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大規模襲撃イベント バハムート編
第6話 防衛戦再び
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午後10時過ぎ……
いつものメンバーでのダンジョン攻略を終え、適当にだべっていると……
ウーウーというSEが鳴り響く。
『ムータンの街から救難信号! 』
と視界に表示される。
こういうときは現地集合とカイネスから言われている。いつもの攻略メンバーと一緒にムータンの街に向かう。
ムータンの街は、アラビア調の曲線的な屋根をした建物が立ち並ぶ。そして街の中心には寺院のような一際大きな赤く丸い屋根。そしてその空には飛竜の大群が暗雲のように空を覆う。
クランチャット呼ばれるクラン専用のチャットがあるのだが、それを使ったメッセージを受信する。それによるとカイネスから『街の真ん中に集合』というメッセージ。
「ごめん。俺いかなきゃ」
予めメンバーにはヘパイス財団に加入していることを説明しており、襲撃戦の際はそちらにいくことを話していた。
俺の言葉にホムホムさんが答える。
「そっかエイジくん、行かなきゃいけないんだね」
「うん」
「私達はここで頑張るからエイジくんも頑張ってね」
「ありがとう。それじゃ行ってくるね」
そういうと3人は手を振って見送ってくれた。
そうしてメンバーと別れ、街の中央に向かう。
カイネスとニーナ、他に十数名のプレイヤーがいる。
周囲を見回したカイネスが口を開く。
「今、ログインしてるメンバーこれぐらいだな」
「そうね」
ニーナが答える。
それを聞いたカイネスはメガネをクイッとあげすーっと息を吸い込んで大きな声で語りかける。
「それじゃ作戦を伝える。我々は今までバハムートの攻撃をメインにしてきたが、どうも貢献度を効率よく上げるには飛竜を狩りまくった方がいいみたいだ。これまで貢献度の上がり方が悪くヘパイスの機嫌がすこぶる悪い。ここで飛竜を狩りまくってヘパイスの貢献度をあげよう。 みんなヘパイス武器は持ったか?!」
「おう!!」
みんな手に様々な武器を手にカイネスの言葉に武器を掲げる。
……ああそうだった。俺もヘパイスの作った武器、真・呪いの剣改を装備する。この剣は攻撃時に自身に防御力耐性DOWN(大)が付与されるもので真・呪いの剣とほぼ一緒。ただしステータスがジョブレベル50仕様にアップグレードされている。
カイネスの横にいるニーナが口を開く。
「はーい。注目! みんなー今からバフ撒くから集まってー。エイジくんは来なくていいから」
そういうと手に持ったビーカーをバンバン人にかけ始める。
「一応防御力アップと攻撃力アップのバフだからね! 私のスキル『ドーピング』も使ってあるから効果は抜群よ!」
そういってウィンクをしてみせる。
「ヒーラーを中央にして戦うぞ」
カイネスがそう言うと、数十名のプレイヤーは統率が取れているかのようのように円形になる。そして真ん中にニーナの他にプリーストなどのヒーラーが3名程いる。
「エイジくんは真ん中にいて」
カイネスの指示のとおりに真ん中で待機する。
空を舞う飛竜の群れが舞い降りてくるの見てニーナが口を開く。
「エイジくん。こっち向いて」
「はい」
バシャっ! 顔に思いっきり何かの液を掛けられる。
視界に硫酸と腹痛と表示される。
「硫酸と下剤を使ってみた。防御力が下がって、WS無効になるから攻撃力下がって戦い易いでしょ!」
コクリと頷き、ビシッと飛竜を指差し
「ターゲットインフェクション!」
と叫ぶ。
カイネスは本を開き召喚獣を出す。そしてもう一度本を開き召喚獣を出す。計2体の召喚獣を操っている。
ニーナは得意そうに話す。
「カイネスのスキルはダブルっていうスキルでね。2回行動できるスキルなんだ。召喚獣を2匹呼び出すこともできるんだよね。その分MP消費も激しいけどね」
サモナーは召喚獣を呼び出している間MPを消費するとサルザエアの歩き方に書いてあった。だから普段から呼び出しておくようなことはできず、戦闘時に呼び出す必要がある。それに強い召喚獣になればなるほどMPの消費は高くなる。
そしてカイネスが呼び出している召喚獣はアダマンタイマイを葬った燃えている召喚獣。
どうみてもMP消費は激しそう。ちらりとニーナの方を向いたカイネス。
するとそれに応じるようにニーナは何やらビーカーをかき混ぜるとそれをカイネスに投げる。
青い文字で150という数字がカイネスから飛び出てくる。
