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二章
13:面会
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朔斗が初めての特級ダンジョンに突入した頃。
彼の幼馴染である香奈は、東京都立第三病院の病室で頭を悩ませていた。
現在、彼女と同室の麻耶は違う部屋にいる。
その理由は、本日香奈に面会を求めている人物が、本人以外には席を外していてほしいと要望しているからだ。
アテネにあるゼウス教の神殿で大司教、ニキアス・パパドプロスらと伊藤伸二たちの話し合いがもたれたのは四月十六日。
あれからおよそ一か月の時が流れている。
香奈の両親が日本に帰国したのは三週間前。
その後、面会にやって来た彼女の父親である伸二が、愛娘に告げた内容は彼女の動揺を誘った。
当初は、まさかという想いが大半を占めた。
優しい両親が、自分に内緒でゼウス教に接触していた事実に驚きを隠せなかったし、聞かされる話に困惑しかなく、途方に暮れてしまった香奈。
この話を麻耶は知らない。
入手できるかもしれないエリクサーはひとり分しかないので、愛娘と仲良くしてくれている同室の少女を気遣った伊藤佐代子が気を回して、伸二がゼウス教のことを香奈に伝えている間は、麻耶を病室から連れ出していたのだ。
(はぁ、あれから毎日のように考えちゃう……)
もちろん自分の両親の気持ちはわかるし、嬉しいとの想いが香奈にはあった。
(ただでさえジョブがなくて役立たずの私。それに入院をすることで、お父さんやお母さんには迷惑をかけちゃってる。気にするなってふたりは言ってくれてるけど……)
思考を続ける香奈。
(お父さんもお母さんも、私を絶対に救いたいって気持ちがあるからこそ、ゼウス教に接触してたんだよね……)
中学生だった頃から『香奈を絶対に助ける』、『エリクサーを手に入れる』と朔斗は伸二らに伝えていたし、その言葉を香奈が後押ししていた。
時が経つにつれて、それは難しいだろうという気持ちが徐々に大きくなってきていたが、朔斗や両親の前でそんな気持ちを表に出していなかった香奈は、自分と同じような推測を両親が抱いているのをなんとなく察していた。
しかし、朔斗のスキルが進化し、今までよりも明確となる希望を未来に抱けた彼女と違い、それを娘から伝えられたにもかかわらず、【解体EX】の効果を実際に目にしたわけじゃないこともあって、半信半疑だった伸二や佐代子。
朔斗がいくら頑張っていても、彼の行動は香奈の両親にとっては、決して叶わない夢物語でしかなかったのだ。
魔力過多症を患っている患者の九十九%は二十五歳で死亡し、過去に一番長生きをした者でも享年は二十七歳。
二十歳になるまで、魔力過多症が直接の原因となって亡くなった若者はいない。
この疾患が真に恐ろしさを表すのは二十一歳以降だ。
二十五歳時点で九十九%以上死亡するこの病気は、およそ――二十四歳で八十%、二十三歳が六十%、二十二歳は四十%、そして二十一歳で二十%の確率で死に至ってしまうと、過去の事例で明らかにされている。
二十一歳以降、毎年自分の誕生日に行われる命を賭けたギャンブル。
生き残る可能性は年々低くなっていく。
香奈の誕生日は十二月二十日なので、それが始まるまであと二年と半年ちょっと。
年若く麗しい少女が誕生日が来る度、刻々と迫ってくる確かな死。
まだ二十一歳になっていないとはいえ、それは死に怯えるまでの猶予として、余りにも短いとしか言えないだろう。
香奈を生んだあと子宮の病気を発症した佐代子は、その後遺症によって子どもを授かれない身体となってしまっていたこともあり、珍しく妻をひとりしか持たない伸二にとってはただひとりの娘――それが伊藤香奈。
愛しい我が子の命を助けるためなら、たとえあまり会えなくなったとしても構わないとして、香奈の両親はゼウス教を選択したのだ。
(魔力過多症の子を引き取って、探索者に育ててあげてるゼウス教……噂ではそれ以外の団体でもそういうことがあるっていうけど、実際にはわからない。とにかく――お金があれば買えるってわけじゃないのは確かなんだよね、エリクサーは……)
香奈の推測は当たっている。
魔力過多症の患者にエリクサーを与え、優れたジョブを引き出して組織のために働かせようとする団体は複数存在していた。
