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最終章 そこに踏み入るには

最終話

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 ◇◇◇

 ______数か月後。


 ザキュリオの王都に、祝砲が打ち上がる。同時に民衆の声がわっと湧いた。

 王宮前の広場で行われたのは、アキネとルイナスの結婚式だ。
 2人とも真っ白なワンピースを着て、頭には鮮やかな花冠を付けている。質素だが、2人共とても幸せそうで美しい。

「アキネさ~ん! 綺麗だよ~!」

 光太朗が手を振ると、アキネが満面の笑みを浮かべる。
 ぶんぶん手を振り返してくれる様は子供のようで、肆羽宮で会った時の彼女の様子を思い出した。

 あの時のアキネは怯えた子供のようだったが、今では立派な肝っ玉母さんへと変貌している。
 ルイナスと共に国の立て直しに尽力しつつ、失った時を取り戻すかのようにリーリュイへと構っているようだ。

 リーリュイは困惑しながらもまんざらでは無い様子で、光太朗はそんな彼をいつもにやにやしながら見守ってしまう。


「コウ。お前ぇ、酒すすんでねぇなぁ?」
「……班長は、酒飲みすぎでしょ」

 光太朗の肩にずっしりと寄りかかったキースは、相当顔が赤い。
 今日のキースは騎士服ではなく、祝い事のスーツを身に着けている。常時生やしている無精ひげも剃っているせいか、いつもより随分若く見えた。

「副団長が、そんなに酔っぱらって大丈夫なのか?」
「何も問題ねぇだろぉ。飲め飲め」

 周りを見ると、飲めや歌えの大騒ぎだ。中には騎士らの姿も見える。騎士としての体裁は考えず、祝い事は真剣に楽しむのが彼らの流儀らしい。

「俺らの結婚式の時も、みんな凄かったもんなぁ」
「……ありゃお前。今と規模が違う」

 キースがふにゃりと笑い、手をプラプラと振る。完全に酔っ払いだ。


 光太朗とリーリュイの結婚式は、身内の身でひっそりと行う……予定だったのだが、実際はそれはそれは盛大な祝いの場となってしまった。
 ひっそりと行うには身内が多すぎたのだ。

 リガレイア国からは大量の祝いの品が届き、一色はじめリガレイア国の重鎮たちも結婚式へと参列した。
 神燐一族はランパルの上空を飛び回り、騎士らが上げた祝砲を更に高く舞いあげるというド派手な演出を披露したのだ。
 お陰で神燐一族と騎士らは相当仲良くなり、今では頻繁に親善試合をしている。

 おまけに式の後半では光太朗が産気づき、近くの診療所へ運ばれた。
 式に参列していた彼らは、なんと生まれるまで聖堂で固唾を飲みながら待機していたらしいのだ。

 無事に産まれると、今度は子供の誕生に歓喜し、そのままスライドで誕生祭へと移行したというわけだ。
 宴は3日続いたらしいが、3日間死んだように眠っていた光太朗にとっては、『何してんだお前ら』という想いの方が強かったように感じる。

(俺……産後はピリピリしてたからなぁ……。あんなに喜んでもらって、今となっては嬉しいけど……)


