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欲しいもの
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『今から歌う曲は、みなさんの心の中にいる大切な人を思い浮かべて聞いてください。my love』
MCの後、観客からはわっと悲鳴のような歓声が飛んだ。
ひろこが親友の美咲ちゃんと一緒に行くから、と2枚チケットを遊井さん宛に事務所に送った。俺は前列のチケットを用意したけど俺から1番遠い席がいいと突然指示されて澤本沢村は慌てて手配していた。
ひろこが言ったのか遊井さんが言ったのかアッキーが言ったのかまでは分からないけど、ファンを配慮した事だとすぐに分かった。
ライブのリハ中に往年のSOULのファンである渚から連絡があった。
『HARU?元気?』
「おー渚!久々!元気かよ!」
渚は俺たちがインディーズの頃、まだデビューして間もない頃からの追っかけだった。多分1番古いファン3人に入るかもしれない。当時は俺たちの音楽を分かってくれるありがたい存在だった。メンバーも全員連絡はとれていて、打ち上げにも呼んだ事もある、信頼している1番近い距離のファンだった。
『HARU、今彼女にハマってるんでしょ?』
バンドスタッフとも友達だからかやはり情報はいつも筒抜けだった。
「渚姉さんはどこから聞いてるの?」
『スタッフのユージからけっこう前に聞いてた。もう2年くらい付き合ってるんでしょ?最長記録じゃん。いつも1年で別れるのに』
渚は付き合いが長いからか、恋愛事情にも寛容だった。ここまで長くにファンでいればもう応援しているの一択で、俺はいつも感謝していたしあけすけに話をしていた。
「そうだね。うん。なんか、本当に好きなんだよね。ハマるとかの域超えてるかも。」
『そんなに!』
「一目惚れ、だったからさ。」
『ひろこちゃん、可愛いよね。私もファンになっちゃうくらい。でももうかなりバレてきてるけどね。こないだのライブの時隣にいた女の子、ずーっと安藤ひろこの話してて探偵つけてみようかなんて話してたよ』
「・・・」
『気をつけなよ。みんながみんないいファンじゃないんだからさ。』
俺はアッキーから聞いていたけど、熱狂的なファンは俺とひろこの事をもう勘付いているらしい。
時計がお揃い、大阪ライブだと嬉しそう。年末にメンバーとスノボーに行っていた、ラジオで雑誌のひろこと同じく好きな人のタイプは好きになった人がタイプと同じ事を言った時にはもう決定付けられたようだ。
時間の問題。
そうゆうネタはもう週刊誌にも周りだしているハズだ。それもそうだけど、俺は何より俺とひろこの事をよく思わないファンがひろこに嫌がらせ行為をしないか心配だった。
ライブ終了後、ひろこにすぐ連絡した。
『打ち上げ、美咲ちゃんとおいでよ』
『地元の子達とご飯食べて帰るから大丈夫。帰ったら電話するね』
メールでひろこに断れた。
「なんだ。ひろこちゃん来ないの?」
打ち上げで山ちゃんに聞かれた。
「ひろこ、地元の子達とご飯食べて帰るんだって。」
ひろこだってやっと東京に戻ってきたんだ。そりゃ友達とも久々会いたいだろうと思っていた。
「元カレとかと会ってるのかな。」
「・・ただの地元の友達みたいだよ。」
山ちゃんの言う事だから別にいいけどもし地元の友達の中に元カレなんていたら嫌だなとは思った。
元カレなんだからひろこの身体は知っている訳で。
俺よりも過去の事だからあがいてもどうする事はできないけど、いっそ元カレがひろことの記憶が消える薬でもあるなら金を払ってもいいと思う自分がいた。
浴びるように飲むビールがやけに身にしみる。
ツアーもファイナル。
これですべて終わった。
長かった9ヶ月の間で色んなことがあった。