そうはいっても、皆が皆望んだジョブが目覚めるわけではないので、それは一種のギャンブル。
さまざまな部署があるような大きい組織であれば、いろいろな能力を役立てやすくなるため、資金力がある団体はそれこそ『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』を繰り返している。
覚醒するジョブは最低でも『剣聖』クラスということは、『下手な鉄砲』とは言えないが、それでもエリクサーの価値を考慮するとそうなってしまう。
脳内での思考があっちこっち飛び散らかっている香奈の耳に、ノック音が聞こえてくる。
「どうぞ」
彼女は少し大きめの声でそう言う。
数秒後、扉が開き映画俳優として通じるほど外見が整っている四人が、香奈の病室に入室してきた。
その内訳は男性一名、女性三名。
彼らはベッドの上で座っていた香奈に向かってくる。
「Hello」
片手を上げて挨拶をしたアンドレに対し、香奈が返事を返す。
「こんにちは」
香奈が英語ができないことを知っていたアンドレは、自動翻訳機能がついた魔道具を彼女に手渡す。
それを受け取る香奈。
この魔道具はダンジョンから発掘され、未だ人類は再現出来ていない代物だ。
物によってさまざまな色合いがあり、形状はリング。
これは肌に接していなければ効果を発揮しない。
リングを指にはめると自動的に魔道具が使用者の魔力を感知し、他の人が以前使っていた物であろうと使用可能になる。
それらのことは知識としてい知っていた香奈が、さっそく右手の小指に指輪を通す。
魔道具の特性で大きさが変化し、ぴったり収まる。
「ありがとう。貸してもらうわ。ど、どうぞ座って」
探索者として成功している彼らの圧倒的な雰囲気に、気圧されつつも香奈はそれを極力表に出さないよう振る舞う。
彼女の勧めどおり、予め用意されていた四つの椅子に着席するアンドレ、アグネテ、エマ、アルテナイ。
「君の両親から話は聞いた?」
「え、ええ」
「そう、それは良かった。どうするか決めたかい?」
「す、すみません。まだ考えています……」
「どうしてだい? こんなにいい話はないだろう?」
「そ、それはわかっていますが……」
「うーん、ゼウス教に入信してエリクサーを飲むには、最終的に君のサインが必要なんだ。君の両親の気持ちを汲むのなら、今すぐにでもサインをしたほうがいいんじゃないかい?」
柔らかな表情をしたアンドレが、諭すように香奈そう言った。
彼と視線を合わせた彼女は思う。
(いい人なのかな? でも、私はサクと一緒に歩いていきたい――未来を。そういえば考えてなかったけど……仮にエリクサーを貰っても、私がどんなジョブに目覚めるかなんて誰にもわからないのに、どうしてこの人は私を選んでくれたんだろう?)
なんとなく落ち着いてきた香奈。
そして返事がないことに苛ついている気持ちを押し殺したアンドレが、爽やかな笑顔を浮かべて言う。
「僕は君を望んでいる。僕と一緒にいる女性たちも同じ気持ちだよ」
香奈は三人の女性を見たあと、再びアンドレと視線を合わせる。
「『アークパラディン』である僕のジョブは強力だ。君のこれからの人生を守ってあげるよ。だからどうか僕の手を取ってほしい」
さっきから香奈が返事をしないことで、アンドレが言い切ったあとは沈黙が病室を支配する。
そして数秒後、それを打ち破る香奈。
「わかってます。それが最善だと……何も持たない私には、過ぎた幸運だというのも理解できています。それでも……もう少し時間を頂けませんか?」
香奈と視線をぶつけること数秒。
アンドレがふと目を閉じる。
そして納得したのかそうでないのかを周りは判断できなかったが、彼は十秒ほどしてから再び香奈を見て言う。
「わかったよ。君からの返事はまだ待とう。エリクサーも今すぐにどうこうなるわけじゃないしね」
「ありがとうございます!」
お礼を言った香奈は深く頭を下げる。
予定では他愛もない雑談も交わして交流を深めようと考えていたアンドレだったが、今はそんな気持ちになれず、彼は自動翻訳機のリングを香奈から返却してもらい退室していく。
一見、何事もなく終わったかに見えた彼らの話し合い。
しかし、そうではなかった。
人一倍自分に自信があるアンドレや、その彼を深く愛しているアグネテ、エマ、アルテナイの胸中を、香奈が推し量れなかったのは幸か不幸か。
