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「本物みたい」
あの時、少女が胸の十字架に触れながらいった。
「でも、どうして、十字架のタトゥなの?」
「これが本物の十字架なんだよ」
「どういうこと?」
少女が笑った。舌足らずな声。でも、この少女にとって、質問の答えなどどうでもいいことなのだ。
「十字架は首からぶら下げるものじゃなく、身体に刻み込むものだからなんだよ」
ふうん。そう言って少女は携帯電話を見た。やはり、答えに関心を示さなかった。
「時間、なくなっちゃうよ」
立ちあがった少女が、服を脱ぎ出した。そのしぐさに、微塵の躊躇も恥じらいもなかった。この街で生きるために、この少女がこれまでに何度も繰り返してきた行為なのだ。
「綺麗な身体だね」
白く透き通った肌。お椀状の膨らんだ乳房。薄い陰毛。少し肉のついた腰回り。目の前の若くて美しい裸体を、今もはっきり覚えている。
「しないの?」
見ているだけでいつまでたっても手を伸ばそうともしない私に、少女が言った。
「見ているだけで十分なんだよ」
「してもいいんだよ。お金、たくさんくれたから」
「お金なら、もっとあげてもいいよ」
「ほんと?」少女の目が輝いた。
「君はいくつ?」
「十七」
「若いね」
「この前、警察に補導されそうになったの。必死で逃げたよ。捕まると親元に送り返されちゃうの。強制送還。そんなの、絶対いや」
「親と仲が悪いのかい? お父さんが嫌い? それとも、お母さんかな?」
「お父さんはいない。私、自分のお父さんが誰なのか知らないの。お母さんも嫌い。いつもあの男のいいなりだから。一番嫌いなのは、あの男」
「打ったりするの?」
「打つし、それに、私をレイプするの」
「それはひどいね」
「警察は私を捕まえると、そんな酷い男のいる家に私を無理やり連れ返すの」
それはひどいね。もう一度同じ言葉を言って頷いた。
「だから、君にはお金が必要なんだね。この街で一人で暮らしていくために。お金がないとアパートも借りられないから」
「うん。漫画喫茶も、そろそろやばいし。未成年者を泊めてくれるところ、少なくなっちゃってるから」
そう言いながら、少女がすり寄ってきた。
「今夜、ここにおじさんと一緒に泊まってもいい?」
少女が私の腕にしがみつき、形のいい乳房を押しつけてきた。男を誘うしぐさも堂に入ったものだ。この少女はこうやって欲望うごめく街の片隅で男の生き血を啜りながら生きてきたのだろう。
「私は帰んなきゃならないんだ。お金を払っておいてあげるから、君は今晩ここに泊まればいいよ」
「ほんと?」
「実はね。おじさんの仕事を手伝ってほしいんだ。お金もいっぱいあげる。その代わり、ちょっと嫌なことをしてもらわなくちゃならないかもしれない」
「どんなこと? 痛いこと? 私、打たれるのは、嫌」
私は静かに首を振った。
「痛くないよ。それに、やばくもない。君がいつもしていることを、すればいいだけなんだ」
私は、茶封筒を女の前に置いた。
「これは前金。うまくいったら、残りを渡すよ」
少女が茶封筒を手にとって中を開けた。五万円。それも、チンピラにピンハネされることのない金。少女の顔が綻んだ。
私は大きく息を吸い、心の中で十字を切った。
バスルームのドアが開く音で、回想が中断された。眼でタバコを探した。テーブルの上に置いてある。ベッドから降りてタバコの箱とライターを灰皿に放り込み、それを持ってベッドに戻った。
あれからもう七年か。
女がバスルームから戻ってきた。バスタオルを身体にまいている。
「シャワー浴びないの?」
タバコをくわえると、彼女がベッドサイドに置いたライターを手にとって、火をつけて差し出した。
「情事のあとの一服?」
「まあね」
