44 / 77
41.悪夢と永遠に
しおりを挟む
このエルフ……名前は忘れたけど、僕とアンジェをホームに勧誘してきたエルフだ。
AOLのエルフのイメージがあったから嫌な印象だったけど、
「はぁぁ……ダンさん、また失敗ですか? 所詮はスラムの住人ですねぇ。あなたが捕まってどうするんですか、まったく」
うん、嫌な奴で間違いないね。
「ヤン! テメェ……!」
ああ、ヤンとかいう名前だったね、そうだったそうだった。
ヤンとダンか……紛らわしい名前同士、何か惹かれるものでもあるのかね?
まあこの2人が顔見知りってことは、結託してたってことで間違いなさそうかな。
「あんた確か、『ルーザーズ』? とかいうホームのマスターだっけ」
「……『ルーラーズ』ですよ」
「あ、それそれ! ごめんごめん」
おっといけない……名前間違いとか一番良くないからね。
あー、リーリが無事そうなのを確認できたら、少し心に余裕出てきた。
さっきまでは、自分とは思えないくらい怒りで我を忘れて……あんな経験初めてだ。
よく考えたら脚斬るとかヤバイよね……僕が捕まるとかないよね?
……後で一応ポーション飲ませようかな。
でもそれよりも、今はまずリーリだ。
すぐにここから助け出して、女将さんに会わせてあげるからね。
「あんたのホーム、すっごい評判悪いよ?」
「これはこれは、ご忠告ありがとうございます。ですがね、あなたも入るのですよ? 私のホームにね」
「どういう理屈でそうなるの……キモッ」
僕が心底キモい気持ちを全面に押し出した表情をすると、ヤンのこめかみに青筋が浮かんできた。
こんな美少女に罵倒されるだなんて、ある界隈ではご褒美のはずなんだけどなぁ。
「理屈……ですか。ええ、いいでしょう。教えて差し上げま――」
「え、いいよキモいし」
「――その言葉遣いをやめろッ!!」
ヤンがいきなりキレた。
急に大きい声出すの、ビクッてするからほんとやめて欲しい。
「ガキがッ! ……調子に乗らないでくださいよ。ここに人質がいるのをお忘れですか? あなたのような世間知らずの薬師はね、脅して薬漬けにすれば従順なペットになるんですよ……!」
「うるさいなぁ……急に大きな声出すのやめてよ。リーリがびっくりしちゃうでしょ? まあ、僕もだけどさ」
「ソーコお姉ちゃん! 早く逃げて!」
叫ぶリーリの声は震えていた。
こんな状況で自分の身を犠牲にしてでも、僕のことを助けようとするだなんて……マジで天使なんじゃない?
こんないい子をこんな目に遭わせるなんて、僕にはとても考えられない。
彼らには絶対に罪を償わせよう。
「リーリ、大丈夫だよ。安心して、僕たちが必ず助けるからね! まずは、この悪人どもを懲らしめなくちゃいけないから、ちょっと待っててね」
「ソーコお姉ちゃん……」
リーリが心配そうな顔で僕を見つめた。
――大丈夫、だってもう勝負はついてるから。
「ふぅ、やれやれ……困りましたね。ダンさん、あなたのせいで彼女が調子に乗ってしまってるではないですか。あなたが弱すぎるせいでね」
「テメェ……タダじゃおかねえぞクソが……ッ!」
「はあ、そんな状態で凄まれましてもねぇ」
憤るダンと呆れるヤンの2人。
完全に仲間割れだ。
「ねぇ、仲間割れなら牢屋でやってよ。早くリーリを返してくれる?」
「それは出来ませんねぇ。あなたはそこの雑魚よりは強いかもしれませんが……お忘れですか?」
「なにが?」
「私はね、エルフなんですよ」
そう言って、ヤンはステッキを取り出した。
ステッキには、魔法の効果を増幅させる効果が付いてるとみて間違いないと思う。
つまりヤンは――、
「我々耳長族は、特に魔法に長けた種族です。人族のあなたごとき、私の相手になるわけないのですよ」
やる気満々って感じだなぁ。
たしかに耳長族は、魔力が高くて扱いが上手いっていうAOL設定はあるけど……無駄なんだよなぁ。
「お、おい、ガキ! さっさとその縄離しやがれ! あのクソ野郎、俺ごと攻撃する気だ……!」
「大丈夫大丈夫、あわてないあわてない」
僕が菩薩のような優しい笑顔でダンを落ち着かせると――。
「テメェこらクソガキ! いいからさっさと解きやがれッ!! ぶっ殺されてェのか!!」
なぜだ。
こんなに優しくしてあげてるのに、この罵詈雑言。
失礼しちゃうなーもう。
「もー、うるさい黙って。脚ちょん切るよ?」
「テメ、この……」
不服そうだけど、ようやくダンが大人しくなった。
まったく。
「ねえ、なかなか話進まないんだけどさ……もう最終勧告ね。大人しく投降してリーリを解放してくれたら、衛兵に引き渡すだけでツライ思いをしなくて済むよ?」
