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スキルを使って生き残れバトロワ編
第18話 戦い終わって……
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「……これは何というか締まらない終わり方になりましたねー」
シーンと静まる集会場にフルスイング大田の声が響く。
タケシとシゲゾーはショーグンを倒したときには、喜びを抑えきれないといった感じだったのだが、この締まらない結末に茫然としていた。
「あーあエイジくんやっちゃったねぇ……見つけたならせめて倒しに行けばいいのに……」
キングは苦笑いをしながら二人に話しかける。
シゲゾーとタケシはそれに黙って頷いた。
そしてバッコスの声が静まり返った集会場に響く。
「え、ええ……最後エイジ2525選手がただ突っ立っているというだけで終わってしまいましたからねぇ……しかしこれもバトロワなんです! こんな範囲外で頓死するということもあるんです! 今は勝ったエイジ2525選手を讃えましょう!!」
パチパチパチ
静まり返っていた集会場で赤い髪のユーリが唯1人拍手をする。するとそれを皮切りに堰を切ったように、歓声がわき始める。
「おめでとう!!」
「さすデバ!!」
割れんばかりの歓声が集会場を包み込む。
「おお凄い歓声です!集会場に凄い歓声が巻き起こってます。たった今、遅延10分を解除いたしました」
とフルスイング大田の力強い声が響くそして、モニターに写しだされる三人目の男。
「優勝したエイジ2525選手にこの場にやってきてもらいました。優勝おめでとうございます!! 」
「おおおおお!!」
集会場の歓声が一段と大きくなる。
俯いて恥ずかしそうにモジモジしているエイジ、そして一言。
「ども……」
と挨拶をする。
そんなこともお構いなしにフルスイング大田は話を振る。
「初代バトロワ王者というわけですが、今のお気持ちは如何ですか?」
エイジは相変わらずモジモジとしながら
「……嬉しいです……」
と唯一言呟く。
その様子を見てタケシがゲラゲラと笑いながら話す。
「あいつ緊張してコミュ障になってやんの」
「まあ、無理もないだろ」
とシゲゾーがツッコミを入れる。
フルスイング大田がエイジに話しかける。
「今回の戦い印象に残った選手などいますか?」
「……印象ですか……みんな自分よりも上手くて強くて運が良かったんだと思います……」
「解説のバッコスです。全てが素晴らしい戦いでした」
そう言ってエイジに握手を求めてくるバッコス、照れながらその握手に応じるエイジ。
「……ありがとうございます……」
フルスイング大田がバッコスとエイジとの握手が終わると話始める。
「その中でも、攻略の女王の異名を持つユーリ選手や今大会ナンバーワンの75キルを達成したトゥエルブサーティン選手そして、大会のダークホースとなったジェネラルイレブン選手と次々強豪を撃破して勝利本当に見事としか言えません。さすがデバフの王といったところでしょう……」
バッコスもうんうんと頷きながら
「強豪と言われる選手をほとんど撃破しての優勝です。本当にすごいことだと思います。運も実力のうちといいますが、その運を引き寄せる実力がエイジ選手にはあったということでしょう! 盛大に拍手をお願いします」
集会場でもみんな拍手をし、イライラ動画では888888という字幕が飛ぶ。
そして実況席を後にするエイジ。
◇◆◇
……実況席に呼ばれるなんて聞いてなかった……
あああああああ緊張した……実況席から集会場の様子が見えるんだもん……怖かったぁぁぁぁ
ピロピロという音が流れTELを受信したという表示がされる。
ん?タケシからTELだ
「おめーーーーー!! お前なら勝つおもってたよ!!」
「あり! タケシも出たんだろ? 結果は?」
「あー俺? 惜しいとこまでいったんだけどなぁ……まあ早くこっちこいよ」
「こっちって? 集会場!」
TELを切って集会場に向かう。集会場に向かう途中、他の人達がジロジロと俺のことを見ているような気がする。