「ダブル召喚はMP消費が激しいからね。MP回復薬をいっぱい作らないとだめなよねぇ……それにMP回復薬は高いのよねぇ……ヘパイスのお金だから別にいいけど……」
ヤレヤレといった感じでニーナは話す。
薬剤師というジョブは無限に薬を作り出せるわけではない。原薬という薬の元を購入して掛け合わせなければならないらしい。
飛竜は円になっている俺達を取り囲む。その無数の飛竜に向かって俺は、
「ターゲットインフェクション。ターゲットインフェクション。ターゲットインフェクション。ターゲットインフェクション」
もう考えるのを止めたくなるほど、ターゲットインフェクションと連呼する。
マクロ発動の文言変えたほうがいいな……
まだ初回なのにニーナとの相性もバッチリで、死にそうになる前に回復薬とデバフが切れそうになったら硫酸と下剤を投げてくれる。
15分が経ち、そして25分が経つ。
ニーナに焦りの色が見えてくる。
「やばい……もう薬が切れそう……」
他のプリースト達も
「私達もMPがそろそろやばいです……」
貢献度の件は広く知られるようになったため、殆どが防衛に回っているらしく、初回のときのように10分程度で敗北という結果にはならないが……
長期戦になってきたため、ほかのパーティ達も疲弊し次々と破れていく。
30分が経ったころ
「はい。クスリ切れましたー!」
ニーナはバンザイをするような形でお手上げとやってみせる。
デバフのおかげで一撃で倒せるとはいえ少しずつダメージを喰らったDPS達も回復が貰えず倒れていく。
そして視界にLOSEという表示とともにドゥルルンというSEが流れる。
そしてResultが表示される。
1位 2631pt カイネス・ハーティ ヘパイス財団
2位 2241pt マンキチ・ガンバル ヘパイス財団
3位 2051pt ニーナ1999 ヘパイス財団
~ ~ ~
そして俺……2561位 2pt エイジ2525 ヘパイス財団
めっちゃ叫んでたのに、なんでツーポイント?……だがこれでいい。
カイネスとニーナはResultが表示されるとガッツポーズをしている、他のメンバーもガッツポーズをしている姿が見える。
「エイジくん何ポイントだった?」
「つ……」
いやダメだ。俺はスパイなんだ。高ポイントを取っていたということにしておかないと……
「1500ぐらいだったよ!」
「そっかーみんなも高ポイントだったみたいだからヘパイスの貢献度高くなるね……ふふふこれで薬を買うお金をふふふ」
ニーナはそう言って怪しく笑った。
いつものメンバーでのダンジョン攻略を終え、適当にだべっていると……
ウーウーというSEが鳴り響く。
『ムータンの街から救難信号! 』
と視界に表示される。
こういうときは現地集合とカイネスから言われている。いつもの攻略メンバーと一緒にムータンの街に向かう。
ムータンの街は、アラビア調の曲線的な屋根をした建物が立ち並ぶ。そして街の中心には寺院のような一際大きな赤く丸い屋根。そしてその空には飛竜の大群が暗雲のように空を覆う。
クランチャット呼ばれるクラン専用のチャットがあるのだが、それを使ったメッセージを受信する。それによるとカイネスから『街の真ん中に集合』というメッセージ。
「ごめん。俺いかなきゃ」
予めメンバーにはヘパイス財団に加入していることを説明しており、襲撃戦の際はそちらにいくことを話していた。
俺の言葉にホムホムさんが答える。
「そっかエイジくん、行かなきゃいけないんだね」
「うん」
「私達はここで頑張るからエイジくんも頑張ってね」
「ありがとう。それじゃ行ってくるね」
そういうと3人は手を振って見送ってくれた。
そうしてメンバーと別れ、街の中央に向かう。
カイネスとニーナ、他に十数名のプレイヤーがいる。
周囲を見回したカイネスが口を開く。
「今、ログインしてるメンバーこれぐらいだな」
「そうね」
ニーナが答える。
それを聞いたカイネスはメガネをクイッとあげすーっと息を吸い込んで大きな声で語りかける。
「それじゃ作戦を伝える。我々は今までバハムートの攻撃をメインにしてきたが、どうも貢献度を効率よく上げるには飛竜を狩りまくった方がいいみたいだ。これまで貢献度の上がり方が悪くヘパイスの機嫌がすこぶる悪い。ここで飛竜を狩りまくってヘパイスの貢献度をあげよう。 みんなヘパイス武器は持ったか?!」
「おう!!」
みんな手に様々な武器を手にカイネスの言葉に武器を掲げる。
……ああそうだった。俺もヘパイスの作った武器、真・呪いの剣改を装備する。この剣は攻撃時に自身に防御力耐性DOWN(大)が付与されるもので真・呪いの剣とほぼ一緒。ただしステータスがジョブレベル50仕様にアップグレードされている。
カイネスの横にいるニーナが口を開く。
