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第十三話 精鋭部隊
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1週間が経った。いまだにダンが死んだ事実を受け止められない・・・
でもそれ以上に俺にはやることが出来た。人類のために俺はαと戦う、そして約1000人の精鋭部隊が集められた。
訓練する時間もない、俺たちは臨時に集まり、初めて一緒に戦う。
勝てるかどうかではない、我々は勝つのだ!
ここは会議室のような場所だ、スクリンに画像が映された。αの顔写真だ、鼻は小さく退化している。目は赤く光っている。
「君たちにはこれと戦ってもらう、残念ながら今回の任務は任意ではなく、強制だ。嫌だと考える人も少なくないだろう。目の前にタッチパネルがある。遺言をかけ、絵でもいいぞ、任務遂行まで6時間ほどはある。」
ソニックはタッチペンを手に取った、何を書けばいい?俺にはさっぱりわからない・・・
何かを考えていると、ぼんやりと誰がの姿が現れた・・・
父だ。
最後に見たのは、俺が初めて人を殺した朝の1時間ほどだった。その日から俺が父に会ったことはない、正確には生きてる父だ。
『I love you.father』
こんなことを書いた、なぜか初めてじゃないような気がした。
最後に父の墓参りに行ったのは何年前だ?もう時間がないのはわかってる・・・でも・・・最後にも一度でいいから!
気づくと俺はもうすでに武装して、装甲車の中にいた。何があったほぼ覚えてない、だんだんと任務の内容が入ってきた。
「降りろ、ここから先は歩きだ。1km先にポツンと一つの白い建物がある。君たちは先陣部隊、グットラック~」
およそ10両の装甲車から合計100人ほどが降りてきた。
言われた方向に歩き続けた。緑の森の中に不自然な白い建物が現れた。
あれだ
窓は全てカーテンで塞がれている。玄関へと行く、何人かドアの横に立つ、一人がドアを開け、閃光弾を投げ入れた後にすぐ閉めた。
ボン!
「入れ!入れ!」
地面に人が倒れてる。
「もう腐ってるぞ」
エレベーターはまだ動いてるが、階段で行く。コツコツと音を立てながら上へと上がって行く。
しかし誰も気づかなかった、α防犯カメラ全てを見ていた。
最初の人が倒れた、移動はすぐに止まった。でもドミノ倒しにように、隊員たちがどんどん倒れていく。
気づいた時のはソニックしか残ってなかった。
『おいソニック、何か体に違和感は?』
「ない、任務を遂行します!」
ソニックは死体の山を飛び越え、2階に着き、全ての部屋を確認、そして3階、4階・・・
「ここが最上階か・・・」
同じように周りを見る、すぐに1つドアの開いてる部屋を見つけた。
ドアを開ける。
αだ。
「こんにちはソニック君、君にとっては初めましてだが、私にとっては久しぶりだ~」
「何言ってんだおめえ!」
銃を握りしめる。人差し指が次の瞬間にも引き金を引きそうだ!
to be continued···
でもそれ以上に俺にはやることが出来た。人類のために俺はαと戦う、そして約1000人の精鋭部隊が集められた。
訓練する時間もない、俺たちは臨時に集まり、初めて一緒に戦う。
勝てるかどうかではない、我々は勝つのだ!
ここは会議室のような場所だ、スクリンに画像が映された。αの顔写真だ、鼻は小さく退化している。目は赤く光っている。
「君たちにはこれと戦ってもらう、残念ながら今回の任務は任意ではなく、強制だ。嫌だと考える人も少なくないだろう。目の前にタッチパネルがある。遺言をかけ、絵でもいいぞ、任務遂行まで6時間ほどはある。」
ソニックはタッチペンを手に取った、何を書けばいい?俺にはさっぱりわからない・・・
何かを考えていると、ぼんやりと誰がの姿が現れた・・・
父だ。
最後に見たのは、俺が初めて人を殺した朝の1時間ほどだった。その日から俺が父に会ったことはない、正確には生きてる父だ。
『I love you.father』
こんなことを書いた、なぜか初めてじゃないような気がした。
最後に父の墓参りに行ったのは何年前だ?もう時間がないのはわかってる・・・でも・・・最後にも一度でいいから!
気づくと俺はもうすでに武装して、装甲車の中にいた。何があったほぼ覚えてない、だんだんと任務の内容が入ってきた。
「降りろ、ここから先は歩きだ。1km先にポツンと一つの白い建物がある。君たちは先陣部隊、グットラック~」
およそ10両の装甲車から合計100人ほどが降りてきた。
言われた方向に歩き続けた。緑の森の中に不自然な白い建物が現れた。
あれだ
窓は全てカーテンで塞がれている。玄関へと行く、何人かドアの横に立つ、一人がドアを開け、閃光弾を投げ入れた後にすぐ閉めた。
ボン!
「入れ!入れ!」
地面に人が倒れてる。
「もう腐ってるぞ」
エレベーターはまだ動いてるが、階段で行く。コツコツと音を立てながら上へと上がって行く。
しかし誰も気づかなかった、α防犯カメラ全てを見ていた。
最初の人が倒れた、移動はすぐに止まった。でもドミノ倒しにように、隊員たちがどんどん倒れていく。
気づいた時のはソニックしか残ってなかった。
『おいソニック、何か体に違和感は?』
「ない、任務を遂行します!」
ソニックは死体の山を飛び越え、2階に着き、全ての部屋を確認、そして3階、4階・・・
「ここが最上階か・・・」
同じように周りを見る、すぐに1つドアの開いてる部屋を見つけた。
ドアを開ける。
αだ。
「こんにちはソニック君、君にとっては初めましてだが、私にとっては久しぶりだ~」
「何言ってんだおめえ!」
銃を握りしめる。人差し指が次の瞬間にも引き金を引きそうだ!
to be continued···
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