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39.悪はより巨悪に
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「フェル、この街では子供の誘拐って多いの?」
ハイドニアの市場をキョロキョロ見渡しながら、僕はフェルに聞いた。
「ないわけではないと思います。どれぐらいいるかは、ちょっとフェルにはわからないですが……でも、そういう風に連れ去られる子はスラムに多いと思います。スラムの子達なら急にいなくなっても、大人は誰も気にしないですから……」
フェルが少し悲しそうに俯いた。
たしかに、しっかりと身分のある子供よりも、スラムにいる子供のほうが狙われやすいのは当然といえば当然かー。
というか――、
「え、スラムってあるの?」
初耳だった。
ゲームでは街のすべてを探索できるわけじゃないから、まさかハイドニアにもあるとは思わなかったよ。
「あ、はい。街の外れに……規模はそんなに大きくないんですけど、ちょっと危ない犯罪をするような人達もいるらしいです」
「犯罪……」
もしリーリが誘拐されたのだとすれば、そういった犯罪組織が関わってるかもしれない。
そしたらアジトに連れ帰るだろうし、可能性があるならスラムを探して見る価値はある気がする。
こういうのって、時間が経てば経つほど事態は悪化していくってなにかで見たし……うん、行こう。
「フェル、スラムの場所を教えてくれる?」
「え、ソーコさん、行くつもりですか? 危険です! アンジェさんやリリスさんも呼んだほうが――」
「いや、時は一刻も争う事態かもしれないでしょ? 今すぐに行くよ。フェルは、その2人に話してきてくれる?」
「1人で行くなんて危険です! フェルも付いていきます。何かあっても、ソーコさんだけは命に代えても逃げられるようにします!」
そんな簡単に命を張られるのは困るなぁ。
僕だってフェルを失うのは絶対に避けたいから、無茶はしないで欲しい。
「フェル、僕はフェルのことが大事なの。だから、まずは『自分の命大事に』だよ? もちろん、僕も自分の命を粗末にするつもりなんてないよ。大丈夫、まずはフェルには2人に伝えてきて欲しい」
「ですが……」
その後も僕はフェルに丁寧に伝え、渋々だけど納得してもらった。
「絶対に絶対に無理はしないでください!」と念を押され、フェルは去っていった。
「さて――」
僕はマップを開き、教えてもらったスラムの位置を確認する。
「まあ、表示されてないか」
マップはこれまで行ったことのある場所しか表示されないので、スラムがあると思われる場所は空白だ。
方角と道順はしっかり聞いたし、まあ、迷いながらでもなんとか着けるでしょ。
「よし、まずはあっちの方か」
僕はスラムに向かって走り出した。
見慣れた街並みから、僕の知らない場所へと景色が移っていく。
AOLでは見ることのできない、細い路地や住居が建ち並んでいる区画を通る。
すごい新鮮で、こんな状況じゃなければ、ゆっくり観光がてら街並みを見て回るのもいいかもしれない。
「あー、なんかあっちの方はこことちょっと雰囲気違うなあ」
今いる場所よりも、明らかに家の外観が違う。
あれがフェルの言っていたスラムか。
どこをどう探せばいいかわからないし、とりあえず基本の聞き込みをしてみよう。
僕はスラムで1番初めに出会った数人の人達に、
「すみませーん、僕と同じくらいの大きさで、黒髪の女の子見ませんでしたか?」
「あぁ?」
うん……想定はしてたけど、すっごいガラが悪い。
とはいえ、ここで引き下がるわけにはいかないよね。
僕はもう1回尋ねようとすると、
「あっ! テメェあの時のガキじゃねえか!」
「え? ――ああ! ええと……名前なんだっけ?」
冒険者ギルドの試験で、アンジェにフルボッコされたやつだった。
名前ももうすっかり忘れちゃったなぁ。
「ナンじゃねぇ! ダンだ馬鹿野郎!」
「いや、そういうわけじゃ……ま、いいや。ダンさん、僕と同じくらいの背丈の黒髪の女の子知らない?」
過去のことは水に流そう――そういった意味を込めて、僕は普通に話しかけた。
「……ああ、知ってるぜ。そういえば、そんなガキ連れてるやつを見かけたな。でも、なんでお前がそんなこと聞くんだ?」
おお、あんな輩みたいだったダンが素直に話してくれるぞ!
