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第三シーズン
姦姦蛇螺に襲われた中学生の話
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ある森に中学生4人グループがやって来て動画を撮りながら騒いでいた。
「不気味な森ですね」
「感想下手かよ!」
ゲラゲラと動画を撮りながら歩いているとあるものを見つける。
「なんだあれ?」
神社でよくある縄の周りには明らかに人工的に作られた石の机のようなものには何かを模ったかのような爪楊枝が置かれていた。
「なにこれ??」
女の子はパシャリと写真を撮るが1人の男の子は面白がりふざけて中に入りそのマッチ棒を弄る。
「ねえやめようよ~呪われちゃうよ」
女の子はそう言っているがゲラゲラと笑っている。
するとガサガサと何かが動く音が聞こえた。
「何??」
「なんだよ………クマか?」
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ
「ゔぁ………」
白い顔の髪の長い女性……その下半身は蛇でありよく見ると腕が6本ある……
「!やばい逃げろ!!!!」
「急いで!!」
「うわぁぁぁ」
「きゃぁぁぁ」
4人グループは逃げた。
4人はゼハゼハと息を吐きながらスマホを見るとあの化け物が写っていた。
「これってすごくない?」
「新種の未確認生物かも」
2人は興奮していたが残りの2人は恐怖で震え
顔は血の気が引いたように青くなるのだった。
――――――――――――――――――――
翌日……星ノ川第二中学校では…………
「あの4人また休んでる」
律子は空席を見ていた。
「はいはい席につきなさい今日も田中君と花澤さんと佐藤君と間宮さんは体調不良によりおやすみしていますので……奥山さん今日放課後でもいいから4人にプリント渡しておいてね」
「えーなんで私が~」律子は不服に思っていた。
「奥山さん部活引退して暇でしょ??」
「いや受験が……」
「つべこべ言わないの」
そう言って机にばんとプリントを置く。
「……えっ」
――――――――――――――――――――
律子は放課後4人の家に行くが……玄関で出迎えるのは親御さんだけであり家の中には動物のように唸る声が聞こえ不気味な雰囲気を醸し出していた。
「…………」
――――――――――――――――
一方その頃ジョーカーは依頼内容を確認をしていた。
「最近依頼が来ないな………」
隣ではリリスが八尺様と共に洗濯を畳んでいた。
その時自身のスマホがなる。
それは律子からだった。
「大根ちゃん?珍しいな~」
そっとスマホを取る。
「大根ちゃんなに?」
[もしもし??クソピエロ?ちょっと聞きたいんだけどあんた中学生4人グループの依頼とか受けていない?]
「いちいちボクを疑わないでよ 中学生4人グループの依頼なんてここ最近ないけど………何かあったの?」
ジョーカーは律子にそう聞く。
[……ごめん……実は私の同級生がおかしくなっちゃって…………みんな揃って「ヘビが…ヘビが……」って]
エドガーがジョーカーからスマホを取り上げ律子に詳しく聞く。
「お電話代わりました律子さんその4人って動画サイトやっていますか?」
[やってるよ??確か休む前新しい動画アップしてみんなに自慢してたけど]
その言葉を聞きエドガーは顔色を変える。
――――――――――――――――
エドガーは律子から住所を聞き出し親御さんに事情を話し4人を小屋に入れた。
エドガーは4人のいる小屋の周りに塩を撒き結界を作ると怒りの表情で4人を見る。
「貴方方!勝手に森に入って姦姦蛇螺の封印を解きましたね!動画で確認しました……4人とも呪われていますよ」
次にエドガーは聖なる水を4人にかけた後小屋を出て清めの札を貼る。
「エドガー………姦姦蛇螺って都市伝説の?」
「ええっ……例の動画は消させましたが怒りのあまり彼らを呪ってさらには食い殺そうとしていますね とりあえずお祓いをして後は姦姦蛇螺を再度封印すれば……とりあえず今夜はあの4人を監視しますので………お兄ちゃんは姦姦蛇螺の封印場所を直して誘い込んでくださいね」
「ああわかった」
