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第二章 血にまみれた赤ずきん
10.小さな家
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「あれ~。家発見!」
木の間から小さな赤い屋根の家が見えた。
「あれかな?わかんないや……。どうす
コンコン
そうカリナさんが聞くともう既にカナタさんはその家にノックをしていた。足元には沢山の動物たちがいた。
「何やってんだ、バカ!!!!」
カリナさんはカナタさんを無理やり抱えて、連れ去ろうとすると、
「どなた~。」
と中からしゃがれた声が聞こえてくる。
(赤ずきんちゃんって……お婆さんなの?)
「……どうする?」
こしょこしょっとカリナさんがカナタさんを片手で抱えた状態で聞く。
「あの~。赤ずきんちゃんのお家はここであってますか~?」
(あーーーーーー。カナタさんーーーーーー。)
「赤ずきんちゃんの家ですか?ここではありませんよ。赤ずきんちゃんのお友達ですか?」
そう答えが返ってきた。答えは返ってくるのに一向に声の持ち主は出てこない。
「ええ!!家に遊びに行こうと思って……。」
カナタさんはそう言う。
「そうですか……、では場所を教えますので、中へどうぞ。」
木の間から小さな赤い屋根の家が見えた。
「あれかな?わかんないや……。どうす
コンコン
そうカリナさんが聞くともう既にカナタさんはその家にノックをしていた。足元には沢山の動物たちがいた。
「何やってんだ、バカ!!!!」
カリナさんはカナタさんを無理やり抱えて、連れ去ろうとすると、
「どなた~。」
と中からしゃがれた声が聞こえてくる。
(赤ずきんちゃんって……お婆さんなの?)
「……どうする?」
こしょこしょっとカリナさんがカナタさんを片手で抱えた状態で聞く。
「あの~。赤ずきんちゃんのお家はここであってますか~?」
(あーーーーーー。カナタさんーーーーーー。)
「赤ずきんちゃんの家ですか?ここではありませんよ。赤ずきんちゃんのお友達ですか?」
そう答えが返ってきた。答えは返ってくるのに一向に声の持ち主は出てこない。
「ええ!!家に遊びに行こうと思って……。」
カナタさんはそう言う。
「そうですか……、では場所を教えますので、中へどうぞ。」
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