上 下
72 / 121
第1章

テリアの心境

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 109

あなたにおすすめの小説

虐げられてきた私は、それでも……

山本みんみ
恋愛
 私──セレスティア・リオンタリが暮らしているリオンタリ子爵家には姉が三人いる。養子に入った私とは血がつながっていない姉たちだ。身寄りのない私を拾ってくれたリオンタリ夫妻はとても優しくて、いつも私によくしてくれる。それをよく思わなかったのか、毎日のように三人の姉から嫌がらせを受けていた。それでも、夫妻の実子である彼女達のことを悪く言ってしまうことで──夫妻に悲しい思いをさせたくない。そう思った私は、その事実を伝えずに耐え続けていた。  そんなある日──近々開催されるパーティーの招待状を届けるついでに夫妻へと挨拶をする為と言って、ダルエス公爵家の御令息である、テオドール・ダルエス様がこの家を訪れる。 いつものように庭仕事を行っている私を見ながら、夫妻と何かを話している様子の彼は……話し終えたと同時にこちらへと歩いてくる。次の瞬間には何故か彼が、私に一目惚れをしたと婚約を申し込んできた。 しばらくしてダルエス家で暮らすこととなって緊張していた私は、夫妻と別れるのは寂しいけど──三人の姉から受けていた嫌がらせがなくなる……そう思うと、気持ちが楽になった。しかし、本当の地獄はここからだった……

王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!

gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ? 王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。 国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから! 12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。

三度目の嘘つき

豆狸
恋愛
「……本当に良かったのかい、エカテリナ。こんな嘘をついて……」 「……いいのよ。私に新しい相手が出来れば、周囲も殿下と男爵令嬢の仲を認めずにはいられなくなるわ」 なろう様でも公開中ですが、少し構成が違います。内容は同じです。

別に要りませんけど?

ユウキ
恋愛
「お前を愛することは無い!」 そう言ったのは、今日結婚して私の夫となったネイサンだ。夫婦の寝室、これから初夜をという時に投げつけられた言葉に、私は素直に返事をした。 「……別に要りませんけど?」 ※Rに触れる様な部分は有りませんが、情事を指す言葉が出ますので念のため。 ※なろうでも掲載中

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

ある王国の王室の物語

朝山みどり
恋愛
平和が続くある王国の一室で婚約者破棄を宣言された少女がいた。カップを持ったまま下を向いて無言の彼女を国王夫妻、侯爵夫妻、王太子、異母妹がじっと見つめた。 顔をあげた彼女はカップを皿に置くと、レモンパイに手を伸ばすと皿に取った。 それから 「承知しました」とだけ言った。 ゆっくりレモンパイを食べるとお茶のおかわりを注ぐように侍女に合図をした。 それからバウンドケーキに手を伸ばした。 カクヨムで公開したものに手を入れたものです。

私は逃げます

恵葉
恋愛
ブラック企業で社畜なんてやっていたら、23歳で血反吐を吐いて、死んじゃった…と思ったら、異世界へ転生してしまったOLです。 そしてこれまたありがちな、貴族令嬢として転生してしまったのですが、運命から…ではなく、文字通り物理的に逃げます。 貴族のあれやこれやなんて、構っていられません! 今度こそ好きなように生きます!

完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ

音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。 だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。 相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。 どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。

処理中です...