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八
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―ここを、こうです。
竹早の持つ筆を上から支えながら、すらすらと画を描いてみせる秀頼公は、指図するのが楽しくて仕方がない様子であった。
どことなく口調が大人びているのは、いつも厳しく指南される師の口振りを真似ているのだろう。
偉そうにしていても所々わからぬこともあるようで、説明がしどろもどろになったりもする。
天下を統べる立場の秀頼公は、知らずとも知らぬとは言えぬのだろうと、竹早は気の毒に思った。
長時間の指南に飽きると、目付役がいないのをいいことに、秀頼公は画に髭を付け加えたり、ふざけて冗談を言ったり、他人の文句を言ったりもした。二人にとってそれは、初めて過ごす兄弟らしい時間であった。
納得のいく画が描けたのは、十日ほどしてからであった。瓜二つとまではいかないが、ふくよかな輪郭や丸い目、少し下がった柔和な目尻など、松の丸殿の特徴をよく捉えていた。
出来上がった画を見せに行こうと竹早が立ち上がると、秀頼公が共に連れて行けと言う。しかたなく、竹早は秀頼公とともに松の丸殿の居室へ向かった。
昨夜も寝所からは泣き声が漏れていた。もうだいぶ長い間、こんなことが続いている。形だけでも兄弟仲良い所を見せれば、松の丸殿も元気になるかもしれない。
―母上。
竹早が居室の障子を開けると、書を読んでいた松の丸殿は顔を上げた。竹早の隣に秀頼公の姿を見つけると、松の丸殿はさっと腰を上げて上座を退いた。
秀頼公は竹早の隣に座ると、竹早の手から半紙を半ば奪い取って広げて見せた。
―松の丸殿、某が兄上に画を指南したのです。上手く描けているのでご覧じあれ。
秀頼公が誇らしげに言った。
―これは、私か。
竹早が頷くと、言いたがりの秀頼公が説明を加えた。
―鬢のあたりと鼻の線を丁寧に描くように言ったら、格段に良うなったのです。よう似ていると思われませぬか?
松の丸殿は頷いて、愛おしそうに半紙を撫でた。
―秀頼様のご指南のおかげで、ほんによう描けております。
目元を袖で拭い始めた松の丸殿の姿に、竹早は感極まりそうになる。
―母上、弓矢はうまくいきませなんだが、兄弟仲良く精進しておりますゆえ、どうかご案じなさりませぬよう。
竹早に続いて、秀頼公も松の丸殿を励ますように言った。
―兄上は某が面倒を見ますゆえ、心配はご無用にございます。近ごろ松の丸殿の元気がないと、兄上も案じておったのですよ。この画を見て力を付けて下され。
しばらく袖で目を拭っていたが、松の丸殿はにっこりと微笑み、顔を上げた。
―秀頼様、誠に有難く存じまする。私はこれからも竹早を、立派な侍として育てる所存にございますれば。
何か言いたげな松の丸殿の頬に、久しぶりに色が戻っていた。
―恐れながら、秀頼様に申し上げとうございます。
秀頼公は少し躊躇した。口振りから察するに、松の丸殿はこれから大事なことを言おうとしている。難しい事を聞くときは、常に隣に淀殿がいた。一人で聞いてもいいものか。秀頼公が躊躇う間にも、松の丸殿の話は続く。
―秀頼様は今、この豊家の主にございます。されど、秀頼様が幼いのをいいことに、豊家を滅ぼし天下を手中に収めようと思う輩が多数おります。貴奴らはいずれ、豊家を滅ぼさんと戦を仕掛けてくるでしょう。
ぽかんと口を開ける秀頼公に、松の丸殿は構わず言った。
―不躾ながら、天下の主は年長の者がよいと、私は思うのでございます。
―つまり、某が幼いからだめだと申すのですか?あの…、母上が…母上がおらぬと、某にはわかりませぬ。
―女子供は、大人の男には勝てぬのです。戦となればどうにもならぬ。そのような世を、幼き秀頼様が背負うのは酷というもの。秀頼様、どうか皆の前で一言、隠居する、と仰っては頂けませぬか。
―母上!
竹早が大声で松の丸殿を窘めた。
秀頼公は隠居の意味がわからない。けれども、竹早が松の丸殿を叱った事で、何やら良くない言葉を言われたのだと察した。
秀頼公は半紙を放りだし、竹早を残して居室から駆け出て行った。
秀頼公が行ってしまうと、竹早は即座に母を責めた。
―母上、いかがなされたのです?私は豊家の主になりたいなどとは微塵も思っておりませぬ。そもそも、私は誠は母上の子ではないのでございましょう?