「はーい。注目! みんなー今からバフ撒くから集まってー。エイジくんは来なくていいから」
そういうと手に持ったビーカーをバンバン人にかけ始める。
「一応防御力アップと攻撃力アップのバフだからね! 私のスキル『ドーピング』も使ってあるから効果は抜群よ!」
そういってウィンクをしてみせる。
「ヒーラーを中央にして戦うぞ」
カイネスがそう言うと、数十名のプレイヤーは統率が取れているかのようのように円形になる。そして真ん中にニーナの他にプリーストなどのヒーラーが3名程いる。
「エイジくんは真ん中にいて」
カイネスの指示のとおりに真ん中で待機する。
空を舞う飛竜の群れが舞い降りてくるの見てニーナが口を開く。
「エイジくん。こっち向いて」
「はい」
バシャっ! 顔に思いっきり何かの液を掛けられる。
視界に硫酸と腹痛と表示される。
「硫酸と下剤を使ってみた。防御力が下がって、WS無効になるから攻撃力下がって戦い易いでしょ!」
コクリと頷き、ビシッと飛竜を指差し
「ターゲットインフェクション!」
と叫ぶ。
カイネスは本を開き召喚獣を出す。そしてもう一度本を開き召喚獣を出す。計2体の召喚獣を操っている。
ニーナは得意そうに話す。
「カイネスのスキルはダブルっていうスキルでね。2回行動できるスキルなんだ。召喚獣を2匹呼び出すこともできるんだよね。その分MP消費も激しいけどね」
サモナーは召喚獣を呼び出している間MPを消費するとサルザエアの歩き方に書いてあった。だから普段から呼び出しておくようなことはできず、戦闘時に呼び出す必要がある。それに強い召喚獣になればなるほどMPの消費は高くなる。
そしてカイネスが呼び出している召喚獣はアダマンタイマイを葬った燃えている召喚獣。
どうみてもMP消費は激しそう。ちらりとニーナの方を向いたカイネス。
するとそれに応じるようにニーナは何やらビーカーをかき混ぜるとそれをカイネスに投げる。
青い文字で150という数字がカイネスから飛び出てくる。
「ダブル召喚はMP消費が激しいからね。MP回復薬をいっぱい作らないとだめなよねぇ……それにMP回復薬は高いのよねぇ……ヘパイスのお金だから別にいいけど……」
ヤレヤレといった感じでニーナは話す。
薬剤師というジョブは無限に薬を作り出せるわけではない。原薬という薬の元を購入して掛け合わせなければならないらしい。
飛竜は円になっている俺達を取り囲む。その無数の飛竜に向かって俺は、
「ターゲットインフェクション。ターゲットインフェクション。ターゲットインフェクション。ターゲットインフェクション」
もう考えるのを止めたくなるほど、ターゲットインフェクションと連呼する。
マクロ発動の文言変えたほうがいいな……
まだ初回なのにニーナとの相性もバッチリで、死にそうになる前に回復薬とデバフが切れそうになったら硫酸と下剤を投げてくれる。
15分が経ち、そして25分が経つ。
ニーナに焦りの色が見えてくる。
「やばい……もう薬が切れそう……」
他のプリースト達も
「私達もMPがそろそろやばいです……」
貢献度の件は広く知られるようになったため、殆どが防衛に回っているらしく、初回のときのように10分程度で敗北という結果にはならないが……
長期戦になってきたため、ほかのパーティ達も疲弊し次々と破れていく。
30分が経ったころ
「はい。クスリ切れましたー!」
ニーナはバンザイをするような形でお手上げとやってみせる。
デバフのおかげで一撃で倒せるとはいえ少しずつダメージを喰らったDPS達も回復が貰えず倒れていく。
そして視界にLOSEという表示とともにドゥルルンというSEが流れる。
そしてResultが表示される。
1位 2631pt カイネス・ハーティ ヘパイス財団
2位 2241pt マンキチ・ガンバル ヘパイス財団
3位 2051pt ニーナ1999 ヘパイス財団
~ ~ ~
そして俺……2561位 2pt エイジ2525 ヘパイス財団
めっちゃ叫んでたのに、なんでツーポイント?……だがこれでいい。
カイネスとニーナはResultが表示されるとガッツポーズをしている、他のメンバーもガッツポーズをしている姿が見える。
「エイジくん何ポイントだった?」
「つ……」
いやダメだ。俺はスパイなんだ。高ポイントを取っていたということにしておかないと……
「1500ぐらいだったよ!」
「そっかーみんなも高ポイントだったみたいだからヘパイスの貢献度高くなるね……ふふふこれで薬を買うお金をふふふ」
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