集会場に入ると数百人がはいれるような場所が満杯で俺が集会場に現れた途端、みんなバッとこっちを向く。
「キターーーーーーー!!」
との掛け声で俺は担ぎ上げられも胴上げが始まる。
もうこなると何にもできない。
「ワッショイ! さすデバ!」
「ワッショイ! さすデバ!」
っていうかなんでアルターやってる人はなんかあったら胴上げ始めんだろう? この前のバハムートの時もそうだったんだけど……
数十分その状態が続いて、みんな飽きてくるとちょっとづつ人が減り始め胴上げも自然消滅する。
「いやまさかショーグンに勝てるとは思わなかった。最後どうやったんだ?」
胴上げが終わるとシゲゾーが俺のところにやってきて話しかけてくる。
「うん……俺間欠泉で灼熱のデバフを貰ったんだ。その状態で感染を使って」
「なるほど灼熱を反転させたんだから極寒デバフを貰ったんだな」
「たぶんね」
「なんにしろ。反転如きでお前に勝てると思ったショーグンがアホよな」
それを聞いたタケシは
「あー? エイジはあいつには勝てない……って言ってたのはどこのどいつ?」
そう言って辺りを見回している。
「うっせぇぇなぁぁ! まさかそんな方法で勝てるなんて思わねーだろ?」
キングがニコッと笑って話しかけてくる。
「エイジくん! おめでとう!! 次は僕が必ず勝つからね!」
「ありがとう! 次もいい戦いを」
そう言って握手をする。
そこへユーリさんもやってきて
「PvP初めてだったけど面白いね……今度闘技場デビューするから教えてね」
「闘技場で待ってます!」
「それじゃあね」
ユーリさんが去り
「んじゃ僕そろそろ落ちるね」
そう言ってキングが落ちる。
それまで張り詰めていた気が一気に抜けて
「終わった……」
と魂が抜けるように呟く。
「まだ終わってない」
シゲゾーがつぶきながらキーボードを叩くような素振りをする。
「なにしてんの?」
「ショーグンがINしてるって運営に通報」
「……なるほど……」
――スキルを使って生き残れバトロワ編 完――
あとがき
すいませんアルファの更新を失念しておりました。なろう版で第2部を開始しています。そちらもよろしくお願いします。
シーンと静まる集会場にフルスイング大田の声が響く。
タケシとシゲゾーはショーグンを倒したときには、喜びを抑えきれないといった感じだったのだが、この締まらない結末に茫然としていた。
「あーあエイジくんやっちゃったねぇ……見つけたならせめて倒しに行けばいいのに……」
キングは苦笑いをしながら二人に話しかける。
シゲゾーとタケシはそれに黙って頷いた。
そしてバッコスの声が静まり返った集会場に響く。
「え、ええ……最後エイジ2525選手がただ突っ立っているというだけで終わってしまいましたからねぇ……しかしこれもバトロワなんです! こんな範囲外で頓死するということもあるんです! 今は勝ったエイジ2525選手を讃えましょう!!」
パチパチパチ
静まり返っていた集会場で赤い髪のユーリが唯1人拍手をする。するとそれを皮切りに堰を切ったように、歓声がわき始める。
「おめでとう!!」
「さすデバ!!」
割れんばかりの歓声が集会場を包み込む。
「おお凄い歓声です!集会場に凄い歓声が巻き起こってます。たった今、遅延10分を解除いたしました」
とフルスイング大田の力強い声が響くそして、モニターに写しだされる三人目の男。
「優勝したエイジ2525選手にこの場にやってきてもらいました。優勝おめでとうございます!! 」
「おおおおお!!」
集会場の歓声が一段と大きくなる。
俯いて恥ずかしそうにモジモジしているエイジ、そして一言。
「ども……」
と挨拶をする。
そんなこともお構いなしにフルスイング大田は話を振る。
「初代バトロワ王者というわけですが、今のお気持ちは如何ですか?」
エイジは相変わらずモジモジとしながら
「……嬉しいです……」
と唯一言呟く。
その様子を見てタケシがゲラゲラと笑いながら話す。
「あいつ緊張してコミュ障になってやんの」
「まあ、無理もないだろ」
とシゲゾーがツッコミを入れる。