今まで避けてきた出自のことについに触れた竹早に、今度は松の丸殿が声を荒げた。
―何を申すか!さようなこと、二度と、口にするでない。
厳しい口調で叱りつけた松の丸殿が、違う、とは言わなかったことに、竹早は傷ついた。
そのとき、障子が急に開け放たれた。驚いて振り向くと、淀殿と石川の姿があった。
―松の丸殿、秀頼の申したことが誠であれば、聞き捨てなりませぬぞ。
淀殿が怒りを露わに詮議する。が、松の丸殿は開き直って言い返した。
―豊家を保つための策を、秀頼様に申し上げたまでのこと。後ろめたいことなどつゆもございませぬ。
そこに石川が詰め寄った。
―某の忠告をお忘れか。あなた様は自らの首を絞めておられる。それはご謀反にございますぞ。
―この家の行く末を案じることが、何故謀反になる。
ふと、竹早が石川の後方を見ると、大勢の家臣が腰に手を掛け、松の丸殿に飛び掛かろうと待ち構えていた。竹早は慌てふためいた。
―待って下さい、石川殿。母上をどうなさるおつもりです?
―城を出て頂く。ご生家の京極様のところで、しばらく頭を冷やされるがよい。
松の丸殿は呆然と立ち尽くす。
―私がいつ、豊家に仇なした。そなたら、いつか必ず後悔するぞ。
石川は耳を貸さず、右手を高く掲げ合図を出した。
家臣らに取り囲まれ、あっという間に手に縄を掛けられた松の丸殿は、静かに石川を睨んでいた。
それを横目に見ながら、淀殿が石川に問い掛けた。
―竹早はいかがする?共に追い出すか?
その時、秀頼公が淀殿の袖を掴んだ。
―母上、兄上は悪うございませぬ。兄上を追い出すのはやめて下され。
石川と淀殿は顔を見合わせた。
そこへ、手を縛られた松の丸殿が身を乗り出して叫んだ。
―竹早は太閤様のお子じゃ!竹早を追い出すとは、そなたたちこそ良からぬ事を企てておるのではなかろうな!
―お黙りなされ!早う連れて行け。
石川が家臣に命じると、松の丸殿は引きずられながら、座敷牢へと連れて行かれた。
竹早が涙ぐむのを見て、秀頼公もわあわあと泣き出した。1599年、夏のことであった。
竹早の持つ筆を上から支えながら、すらすらと画を描いてみせる秀頼公は、指図するのが楽しくて仕方がない様子であった。
どことなく口調が大人びているのは、いつも厳しく指南される師の口振りを真似ているのだろう。
偉そうにしていても所々わからぬこともあるようで、説明がしどろもどろになったりもする。
天下を統べる立場の秀頼公は、知らずとも知らぬとは言えぬのだろうと、竹早は気の毒に思った。
長時間の指南に飽きると、目付役がいないのをいいことに、秀頼公は画に髭を付け加えたり、ふざけて冗談を言ったり、他人の文句を言ったりもした。二人にとってそれは、初めて過ごす兄弟らしい時間であった。
納得のいく画が描けたのは、十日ほどしてからであった。瓜二つとまではいかないが、ふくよかな輪郭や丸い目、少し下がった柔和な目尻など、松の丸殿の特徴をよく捉えていた。
出来上がった画を見せに行こうと竹早が立ち上がると、秀頼公が共に連れて行けと言う。しかたなく、竹早は秀頼公とともに松の丸殿の居室へ向かった。
昨夜も寝所からは泣き声が漏れていた。もうだいぶ長い間、こんなことが続いている。形だけでも兄弟仲良い所を見せれば、松の丸殿も元気になるかもしれない。
―母上。
竹早が居室の障子を開けると、書を読んでいた松の丸殿は顔を上げた。竹早の隣に秀頼公の姿を見つけると、松の丸殿はさっと腰を上げて上座を退いた。
秀頼公は竹早の隣に座ると、竹早の手から半紙を半ば奪い取って広げて見せた。
―松の丸殿、某が兄上に画を指南したのです。上手く描けているのでご覧じあれ。
秀頼公が誇らしげに言った。
―これは、私か。
竹早が頷くと、言いたがりの秀頼公が説明を加えた。
―鬢のあたりと鼻の線を丁寧に描くように言ったら、格段に良うなったのです。よう似ていると思われませぬか?
