男色医師3

虎 正規

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新職場

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 とある学校。
 校庭でサッカーが行われている。
 「いたたたたた・・・」
 男子生徒の一人がこけてひざをすりむいた。
 「保健室行ってこよう」

 行った先に待っていた保険医は・・・。
 「ああ、待ってたよ」
 あの黒河。
 「あのー、さっきサッカーをしていたら校庭で転んでひざをけがしちゃったんです」
 生徒が言えば
 「ああ、じゃあ薬塗ってあげるよ」
 黒河はその傷口に薬を塗った。
 「うおー、しみる。しみるう~」
 生徒は悲鳴を上げた。
 ふうーふうー。
 黒河は傷口を吹いた。
 「んじゃ絆創膏貼るよー」
 「しみるー、しみるうー」
 男子生徒はもがいた。
 「じっとしてなきゃ貼れないじゃないか」
 黒河は男子生徒をベッドに寝かせ、両手両足をロープでベッドの柵に縛った。
 「な、何をするんですか~?」
 「君がもがいてちゃ絆創膏も貼れないんでね」
 絆創膏を貼った後、
 「もう貼ったんだから解いてください!」
 「そうはいかないねえ~」 
 「・・・え?・・・」
 男子生徒の顔から血の気が引いた。
 ばっ。
 いきなり黒河が男子生徒のズボンを脱がしにかかる。
 「な、何を・・・」
 「この保健室に来たのが命取りだよ」
 「ち、ちょっとやめ・・・」
 パンツにまでてがかかったそのとき。
 「何やってるんですか?」
 保健室の戸がバンと開いて教育者が入ってくる。

 黒河の男色はまったく変わっていなかった。
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