――――――――――――――――――――
そしてその夜……
ガタガタと震える4人を宥めつつ姦姦蛇螺を待つエドガー…………
スルスルという音が聞こえると同時にだんだんと窓を叩く音が聞こえた。
4人は恐怖に怯えているとエドガー「大丈夫です」と宥めていた。
エドガーは瞬時に呪文を唱えると式神を外に出すと瞬時に自分に変化させ姦姦蛇螺を封印場所まで誘い込む。
――――――――――――――――――
一方その頃ジョーカーは封印場所を直し後は姦姦蛇螺を誘い込むだけとなった。
「よし………後は誘い込むだけだな………エドガーなら……」
その時ガサガサと前から何かがこちらにやってくる音が聞こえた。
「お兄ちゃん!!早く姦姦蛇螺を中へ」
「はいよ」
式神変化のエドガーと姦姦蛇螺は中に入り込みそのままジョーカーは自身の能力を使い封印した。
暴れ回る姦姦蛇螺だったがジョーカーは余裕そうに「よっ」とデコピンをするとパンと弾けたと同時に封印されていた所に溶け消えた。
「ふう…これでいいな………後は見えないように」
祠のある場所が人間に見えないように細工をしその場から立ち去る。
――――――――――――――――――――
翌日 姦姦蛇螺の呪いは解け4人は安堵していたがエドガーの怒りは収まらず、罰として動画に対してフェイクでしたと視聴者に謝罪動画を出す事と勝手に森に入った罰として川のゴミ拾いをさせていた。
「エドガー この子達の謝罪動画炎上しているよ 受験近いのに…」
「いい薬ですよ 高校に入ってもこういう人達は必ずバカやって大事になるんです……でも少しかわいそうな気がして来ますけどね」
エドガーは闇の笑いをジョーカーに向ける。
「こわい………」ジョーカーは珍しく恐怖を覚えた。
「不気味な森ですね」
「感想下手かよ!」
ゲラゲラと動画を撮りながら歩いているとあるものを見つける。
「なんだあれ?」
神社でよくある縄の周りには明らかに人工的に作られた石の机のようなものには何かを模ったかのような爪楊枝が置かれていた。
「なにこれ??」
女の子はパシャリと写真を撮るが1人の男の子は面白がりふざけて中に入りそのマッチ棒を弄る。
「ねえやめようよ~呪われちゃうよ」
女の子はそう言っているがゲラゲラと笑っている。
するとガサガサと何かが動く音が聞こえた。
「何??」
「なんだよ………クマか?」
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ
「ゔぁ………」
白い顔の髪の長い女性……その下半身は蛇でありよく見ると腕が6本ある……
「!やばい逃げろ!!!!」
「急いで!!」
「うわぁぁぁ」
「きゃぁぁぁ」
4人グループは逃げた。
4人はゼハゼハと息を吐きながらスマホを見るとあの化け物が写っていた。
「これってすごくない?」
「新種の未確認生物かも」
2人は興奮していたが残りの2人は恐怖で震え
顔は血の気が引いたように青くなるのだった。
――――――――――――――――――――
翌日……星ノ川第二中学校では…………
「あの4人また休んでる」
律子は空席を見ていた。
「はいはい席につきなさい今日も田中君と花澤さんと佐藤君と間宮さんは体調不良によりおやすみしていますので……奥山さん今日放課後でもいいから4人にプリント渡しておいてね」
「えーなんで私が~」律子は不服に思っていた。
「奥山さん部活引退して暇でしょ??」
「いや受験が……」
「つべこべ言わないの」
そう言って机にばんとプリントを置く。
「……えっ」
――――――――――――――――――――
律子は放課後4人の家に行くが……玄関で出迎えるのは親御さんだけであり家の中には動物のように唸る声が聞こえ不気味な雰囲気を醸し出していた。
「…………」
――――――――――――――――
一方その頃ジョーカーは依頼内容を確認をしていた。
「最近依頼が来ないな………」
隣ではリリスが八尺様と共に洗濯を畳んでいた。
その時自身のスマホがなる。
それは律子からだった。
「大根ちゃん?珍しいな~」
そっとスマホを取る。
「大根ちゃんなに?」
[もしもし??クソピエロ?ちょっと聞きたいんだけどあんた中学生4人グループの依頼とか受けていない?]
