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7※、イリヤくんは開発される
しおりを挟む普段は静かで清潔感で満たされているはずの保健室が、四つん這いのイリヤの嬌声と、ぐっぽぐっぽとイヤらしい音、精液と汗の匂いで淫らな空間に出来上がっていた。
「あっ、あ! あん!」
「イイ声に変わってきたな」
男のデカすぎるモノが出入りしていくのが苦しかった筈なのに、徐々に快感が勝り始めていることにイリヤも気づく。
男は『イイ所潰すほど当ててやるよ』と宣言通り、イリヤの中のイイ所ばかり的確に抉ってくる。
気持ちよくて唾液が垂れるのも気にならない位快楽を追うのに夢中になっていた。
「ひ、あ……っ、あ! あっ!」
男のモノで穿たれる奥が、どんどん開発されていく。
もう男に腰を支えられないと、イリヤの力では腰を上げられない。剛直が、出たり入ったりする度にイリヤのあられもない場所から泡立つような音が聞こえてくる。
「あん! あ、ひ……クる、だめ、なんか…!またキちゃう……!」
「っは…、もう中だけでイけんのかよ。ヤベェなこの身体」
「あ! だめ!ひっ、あ゛あ゛っ!!」
男が腰をパンッと思い切り叩きつけるように動かすと、イリヤの目の前に星が舞った。
駆け上がる快感と共に、さっき出したよりも薄い精液がソファの上にぽたぽたと垂れてくる。先程ほとんど出し切っていたせいで、量も多くない。
「は、ぁ……はぁ」
「おい。俺が終わってねぇ。何ポヤッとしてんだ」
「ひっ…!」
快感の余韻に浸っているのにも関わらず、イリヤのことはお構い無しに男は一度まだ大きく硬く勃ち上がったモノをイリヤの中からズルリと引き抜いた。
男にコロン、とうつ伏せから仰向けに簡単に返されるとイリヤはまだ快感に覆われた身体をヒクつかせていた。
「ぁ、ごめんなさ……まって……今、無理ぃ……」
「あ? 待てるかよ」
容赦なく、男の勃ち上がった立派なモノがまたしても思い切りイリヤの中を穿つ。
イリヤは声にならない声を上げた。
快感に覆われた身体に更なる快感は、まだ処女を喪失したばかりの初心者イリヤには過ぎた快楽だった。
「っは、あ! あん! やぁ! 」
どちゅん!どちゅん!と男はガンガン突き刺してくる。イリヤの腰が砕けるんじゃないかと思うほど激しかった。
さっきまでの後ろからの揺さぶりとはなんで違うのかイリヤには分からなかった。
ただ、明らかに男の目の色が変わったのだ。仰向けに晒されたイリヤの肢体を見た瞬間、獣が獲物を見て欲を隠しきれずギラついているような、目の色だった。
それでもイリヤにはこの過ぎた快感をどうにかしてくれるのは、目の前の男しかなかった。
縋るようにイリヤの華奢な腰を掴む腕に爪を立てれば、男は愉快そうに嗤った。
「あん! あ! だめぇ! またキちゃうぅ……!」
「は、次はメスイキさせてやる」
「んっあ!ああぁあ゛あ゛!!あ! だめ、だめだめぇ!ああああ!」
「天国見れてるか? おい」
男はイリヤが空イキしても、構わず穿ち続けた。イリヤの快楽は苦しいほどとなり、上手く呼吸が出来ない。
はくはく、とすれば男は屈んでちゅ、と軽いキスをしてきた。
久しぶりのキスのような気がして、果てているのに訳の分からない快楽に流されながらも、離れがたく縋るように男を見た。
男のモノがイリヤの中で膨れ上がるのを感じた。
「お前、キスが一番感じるのか。イってる最中なのにもっと締まったな」
「あっ、ん、もっとぉ……!」
「……っ、は。最高だな、天使が堕ちていく様、はっ」
「あ゛あ゛あ゛!」
そう言うと、男は最後に思い切りイリヤの中を穿ったと同時にイリヤの最奥に流れ込んできた。
そしてイリヤももう一度男のモノが中のイイ所をゴリュ、と抉って果て、ダラしない声を上げた。
男は刷り込むように奥にまだ出しながら、身を屈めてイリヤの欲しかった口付けをした。
まだ呼吸が整っていないのに、イリヤの身体は歓喜に溢れた。
「んっ……! ん、ふ……ぁん……」
口内に入り込む男の舌に、イリヤから舌を絡みつかせると、男が応えるように更に絡みついてくる。
心地よくて、もう全てがどうでも良くなった。
そう思っていたのに、男はちゅ、と音を立ててイリヤの唇を離してしまう。
まだ足りない、と言わんばかりに銀の糸がイリヤの唇に繋がっている。その光景はあまりに艶めかしくて、イヤらしかった。
「んっ…や…、ぁ……」
「は。 エロい事覚えたてのガキみたいな顔してんな。実際その通りか?」
「やぁ…、ぁ、もっとぉ」
男の首に腕を伸ばして絡ませて強請ると、男は口端を上げた。
またキスをくれる、そう思うと果てたばかりのイリヤの中がまたキュンと反応してしまった。
「中が締まってんぞ。キス好き過ぎだろ」
「ん…っお願い、早く…っん! んん……」
イリヤがようやっと強請りに強請ってもう一度キスをされれば、男のモノがズク、と力を取り戻し始めているのに気づく。
「ん、あっ……や、も、むりぃ……」
「平気だろ、メスイキ覚えたんだから何度でもイケる」
「ひっ…あ! だめ、動いちゃ! ああ!」
正常位のまま、足をピンと大きく上げられてゴツゴツと奥を叩くように突き上げられる。
イリヤの口からはまた嬌声が勝手に出てくる。
「あっ、あっ、あ! だめ、ぇ!」
先程よりも男のモノが奥まで届いている。 もう既に入るべきところではない所に男を許しているが、それでも更に奥の、入ってはならない場所。
男はゆるゆると揺さぶり、コンコンと最奥をノックするように叩く。
「ひ、ぃ、……んっ、んん、んぁ……あ゛!」
男はイリヤがキスに弱いのを利用しながら奥をコンコンノックし続けると、うねるイリヤの中で、遂に奥が開く。
そして、思い切り穿った。
イリヤの脳髄が煌めく星々の幻覚を見せながら酷すぎる快楽に犯された。
ぐっぽぐっぽとイヤらしい音を立てながら抜き差しされると、その度にイリヤは達する。
イリヤは白む景色を感じながら男を見ると、男は楽しそうに嗤いながらイリヤの中を犯し続けていた。
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