いやまあ、今も輩みたいな感じは変わってないけど、それでもこの感じなら素直に言えば教えてくれるかもしれない。
「実は、その女の子は『笑福亭』っていう宿屋の看板娘でね、女将さんから買い物から帰ってこないって聞いて、探してたんですよー。できれば、その子がどこ行ったか教えてほしいなーって……」
ちらりと上目遣いで聞いてみる。
こんなかわいい女の子にこんな事されたら、すべての男共はイチコロだろう!
ふふん。
「……ああ、いいぜ。その連れてったやつは知ってる野郎だから、場所もわかるしな。この間の詫びだ、俺が案内してやるよ。お前ら先に戻ってろ、わかったな?」
「ああ、わかった」
そう言うと、ダン以外の男達はどこかへ行ってしまった。
それにしても……ダンが改心してる――!
――はっはーん? さては、あの後ギルマスが連れてってたから、教育しなおされたとか? それとも僕の作戦通りかな?
まあどちらにせよ、素直にお願いしてみるもんだねえ。
こう見えて、僕は人を見る目はあるつもりだからね、ふふん。
「ありがとう!」
僕は笑顔でお礼をいい、ダンに案内してもらうこととなった。
◆◇◆
「こっちだ――」
ダンに案内されたところは、ただの空き地だった。
壁や建物に囲まれた場所で袋小路になっており、
「ええーと……?」
つまりは――、
「――こういうことだよクソガキがぁ!」
どうやら、騙されたようだった。
――あれー? 改心したんじゃ……あれー?
ダンが大声を出すと、入口を塞ぐかのように悪そうなやつ達が、僕の後ろからぞろぞろとやって来た。
その中には、ダンに会った時に一緒にいた仲間もいる。
うん、完全にはめられたわこれ。
「まったく、テメェ自ら来てくれるとはよぉ……探す手間が省けて助かったぜ!」
「ふぐっ……」
「しっかし、俺がテメェのために案内するだぁ? バッカじゃねーの!? 普通そんなの信じるかよ! 頭にお花でも詰まってんじゃねぇかぁ!?」
「ふぐぐぐぐっ……!」
――ぐ、ぐやじい!
なんだろう、ヤンキー効果みたいに、悪いやつが改心するとより良く見えるあれな感じで、つい信じてしまった。
以前とは違う世界なんだし、こういうところちゃんとしなきゃなぁ……いつかもっと面倒なことになっちゃう。
僕が悔しさと一緒に反省していると、
「ガキってのは騙しやすくていいわ。宿屋のガキも、適当言ってちょっと脅したら泣きながら付いてきたぜ」
「――は?」
聞き捨てならないことをダンが喋りだした。
「テメェが探してた黒髪のガキだよ。ったく、紛らわしい見た目しやがって! ほんとはテメェを攫わなきゃいけなかったんだけどよ、あのガキのせいでとんだ手間だったぜ!」
「僕を攫う……?」
「ああ。テメェに言う必要もねぇけどよ、特別だ、教えてやる。薬師なんだろ? テメェのその薬師としての才能を利用したいやつが依頼してきてよぉ、こっちも誰かさんのせいで冒険者稼業が厳しくなっちまってたから引き受けたんだよ。んで、テメェとあのガキを間違えたってわけ。ある意味テメェのせいなんだよ、あのガキが攫われたのはよ」
「僕のせい……」
そう、おかしいなと思ったんだ。
フェルに聞いた話だと、たしかにスラムの子供は誘拐されることもあるけど、それは足がつきにくくて親とかがいないからだ。
でも、リーリはそんなことはない。
ダンの言う通り、なにかの行き違いでリーリが僕の代わりに酷い目に――。
「ダンよお、そのお嬢ちゃんに教えてあげろよ」
「あん?」
「お嬢ちゃんの代わりに――」
空き地への入口を塞ぐように立っている大男が、
「――薬漬けにして廃人にしちゃいました、ってよ」
それは、今まで生きてきて、見たことのないような醜悪な笑みだった。
「――は……はっ……!」
息がうまくできない。
アイツ、いったい何を言ってるんだ……?
