ(満5歳)

 フラヴィオの第七子で、ルフィーナの第一子。
 愛称は『アレックス』。
 ガット・ティグラートのメッゾサングエ。
 双子の妹は11番目の天使シルヴィア。
 身長120cm・体重29kg。
 
・大公次男ガルテリオ・マストランジェロ(満17歳)

 フェデリコの第二子。
 身長185cm・体重87kg。

・大公三男エルネスト・マストランジェロ(満14歳)

 フェデリコの第三子。
 身長174cm・体重67kg。

・大公四男レオナルド・マストランジェロ(満8歳)

 フェデリコの第五子。
 愛称は『レオ』。
 ついでに続編の主人公。
 身長140cm・体重38kg。

・ムサシ・ガリバルディ(満18歳)

 アドルフォの長男(養子)であり、レオーネ国の第四王子。
 婚約者はビアンカ。
 身長172cm・体重59kg

・ジルベルト・ガリバルディ(満8歳)

 アドルフォの次男。
 愛称は『ジル』。
 身長160cm・体重76kg。

・アラブ・スズキ(満36歳)

 オルキデーア軍の大将。
 ルフィーナの異父兄。
 元はヴィルジネ国の王女(レオーネ国王の第二夫人)の近衛。
 身長179cm・体重69kg

・王太子長男テツオ・マストランジェロ(満3歳)

 オルランドの第一子で、フラヴィオ・マサムネの孫。
 身長102cm・体重15kg。


・1番目の天使ベラドンナ・ガリバルディ(満39歳)

 アドルフォの妻。
 愛称は『ベラ』。
 身長170cm・体重60kg。

・2番目の天使アリーチェ・マストランジェロ(満37歳)

 フェデリコの妻。
 愛称は『アリー』。
 身長164cm・体重49kg。

・3番目の天使セレーナ・ビアンキ(満48歳)

 別名『町天使』。
 王都オルキデーアのパン屋パネッテリーアの女店主。
 息子が2人いる(書き忘れた…)。
 身長167cm・体重53kg。

・4番目の天使パオラ・フォンターナ(満26歳)

 別名『村天使』。
 オルキデーア農民で、夫は同じく農民のファビオ(30代)。
 子は長男リクと、お腹の中にもう一人。
 身長163cm・体重53kg(妊娠前)。

・5番目の天使ヴァレンティーナ・マストランジェロ(満20歳)

 第一王女でフラヴィオの第三子、故王妃ヴィットーリアの子。
 愛称は『ティーナ』。
 一時はアクアーリオ国の王太子妃。
 身長165cm・体重50kg。

・6番目の天使ビアンカ・マストランジェロ(満11歳)

 フェデリコ第四子で、長女。
 婚約者はムサシ。
 身長144cm・体重35kg。

・7番目の天使ベルナデッタ・マストランジェロ(満24歳)

 生まれはプリームラ農民で、元奴隷。
 現在は、カプリコルノ国では国王の第二夫人であり、宰相であり、天使軍元帥であり、処刑執行人。
 あと『宮廷天使』の別名も。
 カンクロ国では女王。
 愛称は『ベル』。
 身長154cm・体重43kg。

・8番目の天使アヤメ・マストランジェロ(満23歳)

 王太子妃であり、レオーネ国の第一王女。
 身長158cm・体重48kg。

・9番目の天使ルフィーナ・マストランジェロ(満30歳)

 ガット・ティグラートのメッゾサングエ王妃。
 元はテレトラスポルト旅商人。
 アラブの異父妹。
 身長160cm・体重54kg。

・10番目の天使カテリーナ・マストランジェロ(満5歳)

 フェデリコ第六子で、次女。
 愛称は『リーナ』
 身長113cm・体重20kg。

・11番目の天使シルヴィア・マストランジェロ(満5歳)

 フラヴィオ第八子(次女)で、ルフィーナの第二子(長女)。
 愛称は『シルビー』。
 双子の兄はアレッサンドロ。
 身長111cm・体重25kg

・12番目の天使ヴィルジニア・マストランジェロ(満1歳10ヶ月)