病院の通路を歩くアンドレの表情は、先ほど香奈と話していた男性と同一人物とは思えないほど――醜く歪んでいたのだった。
彼の幼馴染である香奈は、東京都立第三病院の病室で頭を悩ませていた。
現在、彼女と同室の麻耶は違う部屋にいる。
その理由は、本日香奈に面会を求めている人物が、本人以外には席を外していてほしいと要望しているからだ。
アテネにあるゼウス教の神殿で大司教、ニキアス・パパドプロスらと伊藤伸二たちの話し合いがもたれたのは四月十六日。
あれからおよそ一か月の時が流れている。
香奈の両親が日本に帰国したのは三週間前。
その後、面会にやって来た彼女の父親である伸二が、愛娘に告げた内容は彼女の動揺を誘った。
当初は、まさかという想いが大半を占めた。
優しい両親が、自分に内緒でゼウス教に接触していた事実に驚きを隠せなかったし、聞かされる話に困惑しかなく、途方に暮れてしまった香奈。
この話を麻耶は知らない。
入手できるかもしれないエリクサーはひとり分しかないので、愛娘と仲良くしてくれている同室の少女を気遣った伊藤佐代子が気を回して、伸二がゼウス教のことを香奈に伝えている間は、麻耶を病室から連れ出していたのだ。
(はぁ、あれから毎日のように考えちゃう……)
もちろん自分の両親の気持ちはわかるし、嬉しいとの想いが香奈にはあった。
(ただでさえジョブがなくて役立たずの私。それに入院をすることで、お父さんやお母さんには迷惑をかけちゃってる。気にするなってふたりは言ってくれてるけど……)
思考を続ける香奈。
(お父さんもお母さんも、私を絶対に救いたいって気持ちがあるからこそ、ゼウス教に接触してたんだよね……)
中学生だった頃から『香奈を絶対に助ける』、『エリクサーを手に入れる』と朔斗は伸二らに伝えていたし、その言葉を香奈が後押ししていた。
時が経つにつれて、それは難しいだろうという気持ちが徐々に大きくなってきていたが、朔斗や両親の前でそんな気持ちを表に出していなかった香奈は、自分と同じような推測を両親が抱いているのをなんとなく察していた。
しかし、朔斗のスキルが進化し、今までよりも明確となる希望を未来に抱けた彼女と違い、それを娘から伝えられたにもかかわらず、【解体EX】の効果を実際に目にしたわけじゃないこともあって、半信半疑だった伸二や佐代子。
朔斗がいくら頑張っていても、彼の行動は香奈の両親にとっては、決して叶わない夢物語でしかなかったのだ。
魔力過多症を患っている患者の九十九%は二十五歳で死亡し、過去に一番長生きをした者でも享年は二十七歳。
二十歳になるまで、魔力過多症が直接の原因となって亡くなった若者はいない。
この疾患が真に恐ろしさを表すのは二十一歳以降だ。
二十五歳時点で九十九%以上死亡するこの病気は、およそ――二十四歳で八十%、二十三歳が六十%、二十二歳は四十%、そして二十一歳で二十%の確率で死に至ってしまうと、過去の事例で明らかにされている。
二十一歳以降、毎年自分の誕生日に行われる命を賭けたギャンブル。
生き残る可能性は年々低くなっていく。
香奈の誕生日は十二月二十日なので、それが始まるまであと二年と半年ちょっと。
年若く麗しい少女が誕生日が来る度、刻々と迫ってくる確かな死。
まだ二十一歳になっていないとはいえ、それは死に怯えるまでの猶予として、余りにも短いとしか言えないだろう。
香奈を生んだあと子宮の病気を発症した佐代子は、その後遺症によって子どもを授かれない身体となってしまっていたこともあり、珍しく妻をひとりしか持たない伸二にとってはただひとりの娘――それが伊藤香奈。
愛しい我が子の命を助けるためなら、たとえあまり会えなくなったとしても構わないとして、香奈の両親はゼウス教を選択したのだ。
(魔力過多症の子を引き取って、探索者に育ててあげてるゼウス教……噂ではそれ以外の団体でもそういうことがあるっていうけど、実際にはわからない。とにかく――お金があれば買えるってわけじゃないのは確かなんだよね、エリクサーは……)
香奈の推測は当たっている。
魔力過多症の患者にエリクサーを与え、優れたジョブを引き出して組織のために働かせようとする団体は複数存在していた。
そうはいっても、皆が皆望んだジョブが目覚めるわけではないので、それは一種のギャンブル。