「ん? ああ、そうだったな。テメェと間違えたあのガキは用済みだからよ、とりあえず――ぶっ壊しといたわ」
ダンの顔が大男と同じように醜く歪んだ。
「というわけで、お嬢ちゃんはそのガキに会いたかったら大人しく――」
「――《双飛閃》」
「――は? あ……、あぎゃああぁぁあ――ッ!!?」
僕は、煩わしく喋る大男の両脚を一瞬で斬り落とした。
「――絶対に許さない……!」
改心どころか、より巨悪になった者共に、僕はそう告げた。
ハイドニアの市場をキョロキョロ見渡しながら、僕はフェルに聞いた。
「ないわけではないと思います。どれぐらいいるかは、ちょっとフェルにはわからないですが……でも、そういう風に連れ去られる子はスラムに多いと思います。スラムの子達なら急にいなくなっても、大人は誰も気にしないですから……」
フェルが少し悲しそうに俯いた。
たしかに、しっかりと身分のある子供よりも、スラムにいる子供のほうが狙われやすいのは当然といえば当然かー。
というか――、
「え、スラムってあるの?」
初耳だった。
ゲームでは街のすべてを探索できるわけじゃないから、まさかハイドニアにもあるとは思わなかったよ。
「あ、はい。街の外れに……規模はそんなに大きくないんですけど、ちょっと危ない犯罪をするような人達もいるらしいです」
「犯罪……」
もしリーリが誘拐されたのだとすれば、そういった犯罪組織が関わってるかもしれない。
そしたらアジトに連れ帰るだろうし、可能性があるならスラムを探して見る価値はある気がする。
こういうのって、時間が経てば経つほど事態は悪化していくってなにかで見たし……うん、行こう。
「フェル、スラムの場所を教えてくれる?」
「え、ソーコさん、行くつもりですか? 危険です! アンジェさんやリリスさんも呼んだほうが――」
「いや、時は一刻も争う事態かもしれないでしょ? 今すぐに行くよ。フェルは、その2人に話してきてくれる?」
「1人で行くなんて危険です! フェルも付いていきます。何かあっても、ソーコさんだけは命に代えても逃げられるようにします!」
そんな簡単に命を張られるのは困るなぁ。
僕だってフェルを失うのは絶対に避けたいから、無茶はしないで欲しい。
「フェル、僕はフェルのことが大事なの。だから、まずは『自分の命大事に』だよ? もちろん、僕も自分の命を粗末にするつもりなんてないよ。大丈夫、まずはフェルには2人に伝えてきて欲しい」
「ですが……」
その後も僕はフェルに丁寧に伝え、渋々だけど納得してもらった。
「絶対に絶対に無理はしないでください!」と念を押され、フェルは去っていった。
「さて――」
僕はマップを開き、教えてもらったスラムの位置を確認する。
「まあ、表示されてないか」
マップはこれまで行ったことのある場所しか表示されないので、スラムがあると思われる場所は空白だ。
方角と道順はしっかり聞いたし、まあ、迷いながらでもなんとか着けるでしょ。
「よし、まずはあっちの方か」
僕はスラムに向かって走り出した。
見慣れた街並みから、僕の知らない場所へと景色が移っていく。
AOLでは見ることのできない、細い路地や住居が建ち並んでいる区画を通る。
すごい新鮮で、こんな状況じゃなければ、ゆっくり観光がてら街並みを見て回るのもいいかもしれない。
「あー、なんかあっちの方はこことちょっと雰囲気違うなあ」
今いる場所よりも、明らかに家の外観が違う。
あれがフェルの言っていたスラムか。
どこをどう探せばいいかわからないし、とりあえず基本の聞き込みをしてみよう。
僕はスラムで1番初めに出会った数人の人達に、
「すみませーん、僕と同じくらいの大きさで、黒髪の女の子見ませんでしたか?」
「あぁ?」
うん……想定はしてたけど、すっごいガラが悪い。
とはいえ、ここで引き下がるわけにはいかないよね。
僕はもう1回尋ねようとすると、
「あっ! テメェあの時のガキじゃねえか!」
「え? ――ああ! ええと……名前なんだっけ?」
冒険者ギルドの試験で、アンジェにフルボッコされたやつだった。
名前ももうすっかり忘れちゃったなぁ。
「ナンじゃねぇ! ダンだ馬鹿野郎!」
「いや、そういうわけじゃ……ま、いいや。ダンさん、僕と同じくらいの背丈の黒髪の女の子知らない?」
過去のことは水に流そう――そういった意味を込めて、僕は普通に話しかけた。
「……ああ、知ってるぜ。そういえば、そんなガキ連れてるやつを見かけたな。でも、なんでお前がそんなこと聞くんだ?」
おお、あんな輩みたいだったダンが素直に話してくれるぞ!