 カンクロ国の第一王女で、フラヴィオの第九子(三女)、ベルの第二子(長女)。
 愛称は『ジーナ』
 身長84cm・体重11kg。


・フィコ・ロッシ(満63歳)

 剛腕料理長。
 身長175cm・体重80kg
 
・ピエトラ・リッチ(満70歳)

 腹筋バキバキ家政婦長。
 夫は執事ファウスト。
 娘が2人いる。
 身長165cm・体重58kg

・ファウスト・リッチ(満72歳)

 白髪の執事。
 妻は家政婦長ピエトラ。
 身長172cm・体重63kg

・テンテン(満20歳)

 人型犬耳モストロのカーネ・ロッソ。
 仕事は魔法で治癒とか移動とか。
 兵士とか雑用とかも。
 身長173cm・体重69kg。


サジッターリオ国一同↓

・サジッターリオ国王兼、カプリコルノ国第二王子コラード・マストランジェロ(満21歳)

 フラヴィオの第二子で、故・王妃ヴィットーリアの子。
 妻はシャルロッテ。
 実子がひとり、継子が2人。
 身長190cm・体重87kg。

・サジッターリオ国第二王女の夫兼、カプリコルノ国第三王子レンツォ・マストランジェロ(満16歳)

 フラヴィオの第四子で、故王妃ヴィットーリアの子。
 妻はエーベル。
 子は娘が一人。
 身長176cm・体重66kg

・サジッターリオ国王太女の夫であり、カプリコルノ国の大公長男リナルド・マストランジェロ(満20歳)

 フェデリコの第一子。
 妻はマヤ。
 子は娘が一人。
 身長182cm・体重78kg。

・サジッターリオ国女王シャルロッテ・アインホルン(満38歳)

 愛称は『ロッテ』。
 夫はコラード。
 子は3人(一男二女)
 身長165cm・体重54kg。

・サジッターリオ国王太女マヤ・アインホルン(満24歳)

 シャルロッテの第一子で、前夫の子。
 夫はリナルド。
 身長162cm・体重52kg。

・サジッターリオ国第二王女エーベル・アインホルン(満18歳)

 シャルロッテの第二子で、前夫の子。
 夫はレンツォ。
 身長162cm・体重50kg。

・サジッターリオ国第一王子ライモンド・マストランジェロ(満6歳)

 コラードの実子で、シャルロッテの第三子、フラヴィオの孫。
 愛称は『ライ』。
 身長120cm・体重25kg。

・エリーゼ・アインホルン(満3歳)

 リナルド・マヤの長女で、フェデリコ・シャルロッテの孫。
 身長101cm・体重15.5kg。

・サーラ・マストランジェロ(生後5ヶ月)

 レンツォ・エーベルの長女で、フラヴィオ・シャルロッテの孫。
 身長64cm・体重6.7kg。


レオーネ国一同↓

・レオーネ国王マサムネ・サイトウ(満43歳)

 愛称は『ムネ』
 身長170cm・体重55kg。

・タロウ(満28歳)

 人型猫耳モストロのガット・ネーロのオス。
 マサムネの従者で、ハナの兄。
 妻はナナ・ネネ。
 ネーロの息子(ポチ)とティグラートの娘(タマ)がいる。
 身長160cm・体重60kg

・ハナ(満27歳)

 ガットネーロのメス。
 マサムネの従者で、タロウの妹。
 ベルの親友。
 身長160cm・体重58kg

・ナナとネネ(満29歳)

 双子ガット・ティグラートのメス。
 マサムネの従者で、どちらもタロウの妻。
 ナナに息子ポチが、ネネに娘タマがいる。
 身長162cm・体重60kg


カンクロ国一同(おまけ)↓

・リエン(満25歳)

 ベルの女官のカーネ・ロッソ。
 身長160cm・体重57kg

・マー・ルイ(満52歳)

 内閣大学士の首輔。
 妻は町医者のリンリー。
 身長170cm・体重60kg。

・サン・カク(満37歳)