 光太朗は周りを見渡し、人ごみの中から頭一つ抜けた人物に手を振る。気が付いたアゲハは、眉根を寄せたまま光太朗へと近付いてきた。

 ぐでぐでになったキースを見て、アゲハは呆れたように溜息を吐く。

「探してた。こんなに前まで来てるとは」
「アゲハ、連れ帰ってくれよな」

 光太朗がにやにやしながら言うと、アゲハの顔がぐっと強張る。
 2人の仲は光太朗の中で完全に黒だ。しかしアゲハはなかなか認めようとしない。

「……っ連れ帰るって、どこに?」
「新雪殿だよ。分かってるくせにぃ」
「……っ、あれはコタロの宮だろう!?」
「アゲハの居もあるだろ? ほら、帰った帰った」

 アゲハに向かってプラプラと手を振り、光太朗は頬を緩ませた。アゲハは不本意だという顔をしながらも、どこか嬉しそうだ。

 国境に作られた新雪殿は、リーリュイと光太朗の新居だ。リーリュイはザキュリオ王でありながら、毎日律儀に国境と新雪殿を行き来している。

 慣れた動作でキースを抱えると、アゲハは周囲を見渡した。

「番は?」
「ああ。お偉いさんの対応とかで忙しいんじゃないか? そろそろ来るだろ」

 アゲハは頷くと、少し寂しそうな顔をして去っていった。
 クジロとして過ごした期間は、ずっとアゲハと一緒だった。アゲハにとっては子が巣立ったような感覚で、寂しいのかもしれない。

 プラプラと手を振っていると、道の先に険しい顔をしたウィリアムが見える。酔っ払いでも引きずっているのか、彼の腕は誰かを抱え込んでいた。
 光太朗が手を上げたまま見ていると、ウィリアムがこちらに気付く。

「っあっ!! コータロー! もう君って人は何してくれてんのさ!」
「どした?」
「どしたじゃないよ! リンクの人材ぜんぶ結婚式に参加させるってどういう事!? 新雪殿守るやついないじゃん! っあ! もしかしてイーオも!? 護衛を一人も付けてないってどういう事だよ!」

 ウィリアムは捲し立てると、腕に抱えていたトトに目を落とした。トトは完全に酔っぱらっており、なぜがにやにやと顔を綻ばせている。
 光太朗はしゃがみ込むと、トトのニヤニヤ顔を笑って眺めた。

「あそこも俺の事も、そうそう狙う奴なんていないだろ。っはは、トト幸せそうだな」
「暢気すぎる! あそこも一応国で、コータローは国主なんだよ!」
「国、っていうか、機関が近くないか? いいからウィルも飲めよ」

 笑って見上げると、ウィリアムはぐっと言葉を吞み込んだ。


 リガレイア国のクジロ、ザキュリオ国のコウ。どちらで生きるか、両国では議論が重ねられた。
 その件に関しては光太朗は何も口を挟まず、その判断を彼らに委ねていた。どちらで生きても関係は変わらない。そう感じていたからだ。

 しかし結果として、なぜか北の国境に一つ国を作る事になってしまったのだ。
 その国はリンクと名づけられ、ザキュリオとリガレイアを繋ぐような役割をしている。光太朗はその国の国主となり、ウィリアムは宰相としてリンクを支えてくれている。



「僕が飲めるわけないでしょ? 国主が不在なんだから宰相くらいは新雪殿にいないとさぁ」
「……随分真面目になったな。どした?」
「どしたじゃないよ、まったく! ……まぁコータローは、ゆっくりしなよ。あの堅物も、もうすぐ来るからさ」

 ウィリアムはそう言うと、短く切ってしまった髪をかき上げる。
 転移者を引きずり下ろしていた責任を取って、ウィリアムは転管長も聖魔導士も辞めてしまった。
 もう聖魔導士という雰囲気は無く、ローブも捨ててしまったらしい。
  
 トトの上半身だけ支え、ウィリアムはまたずるずると彼を引きずりながら歩いて行った。
 それを見送って間もなくした頃、広場に居た民衆がわっと湧き始める。

 目線の先の群衆がもぞもぞと動き始め、やがて割れて道が出来る。出来た道を歩くのは、リーリュイだった。後ろに一色とカディールも並ぶ。

 両国の王の登場に、民衆は湧きに湧いてる。そんな最中、リーリュイは光太朗を見つけると弾けるように笑った。

「光太朗! 探した!」

 周りの視線など見えないかのように足早に駆け寄り、リーリュイは光太朗を抱えあげる。 
 目線を合わせるように抱え上げると、リーリュイは更に顔を蕩けさせた。

「今日の君も、本当に美しいな」
「……あんたもな。っていうかな、毎日会ってんだから……その、感動の再会みたいな反応止めてくんねぇかなぁ……」

 目の前に迫る端正な顔に、光太朗は思わず口を引き結んだ。同時にかっと顔が熱くなるのを感じる。

 記憶を取り戻したあの日から、リーリュイは公にいても愛情表現をまったく隠さなくなった。
 離れていた期間の反動かと思っていたが、数か月経った今でもスキンシップ過多が治まらない。

