【完結】知らない間に《女神様のお気に入り》だったようです
この世界に『魔法』そのものはない。《ギフト》と呼ばれる力が存在するのみだ。しかし人々は《ギフト》を知る術を持っていない。
《ギフト》とはその名の通り女神から与えられる「贈り物」。それは生まれながらのものであったり、後天的に授かったりもし、貴族平民なども関係がない。もちろん《ギフト》持ちから《ギフト》持ちが生まれる訳でもない。それこそ神のみぞ知る、というヤツである。
何故そんなことをクレア・オリーブ伯爵令嬢が知っているのかというと、彼女が《他人のギフトが何か分かる》という一見使えそうで全く使えないギフトの持ち主だからである。
そんな彼女の通う学園で、前代未聞の大問題が起こってしまった。
その中心人物が、アリス・キャロットという美しい男爵令嬢らしいのだが、話してみると意外と良い子で──
★予約投稿済みで、全13話11/28に完結します
★12/12におまけを追加しました
《ギフト》とはその名の通り女神から与えられる「贈り物」。それは生まれながらのものであったり、後天的に授かったりもし、貴族平民なども関係がない。もちろん《ギフト》持ちから《ギフト》持ちが生まれる訳でもない。それこそ神のみぞ知る、というヤツである。
何故そんなことをクレア・オリーブ伯爵令嬢が知っているのかというと、彼女が《他人のギフトが何か分かる》という一見使えそうで全く使えないギフトの持ち主だからである。
そんな彼女の通う学園で、前代未聞の大問題が起こってしまった。
その中心人物が、アリス・キャロットという美しい男爵令嬢らしいのだが、話してみると意外と良い子で──
★予約投稿済みで、全13話11/28に完結します
★12/12におまけを追加しました
あなたにおすすめの小説
婚約者に捨てられた令嬢は最強でした!
かぼす
ファンタジー
公爵令嬢である私(セラフィナ)は婚約者だった第一皇太子(ロレンゾ)に突然婚約破棄を宣言される。婚約者にふさわしくなるためだけに努力を続けてきた私は生きる希望を失っていた。しかし、とあることで自分が最強であることに気付くのだった。
求職令嬢は恋愛禁止な竜騎士団に、子竜守メイドとして採用されました。
待鳥園子
恋愛
グレンジャー伯爵令嬢ウェンディは父が友人に裏切られ、社交界デビューを目前にして無一文になってしまった。
父は異国へと一人出稼ぎに行ってしまい、行く宛てのない姉を心配する弟を安心させるために、以前邸で働いていた竜騎士を頼ることに。
彼が働くアレイスター竜騎士団は『恋愛禁止』という厳格な規則があり、そのため若い女性は働いていない。しかし、ウェンディは竜力を持つ貴族の血を引く女性にしかなれないという『子竜守』として特別に採用されることになり……。
子竜守として働くことになった没落貴族令嬢が、不器用だけどとても優しい団長と恋愛禁止な竜騎士団で働くために秘密の契約結婚をすることなってしまう、ほのぼの子竜育てありな可愛い恋物語。
※完結まで毎日更新です。
アホな息子の素敵な未来
Debby
ファンタジー
「僕たちの未来には無限の可能性が広っているんだ。だから、こんな未来もあるんだよ」
そう言って後ろを向いた次の瞬間、彼はプッと“おなら”をふった。
なんか凄く壮大なことを言っているぞと感動しかけたのに──呆然としてしまった。
確かにそれも数ある未来のひとつだろうが、マナーもへったくれもないな。
アベラルド、当時10才。
容姿も整っており、老若男女に優しく、身分も高くもなく低くもない伯爵家の嫡男。座学も実技も成績は上位、魔法学と特に身体を動かすことは得意なようで、剣術が得意らしい。
なので、全くモテないわけではないと思うのだが──
そんな息子の未来はどっちな物語。
★
全4話で予約投稿済みです。
少女漫画の当て馬女キャラに転生したけど、原作通りにはしません!
菜花
ファンタジー
亡くなったと思ったら、直前まで読んでいた漫画の中に転生した主人公。とあるキャラに成り代わっていることに気づくが、そのキャラは物凄く不遇なキャラだった……。カクヨム様でも投稿しています。
彼女にも愛する人がいた
まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」
そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。
餓死だと? この王宮で?
彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。
俺の背中を嫌な汗が流れた。
では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…?
そんな馬鹿な…。信じられなかった。
だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。
「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。
彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。
俺はその報告に愕然とした。
この作品は感想を受け付けておりません。