「は? ――ふふふ、このエルフを脅すとは……実におもしろい方ですね! ですが――」
ヤンがステッキの先端をこちらに向け、呪文を唱え始めた。
「くく、ふふふ……少しばかり痛い目にあってもらうとしましょうか」
ヤンが口の端を持ち上げた。
ああ、最初の貼り付けたような笑顔から、だいぶ悪人らしい顔つきになってきたね。
そっちのほうが似合ってるなと思ってたよ。
「交渉決裂、だね。じゃあもういいよ――リリス、やっておしまい」
僕はヤンの後ろにずっといたコウモリにそう言った。
すると――、
「かしこまりましたわ、主様」
リリスは人型へと変身した。
突然出現した彼女にヤンが驚いて「ひっ」と小さく悲鳴を上げ、
「くっ……《炎獄》!!」
僕に放とうとしていた上級火属性魔法を、リリスにターゲット変更した。
部屋の温度が一気に上昇するほどの炎が、リリスを包み込んだ。
「はぁ……はぁ……驚かせやがって……。貴様の仲間か!? ふふ、ハハハハハッ! 不意打ちというのはね、声も出さずにするものなんですよ!」
勝ち誇ったように笑うヤンだけど、勝利を確信するにはまだ早いってもんだ。
「ま、そうね。でもほら――」
僕が指を差す。
そこには、自分にまとわりつく炎を鬱陶しそうにパタパタとするリリスの姿が――!
「ね」
「な、なな、ど、どうなっている……」
その姿を見たヤンは、明らかに動揺している。
うん、まあ気持ちはわからんでもないけどね。
とっておきの上級魔法でそんなことされたら、意味わかんないだろうし。
まあつまり、リリスとヤンじゃレベル差がありすぎて、お話にならないってことさ。
「レディに対して失礼な男ねぇ、いきなり火魔法を放つだなんて。お返しをしてあげなきゃいけないわね。――《悪夢強襲》」
「や、やめ――ぁ」
ヤンを漆黒の暗闇が包み込んだ。
《悪夢強襲》はリリスの『固有能力』で、様々な状態異常を引き起こすのだ――永続的に。
まったく治す手立てがないわけじゃないけど、少なくともポーションの価値が高いこの世界では、プレイヤーでもない彼には無理なんじゃないかな?
だから――、
「あ、ぁあ……ひゃ……あぁ……た、たしけ……ぁぁああッ!!」
これからは解除できない状態異常を山盛り抱えて、ヤンには強く生きていってもらおう。
AOLのエルフのイメージがあったから嫌な印象だったけど、
「はぁぁ……ダンさん、また失敗ですか? 所詮はスラムの住人ですねぇ。あなたが捕まってどうするんですか、まったく」
うん、嫌な奴で間違いないね。
「ヤン! テメェ……!」
ああ、ヤンとかいう名前だったね、そうだったそうだった。
ヤンとダンか……紛らわしい名前同士、何か惹かれるものでもあるのかね?
まあこの2人が顔見知りってことは、結託してたってことで間違いなさそうかな。
「あんた確か、『ルーザーズ』? とかいうホームのマスターだっけ」
「……『ルーラーズ』ですよ」
「あ、それそれ! ごめんごめん」
おっといけない……名前間違いとか一番良くないからね。
あー、リーリが無事そうなのを確認できたら、少し心に余裕出てきた。
さっきまでは、自分とは思えないくらい怒りで我を忘れて……あんな経験初めてだ。
よく考えたら脚斬るとかヤバイよね……僕が捕まるとかないよね?
……後で一応ポーション飲ませようかな。
でもそれよりも、今はまずリーリだ。
すぐにここから助け出して、女将さんに会わせてあげるからね。
「あんたのホーム、すっごい評判悪いよ?」
「これはこれは、ご忠告ありがとうございます。ですがね、あなたも入るのですよ? 私のホームにね」
「どういう理屈でそうなるの……キモッ」
僕が心底キモい気持ちを全面に押し出した表情をすると、ヤンのこめかみに青筋が浮かんできた。
こんな美少女に罵倒されるだなんて、ある界隈ではご褒美のはずなんだけどなぁ。
「理屈……ですか。ええ、いいでしょう。教えて差し上げま――」
「え、いいよキモいし」
「――その言葉遣いをやめろッ!!」
ヤンがいきなりキレた。
急に大きい声出すの、ビクッてするからほんとやめて欲しい。
「ガキがッ! ……調子に乗らないでくださいよ。ここに人質がいるのをお忘れですか? あなたのような世間知らずの薬師はね、脅して薬漬けにすれば従順なペットになるんですよ……!」
「うるさいなぁ……急に大きな声出すのやめてよ。リーリがびっくりしちゃうでしょ? まあ、僕もだけどさ」
「ソーコお姉ちゃん! 早く逃げて!」
叫ぶリーリの声は震えていた。
こんな状況で自分の身を犠牲にしてでも、僕のことを助けようとするだなんて……マジで天使なんじゃない?