 反して光太朗は、身の置き所が無いほど恥ずかしいと感じている。見守る周囲の目が温かいのも、羞恥を煽るのだ。

 終始溺愛モードも節度を持って欲しい。そうは思うものの、嬉しそうなリーリュイを見ると、光太朗に咎める術はない。

「なぜ駄目なんだ?」
「人前だからだ。……って、ちゅーすんな!!」

 近付いてきた顔を慌てて押さえて、光太朗はあわあわと口を動かした。しかし次の瞬間、キスから守るように、顔へと柔らかい何かがばふっと覆いかぶさる。
 ぷにぷにの小さなおててと、光太朗の頬に押し付けられたふわふわのほっぺ。
 
 柔らかい感触と赤子特有の匂いに、光太朗は頬を緩ませた。光太朗の首に縋った赤子は、リーリュイを振り返り頬を膨らませる。

「ちちっ! めっ!!」
「めーよっ!」

 リーリュイの首にはもう一人の赤子が掴まっており、リーリュイの頬をぎゅうぎゅう押し返している。
 光太朗は驚きながら、2人の赤子を交互に見た。

「シュニ! フラン! どうしてここにいるんだ?」
「とーたん!」
「とーたん、すきぃ!」

 彼らはきゃっきゃと笑いながら、朱色の翼でパタパタと周りを飛び回り始めた。光太朗が手を伸ばすと、交互に胸へと飛び込んでくる。
 可愛い我が子の匂いに包まれ、顔がとろりと緩んでしまう。

 
 産まれた子は双子だった。それだけでも驚きなのに、彼らは何と神獣だったのだ。

 かつてザキュリオの守り神であったカーライは、翼を持つ鳥の神獣だった。滅びたと思っていた血脈が、再生したのだという。

 彼らが産まれた時、言うまでもないが国中が大騒ぎになった。しかし光太朗はというと、やはりそれどころではなかったのである。
 産みの苦しみは、光太朗の想像以上だった。それこそ数か月死んだように過ごし、普通に過ごせるようになったのはつい最近の事だ。 

 しかし憔悴する光太朗に反して神獣の子は成長が早く、あっと言う間に言葉までも理解できるようになった。


 リーリュイの後ろに居た一色が、飛び回るシュニとフランを見て眉を下げた。一色も峨龍もカディールも、シュニとフランを孫のように可愛がってくれている。
 
「終雪殿で峨龍と遊んでいたんだが、飛んでこっちまで来てしまったんだ。……まったくカーライの飛力は神燐をも上回るな」
「そうなのか。峨龍さんの言う事をちゃんと聞きなさいって言っておいたんだけどな」

 一色に頭を下げた後、光太朗はシュニとフランを両手で抱えあげる。
 きゃっきゃと騒いでいた彼らも、光太朗の吊り上がった眉を見て、しゅんと翼を折れさせた。

「こらっ、今日は峨龍おじちゃんと遊んどくって約束したろ? おりこうさんしとくって言ったよな?」
「……だって、とーたんがいい」
「とーたん、いい」

 小さな眉を垂れて、2人は小さく呟く。その仕草が可愛すぎて、光太朗は怒るのも忘れて、頬を緩めるだけ緩めた。
 フランはブロンドの髪に、黄緑色の瞳。シュニは灰色の髪に、同じく黄緑の目をしている。肌は共に薄褐色だ。どちらもリーリュイによく似ている。
 『俺の遺伝子どこいった?』と思ったものの、愛しい人に似た子はアホほど可愛い。