「いちいちボクを疑わないでよ 中学生4人グループの依頼なんてここ最近ないけど………何かあったの?」
ジョーカーは律子にそう聞く。
[……ごめん……実は私の同級生がおかしくなっちゃって…………みんな揃って「ヘビが…ヘビが……」って]
エドガーがジョーカーからスマホを取り上げ律子に詳しく聞く。
「お電話代わりました律子さんその4人って動画サイトやっていますか?」
[やってるよ??確か休む前新しい動画アップしてみんなに自慢してたけど]
その言葉を聞きエドガーは顔色を変える。
――――――――――――――――
エドガーは律子から住所を聞き出し親御さんに事情を話し4人を小屋に入れた。
エドガーは4人のいる小屋の周りに塩を撒き結界を作ると怒りの表情で4人を見る。
「貴方方!勝手に森に入って姦姦蛇螺の封印を解きましたね!動画で確認しました……4人とも呪われていますよ」
次にエドガーは聖なる水を4人にかけた後小屋を出て清めの札を貼る。
「エドガー………姦姦蛇螺って都市伝説の?」
「ええっ……例の動画は消させましたが怒りのあまり彼らを呪ってさらには食い殺そうとしていますね とりあえずお祓いをして後は姦姦蛇螺を再度封印すれば……とりあえず今夜はあの4人を監視しますので………お兄ちゃんは姦姦蛇螺の封印場所を直して誘い込んでくださいね」
「ああわかった」
――――――――――――――――――――
そしてその夜……
ガタガタと震える4人を宥めつつ姦姦蛇螺を待つエドガー…………
スルスルという音が聞こえると同時にだんだんと窓を叩く音が聞こえた。
4人は恐怖に怯えているとエドガー「大丈夫です」と宥めていた。
エドガーは瞬時に呪文を唱えると式神を外に出すと瞬時に自分に変化させ姦姦蛇螺を封印場所まで誘い込む。
――――――――――――――――――
一方その頃ジョーカーは封印場所を直し後は姦姦蛇螺を誘い込むだけとなった。
「よし………後は誘い込むだけだな………エドガーなら……」
その時ガサガサと前から何かがこちらにやってくる音が聞こえた。
「お兄ちゃん!!早く姦姦蛇螺を中へ」
「はいよ」
式神変化のエドガーと姦姦蛇螺は中に入り込みそのままジョーカーは自身の能力を使い封印した。
暴れ回る姦姦蛇螺だったがジョーカーは余裕そうに「よっ」とデコピンをするとパンと弾けたと同時に封印されていた所に溶け消えた。
「ふう…これでいいな………後は見えないように」
祠のある場所が人間に見えないように細工をしその場から立ち去る。
――――――――――――――――――――
翌日 姦姦蛇螺の呪いは解け4人は安堵していたがエドガーの怒りは収まらず、罰として動画に対してフェイクでしたと視聴者に謝罪動画を出す事と勝手に森に入った罰として川のゴミ拾いをさせていた。
「エドガー この子達の謝罪動画炎上しているよ 受験近いのに…」
「いい薬ですよ 高校に入ってもこういう人達は必ずバカやって大事になるんです……でも少しかわいそうな気がして来ますけどね」
エドガーは闇の笑いをジョーカーに向ける。
「こわい………」ジョーカーは珍しく恐怖を覚えた。
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