こんないい子をこんな目に遭わせるなんて、僕にはとても考えられない。
彼らには絶対に罪を償わせよう。
「リーリ、大丈夫だよ。安心して、僕たちが必ず助けるからね! まずは、この悪人どもを懲らしめなくちゃいけないから、ちょっと待っててね」
「ソーコお姉ちゃん……」
リーリが心配そうな顔で僕を見つめた。
――大丈夫、だってもう勝負はついてるから。
「ふぅ、やれやれ……困りましたね。ダンさん、あなたのせいで彼女が調子に乗ってしまってるではないですか。あなたが弱すぎるせいでね」
「テメェ……タダじゃおかねえぞクソが……ッ!」
「はあ、そんな状態で凄まれましてもねぇ」
憤るダンと呆れるヤンの2人。
完全に仲間割れだ。
「ねぇ、仲間割れなら牢屋でやってよ。早くリーリを返してくれる?」
「それは出来ませんねぇ。あなたはそこの雑魚よりは強いかもしれませんが……お忘れですか?」
「なにが?」
「私はね、エルフなんですよ」
そう言って、ヤンはステッキを取り出した。
ステッキには、魔法の効果を増幅させる効果が付いてるとみて間違いないと思う。
つまりヤンは――、
「我々耳長族は、特に魔法に長けた種族です。人族のあなたごとき、私の相手になるわけないのですよ」
やる気満々って感じだなぁ。
たしかに耳長族は、魔力が高くて扱いが上手いっていうAOL設定はあるけど……無駄なんだよなぁ。
「お、おい、ガキ! さっさとその縄離しやがれ! あのクソ野郎、俺ごと攻撃する気だ……!」
「大丈夫大丈夫、あわてないあわてない」
僕が菩薩のような優しい笑顔でダンを落ち着かせると――。
「テメェこらクソガキ! いいからさっさと解きやがれッ!! ぶっ殺されてェのか!!」
なぜだ。
こんなに優しくしてあげてるのに、この罵詈雑言。
失礼しちゃうなーもう。
「もー、うるさい黙って。脚ちょん切るよ?」
「テメ、この……」
不服そうだけど、ようやくダンが大人しくなった。
まったく。
「ねえ、なかなか話進まないんだけどさ……もう最終勧告ね。大人しく投降してリーリを解放してくれたら、衛兵に引き渡すだけでツライ思いをしなくて済むよ?」
「は? ――ふふふ、このエルフを脅すとは……実におもしろい方ですね! ですが――」
ヤンがステッキの先端をこちらに向け、呪文を唱え始めた。
「くく、ふふふ……少しばかり痛い目にあってもらうとしましょうか」
ヤンが口の端を持ち上げた。
ああ、最初の貼り付けたような笑顔から、だいぶ悪人らしい顔つきになってきたね。
そっちのほうが似合ってるなと思ってたよ。
「交渉決裂、だね。じゃあもういいよ――リリス、やっておしまい」
僕はヤンの後ろにずっといたコウモリにそう言った。
すると――、
「かしこまりましたわ、主様」
リリスは人型へと変身した。
突然出現した彼女にヤンが驚いて「ひっ」と小さく悲鳴を上げ、
「くっ……《炎獄》!!」
僕に放とうとしていた上級火属性魔法を、リリスにターゲット変更した。
部屋の温度が一気に上昇するほどの炎が、リリスを包み込んだ。
「はぁ……はぁ……驚かせやがって……。貴様の仲間か!? ふふ、ハハハハハッ! 不意打ちというのはね、声も出さずにするものなんですよ!」
勝ち誇ったように笑うヤンだけど、勝利を確信するにはまだ早いってもんだ。
「ま、そうね。でもほら――」
僕が指を差す。
そこには、自分にまとわりつく炎を鬱陶しそうにパタパタとするリリスの姿が――!
「ね」
「な、なな、ど、どうなっている……」
その姿を見たヤンは、明らかに動揺している。
うん、まあ気持ちはわからんでもないけどね。
とっておきの上級魔法でそんなことされたら、意味わかんないだろうし。
まあつまり、リリスとヤンじゃレベル差がありすぎて、お話にならないってことさ。
「レディに対して失礼な男ねぇ、いきなり火魔法を放つだなんて。お返しをしてあげなきゃいけないわね。――《悪夢強襲》」
「や、やめ――ぁ」
ヤンを漆黒の暗闇が包み込んだ。
《悪夢強襲》はリリスの『固有能力』で、様々な状態異常を引き起こすのだ――永続的に。
まったく治す手立てがないわけじゃないけど、少なくともポーションの価値が高いこの世界では、プレイヤーでもない彼には無理なんじゃないかな?