「お前たち、父上は要らんのか?」

 リーリュイが言うと、2人は光太朗の胸に顔を埋めたまま、目だけ振り返る。

「……うーん。ちちもいる」
「そうだね。ちちもいる」
「……まったく心が籠っていないな。おいで」

 フランとシュニは顔を見合わせると、にっかりと笑う。そしてリーリュイの胸へと飛び込んでいった。
 リーリュイと光太朗の間で、2人はまたきゃっきゃと騒ぎ始める。

 その様子を見ていたリーリュイが、重くため息を吐いた。

「まったく……。今日は君と、ゆっくり過ごせると思っていたのに」
「まぁまぁ。また機会はあるって。……俺ら家族なんだし。まだ先は長いだろ?」

 また祝砲が打ちあがり、暗くなり始めた空に花火がぱっと開く。

「……そうだな。長生きしてくれ、光太朗」
「リュウが生きてる間は、絶対に生きるさ」

 花火で照らされた元戦友の顔を見て、光太朗は強く頷く。これからは伴侶として家族として、彼に寄り添って生きていくのだ。

 4人で空を見上げながら、光太朗は家族という幸せを噛み締めた。



おしまい




==========
【あとがき】

本当に長い間、彼らを応援して下さり、本当に本当にありがとうございました!
そして厚かましいながら、一言でも良いので感想を頂けると、泣いて喜びます!

というのも、現在燃え尽きておりまして、新作を書く気力も残っておりません。
お話を書くためにも、創作の燃料(感想)を頂けると、本当に幸いに思います……!
(マシュマロも募集中です。作者ページからアクセス出来ます。質問やリクもお気軽にどうぞ)欲しがりですみません……。


そして!これまでエールや感想など、本当にありがとうございました!毎日それを糧に物語を書くことが出来ました。
この物語は読者の方々がいてこそ、ラストまで走り抜けられたのだと思います。
重ねて感謝申し上げます!(* > <)⁾⁾*_ _)ペコリ

さてこの後ですが、本当に蛇足的なSSがあります。
本編には関係ありませんし、メインキャラも出てきません。読まなくとも、まったく何の問題もありません。(既に4000文字超えてますし、無理なさらず)
ただの自己満で書いたものですが、お暇がある際にさらっと読んで頂けると嬉しいです。

======





 ◇◇◇ 神々の遊び ◆◆◆

 真っ白な部屋に、スクリーンのように映像が映し出される。
 そこには幸せそうに笑う光太朗と、彼の伴侶であるリーリュイ。そして彼らの愛の結晶が映っていた。

 出てきた鼻をずっと啜って、涙を袖で拭う。

「良かったねぇ、光太朗さん……! 一時はどうなる事かと……」
「まったく、最初からギフトを受け取っておけば良かったんだよ。僕にたてつくから、人生に波風が立っちゃうんだよ」
「そんな事言って、母上も応援してたじゃないですか。子供授けたの、母上でしょ?」

 ふん、と鼻を鳴らすリュシオルだったが、やはりどこか嬉しそうだ。


 ザキュリオという国は滅びかけていた。そのため、光太朗はリガレイアに転移する予定だったのだ。神は転移者を選び、神の側近である2人が世界に彼を落とした。

 しかし光太朗は、ザキュリオに引きずり下ろされてしまった。神の手から離れたら干渉することはできない。見守るしかなかったのだ。

 しかし彼は、見事に自分の生き方を見出した。そしてザキュリオとリガレイア両国に、恵みをもたらしたのだ。
 こうも見事な生き方をする転移者は、なかなかいない。


「それにしても、父上が異世界転生をやり始めた時は驚きましたが……やりがいある仕事ですね」
「そう? 僕はもううんざり。はやくダーリン帰って来ないかな?」

「リュシオル! ただいま!」

 朗らかな声が響き、イタリア系の風体の男性がリュシオルに向けてひらひらと手を振る。
 その男性は白いシャツにクロップドパンツ、おまけにスニーカーを履いている。この男性こそが、この世界を統べる神様だ。