いやまあ、今も輩みたいな感じは変わってないけど、それでもこの感じなら素直に言えば教えてくれるかもしれない。
「実は、その女の子は『笑福亭』っていう宿屋の看板娘でね、女将さんから買い物から帰ってこないって聞いて、探してたんですよー。できれば、その子がどこ行ったか教えてほしいなーって……」
ちらりと上目遣いで聞いてみる。
こんなかわいい女の子にこんな事されたら、すべての男共はイチコロだろう!
ふふん。
「……ああ、いいぜ。その連れてったやつは知ってる野郎だから、場所もわかるしな。この間の詫びだ、俺が案内してやるよ。お前ら先に戻ってろ、わかったな?」
「ああ、わかった」
そう言うと、ダン以外の男達はどこかへ行ってしまった。
それにしても……ダンが改心してる――!
――はっはーん? さては、あの後ギルマスが連れてってたから、教育しなおされたとか? それとも僕の作戦通りかな?
まあどちらにせよ、素直にお願いしてみるもんだねえ。
こう見えて、僕は人を見る目はあるつもりだからね、ふふん。
「ありがとう!」
僕は笑顔でお礼をいい、ダンに案内してもらうこととなった。
◆◇◆
「こっちだ――」
ダンに案内されたところは、ただの空き地だった。
壁や建物に囲まれた場所で袋小路になっており、
「ええーと……?」
つまりは――、
「――こういうことだよクソガキがぁ!」
どうやら、騙されたようだった。
――あれー? 改心したんじゃ……あれー?
ダンが大声を出すと、入口を塞ぐかのように悪そうなやつ達が、僕の後ろからぞろぞろとやって来た。
その中には、ダンに会った時に一緒にいた仲間もいる。
うん、完全にはめられたわこれ。
「まったく、テメェ自ら来てくれるとはよぉ……探す手間が省けて助かったぜ!」
「ふぐっ……」
「しっかし、俺がテメェのために案内するだぁ? バッカじゃねーの!? 普通そんなの信じるかよ! 頭にお花でも詰まってんじゃねぇかぁ!?」
「ふぐぐぐぐっ……!」
――ぐ、ぐやじい!
なんだろう、ヤンキー効果みたいに、悪いやつが改心するとより良く見えるあれな感じで、つい信じてしまった。
以前とは違う世界なんだし、こういうところちゃんとしなきゃなぁ……いつかもっと面倒なことになっちゃう。
僕が悔しさと一緒に反省していると、
「ガキってのは騙しやすくていいわ。宿屋のガキも、適当言ってちょっと脅したら泣きながら付いてきたぜ」
「――は?」
聞き捨てならないことをダンが喋りだした。
「テメェが探してた黒髪のガキだよ。ったく、紛らわしい見た目しやがって! ほんとはテメェを攫わなきゃいけなかったんだけどよ、あのガキのせいでとんだ手間だったぜ!」
「僕を攫う……?」
「ああ。テメェに言う必要もねぇけどよ、特別だ、教えてやる。薬師なんだろ? テメェのその薬師としての才能を利用したいやつが依頼してきてよぉ、こっちも誰かさんのせいで冒険者稼業が厳しくなっちまってたから引き受けたんだよ。んで、テメェとあのガキを間違えたってわけ。ある意味テメェのせいなんだよ、あのガキが攫われたのはよ」
「僕のせい……」
そう、おかしいなと思ったんだ。
フェルに聞いた話だと、たしかにスラムの子供は誘拐されることもあるけど、それは足がつきにくくて親とかがいないからだ。
でも、リーリはそんなことはない。
ダンの言う通り、なにかの行き違いでリーリが僕の代わりに酷い目に――。
「ダンよお、そのお嬢ちゃんに教えてあげろよ」
「あん?」
「お嬢ちゃんの代わりに――」
空き地への入口を塞ぐように立っている大男が、
「――薬漬けにして廃人にしちゃいました、ってよ」
それは、今まで生きてきて、見たことのないような醜悪な笑みだった。
「――は……はっ……!」
息がうまくできない。
アイツ、いったい何を言ってるんだ……?
「ん? ああ、そうだったな。テメェと間違えたあのガキは用済みだからよ、とりあえず――ぶっ壊しといたわ」
ダンの顔が大男と同じように醜く歪んだ。
「というわけで、お嬢ちゃんはそのガキに会いたかったら大人しく――」
「――《双飛閃》」
「――は? あ……、あぎゃああぁぁあ――ッ!!?」
僕は、煩わしく喋る大男の両脚を一瞬で斬り落とした。
「――絶対に許さない……!」
改心どころか、より巨悪になった者共に、僕はそう告げた。
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