ユグドラシルの梢

かつて高坂葵は二度の異世界転移を経験した――

一度目は人食い女王蜘蛛が神として支配する世界。
二度目は五部族がそれぞれの神の名のもとに殺し合う世界。

生まれた世界、そして二つの異世界を経験したことで、葵は「神」という存在に疑問を持ち始めた。
大人になった彼女は大学の研究室で神についての研究を始める。
毎日を忙しく過ごす葵のもとへ、アフリカの地コンゴで失われた宗教遺跡の発掘調査が舞い込んできた。

そこで彼女は再び異世界と邂逅する。

※他にも掲載してます※
24h.ポイント 0pt
0
小説 190,621 位 / 190,621件 ファンタジー 44,054 位 / 44,054件

あなたにおすすめの小説

妻の浮気

廣瀬純一
ファンタジー
下半身を夫と交換した妻が浮気をする話

殉教者の皿の上

もじかきくらげ
ファンタジー
狂え

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

婚約者に愛されたいので、彼の幼馴染と体を交換しました【完結】

小平ニコ
ファンタジー
「すまない。でも、全部きみのためなんだ」 ランデリック様はそう言って、私との婚約を解消した。……許せない、きっと、『あの女』にたぶらかされたのね。半年ほど前から、ランデリック様のそばをウロチョロするようになった、彼の幼馴染――ウィネットに対する憎しみが、私に『入れ替わり』の呪文の使用を決意させた。 『入れ替わり』の呪文は、呪文を唱えた者と、使用対象の心を、文字通り、『入れ替え』てしまうのである。……呪文は成功し、私の心はウィネットの体に入ることができた。これからは、私がウィネットとなって、ランデリック様と愛を紡いでいくのよ。 しかしその後、思ってもいなかった事実が明らかになり……

最後の大陸

斎藤直
ファンタジー
黄昏を迎えつつある世界。最後の大陸に同居する人類は、それでもなお共生する道を選ばず、醜い争いを続ける。 レイ・カヅラキは誰の言葉も信じないと断言する。 嘘、虚飾、嫉妬そして自尊心を嫌う彼の信念は、歪められた世界に風穴を開けることができるだろうか。 魔法も超絶パワーも奇跡もご都合主義もない世界。等身大の人間たちの物語。

二人の転生伯爵令嬢の比較

紅禰
ファンタジー
中世の考えや方向性が強く残る世界に転生した二人の少女。 同じ家に双子として生まれ、全く同じ教育を受ける二人の違いは容姿や考え方、努力するかしないか。 そして、ゲームの世界だと思い込むか、中世らしき不思議な世界と捉えるか。 片手で足りる違いだけ、後は全く同じ環境で育つ二人が成長と共に周りにどう思われるのか、その比較をご覧ください。 処女作になりますので、おかしなところや拙いところがあるかと思いますが、よろしければご覧になってみてください。

狂乱令嬢ニア・リストン

南野海風
ファンタジー
 この時代において、最も新しき英雄の名は、これから記されることになります。  素手で魔獣を屠る、血雨を歩く者。  傷つき倒れる者を助ける、白き癒し手。  堅牢なる鎧さえ意味をなさない、騎士殺し。  ただただ死闘を求める、自殺願望者。  ほかにも暴走お嬢様、爆走天使、暴虐の姫君、破滅の舞踏、などなど。  様々な異名で呼ばれた彼女ですが、やはり一番有名なのは「狂乱令嬢」の名。    彼女の名は、これより歴史書の一ページに刻まれることになります。  英雄の名に相応しい狂乱令嬢の、華麗なる戦いの記録。  そして、望まないまでも拒む理由もなく歩を進めた、偶像の軌跡。  狂乱令嬢ニア・リストン。  彼女の物語は、とある夜から始まりました。

雨音は鳴りやまない

ナナシマイ
ファンタジー
木下周(きのした あまね)は音楽が大好きな二十五歳のOL。翌日に控えたライブを楽しみに眠ったはずが、気がついたら幻想的に光る泉の傍、子供の姿でうたっていた。 そこは、神のいる世界。 美しさがなによりも重要で、神のための芸術が魔法になる世界だった。 周はレインとして生活しながら、日本へ帰る方法、それを知っているであろう神に会うための魔法を探すことを決意する。 しかし、そんな彼女の前に幾度となく立ちはだかるのは、価値観の違いだ。常識も、習慣も、生きるのに必要な力すら違った。 大好きな音楽だけを頼りに、レインは少しずつその壁を乗り越え、世界のことを知ってゆく。 帰るためなら少しくらい頑張れると、得意の笑顔を張り付けながら。 やがて辿り着いた、神へと続く道。 そこで彼女が目にしたものとは。 ……わたしは知っている。平凡な人間にできることなど、なにもないと。それでも――。 ◇ これは、異世界からやってきた少女レインと、彼女がもたらしたマクニオス〈神のいる場所〉最盛期、その幕開けの時代を描いた物語。