松の丸殿は頷いて、愛おしそうに半紙を撫でた。
―秀頼様のご指南のおかげで、ほんによう描けております。
目元を袖で拭い始めた松の丸殿の姿に、竹早は感極まりそうになる。
―母上、弓矢はうまくいきませなんだが、兄弟仲良く精進しておりますゆえ、どうかご案じなさりませぬよう。
竹早に続いて、秀頼公も松の丸殿を励ますように言った。
―兄上は某が面倒を見ますゆえ、心配はご無用にございます。近ごろ松の丸殿の元気がないと、兄上も案じておったのですよ。この画を見て力を付けて下され。
しばらく袖で目を拭っていたが、松の丸殿はにっこりと微笑み、顔を上げた。
―秀頼様、誠に有難く存じまする。私はこれからも竹早を、立派な侍として育てる所存にございますれば。
何か言いたげな松の丸殿の頬に、久しぶりに色が戻っていた。
―恐れながら、秀頼様に申し上げとうございます。
秀頼公は少し躊躇した。口振りから察するに、松の丸殿はこれから大事なことを言おうとしている。難しい事を聞くときは、常に隣に淀殿がいた。一人で聞いてもいいものか。秀頼公が躊躇う間にも、松の丸殿の話は続く。
―秀頼様は今、この豊家の主にございます。されど、秀頼様が幼いのをいいことに、豊家を滅ぼし天下を手中に収めようと思う輩が多数おります。貴奴らはいずれ、豊家を滅ぼさんと戦を仕掛けてくるでしょう。
ぽかんと口を開ける秀頼公に、松の丸殿は構わず言った。
―不躾ながら、天下の主は年長の者がよいと、私は思うのでございます。
―つまり、某が幼いからだめだと申すのですか?あの…、母上が…母上がおらぬと、某にはわかりませぬ。
―女子供は、大人の男には勝てぬのです。戦となればどうにもならぬ。そのような世を、幼き秀頼様が背負うのは酷というもの。秀頼様、どうか皆の前で一言、隠居する、と仰っては頂けませぬか。
―母上!
竹早が大声で松の丸殿を窘めた。
秀頼公は隠居の意味がわからない。けれども、竹早が松の丸殿を叱った事で、何やら良くない言葉を言われたのだと察した。
秀頼公は半紙を放りだし、竹早を残して居室から駆け出て行った。
秀頼公が行ってしまうと、竹早は即座に母を責めた。
―母上、いかがなされたのです?私は豊家の主になりたいなどとは微塵も思っておりませぬ。そもそも、私は誠は母上の子ではないのでございましょう?
今まで避けてきた出自のことについに触れた竹早に、今度は松の丸殿が声を荒げた。
―何を申すか!さようなこと、二度と、口にするでない。
厳しい口調で叱りつけた松の丸殿が、違う、とは言わなかったことに、竹早は傷ついた。
そのとき、障子が急に開け放たれた。驚いて振り向くと、淀殿と石川の姿があった。
―松の丸殿、秀頼の申したことが誠であれば、聞き捨てなりませぬぞ。
淀殿が怒りを露わに詮議する。が、松の丸殿は開き直って言い返した。
―豊家を保つための策を、秀頼様に申し上げたまでのこと。後ろめたいことなどつゆもございませぬ。
そこに石川が詰め寄った。
―某の忠告をお忘れか。あなた様は自らの首を絞めておられる。それはご謀反にございますぞ。
―この家の行く末を案じることが、何故謀反になる。
ふと、竹早が石川の後方を見ると、大勢の家臣が腰に手を掛け、松の丸殿に飛び掛かろうと待ち構えていた。竹早は慌てふためいた。
―待って下さい、石川殿。母上をどうなさるおつもりです?
―城を出て頂く。ご生家の京極様のところで、しばらく頭を冷やされるがよい。
松の丸殿は呆然と立ち尽くす。
―私がいつ、豊家に仇なした。そなたら、いつか必ず後悔するぞ。
石川は耳を貸さず、右手を高く掲げ合図を出した。
家臣らに取り囲まれ、あっという間に手に縄を掛けられた松の丸殿は、静かに石川を睨んでいた。
それを横目に見ながら、淀殿が石川に問い掛けた。
―竹早はいかがする?共に追い出すか?
その時、秀頼公が淀殿の袖を掴んだ。
―母上、兄上は悪うございませぬ。兄上を追い出すのはやめて下され。
石川と淀殿は顔を見合わせた。
そこへ、手を縛られた松の丸殿が身を乗り出して叫んだ。
―竹早は太閤様のお子じゃ!竹早を追い出すとは、そなたたちこそ良からぬ事を企てておるのではなかろうな!
―お黙りなされ!早う連れて行け。
石川が家臣に命じると、松の丸殿は引きずられながら、座敷牢へと連れて行かれた。
竹早が涙ぐむのを見て、秀頼公もわあわあと泣き出した。1599年、夏のことであった。
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