フルスイング大田がエイジに話しかける。
「今回の戦い印象に残った選手などいますか?」
「……印象ですか……みんな自分よりも上手くて強くて運が良かったんだと思います……」
「解説のバッコスです。全てが素晴らしい戦いでした」
そう言ってエイジに握手を求めてくるバッコス、照れながらその握手に応じるエイジ。
「……ありがとうございます……」
フルスイング大田がバッコスとエイジとの握手が終わると話始める。
「その中でも、攻略の女王の異名を持つユーリ選手や今大会ナンバーワンの75キルを達成したトゥエルブサーティン選手そして、大会のダークホースとなったジェネラルイレブン選手と次々強豪を撃破して勝利本当に見事としか言えません。さすがデバフの王といったところでしょう……」
バッコスもうんうんと頷きながら
「強豪と言われる選手をほとんど撃破しての優勝です。本当にすごいことだと思います。運も実力のうちといいますが、その運を引き寄せる実力がエイジ選手にはあったということでしょう! 盛大に拍手をお願いします」
集会場でもみんな拍手をし、イライラ動画では888888という字幕が飛ぶ。
そして実況席を後にするエイジ。
◇◆◇
……実況席に呼ばれるなんて聞いてなかった……
あああああああ緊張した……実況席から集会場の様子が見えるんだもん……怖かったぁぁぁぁ
ピロピロという音が流れTELを受信したという表示がされる。
ん?タケシからTELだ
「おめーーーーー!! お前なら勝つおもってたよ!!」
「あり! タケシも出たんだろ? 結果は?」
「あー俺? 惜しいとこまでいったんだけどなぁ……まあ早くこっちこいよ」
「こっちって? 集会場!」
TELを切って集会場に向かう。集会場に向かう途中、他の人達がジロジロと俺のことを見ているような気がする。
集会場に入ると数百人がはいれるような場所が満杯で俺が集会場に現れた途端、みんなバッとこっちを向く。
「キターーーーーーー!!」
との掛け声で俺は担ぎ上げられも胴上げが始まる。
もうこなると何にもできない。
「ワッショイ! さすデバ!」
「ワッショイ! さすデバ!」
っていうかなんでアルターやってる人はなんかあったら胴上げ始めんだろう? この前のバハムートの時もそうだったんだけど……
数十分その状態が続いて、みんな飽きてくるとちょっとづつ人が減り始め胴上げも自然消滅する。
「いやまさかショーグンに勝てるとは思わなかった。最後どうやったんだ?」
胴上げが終わるとシゲゾーが俺のところにやってきて話しかけてくる。
「うん……俺間欠泉で灼熱のデバフを貰ったんだ。その状態で感染を使って」
「なるほど灼熱を反転させたんだから極寒デバフを貰ったんだな」
「たぶんね」
「なんにしろ。反転如きでお前に勝てると思ったショーグンがアホよな」
それを聞いたタケシは
「あー? エイジはあいつには勝てない……って言ってたのはどこのどいつ?」
そう言って辺りを見回している。
「うっせぇぇなぁぁ! まさかそんな方法で勝てるなんて思わねーだろ?」
キングがニコッと笑って話しかけてくる。
「エイジくん! おめでとう!! 次は僕が必ず勝つからね!」
「ありがとう! 次もいい戦いを」
そう言って握手をする。
そこへユーリさんもやってきて
「PvP初めてだったけど面白いね……今度闘技場デビューするから教えてね」
「闘技場で待ってます!」
「それじゃあね」
ユーリさんが去り
「んじゃ僕そろそろ落ちるね」
そう言ってキングが落ちる。
それまで張り詰めていた気が一気に抜けて
「終わった……」
と魂が抜けるように呟く。
「まだ終わってない」
シゲゾーがつぶきながらキーボードを叩くような素振りをする。
「なにしてんの?」
「ショーグンがINしてるって運営に通報」
「……なるほど……」
――スキルを使って生き残れバトロワ編 完――
あとがき
すいませんアルファの更新を失念しておりました。なろう版で第2部を開始しています。そちらもよろしくお願いします。
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