テレビ画面の中で、女が涙声で語っている。七年前に田島仁志に殺された小木尚子の母親だった。田島の死刑を早く執行するように半年前に訴訟を起こしたが、ようやく裁判が始まってほっとしているといっている。
「この事件、知ってるわ。若い男が女の子二人を強姦して殺しちゃったんでしょ? 私、ちょうどこの頃に旦那と離婚したのよ」
女がベッドサイドに腰を下ろした。彼女の胸元に手を伸ばし、身体を包んでいるバスタオルを掴んで剥ぎとる。シャワーを浴びたばかりの火照った身体は、きれいなピンク色をしていた。
彼女が可愛い嬌声をあげて両手で胸を隠した。その手を掴んで降ろさせる。実の詰まったたわわな乳房。脂の乗った腰。重量感のある尻。出産経験のない、三十を超えたばかりの若い女だ。子づくりに励んだが、結局妊娠しなかった。それが離婚の原因の一つになったらしい。
熟れきった身体をくねらせながら、彼女が私に抱きついてきた。
「私がシャワーを浴びている間、また、考え事、してたでしょ?」
「気に入らなかったのかい?」
「シャワールームに入ってくるかと思って待ってたのに」
口に咥えていたタバコを指で掴んで取り上げ、彼女が一口喫った。とたんにむせ返る。
「きついわね。外国製のタバコ?」
「ラッキーストライク」
「もう少し軽いのにしたら? 健康に悪いわよ」
彼女が唇を重ねてきた。
「本当にすごい身体ね。五十過ぎとは思えないわ」
私の胸の筋肉を指でなぞりながら、女が潤んだ瞳を向けてきた。
「戦いに備えるために、常日頃から身体を鍛えているんだ」
「自衛官や警察官でもないのに?」
私は微笑みながら首を振った。
「戦わなくっちゃならないんだ。私はね、一生戦い続けると心に決めたんだ」
女が怪訝そうな顔を向ける。私はふっと微笑んでその場を誤魔化した。別にこの女に理解してもらおうとは思わない。
彼女が私の股間に手を伸ばし、ペニスに触れた。そこはまだ萎れたままだった。
「そろそろ二回目、する?」
彼女は妖しく微笑むと私の股間に顔を埋め、力を失ったままのペニスを口に含んだ。
あの時、少女が胸の十字架に触れながらいった。
「でも、どうして、十字架のタトゥなの?」
「これが本物の十字架なんだよ」
「どういうこと?」
少女が笑った。舌足らずな声。でも、この少女にとって、質問の答えなどどうでもいいことなのだ。
「十字架は首からぶら下げるものじゃなく、身体に刻み込むものだからなんだよ」
ふうん。そう言って少女は携帯電話を見た。やはり、答えに関心を示さなかった。
「時間、なくなっちゃうよ」
立ちあがった少女が、服を脱ぎ出した。そのしぐさに、微塵の躊躇も恥じらいもなかった。この街で生きるために、この少女がこれまでに何度も繰り返してきた行為なのだ。
「綺麗な身体だね」
白く透き通った肌。お椀状の膨らんだ乳房。薄い陰毛。少し肉のついた腰回り。目の前の若くて美しい裸体を、今もはっきり覚えている。
「しないの?」
見ているだけでいつまでたっても手を伸ばそうともしない私に、少女が言った。
「見ているだけで十分なんだよ」
「してもいいんだよ。お金、たくさんくれたから」
「お金なら、もっとあげてもいいよ」
「ほんと?」少女の目が輝いた。
「君はいくつ?」
「十七」
「若いね」
「この前、警察に補導されそうになったの。必死で逃げたよ。捕まると親元に送り返されちゃうの。強制送還。そんなの、絶対いや」
「親と仲が悪いのかい? お父さんが嫌い? それとも、お母さんかな?」
「お父さんはいない。私、自分のお父さんが誰なのか知らないの。お母さんも嫌い。いつもあの男のいいなりだから。一番嫌いなのは、あの男」
「打ったりするの?」
「打つし、それに、私をレイプするの」
「それはひどいね」
「警察は私を捕まえると、そんな酷い男のいる家に私を無理やり連れ返すの」
それはひどいね。もう一度同じ言葉を言って頷いた。