だから――、
「あ、ぁあ……ひゃ……あぁ……た、たしけ……ぁぁああッ!!」
これからは解除できない状態異常を山盛り抱えて、ヤンには強く生きていってもらおう。
10
お気に入りに追加
745
あなたにおすすめの小説
異世界如何様(チート)冒険記 ~地球で平凡だった僕が神の記憶を思い出して世界を元に戻すまで~
Condor Ukiha
ファンタジー
題名は「いせかいちーとぼうけんき」と読みます。2021/12/27 副題を追加しました。
至って普通な高校生、新名葵は神の手違いによって死んでしまった。そこで異世界で残りの寿命を過ごさせてもらえるようになったのだが、その裏には世界と神々の隠された秘密があるようで・・・?神の手によって最強になった(?)少年は世界と神々に振り回されながら異世界をめぐる。少年がたどり着く先には何が待ち構えているのであろうか?平凡だった最強高校生による世界の真理を知る冒険譚、ここに開幕。
ガールズラブは主人公の性別が変わるための保険です。
処女作です。作者の都合上、不定期更新になります。(他サービスに更新が追いつくまでは毎日更新、それ以降章ごと週一)
誤字脱字、または表現の誤りなどがあるかもしれませんが、温かく見守っていただけたらと思います。
※この作品はカクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
※カクヨムで執筆したものをコピーしています。もし、前後のつながりがおかしい場合はコメントしてください。修正忘れの場合があります。
※この作品は非常にゆっくりと進みます。一話1000文字以上3100文字以内です。
※基本的に#から始まるタイトルの話は主人公の一人称、幕間は主人公以外の一人称または三人称で進みます。
© 2021-2022 Condor Ukiha
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
「お前のような奴はパーティーに必要ない」と追放された錬金術師は自由に生きる~ポーション作ってたらいつの間にか最強になってました~
平山和人
ファンタジー
錬金術師のカイトは役立たずを理由にパーティーから追放されてしまう。自由を手に入れたカイトは世界中を気ままに旅することにした。
しかし、カイトは気づいていなかった。彼の作るポーションはどんな病気をも治す万能薬であることを。
カイトは旅をしていくうちに、薬神として崇められることになるのだが、彼は今日も無自覚に人々を救うのであった。
一方、カイトを追放したパーティーはカイトを失ったことで没落の道を歩むことになるのであった。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う
馬宿
ファンタジー
30歳働き盛り、独身、そろそろ身を固めたいものだが相手もいない
そんな俺が電車の中で疲れすぎて死んじゃった!?
そしてらとある世界の守護者になる為に第2の人生を歩まなくてはいけなくなった!?
農家育ちの素人童貞の俺が世界を守る為に選ばれた!?
10個も願いがかなえられるらしい!
だったら異世界でもネットサーフィンして、お買い物して、農業やって、のんびり暮らしたいものだ
異世界なら何でもありでしょ?
ならのんびり生きたいな
小説家になろう!にも掲載しています
何分、書きなれていないので、ご指摘あれば是非ご意見お願いいたします
私は全てを失った。だから私は奴らに復讐すると決めた!ー 陥落王国の第一王子は、死ぬ度に強くなる魔法で国を一人で滅ぼすらしい。 ー
如月りゅうか
ファンタジー
※基本毎日投稿。
1xxx年。
シエル王国とオーラ帝国による和平条約は決裂した。
オーラ帝国が裏切ったのだ。
一年にわたる戦争により、シエル王国は陥落。
オーラ帝国が勝利した形となる。
しかし口伝はオーラ帝国によって改変されていた。
それによると、裏切ったのは帝国ではなく、シエル王国となっているらしい。
それを率いたのが、エクセル第一王子と。
違う。私は、そんな事していない。
仲間も、親も、民草も、全てを殺されたエクセル。
彼は、王国の為に一人で復讐を誓い、そして滅ぼしていく。
これは、彼の復讐物語である。
短編、というか長編を予定していない作りです。完全見切り発車です。
大体一話数分で読み切れる簡易な内容になっています。
そのかわり一日の投稿は多めです。
反響があったら続編を執筆したいと思います。
あ、私の別作品も見てみてくださいね。
あっちは大丈夫ですが。
こちらの作品は、少し適当なところがあるかも知れません。
タイトルとか長くね?シナリオおかしくね?みたいな。
まぁ、それは風刺みたいなもんですが。
でもそこは……うん。
面白いから!!!みてねぇっ!!!!!!!
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる