能力学校での日常

星夜

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エピローグ

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月日は流れ、3年になった。奏と絵琉はいつの間にかタメで話すようになっていた。
「おはよー。光琉。」
「おはよ。絵琉。テンション高いね。」
「うん。実はA組になったんだー。」
「すげーじゃん。おめでと。おれはS組になった。」
「光琉。おはよ。」
後ろから話しかけられた。ふりむくと奏がいた。
「おはよ。奏。あれ?ワッペンの色…。」
「A組に上がった!」
「すげーじゃん。おめでと。奏。」
「ひかちゃん。」
後ろから叫び声が聞こえた。
「秋翔。あれ?ワッペン…。」
「A組になっちゃった…。あれ?S組?」
「うん。S組。」
「いいなー。S組のままがよかった。」
前から一月が歩いてきた。
「よっ。光琉。」
「おはよ。一月。」
「S組になったのか。」
「うん。」
「いいなー。いっちゃんは変わらなくて。」
秋翔は不貞腐れながらいった。
「勉強しなかったお前が悪い。」
後ろから声が聞こえた。
「おはよ。」
「おはよ。咲。もしかしてS組?」
「あぁ。」
「S組3人もいんの!?やばっ…。それに比べて俺は…。」
秋翔は落ち込んだ。
「俺が勉強教えてあげるから元気出して。」
「ひかちゃんありがとー。」
今日もまた平和な一日になりそうだ。
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