「ダーリン!」

 語尾にハートが付きそうな勢いで、リュシオルは神に抱きついた。神はリュシオルを愛おしそうに眺め、ぱちりとこちらに目配せをする。

「聡一朗! 久しいな!」
「お帰りなさい、父上」

 聡一朗の父である神は、相変わらずまったく神には見えない。しかし彼は、まるで『ちょっと旅に出かけて来た』というようなノリで、世界を掻き回して帰ってくるのだ。

「いやあ、今回の転移者は非常に良かった! 運命に身を委ねない生き方は、非常に美しい! 大満足だった。大満足過ぎて、神獣を授けてしまったよ」
「……あの贈り物は父上でしたか」

 神は頷くと、聡一朗に向き合った。そして「さてと」と一言零すと、リュシオルを抱き上げる。

「これからリュシオルとしっぽりするから、聡一朗は地獄へ帰りなさい!」
「…………あ、はい……」
「大丈夫だ。今回も子は作らん。聡一朗が一番かわいい」
「……ああ、毎回お気遣いいただきありがとうございます……」

 聡一朗がぺこりと頭を下げると、神はその頭を撫で回す。まるで撫でられるのを待っていたかのような体になり、聡一朗は顔を赤らめた。

「そうそう、暫くゆっくりするから、後日マダリオと遊びに来なさい。もちろん孫も連れて来るんだよ」
「はい、父上」

 去っていく姿を眺めた後、聡一朗はスクリーンに目線を移した。そこにはもう誰も映っていないが、彼は今もあの世界で生きている。

 聡一朗は拳を握り、スクリーンに向けて突き出した。
 聡一朗もまた、かつて運命に抗った一人だった。今では愛おしい家族がいて、心の底から幸せと感じる。

「光太朗さん、がんば」

 満面の笑顔を浮かべた後、聡一朗も愛しい家族の元へと帰った。



二度目のおしまい



======
【調子に乗って二度目のあとがき】

ゼロ距離で出てくる神の側近は、聡一朗とリュシオル。これは書き始めから設定していました。

作者のBL処女作である「地獄行き」を書いている時に『この神様って異世界転生部門作りそうだよな。聡一朗はそこを任されそう』と思い付き、この物語(ゼロ距離)の発端が生まれました。
作者の完全な自己満のまま書いていたのですが、聡一朗も頑張ったので、今回SSを書かせて頂きました。
(ちなみにアキネは『世界一綺麗な人にして』と聡一朗に願い、外見が獄主にそっくりになって転移したという裏設定までございました)

ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございます。
次回作は一色、峨龍、カディールの話かな、とも思っていましたが……先にも申した通り、燃え尽きました…。
またいつか、お話が書けたら、皆様に読んで頂きたいなと願います。

皆様に良い出来事が訪れますように。
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みんなの感想(118件)

ちゅん太
2024.08.26 ちゅん太
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解除
ちゅん太
2024.08.26 ちゅん太
ネタバレ含む
解除
ちゅん太
2024.08.26 ちゅん太
ネタバレ含む
墨尽(ぼくじん)
2024.08.27 墨尽(ぼくじん)

ちゅん太さん、ご感想ありがとうございます!

一気読みしてくださったようで本当に光栄です
こんなに長い話を読んで下さってありがとうございました!
ちゅん太さんの言う通り、これから2人はずっと幸せに暮らすと思います
2人のことを応援してくださってありがとうございました

別の中華BLのお話ですが、最近は更新が滞っていて、ご迷惑をおかけしています
気に入ってもらえると嬉しいのですが…(天官賜福や魔道祖師、良いですよね✨)

ご感想、本当にありがとうございました!

解除

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