沖縄の占い師から始まりひろこの東京進出。
やっと一段落できる。
一仕事、大きな事が終わると達成感と疲れでまたひろこに会いたくなる。
もう東京にいてこんなに近くにいるんだからまた今日も会いたいと思いながら。
翌日はドーム関係者やレコード会社、スポンサーと挨拶まわりでまたひっきりなしに動いた。
でもこれで長かったツアーはやっと終わり。俺もどっと疲れが出た。
「今から銀座にいがちゃんが連れてってくれるけど春も行く?欲しかったプラダのネクタイ買いに行くんだけど」
事務所に戻るなり優希に声をかけられた。
オシャレで買い物好きの優希は割と衣装なんかも自分の趣味のものをつけたがる。いつもの誘いだが優希も優希で長い事ツアーで買い物できずストレスもあっただろう。
銀座で買い物。
疲れ果てて行く気なし、と思ったけど銀座なんて久々だ。1時間で戻って来いとアッキーに言われて俺は五十嵐の運転するバンに優希と飛び乗った。
キャップを深々とメガネもして。
最近服も靴もアクセサリーもろくに買っていない。というより売れっ子バンドなわけで流行りのものはスタイリストが持ってきてそれを買い取る。外に出て自分の目で買い物をしていない。
欲しいものだって、服や靴やアクセサリーより俺は安藤ひろこが1番欲しい。
もうずっとそうだ。
「ここで待ってるから行ってこいよ」
五十嵐が店の前で路駐をしたので俺と優希は車から勢いよく飛び降りた。
プラダの路面店の隣にはカルティエがあった。
ふと、ひろこに、何か買ってあげたいって思った。
「優希、こっち先に少し見ていい?」
うなずく優希とカルティエに入った。
「いらっしゃいませ」
品のいい黒いスーツの店員達。
対する俺たちは優希はおなじみフェスファッション。俺は穴の空いたデニムにTシャツとツバがボロボロのキャップ。なんとなく店内で俺たち2人は浮いていた。
2階に上がると真ん中のショーケースにきらびやかにひとつだけ飾られたでかいダイヤのついた指輪があった。
0を数えると確かに良い金額。
真ん中に目立つようにひとつだけ配置されてるだけあって、さすがにこの指輪が1番かっこよかった。
ハワイでひろこに聞いた。
『ひろこの身長は161。体重は45キロ。足は23.5。指輪のサイズまでは知らないな。いくつなの?』
あの時、いつか指輪を買うつもりでさりげなく聞いて俺はずっと覚えていた。
『7号。あたし指輪1個も持ってないのに調べたの』
『なんで?』
『結婚するまで指輪はしたくないんだ。だからサイズは知ってても買わないの』
俺があまりにもその指輪を見ていたら店員が寄って来た。
「婚約指輪としても結婚指輪としても良いですよ。」
「はい。これが1番いいです。」
「こちらにされますか?」
ついつい店員のことばにはい、といいそうになった。キャップごしに俺が顔を上げた時店員は俺の顔を見て一瞬びっくりした顔をした。
俺だとバレただろう。
「時間、ないから」
ハットに色眼鏡をした優希は俺にコソコソ言ってきた。俺はハッとしてひとまず店を出ようとした。
店員は名刺とチョコレートを俺にすかさず渡してきたのでひとまず受け取った。
「SOULのHARU、銀座カルティエで指輪物色。相手は誰だって書かれなきゃいいけど。もー絶対あの店員春だって気づいてるよー」
優希がぼやいて俺のTシャツの裾を引っ張った。
その足で2人で隣のプラダに入った。
ひろこに指輪を渡してプロポーズするべきか。俺の脳裏にひろことあの指輪が小刻みに映像化されたかのように頭の中をめぐった。
カルティエの店員のくれた名刺とチョコを持ったまま入口すぐ目の前のマネキンの履いている赤いガラス加工のハイヒールに目が入った。
「すいません。この赤い靴、37サイズください」
「え?!早くない?即決??」