 内閣大学士の最年少。
 身長173cmくらい。

・シ・カク(満47歳)

 内閣大学士。
 身長175cmくらい。

・ゴ・カク(満57歳)

 内閣大学士の最年長。
 身長170cm弱くらい。

・ダイ・ケイ(満49歳)

 別名『熊将軍』。
 カンクロ国では強い将軍。
 マー・ルイとは友人同士。
 身長180cmくらい。




※本編最終話へ。
あとがきは本編の方に書きます。
番外編の方もお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
おまけその2(カンクロ国の衣裳について)も載せておきました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました

結城芙由奈 
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】 私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。 2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます *「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています ※2023年8月 書籍化

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

【完結】私だけが知らない

綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

王妃の手習い

桃井すもも
恋愛
オフィーリアは王太子の婚約者候補である。しかしそれは、国内貴族の勢力バランスを鑑みて、解消が前提の予定調和のものであった。 真の婚約者は既に内定している。 近い将来、オフィーリアは候補から外される。 ❇妄想の産物につき史実と100%異なります。 ❇知らない事は書けないをモットーに完結まで頑張ります。 ❇妄想スイマーと共に遠泳下さる方にお楽しみ頂けますと泳ぎ甲斐があります。

【完結】公女が死んだ、その後のこと

杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】 「お母様……」 冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。 古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。 「言いつけを、守ります」 最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。 こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。 そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。 「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」 「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」 「くっ……、な、ならば蘇生させ」 「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」 「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」 「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」 「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」 「まっ、待て!話を」 「嫌ぁ〜!」 「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」 「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」 「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」 「くっ……!」 「なっ、譲位せよだと!?」 「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」 「おのれ、謀りおったか!」 「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」 ◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。 ◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。 ◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった? ◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。 ◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。 ◆この作品は小説家になろうでも公開します。 ◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!

ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~

野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
 第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。  言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。  喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。    12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。 ==== ●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。  前作では、二人との出会い~同居を描いています。  順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。  ※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。

お飾り王妃の受難〜陛下からの溺愛?!ちょっと意味がわからないのですが〜

湊未来
恋愛
 王に見捨てられた王妃。それが、貴族社会の認識だった。  二脚並べられた玉座に座る王と王妃は、微笑み合う事も、会話を交わす事もなければ、目を合わす事すらしない。そんな二人の様子に王妃ティアナは、いつしか『お飾り王妃』と呼ばれるようになっていた。  そんな中、暗躍する貴族達。彼らの行動は徐々にエスカレートして行き、王妃が参加する夜会であろうとお構いなしに娘を王に、けしかける。  王の周りに沢山の美しい蝶が群がる様子を見つめ、ティアナは考えていた。 『よっしゃ‼︎ お飾り王妃なら、何したって良いわよね。だって、私の存在は空気みたいなものだから………』  1年後……  王宮で働く侍女達の間で囁かれるある噂。 『王妃の間には恋のキューピッドがいる』  王妃付き侍女の間に届けられる大量の手紙を前に侍女頭は頭を抱えていた。 「ティアナ様!この手紙の山どうするんですか⁈ 流石に、さばききれませんよ‼︎」 「まぁまぁ。そんなに怒らないの。皆様、色々とお悩みがあるようだし、昔も今も恋愛事は有益な情報を得る糧よ。あと、ここでは王妃ティアナではなく新人侍女ティナでしょ」 ……あら?   この筆跡、陛下のものではなくって?  まさかね……  一通の手紙から始まる恋物語。いや、違う……  お飾り王妃による無自覚プチざまぁが始まる。  愛しい王妃を前にすると無口になってしまう王と、お飾り王妃と勘違いしたティアナのすれ違いラブコメディ&ミステリー

虐げられた令嬢、ペネロペの場合

キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。 幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。 父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。 まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。 可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。 1話完結のショートショートです。 虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい…… という願望から生まれたお話です。 ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。 R15は念のため。

処理中です...