男色医師２

男装の麗人

　「え、気分が悪い？」
　黒河は保健室に来た一人の男子生徒に言った。
　「そうです、ちょっと休ませていただけますか？」
　彼は言った。
　「いいでしょう、そこのベッドで寝ていなさい」
　「はい」
　言われたとおり彼はベッドに寝転んだ。
　その男生徒はあの博だった。
　（ふひひひひ、まさかあの博君が自分から転がり込んできてくれるとはな）
　これは黒河にとって絶好のチャンスだった。
　「じゃあこの薬を飲みなさい」
　「はい」
　といって睡眠薬を飲ます。
　博は眠った。
　いまだ！
　黒河は博のズボンを脱がせ、続いてパンツを・・・。
　「・・・ん？」
　黒河はあることに気がついた。
　「こいつ・・・女だ！」

　「どうして性別を偽って入学したりしたんだね？」
　黒河から博が女と訊いた校長が言った。
　「はい、私は前の学校ではよく男子や男の教育者に犯されたりそれ目的で襲われたりしていたので親から男として入学するようにと・・・」

　後日、ジャンパースカート制服に着替えた博改め博子（本名）で全校生徒の前で朝礼時に紹介された。