優希がびっくりして色眼鏡がずり落ちそうなのを直した。俺の言葉に店員は急いで靴を出してきた。
本当は靴じゃない。
あげたいのはあのでかいダイヤのついた7号の指輪。
MCの後、観客からはわっと悲鳴のような歓声が飛んだ。
ひろこが親友の美咲ちゃんと一緒に行くから、と2枚チケットを遊井さん宛に事務所に送った。俺は前列のチケットを用意したけど俺から1番遠い席がいいと突然指示されて澤本沢村は慌てて手配していた。
ひろこが言ったのか遊井さんが言ったのかアッキーが言ったのかまでは分からないけど、ファンを配慮した事だとすぐに分かった。
ライブのリハ中に往年のSOULのファンである渚から連絡があった。
『HARU?元気?』
「おー渚!久々!元気かよ!」
渚は俺たちがインディーズの頃、まだデビューして間もない頃からの追っかけだった。多分1番古いファン3人に入るかもしれない。当時は俺たちの音楽を分かってくれるありがたい存在だった。メンバーも全員連絡はとれていて、打ち上げにも呼んだ事もある、信頼している1番近い距離のファンだった。
『HARU、今彼女にハマってるんでしょ?』
バンドスタッフとも友達だからかやはり情報はいつも筒抜けだった。
「渚姉さんはどこから聞いてるの?」
『スタッフのユージからけっこう前に聞いてた。もう2年くらい付き合ってるんでしょ?最長記録じゃん。いつも1年で別れるのに』
渚は付き合いが長いからか、恋愛事情にも寛容だった。ここまで長くにファンでいればもう応援しているの一択で、俺はいつも感謝していたしあけすけに話をしていた。
「そうだね。うん。なんか、本当に好きなんだよね。ハマるとかの域超えてるかも。」
『そんなに!』
「一目惚れ、だったからさ。」
『ひろこちゃん、可愛いよね。私もファンになっちゃうくらい。でももうかなりバレてきてるけどね。こないだのライブの時隣にいた女の子、ずーっと安藤ひろこの話してて探偵つけてみようかなんて話してたよ』
「・・・」
『気をつけなよ。みんながみんないいファンじゃないんだからさ。』
俺はアッキーから聞いていたけど、熱狂的なファンは俺とひろこの事をもう勘付いているらしい。
時計がお揃い、大阪ライブだと嬉しそう。年末にメンバーとスノボーに行っていた、ラジオで雑誌のひろこと同じく好きな人のタイプは好きになった人がタイプと同じ事を言った時にはもう決定付けられたようだ。
時間の問題。
そうゆうネタはもう週刊誌にも周りだしているハズだ。それもそうだけど、俺は何より俺とひろこの事をよく思わないファンがひろこに嫌がらせ行為をしないか心配だった。
ライブ終了後、ひろこにすぐ連絡した。
『打ち上げ、美咲ちゃんとおいでよ』
『地元の子達とご飯食べて帰るから大丈夫。帰ったら電話するね』
メールでひろこに断れた。
「なんだ。ひろこちゃん来ないの?」
打ち上げで山ちゃんに聞かれた。
「ひろこ、地元の子達とご飯食べて帰るんだって。」
ひろこだってやっと東京に戻ってきたんだ。そりゃ友達とも久々会いたいだろうと思っていた。
「元カレとかと会ってるのかな。」
「・・ただの地元の友達みたいだよ。」
山ちゃんの言う事だから別にいいけどもし地元の友達の中に元カレなんていたら嫌だなとは思った。
元カレなんだからひろこの身体は知っている訳で。
俺よりも過去の事だからあがいてもどうする事はできないけど、いっそ元カレがひろことの記憶が消える薬でもあるなら金を払ってもいいと思う自分がいた。
浴びるように飲むビールがやけに身にしみる。
ツアーもファイナル。
これですべて終わった。
長かった9ヶ月の間で色んなことがあった。
沖縄の占い師から始まりひろこの東京進出。
やっと一段落できる。
一仕事、大きな事が終わると達成感と疲れでまたひろこに会いたくなる。