さまざまな部署があるような大きい組織であれば、いろいろな能力を役立てやすくなるため、資金力がある団体はそれこそ『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』を繰り返している。
覚醒するジョブは最低でも『剣聖』クラスということは、『下手な鉄砲』とは言えないが、それでもエリクサーの価値を考慮するとそうなってしまう。
脳内での思考があっちこっち飛び散らかっている香奈の耳に、ノック音が聞こえてくる。
「どうぞ」
彼女は少し大きめの声でそう言う。
数秒後、扉が開き映画俳優として通じるほど外見が整っている四人が、香奈の病室に入室してきた。
その内訳は男性一名、女性三名。
彼らはベッドの上で座っていた香奈に向かってくる。
「Hello」
片手を上げて挨拶をしたアンドレに対し、香奈が返事を返す。
「こんにちは」
香奈が英語ができないことを知っていたアンドレは、自動翻訳機能がついた魔道具を彼女に手渡す。
それを受け取る香奈。
この魔道具はダンジョンから発掘され、未だ人類は再現出来ていない代物だ。
物によってさまざまな色合いがあり、形状はリング。
これは肌に接していなければ効果を発揮しない。
リングを指にはめると自動的に魔道具が使用者の魔力を感知し、他の人が以前使っていた物であろうと使用可能になる。
それらのことは知識としてい知っていた香奈が、さっそく右手の小指に指輪を通す。
魔道具の特性で大きさが変化し、ぴったり収まる。
「ありがとう。貸してもらうわ。ど、どうぞ座って」
探索者として成功している彼らの圧倒的な雰囲気に、気圧されつつも香奈はそれを極力表に出さないよう振る舞う。
彼女の勧めどおり、予め用意されていた四つの椅子に着席するアンドレ、アグネテ、エマ、アルテナイ。
「君の両親から話は聞いた?」
「え、ええ」
「そう、それは良かった。どうするか決めたかい?」
「す、すみません。まだ考えています……」
「どうしてだい? こんなにいい話はないだろう?」
「そ、それはわかっていますが……」
「うーん、ゼウス教に入信してエリクサーを飲むには、最終的に君のサインが必要なんだ。君の両親の気持ちを汲むのなら、今すぐにでもサインをしたほうがいいんじゃないかい?」
柔らかな表情をしたアンドレが、諭すように香奈そう言った。
彼と視線を合わせた彼女は思う。
(いい人なのかな? でも、私はサクと一緒に歩いていきたい――未来を。そういえば考えてなかったけど……仮にエリクサーを貰っても、私がどんなジョブに目覚めるかなんて誰にもわからないのに、どうしてこの人は私を選んでくれたんだろう?)
なんとなく落ち着いてきた香奈。
そして返事がないことに苛ついている気持ちを押し殺したアンドレが、爽やかな笑顔を浮かべて言う。
「僕は君を望んでいる。僕と一緒にいる女性たちも同じ気持ちだよ」
香奈は三人の女性を見たあと、再びアンドレと視線を合わせる。
「『アークパラディン』である僕のジョブは強力だ。君のこれからの人生を守ってあげるよ。だからどうか僕の手を取ってほしい」
さっきから香奈が返事をしないことで、アンドレが言い切ったあとは沈黙が病室を支配する。
そして数秒後、それを打ち破る香奈。
「わかってます。それが最善だと……何も持たない私には、過ぎた幸運だというのも理解できています。それでも……もう少し時間を頂けませんか?」
香奈と視線をぶつけること数秒。
アンドレがふと目を閉じる。
そして納得したのかそうでないのかを周りは判断できなかったが、彼は十秒ほどしてから再び香奈を見て言う。
「わかったよ。君からの返事はまだ待とう。エリクサーも今すぐにどうこうなるわけじゃないしね」
「ありがとうございます!」
お礼を言った香奈は深く頭を下げる。
予定では他愛もない雑談も交わして交流を深めようと考えていたアンドレだったが、今はそんな気持ちになれず、彼は自動翻訳機のリングを香奈から返却してもらい退室していく。
一見、何事もなく終わったかに見えた彼らの話し合い。
しかし、そうではなかった。
人一倍自分に自信があるアンドレや、その彼を深く愛しているアグネテ、エマ、アルテナイの胸中を、香奈が推し量れなかったのは幸か不幸か。
病院の通路を歩くアンドレの表情は、先ほど香奈と話していた男性と同一人物とは思えないほど――醜く歪んでいたのだった。
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