「だから、君にはお金が必要なんだね。この街で一人で暮らしていくために。お金がないとアパートも借りられないから」
「うん。漫画喫茶も、そろそろやばいし。未成年者を泊めてくれるところ、少なくなっちゃってるから」
そう言いながら、少女がすり寄ってきた。
「今夜、ここにおじさんと一緒に泊まってもいい?」
少女が私の腕にしがみつき、形のいい乳房を押しつけてきた。男を誘うしぐさも堂に入ったものだ。この少女はこうやって欲望うごめく街の片隅で男の生き血を啜りながら生きてきたのだろう。
「私は帰んなきゃならないんだ。お金を払っておいてあげるから、君は今晩ここに泊まればいいよ」
「ほんと?」
「実はね。おじさんの仕事を手伝ってほしいんだ。お金もいっぱいあげる。その代わり、ちょっと嫌なことをしてもらわなくちゃならないかもしれない」
「どんなこと? 痛いこと? 私、打たれるのは、嫌」
私は静かに首を振った。
「痛くないよ。それに、やばくもない。君がいつもしていることを、すればいいだけなんだ」
私は、茶封筒を女の前に置いた。
「これは前金。うまくいったら、残りを渡すよ」
少女が茶封筒を手にとって中を開けた。五万円。それも、チンピラにピンハネされることのない金。少女の顔が綻んだ。
私は大きく息を吸い、心の中で十字を切った。
バスルームのドアが開く音で、回想が中断された。眼でタバコを探した。テーブルの上に置いてある。ベッドから降りてタバコの箱とライターを灰皿に放り込み、それを持ってベッドに戻った。
あれからもう七年か。
女がバスルームから戻ってきた。バスタオルを身体にまいている。
「シャワー浴びないの?」
タバコをくわえると、彼女がベッドサイドに置いたライターを手にとって、火をつけて差し出した。
「情事のあとの一服?」
「まあね」
テレビ画面の中で、女が涙声で語っている。七年前に田島仁志に殺された小木尚子の母親だった。田島の死刑を早く執行するように半年前に訴訟を起こしたが、ようやく裁判が始まってほっとしているといっている。
「この事件、知ってるわ。若い男が女の子二人を強姦して殺しちゃったんでしょ? 私、ちょうどこの頃に旦那と離婚したのよ」
女がベッドサイドに腰を下ろした。彼女の胸元に手を伸ばし、身体を包んでいるバスタオルを掴んで剥ぎとる。シャワーを浴びたばかりの火照った身体は、きれいなピンク色をしていた。
彼女が可愛い嬌声をあげて両手で胸を隠した。その手を掴んで降ろさせる。実の詰まったたわわな乳房。脂の乗った腰。重量感のある尻。出産経験のない、三十を超えたばかりの若い女だ。子づくりに励んだが、結局妊娠しなかった。それが離婚の原因の一つになったらしい。
熟れきった身体をくねらせながら、彼女が私に抱きついてきた。
「私がシャワーを浴びている間、また、考え事、してたでしょ?」
「気に入らなかったのかい?」
「シャワールームに入ってくるかと思って待ってたのに」
口に咥えていたタバコを指で掴んで取り上げ、彼女が一口喫った。とたんにむせ返る。
「きついわね。外国製のタバコ?」
「ラッキーストライク」
「もう少し軽いのにしたら? 健康に悪いわよ」
彼女が唇を重ねてきた。
「本当にすごい身体ね。五十過ぎとは思えないわ」
私の胸の筋肉を指でなぞりながら、女が潤んだ瞳を向けてきた。
「戦いに備えるために、常日頃から身体を鍛えているんだ」
「自衛官や警察官でもないのに?」
私は微笑みながら首を振った。
「戦わなくっちゃならないんだ。私はね、一生戦い続けると心に決めたんだ」
女が怪訝そうな顔を向ける。私はふっと微笑んでその場を誤魔化した。別にこの女に理解してもらおうとは思わない。
彼女が私の股間に手を伸ばし、ペニスに触れた。そこはまだ萎れたままだった。
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