もう東京にいてこんなに近くにいるんだからまた今日も会いたいと思いながら。
翌日はドーム関係者やレコード会社、スポンサーと挨拶まわりでまたひっきりなしに動いた。
でもこれで長かったツアーはやっと終わり。俺もどっと疲れが出た。
「今から銀座にいがちゃんが連れてってくれるけど春も行く?欲しかったプラダのネクタイ買いに行くんだけど」
事務所に戻るなり優希に声をかけられた。
オシャレで買い物好きの優希は割と衣装なんかも自分の趣味のものをつけたがる。いつもの誘いだが優希も優希で長い事ツアーで買い物できずストレスもあっただろう。
銀座で買い物。
疲れ果てて行く気なし、と思ったけど銀座なんて久々だ。1時間で戻って来いとアッキーに言われて俺は五十嵐の運転するバンに優希と飛び乗った。
キャップを深々とメガネもして。
最近服も靴もアクセサリーもろくに買っていない。というより売れっ子バンドなわけで流行りのものはスタイリストが持ってきてそれを買い取る。外に出て自分の目で買い物をしていない。
欲しいものだって、服や靴やアクセサリーより俺は安藤ひろこが1番欲しい。
もうずっとそうだ。
「ここで待ってるから行ってこいよ」
五十嵐が店の前で路駐をしたので俺と優希は車から勢いよく飛び降りた。
プラダの路面店の隣にはカルティエがあった。
ふと、ひろこに、何か買ってあげたいって思った。
「優希、こっち先に少し見ていい?」
うなずく優希とカルティエに入った。
「いらっしゃいませ」
品のいい黒いスーツの店員達。
対する俺たちは優希はおなじみフェスファッション。俺は穴の空いたデニムにTシャツとツバがボロボロのキャップ。なんとなく店内で俺たち2人は浮いていた。
2階に上がると真ん中のショーケースにきらびやかにひとつだけ飾られたでかいダイヤのついた指輪があった。
0を数えると確かに良い金額。
真ん中に目立つようにひとつだけ配置されてるだけあって、さすがにこの指輪が1番かっこよかった。
ハワイでひろこに聞いた。
『ひろこの身長は161。体重は45キロ。足は23.5。指輪のサイズまでは知らないな。いくつなの?』
あの時、いつか指輪を買うつもりでさりげなく聞いて俺はずっと覚えていた。
『7号。あたし指輪1個も持ってないのに調べたの』
『なんで?』
『結婚するまで指輪はしたくないんだ。だからサイズは知ってても買わないの』
俺があまりにもその指輪を見ていたら店員が寄って来た。
「婚約指輪としても結婚指輪としても良いですよ。」
「はい。これが1番いいです。」
「こちらにされますか?」
ついつい店員のことばにはい、といいそうになった。キャップごしに俺が顔を上げた時店員は俺の顔を見て一瞬びっくりした顔をした。
俺だとバレただろう。
「時間、ないから」
ハットに色眼鏡をした優希は俺にコソコソ言ってきた。俺はハッとしてひとまず店を出ようとした。
店員は名刺とチョコレートを俺にすかさず渡してきたのでひとまず受け取った。
「SOULのHARU、銀座カルティエで指輪物色。相手は誰だって書かれなきゃいいけど。もー絶対あの店員春だって気づいてるよー」
優希がぼやいて俺のTシャツの裾を引っ張った。
その足で2人で隣のプラダに入った。
ひろこに指輪を渡してプロポーズするべきか。俺の脳裏にひろことあの指輪が小刻みに映像化されたかのように頭の中をめぐった。
カルティエの店員のくれた名刺とチョコを持ったまま入口すぐ目の前のマネキンの履いている赤いガラス加工のハイヒールに目が入った。
「すいません。この赤い靴、37サイズください」
「え?!早くない?即決??」
優希がびっくりして色眼鏡がずり落ちそうなのを直した。俺の言葉に店員は急いで靴を出してきた。
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